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オンライン英会話

講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術:輸入ビールの売上げ拡大について

2017.04.08

ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

今回の記事は、「輸入ビールの売上げ拡大について」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2

 

オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要

外国ブランドビールの販売好調を支える若者の消費

 

今回の話題は「外国ブランドビールの販売好調を支える若者の消費」です。

バドワイザーやカールスバーグ、ハイネケンやコロナなど、外国ブランドビールの有名どころの売上が、前年比2ケタ増になっていることを、この記事ではじめて知りました。

昔は、輸入ビールと呼んだような気がしますが、現在、幾つかのブランドは日本国内で生産しており、逆に鮮度をアピールして販売に勢いをつけているようです。

ただし、外国ブランドビールの割合は、未だ約1%程度とのことで、もしかすると、まだまだ大きく伸びる余地があるとも言えるのかもしれません。

そして、この販売増加を支えているのは若い消費者だそうです。なんとなく気持ちの良いニュースですね。

日本のビール消費量は、全体として減少してきており、その原因として挙げられるのは、いつも「若者のビール離れ」ですが、実は日本の若者は、気に入った味、好きなブランドであれば、国産ビールよりも価格が高めな外国ブランドのビールを飲み、しかもその消費量は増えているということになります。

あなた自身はどうでしょうか、最近、ビールを飲む量は以前に比べて、増えているでしょうか、減っているでしょうか。
そして、あなたが飲んでいるビールは、日本のブランドのものでしょうか、外国ブランドのものでしょうか。

-飲んでいるビール
-飲んでいる場所・状況
-飲んでいる相手

も考えながら、英語でディスカッションしてみてください。

 

オンライン英会話で、どう話す? 議論の内容

日本のビール消費量が減少している

 

日本のビール消費量が減少している中で、外国ブランドのビールの消費量は軒並み上昇しているのをご存知でしょうか。

バドワイザーやカールスバーグが前年比10%以上増加し、ハイネケンのボトルビールは37%増加、ファミリーマートでのコロナビールの販売は3 倍になったそうです。とはいえ、ビール市場全体の中では、外国ブランドビールは約1%を占めるのみと言われており、これからも成長の余地はあるのかもしれません。キリンは、ハイネケンを輸入ではなく日本国内生産にして、新鮮さなど質の向上で更なる販売増加を考えているようです。

あなたはビールを飲むとき、どのように銘柄を決めていますか。また、あなたがマーケティング担当者でしたら、どのように外国ブランドビールを販売しますか。

 

オンライン英会話での注意点と学びのポイント

【まずは注意点】

オンライン英会話で一番注意しなくてはいけないことは、会話する相手、ネイティブ講師が住む海外の国では、日本とは異なる文化、生活規範があるということを忘れてはいけないことです。

特に、ビールなど、アルコールに関連したトピックや、友人、知人、職場の人とお酒を飲む習慣や、それに対する考え方は、時には宗教上のモラルも影響しながら、異なると考えておいた方がいいでしょう。

また、個人レベルでその見解も大きく異なると考えておいた方がいいでしょう。育った家庭によって、信条や教育、躾が異なり、更には家族や周囲の人の中に、アルコールに関連して苦労した経験がある人もいるかもしれません。

更には、社会のモラルも変化することに気をつけましょう。以前は映画やテレビ番組でも、喫煙している人が普通に映し出されていたのに、今では放映されないばかりか、タバコの販売はパッケージを店頭に陳列が法律で禁止されていたり、パッケージに肺がんを含めた健康被害の注意事項や写真を掲載しないといけない先進国もあります。逆のケースでいえば、マリファナの使用が合法化される動きが近年の北米では見られるます。この記事に関連して言えば、飲酒についてのモラルの動きにも注意しましょう。

 

【そして、学びのポイント】

(1)ビジネス英会話の基本と言えますが、相手の国、信条や教育、躾といったバックグラウンドの情報、また、社会のモラルの変化に注意して、会話を進めましょう。

あなたがどういう人物か、相手に与える印象に大きく影響を与える要素であり、喋っている英語が正しいかどうかよりも、ずっと大切で、ビジネスにも影響を与えかねません。

(2)一方で、話しが合えば、相手との心の距離を大きく縮める話題です。相手の考えを尊重しつつ、ご自分の考えや経験を開示していくといいかもしれません。

(3)また、たまたま記事の話題は、外国ブランドのビールについてですが、「飲む」か「飲まないか」という観点から離れて、自国にある「外国ブランド」に憧れたり、信頼を寄せる傾向や、若者が外国ブランドを好む理由などを議論してみることも可能です。こうした傾向は、おそらく他の先進国でもビールとは異なる分野で見られるはずです。

 

まとめと、論点

1. 日本国内のビール消費量は全体で減少しているが、外国ブランドビールの消費量は増加している。
2. 外国ブランドビールの消費増加を支えているのは、国産ブランドにおいては「ビール離れ」が心配されている、若者、若年層だった。
3. 飲酒、アルコールの話題については、相手の国の文化、その人の信条や教育、躾といったバックグラウンドの情報、また、社会のモラルの変化にも目を配りながら、会話を展開した方がいい。難しく、または面倒に聞こえるかもしれないが、ビジネス英会話の中では、トピックがどんなものでも常に求められる姿勢と言える。
4. また、気を遣う話題だけに、話しが合えば、相手との距離が縮められる。相手の考えを尊重しながら、ご自分の考えや経験を開示していくことも有益。
5. 飲酒の話題とは切り口を替えて、「外国ブランドに対するイメージ」、またはそれに対する若者の行動といった切り口でも、会話の展開は可能となる。

 

この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2

 

ビジネス英会話へ応用できる英語表現集

ネイティブ講師たちとオンライン英会話で、この議論を行った際に使用された英語表現の中から、仕事での英語コミュニケーションで使える表現を選出しました。是非、実際の職場でも使用して、お役立てください。

今回は、外国ブランドビールの話題です。多くの先進国では、地元産ビール、地元ブランドのビールがあります。ビジネス英会話のコツの1つですが、話す相手(ネイティブ講師)の出身国の地元ブランドを知っておくと、会話が弾むかもしれません。実際のビジネスミーティングであれば、こういった気遣いと準備は、商談内容とは別に、ジワリと影響してくるはずです。

1. I get drunk quickly. :すぐに酔っぱらってしまいます。
2. In most cases, :大抵の場合、
3. I set out to do ~:~するようにしていました。
4. My taste in beer:私のビールの好み
5. I acquired a taste for … when I was in ~. :~に居た時に、…の味が好きになりました。
6. Consumers are asking for something different than usual. :消費者は普段と違う何かを求めている。
7. There has been a decrease in interest in ~. :~への関心が下がっている。
8. This product makes up only one percent of the total market. :この商品は、市場のわずか1%を占めるにすぎません。
9. There is a great opportunity for growth. :成長の余地が大きくあります。
10. It has a trendy image. :流行のイメージがあります。

 

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2017年 4月 8日編集

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