ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
前回(1)に引き続き、今回は、「日本の核燃料サイクル計画について」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
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オンライン英会話での、主な論点2
使用済み核燃料の再処理プラントの現状は?
なぜ、そのような状態になっているのでしょうか?
核燃料再処理プラントの状況をテーマに、現状とその問題を語る英語例文が挙げられています。ビジネスには欠かせない、時間とお金に関わる表現が満載です。
英語表現7 プロジェクトは20年遅れている
The project is already twenty years behind schedule and billions of yen over budget.
プロジェクトは既に予定より20年遅れ、予算を数十億オーバーしています。
ビジネスでも、プロジェクトの進捗と、予算の管理は、仕事の中で大変大きなポジションを占めます。決められた予算内で納期までに仕上げるのはビジネスでの最優先課題です。
この例文の、__ is __years behind scheduleで、スケジュールより~年遅れている、__ yen over budgetで、予算を~円上回っているという表現になります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(The project is already twenty years behind schedule)
(billions of yen over budget)
英語表現8 プロジェクトが遅れている理由
There have been several problems at JAEA including several accidents, poor management and overspending.
JAEA には、事故や、運営の不備、過剰な支出など、いくつかの問題がありました。
なぜ納期に間に合わないのか、なぜ予算を大きく上回っているのか。もしこういう事が起こった場合、お仕事であれば社内外に対して、必ず説明を求められます。問題の原因を分析し、今後こういった問題が起こらないようにする対応策を示さなくてはならないでしょう。
ここでは、運営の不備や過剰な支出が問題として挙げられています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(poor management and overspending)
英語表現9 問題点の説明
The two problems are mismanagement and the technology hasn’t been developed yet.
運営の失敗と、技術が追いついていないという二つの問題があります。
問題点があってそれを語る場合、長々と語る前に、まずは上記の表現のように、問題がいくつあって、それは何なのかを提示してあげると、聞き手も理解しやすくなります。プレゼンテーションでも。まずはこういった結論から示して、その後具体的な事例を挙げていくと良いでしょう。
英語表現10 問題点を推測
There are bound to be some technical glitches.
技術的な障害があるに違いありません。
問題点は何に関連しているものなのか。__ be bound で、~に関連するという意味になります。ここでは、technical glitch 技術的な障害、ミスではないかと考えています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(There are bound to be)
(technical glitches)
英語表現11 費用の使い方
A lot of people are against it because they don’t want so many tax dollars to go towards it.
多額の税金をつぎ込んで欲しくないので、反対している人がたくさん居ます。
ビジネスでは、時間と費用をいかに効率的に使い、いかに多くの利益を出すかを常に模索するものです。
技術が追い付かず期限に間に合わず、それを取り戻そうともがく間に多額の費用をかける事となってしまいました。そして、今までつぎ込んだ費用と期間を惜しんで、更に大きな費用をつぎ込むことになってしまうかもしれない状況です。
それに対してNoと言う人が増えてきている訳ですが、they don’t want so many tax dollars to go towards itは、そんな状況をうまく表現しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(A lot of people are against it)
(they don’t want so many tax dollars to go towards it)
まとめ
今回は、使用済み核燃料の再処理プラントの現状とその原因について議論しましたので、プロジェクトの現状説明や問題点などについて表現する例文が並びました。
お仕事の中でも、プロジェクトの進捗状況や、その予算の使われ方について報告する機会は大変多いと思います。納期に対して、どのくらい前倒しになっているのか、あるいは遅れているのか、その理由は何なのか、問題点があるとすれば、それは何で、どういったことに起因しているのか、説明をする機会は多いと思います。
是非、今回ご紹介した例文や表現を応用、活用してください。
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