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ビジネス英語

感情の表現一覧とビジネス英語フレーズ12選:主語の選び方で、伝わり方が変わる!

2019.03.12

ビジネスでは、感情をコントロールして、成果や目標達成にプラスに働くよう、気持ちを伝えることが求められます。

目標達成の喜びを言葉にして表現すれば職場の雰囲気が明るくなり、新しい役割やポジションへのやる気を示せば、全体の士気も上がります。同僚などの心遣いに対して、きちんと感謝の気持ちを口にすることは、より深い信頼関係に繋がります。

失敗を見つけた際は、心配な気持ちを示すことで、チームで問題を共有し、協力して打開策を見つけることに繋がるかもしれません。

今回は、ビジネスの場でそのまま使える、感情にまつわる英語フレーズをご紹介します。

また、応用して使えるよう、感情や気持ちを英語で表現する際の8つのフォーマットと、感情を表す英単語(ポジティブな感情とネガティブな感情に分類)のリストもご紹介します。

ビジネスでそのまま使える、感情表現の英語フレーズ – 感謝、喜び、困惑、ストレス

ビジネスでそのまま使える、感情表現の英語フレーズ – 感謝、喜び、困惑、ストレスまずは、ビジネスの場でそのまま使える、感情表現の英語フレーズをご紹介します。
「ありがとう」の気持ちや、嬉しい気持を伝える、社内やチームの士気をアップするフレーズから、困った気持ち、嫌な気分を伝えて状況の改善を求めるフレーズまで。

使用例文も付けてあるので、ニュアンスも伝わると思います。ご自身のシチュエーションに合わせて使って下さい。

やる気を表現する英語フレーズ – I’m more than happy:この上なく嬉しい

英語面接のときなど、以下のように、そのポジションへの意欲を表すのに最適です。

I would be more than happy to work for this policy because my ultimate goal is to work towards something that has global benefits, such as a sustainable society.
私のゴールは社会の安定など、世界のベネフィットのために働くことなので、このポリシーの為に働けることはこの上ない幸せです。

また、ビジネスランチの際など、支払いを申し出る時にも使えます。

Today, I am more than happy to pay for the both of us.
今日は是非私に支払わせて下さい。

最上の喜びを表現する英語フレーズ – I couldn’t be happier:これ以上嬉しいことはない

ここでは、新ポジション就任の挨拶の際に使っています。とてもポジティブで、感じが良いですね。

Now that I was successfully landed the position and officially started my career in HR at ABC, I couldn’t be happier.
ABC社の人事部の職に就き、正式にキャリアをスタートすることが出来て、私にとってこれ以上のことはありません。

前向きな気持ちを表現する英語フレーズ – It’s always exciting to __:~するのは、いつもワクワクして楽しみです

仕事の依頼に対して、こんな風に前向きな発言で応えられたら、評価もチームの雰囲気もぐっと良くなりますね。

I am so honored to have been asked to lead this project. It’s always exciting to be involved in something that is new and could potentially be a huge success for our company.
このプロジェクトのリーダーを頼まれたことを誇らしく思っています。新しくて、会社にとって大きな成功になる可能性を秘めた事柄に関われるのはいつもワクワクして楽しみです。

評価に対する感謝を表現する英語フレーズ – You made me feel appreciated:評価されていると感じる

自分の仕事や価値を評価してくれた相手に、感謝の気持ちを伝えたい時、こんな表現を使ってみてはいかがでしょうか。

Thank you for your kind words about me at the end of the meeting. You made me feel very appreciated and for that I’m very grateful.
ミーティングの最後でのコメント、ありがとうございます。とても評価されていると感じられて、本当に感謝しています。

溢れる気持ちを表現する英語フレーズ – I have to tell you how __ I was:どんなに~と感じたことか

__の部分に、感情を表す英単語を入れます。I have to tell you(言わずにはいられない)という表現に、感情の高まりが込められています。

I have to tell you how thrilled I was to hear your happy news! It made my day!!
あなたの嬉しいニュースを聞けて、どんなにワクワクしたことか。おかげで、素晴らしい日になりました。

※ この例文の中に使われているIt made my day. / You made my day. は、「素晴らしい日になりました」という表現です。嬉しい出来事や、ニュース等に触れた時によく使われます。

「ありがとう」の気持ちを表現する英語フレーズ – It’s the thought that counts.:そのお気持ちが嬉しいです

「手助けしたいけれど、事情があって手伝えない」というようなことを伝えてきてくれた相手への表現です。

よく使われる表現ですが、文脈によって、「そのお気持ちだけで嬉しいです」とか、「気持ちが大切ですよね」といった形で、訳し方は変わってくるでしょう。

I realize you may have wanted to do more for your colleague but you were not able to be here so don’t worry about it, they know you care and it’s the thought that counts.
同僚のためにもっとやってあげたかったのだろうけど、ここに居られなかったのは分かっています。気にすることはありませんよ。あなたが気にしていることは、皆分かっていますし、そういう気持ちが大切なのです。

困惑を表現する英語フレーズ – We are not very happy about __:~は好ましくない

何か問題が発生した時には、この表現が重宝します。冷静でありながら、満足していない気持ちを上手に表せます。

This delay could cost us customers and we are not very happy about it.
この遅れのせいで顧客離れが起きかねず、この状況に困っています。

