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挑戦意欲あります!で失敗しないための英語フレーズ
I’m comfortable stepping out of my comfort zone.
(コンフォートゾーンを抜け出すことに抵抗はありません)
採用企業から見ると、これまでとは違った、職場、任務、人間関係の中でも、挑戦する意欲を持って、仕事にあたれる人材が欲しいのは言うまでもありません。
挑戦意欲 (Willingness to Take on Challenges)を示すことは、以下の3つの資質(Qualities)を伝えることに繋がります。
■成長志向 (Growth Mindset)
■柔軟性 (Adaptability and Flexibility)
■自信と自己効力感 (Confidence and Self-Efficacy) – 英語圏の人と話すときには、これが結構大切です。これが無いと信用されません。
この表現は、挑戦意欲や柔軟性を伝えつつ、相手に不安や嫌悪感を与えない、共感を呼びやすい言い回しです。
ただし、「挑戦意欲あります!」は勢いの良い言葉だけに、言い方を間違えると、自信過剰や傲慢に聞こえたり、相手に不安や嫌悪感を抱かせてしまうことがあります。
残念ながら逆効果になりかねない言い方と、失敗せず、更に魅力を増す伝え方をご紹介します。
年収800万円のポジション向けアドバイス – 陥りがちな、逆効果になりかねない言い方 3選
自信過剰に聞こえ得る表現
I’m confident that I can succeed in any challenge I take on.
(どんな挑戦でも成功できる自信があります)
– 気持ちの持ち方はともかく、断定的に話すと、プロフェッショナルさが欠けて見えることがあります。
他者を見下すような表現
Unlike most people, I’m not afraid to take risks and step out of my comfort zone.
(他の多くの人とは違い、私はリスクを恐れずコンフォートゾーンを出られます)
他者との比較を持ち出すことで優越感を示し、聞き手に不快感を与える可能性があります。類似のバージョンで、「他者への押し付けがましい表現」があります。
例)I think everyone should be as willing to take on challenges as I am.
(誰もが私と同じように挑戦に前向きであるべきだと思います)
空虚で具体性がない表現
I’m always seeking challenges because I love them.
(挑戦が好きなので、いつも探しています)
– 抽象的で、挑戦が好きな理由や具体的なエピソードが不足しており、説得力に欠けます。逆に言うと、きちんと説明できるなら有効。
以下3点は、面接での印象を下げる可能性があります。気をつけましょう。
■他者を意識しすぎる
■自己中心的すぎる
■抽象的すぎる
年収1,000万円超のポジション向けアドバイス – 挑戦意欲をアピールする際、魅力を増す 3つのテクニック
テクニック1:挑戦する理由を明示するだけで、説得力倍増!
例文のように、「新しい技術を取り入れながら、複雑な問題を解決していくために」と理由が明示されると、すんなり納得できる。
【エンジニア (Software Engineer)】例文
As a software engineer, I’m comfortable stepping out of my comfort zone to explore new technologies and solve complex problems. For instance, in my previous role, I volunteered to lead the implementation of a cloud-based infrastructure despite having limited prior experience. I took the initiative to learn on the go, collaborated closely with experts, and successfully delivered a scalable solution that improved system efficiency by 25%.
(エンジニアとして、新しい技術を取り入れながら、複雑な問題を解決していくためにコンフォートゾーンを超えることに抵抗はありません。例えば、前職ではクラウドベースのインフラ導入プロジェクトを率先して引き受けましたが、その分野の経験はほとんどありませんでした。その場で学びながら、専門家と緊密に協力し、システム効率を25%向上させるスケーラブルなソリューションを成功裏に提供しました)
テクニック2:あら、不思議?!「いつも」と言うと誇張に聞こえるが、「よくある」と言うと熟練に聞こえる
例文のように、「stepping out of my comfort zone is often essential to …」という表現は”技あり”!
【マーケティング管理職 (Marketing Manager)】例文
In marketing, stepping out of my comfort zone is often essential to create impactful campaigns. I’m comfortable taking calculated risks, such as experimenting with unconventional strategies. For example, I spearheaded a digital-first campaign targeting an untapped audience segment, which initially seemed risky but ultimately increased brand engagement by 40% within three months.
(マーケティングでは、効果的なキャンペーンを作るためにコンフォートゾーンを超えることがよく必要になります。私は計算されたリスクを取ることに抵抗はなく、従来と異なる戦略を試すこともあります。例えば、未開拓のターゲット層に向けたデジタルファーストのキャンペーンを主導しました。当初はリスクがあるように思えましたが、最終的には3か月でブランドエンゲージメントを40%向上させることができました)
テクニック3:コンフォートゾーンを超えたプロセスを開示することで、共感と信頼を得る
例文のように、コンフォートゾーンを超えるための行動として、「カンファレンス参加」「ネットワーキング」「トレンド研究」など、実際に取ったステップ、プロセスを開示することで、「あ、確かにそうやって超えられるな」という共感と、しっかりと超えた実績を持つ人として信頼を得ましょう。
As a sales representative, I’m comfortable stepping out of my comfort zone to engage with clients in unfamiliar industries and adapt to their unique needs. For example, I was once tasked with expanding our presence in the technology sector, a field I had no prior experience in. I proactively attended industry conferences, networked with key players, and studied technical trends to build credibility. This effort resulted in securing a partnership with a leading tech firm, which opened the door to a 30% increase in revenue from that market.
(営業担当者として、未経験の業界のクライアントと関わり、それぞれの独自のニーズに適応するようにコンフォートゾーンを超えることに抵抗はありません。例えば、かつて私の経験のないテクノロジー分野での市場拡大を任されました。業界のカンファレンスに積極的に参加し、主要プレイヤーとネットワークを構築し、技術動向を学ぶことで信頼を築きました。この取り組みの結果、大手テック企業とのパートナーシップを確立し、その市場での収益を30%増加させることができました)
よろしければ、ご活用ください。