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ネイティブの英語

不要な通報:ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2

2016.12.22

ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

前回(1)に引き続き、今回は、「119番への通報の70%が実は不要」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術:不要な通報

オンライン英会話での、主な論点3

‐救急車を呼ぶのを有料にしたら、不要なコールやイタズラは減るでしょうか?

現状、救急車は無料で利用することが出来ますが、これを有料にすれば、イタズラ電話はともかく、ごく軽症な人からの不要なコールを減らせることは出来るでしょうか?有料にした場合、何か新たに起こる問題はあるでしょうか?

 

救急車の有料化

ネイティブの英語表現とその例文13 to appeal to human motives 人の気持ちに働きかける

ビジネスではよく使われるインセンティブという言葉。仕事をやる気にさせるインセンティブは、お金、他者からの評価、同僚や上司との人間関係、社会貢献や理念、自己実現など、様々あるでしょう。上司であれば、それをどうやって引き出し、リードしてあげられるかが大切です。

If you want to appeal to human motives, the money incentive is good.
人の気持ちに働きかけたいのなら、お金は良いインセンティブになります。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to appeal to human motives)

ネイティブの英語表現とその例文14 unreasonable demands 不合理な要求

支払いをすると、「客である」という認識が生まれてくるため、無料の時には考えられないような要求が出てくる事も懸念されます。

The article stated that if people were made to pay for ambulance services, they would only increase their unreasonable demands.
記事には、もし救急車を呼ぶのにお金を払わなければいけなくなったら、不合理な要求をするようになるだけだ、と書かれています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(if people were made to pay for ambulance services)
(unreasonable demands)

ネイティブの英語表現とその例文15 to make it a paid service 有料サービスにする

paid service で、有料サービスとなります。無料サービスは、free service となります。少し異なりますが、専門知識を持った人がそれを活かして無料で社会貢献することを pro bono と言います。

I don’t think it would make any difference to make it a paid service.
有料化しても、別段変わらないと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(I don’t think it would make any difference)
(to make it a paid service)

ネイティブの英語表現とその例文16 we might decide afterward 事後に判断する

救急の認識は人それぞれなので、大丈夫だと思っていても、実は大変な症状かもしれません。有料とする事が、その判断を遅らせたり、躊躇させて、悪い結果になっては意味がありません。

I don’t think we should stop people from calling if they think they need an ambulance, but we might decide afterward that the injury wasn’t serious and therefore the trip should be paid for.
私は救急車が必要だと思う人に、コールするのを止めさせるべきではないと思います。けれど後で、そのケガが大したことがなかった場合、救急車を行かせたことに対して支払いを求めるかどうか判断したら良いのではないかと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(we might decide afterward)
(therefore the trip should be paid for)

ネイティブの英語表現とその例文17 get six-months’ jail time 6カ月の禁固刑

カナダに住む講師による発言です。カナダでは、救急電話へのイタズラや不要コールについては、かなり思い罰が下されています。

I looked up our penalties for making prank or unnecessary calls to 911 after our session, in Canada, you can be charged up to a $2000 fine and/or get six-months’ jail time.
レッスンの後、911にイタズラ電話や不要なコールをした場合のペナルティについて調べてみましたが、カナダでは、2,000ドルの罰金および/または6か月の禁固刑が科される事があるようです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(penalties for making prank or unnecessary calls)
(you can be charged up to a $2000 fine)
(get six-months’ jail time)

ネイティブの英語表現とその例文18 people who don’t get the help they need 必要な助けを呼ばない人

英語表現16の意見と同様、有料化に伴って起こり得る問題について語っています。

There may be people who don’t get the help they need because they have to pay for the ambulance.
救急車を呼ぶとお金がかかるからと、必要な助けを呼ばない人が出てくるかもしれません。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(people who don’t get the help they need)

オンライン英会話での、主な論点4

‐他に不要なコールを減らす方法は何かあるでしょうか?

不要なコールを減らすため、主な論点3では、救急車の有料化について考えましたが、他には何か手立てがあるでしょうか?

 

その他のソリューション

ネイティブの英語表現とその例文19 hang up 電話を切る

このビジネス英語のヒントのコーナーでも以前扱い、また現在各国各社が開発競争を繰り広げているAI技術が進歩すると、こういった問題も解消されていくかもしれません。

Maybe an IT system could filter those kind of calls and automatically hang up. That means calls would be filtered by the machine first and then quickly switched to a person if it’s a real emergency.
IT システムでこういったコールに対してフィルターをかけ、自動的に切るということが出来るかもしれません。つまり、コールが入ると、まずは機械でフィルターをかけ、本当に緊急の場合はすぐに人間に繋がるという訳です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(hang up)
(That means)

ネイティブの英語表現とその例文20 run a campaign キャンペーンを行う

To run a campaign は、こういった政府広告はもちろん、企業などの販促キャンペーンでも使える表現です。

I think the government should run a campaign to educate the public on the proper use of our emergency lines.
政府は、正しい緊急電話の使い方について国民を教育するキャンペーンをうつべきです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(run a campaign)
(to educate the public on the proper use of our emergency lines)

ネイティブの英語表現とその例文21 to make an algorithm アルゴリズムを作る

決まりやルールを作ると、動きやすくなりますね。

You might be able to make an algorithm to determine the priority.
優先順位を決めるアルゴリズムを作ったら良いかもしれません。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to make an algorithm)
(to determine the priority)

ネイティブの英語表現とその例文22 to err on the safe side 安全策を取る

小さくて体力のない子供については、特に過敏に反応し、軽症でも大事にとらえてしまう向きがあります。子供の病気についてのヘルプラインなどの併用も有効かもしれません。

Young mothers tend to err on the safe side and call and ambulance. If their child lose consciousness, they need to call 119, but they need to practice ahead of time.
若いお母さんたちは、安全策を取って、救急車を呼んでしまいます。もし子供が気を失った場合は、119を呼ぶべきですが、その前に訓練をしておくべきです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to err on the safe side)
(lose consciousness)
(ahead of time)

ネイティブの英語表現とその例文23  a perfect answer 完璧な答え

想定外の事は付き物で、何にせよ完璧な答えを求めるのは難しいです。少しずつでも減らして改善させていく策を考える必要がありそうです。

It would be tough to try and reduce the number of prank and unnecessary calls. There really isn’t a perfect answer.
イタズラ電話や不要なコールを減らすのは難しいでしょう。完璧な答えはありません。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(There really isn’t a perfect answer)

ネイティブの英語表現とその例文24 It’s hard to know where to draw the line 線引きが難しい

各自の感じ方や認識に任せていると、線引きは難しいです。やはり基準作りが必要ということでしょうか。

It’s hard to know where to draw the line.
どこで線引きをするか、難しいですね。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(It’s hard to know where to draw the line)

まとめ

救急車への不要なコールを減らすため、これを有料化してはどうかという提案です。これに対し
(1)何等かのインセンティブになる
(2)有料にすることで、想定以上の要求をされる懸念がある
(3)全てを有料化するのではなく、事後に不要であったと判断された場合に有料とする
(4)必要な人がコールを躊躇する原因となる
など、良い点悪い点両方が見えてきました。

では、それ以外の解決法は?というと、全てを無くする完璧な答えは難しいとしつつも、
(1)技術による対処
(2)国民の教育
(3)線引き、ルールの明確化
など、プラクティカルな意見がありました。
ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、ここでご紹介したようなネイティブならではの英語フレーズや話し方をトレーニングするカリキュラムをご用意しています。

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