ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
前回に引き続き、「公共放送への期待」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
オンライン英会話での、主な論点3
公共放送の費用は、直接支払う方が良いでしょうか?それとも、税金から支出された方が良いでしょうか?
英語表現11 政府との関係
If the public broadcasting company were subsidized by tax dollars, it might be difficult for it to criticize the government.
もし公共放送の放送局が税金から補助を受ければ、政府を批判することは難しくなるでしょう。
税金から補助を貰って運営している場合、報道機関として中立な立場で放送しづらいでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(were subsidized by tax dollars)
英語表現12 再考の時
They must reconsider how having this sort of funding poses difficulties.
こういった資金の調達方法が、どのように問題を引き起こすか、再考しなければなりません。
長年の方式で当然のように感じている事も、時代とニーズに合わせて変えていくべきでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(how having this sort of funding poses difficulties)
英語表現12 税金
I think funds should be allocated from our taxes to pay for NHK programming. / The public should be taxed for NHK’s service.
NHKの番組のための資金は、税金から割り当てられるべきだと思います。
To allocate で割り当てる という表現になります。予算の配分など、お仕事の中でも頻度高く使える表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(I think funds should be allocated from our taxes to pay for)
英語表現13 長く抱える問題
This is one of the issues that the NHK has faced for many long years.
これは長い間、NHKが直面してきた問題の一つです。
受信料の徴収やそれをめぐるトラブルは、長い間問題として取り上げられていますが、いまだに解消されていません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(This is one of the issues that)
英語表現14 放送の自由
Maybe it would be simpler to subsidize the NHK with tax money; it would be make the system more fair but the NHK claim it would interfere with freedom of broadcasting.
もしかしたら、税金をNHKに投入するのが簡単なのかもしれません。その方がシステムもうまく行くのかもしれませんが、NHKは、放送の自由を阻害することになると、異議を唱えるでしょう。
視聴者からの受信料で捻出しなければ、報道機関として機能しなくなるというのは事実です。一方、受信料を資金とする場合は、本当に視聴者にとって必要な情報を提供し、不要なモノは排除すべきでしょうが、そうするとエンターテイメントのような好みが偏るものは選別が難しいです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to subsidize the NHK with tax money)
(the NHK claim it would interfere with freedom of broadcasting)
オンライン英会話での、主な論点4
大きな費用をかけて、NHKがテレビ番組のインターネット配信を拡大していることについてどう考えますか?
英語表現15 費用の配分
I think it would be too expensive for NHK to run an internet service in conjunction with its radio and TV services.
NHKが、ラジオやテレビと合わせてインターネットサービスもやるのは、費用がかかりすぎると思います。
インターネットでの情報の提供への需要が高まっているのも事実ですが、それに費用をかけすぎる事に異議を唱える人もいます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to run an internet service)
(in conjunction with)
英語表現16 今後の可能性
They are also weighing up how they might expand their broadcasting over the Internet.
彼らも、インターネットを使って、どのように放送を拡大するか見極めているのです。
時代の流れに合わせて、方向性を変えていくのは必要な事です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(They are also weighing up)
英語表現17 素晴らしいアイデア
All up, I think it would be a fabulous idea to broadcast programmes over the Internet.
総じて、インターネットで番組を放映するというアイデアは素晴らしいだろうと思います。
インターネット放送に賛成の人も多いです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(All up,)
英語表現18 赤字経営
They don’t want to operate in the red, but they are not looking for big profits either.
彼らは、赤字で経営はしたくありませんが、かといって大きな利益を求めている訳でもありません。
To operate in the red で赤字での経営という表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(They don’t want to operate in the red)
まとめ
前回に引き続き、公共放送(NHK)への期待について話し合いました。
今回は、公共放送にかかる費用を現在の受信料のように直接払うのが良いのか、それとも、税金で徴収して予算を配分する方が良いのかという点について話しました。
現在の受信料については義務ではないのに払わなければならないというルールや、徴収方法、支払いの基準などに納得感がなかなか得られない事から、長く問題となってきました。しかし、税金からの配分となれば、報道機関としての中立性、独立性が失われるため、それも避けたいという事から、意見が分かれました。
次に番組のインターネット配信に費用をかける事について話しましたが、受信料からインターネット配信に費用を割くことに違和感を覚えるという意見がある一方、大賛成という意見もあり、こちらも意見が大きく分かれました。
この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2|公共放送への期待
【ご利用上の注意点】
1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。