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英語面接

成功する英語面接のコツ:面接官の質問の意図と伝えるべきメッセージ

2017.01.15

無料で使える、英語でのビジネスコミュニケーション、英語面接のコツをご紹介するこのコーナー。社会人専用の英会話トレーニング、@English/アットイングリッシュが2003年から蓄積してきたノウハウをご提供しています。

転職英語面接の回答の際に気を付けるべきポイント

7月は英語面接対策コースのご相談を多くいただいています。

12月や1月がMBA留学の面接練習一色に染まるのに対し、今の時期は、転職の面接がほとんどです。

講師たちから、受講されている方々へ送られるアドバイスを見ながら気づいたのですが、英語を作ることに一生懸命になってしまうと、面接の中で「伝えるべきこと」まで、気が回らなくなってしまうことがある、ということです。

 

相手の質問の意図を考えているか

面接官の質問の意図と「伝えるべきメッセージ」

たとえば、転職面接を想定してみてください。そこで「5年前に中国へ赴任されていた際、大変だったことは何ですか?」という質問を受けたとしましょう。

「大変だったのは、やっぱり食事です。日本食なんて無かったですし、現地のものは口に合わず、体重も激減しました。」

と答えたとしましょう。

ホントに大変だったんだろうなぁ、、、と聴き手が同情してしまうくらい、大変さは伝わりますが、面接の中で本来「伝えるべきこと」は伝わったのでしょうか。

おそらく、大変な経験を尋ねられたときの主旨は、

1)どんな大変な状況に遭遇したことがあるか、経験
2)どのように、それに対処、克服したか、取組み姿勢や対応力
3)今後の困難にも対処できるだろうと思わせる、期待感

といったものを面接官は求めているのではないでしょうか。

つまり、それが「伝えるべきメッセージ」です。

 

ビジネス英語で伝えるべき事

転職英語面接で「伝えるべきメッセージ」をポジティブに回答

同じ返答をしたとしても、次のコメントが続いていたなら、どうでしょう。

「でも、この5年で中国はとても発展していますので、今の中国でしたら天国のように感じられて、仕事で活躍できると思います。」とか、

「おかげで、現地スタッフに、レストラン情報や現地食品の調理方法まで相談するようになり、家に招いてもらえることもあったりして、密なコミュニケーションが取れるようになりました。」とか。

これなら、「伝えるべきこと」もカバーできるのではないでしょうか。

 

返答を聴いた面接官は、このような印象を持つかもしれないと思いませんか。

-他の人が尻込みするような状況でも、この人にとってはそうではないのかもしれない。
-この人は、逆境でも自分でソリューションを見つけて好転する人かもしれない。
-コミュニケーション能力が高く、人の輪に入り、更にその輪を広げていくことができる人かもしれない。

英語面接の中に限らず、セッションの中、ビジネスの会議の中で、何が今、「伝えるべきこと」なのか。

是非、考えてみてから、発言されてみてください。

きっと、面接官の反応、お仕事の会議の中での相手の反応が違ってくると思います。

まさに、ビジネス英語+英語面接、知ってさえいれば使えるコツです。ご活用ください。

【まとめ】

ビジネスの経験が長い人でも、英語でのMBA面接練習をするときに、よく言われる指摘が「きちんと質問の意図を理解して、返答してみよう。」です。どうしても、自分が気にしていること、先に用意していた答え、または率直に感情的に思い浮かぶ返答に引き付けられてしまうことがあります。

それを英語に直して返答したところで、それは本来「伝えるべきこと」とは、かけはなれている可能性があります。まずは落ち着いて、相手の質問の意図を考える。そして、「伝えるべきこと」とキチンと伝えることを意識する。是非、お試しください。

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