困った状況を表現する英語フレーズ – This isn’t a very happy situation for …:~は好ましい状況ではない

We are not very happy with __と同じような使い方が出来ます。

This isn’t a very happy situation for any of us.
私たちの誰にとっても良い状況ではありません。

機嫌を損ねてしまう – __ is not going to be happy:~は面白く思わないでしょう

「部長は、機嫌を損ねるかもしれないね。」
芳しくない成果の際など、職場ではよくある遣り取りではないでしょうか。そんな状況でこの表現が使えます。

<例文>
It is very unfortunate that you were once again unable to reach the monthly sales target that your supervisor set for you. He’s not going to be happy but if you can convince him that you will turn things around next month, perhaps you can keep your job.
部長が設定した今月の売上げ目標にまた届かなかったのは本当に残念です。部長は機嫌を損なるかもしれないけれど、来月は好転させると説得できれば、ここに留まっていられるでしょう。

フィーリングを表現する英語フレーズ – __ are not in a good mood:機嫌が悪い 気分が晴れない

not を入れず、__ are in a good mood で、良い気分を表すことができます。

If you’re not in a good mood, tidying your desk can make you feel better.
もし気持ちが晴れないなら、デスクをキレイにしてみると気持ちが良くなるかもしれません。

不安を表現する英語フレーズ – to have a number of concerns which caused anxiety:不安で頭がいっぱい

ビジネスでもプライベートでも、失敗したくないという思いが強いと、あれこれと考えてしまって、それが余計に不安をかき立てるということがあると思います。そんな状況を語るときに使える表現です。

We had a number of concerns which caused anxiety in regards to hiring this employee, however, he was able to prove to us that he is extremely capable and we are confident in our decision.
この従業員を雇う時は不安でいっぱいでしたが、彼が非常に優秀で、採用の決断に自信を持って良いことを証明してくれました。

フラストレーションを表現する英語フレーズ – I feel a lot of stress in __:とてもストレスを感じている

仕事で頑張ることは素晴らしいですが、ストレスを感じるものについては、周囲に対して、声に出して対処しておくことも大切です。

かなりのストレス、大きなストレスを感じるときは、a lot of stress という表現が使えます。また、何に対してストレスを感じるかという際に、in の代わりに、about を使うことも出来ます。

I feel a lot of stress in __
I feel a lot of stress about __

Let me begin by saying this type of work is not suited to everyone and there are some key factors that need to be taken into consideration. I feel a lot of stress in this role because it requires a high level of attention to detail with very strict deadlines, however, I personally thrive in that kind of work environment.
まず言わせて頂きたいのは、この手の仕事は誰しもに務まるものではなく、考慮に入れなければならない大切な要素がいくつかあるということです。非常に厳しいデッドラインがあり、細かな点まで高いレベルで注意を向ける必要があるので、大きなストレスを感じますが、私はそういった環境でも前進していけるタイプです。

キツい状況であることを表現する英語フレーズ – feel burdened with ~:~を負担に感じる

怪我をしたわけでも、何か問題が発生したわけではないものの、負担感がある作業や状況というのがあるものです。

モチベーションが起因していたり、技術的にインストラクションが不足していたり、原因は様々ですが、そのような感覚を伝える表現です。

<例文>
The engineering staff have complained that they feel burdened with the extra tasks they are required to do these days. They believe that they should be able to pass on certain types of work to another team, who would be able to handle it better.
技術スタッフは追加でやらなければいけなくなった作業に、ここ最近負担を感じていると不満を言っています。そういった作業をもっとうまくこなせる他のチームに回せるようにすべきだと、彼らは思っています。

感情を表現する8つの英語フォーマット

次に、様々な感情をカスタマイズして表現できるよう、感情を表現するセンテンスを作る為の8つの型をご紹介します。

感情表現の英語フォーマット1 – be動詞+感情の形容詞

I am happy.(私は嬉しいです)
のように、be動詞+感情を表す形容詞という、一般的な形です。

<使用例文>
This is the first time I will be in a consultant position and I’m nervous about starting the job.
コンサルタントの仕事をするのは初めてなので、仕事を始めるにあたって緊張しています。

be動詞+感情の形容詞は、シンプルな形ですが、どうしてその気持ちになっているのか、理由を付けて表現することで、会話に厚みを出せます。

感情表現の英語フォーマット2 – feel を使って一歩ひいたニュアンス

I feel happy.(幸せな気分です)
be動詞に代えて、feelを使っても表現できます。be動詞で「私は幸せです」というのに比べて、一歩ひいたニュアンスを表現できます。

<使用例文>
I learned the importance of establishing a strong connection with our guests so they feel comfortable in sharing any issues or concerns with our staff.
お客様が我々のスタッフと問題や心配事を安心して共有できるように、お客様と強い関係を築くことの大切さに気付きました。

感情表現の英語フォーマット3 – 情報や事実によって気持ちが動いたとき

I’m embarrassed. (困惑しています)
受動態を使った形です。何かしらの情報や事実に接して、自然と感情が動いた時は、受動態を使って気持ちを表現します。

<使用例文>
I’m thrilled to be back at work with ABC company!
ABC社に戻って仕事が出来るなんてワクワクします。

感情表現の英語フォーマット4– 受動態・受け身を使ったもう一つの形

be動詞+受動態 の言い方もfeel + 受動態でも言い換えることが出来ます。

感情表現の英語3の使用例を、この形で言い換えると、
I feel thrilled to be back to work at work with ABC company!
と言い換えられます。

<使用例文>
I feel relieved now that I’ve talked with you and we’d worked this out. I worried all day about this.
やっと話せて、解決することが出来て安心しました。これがずっと気になっていたのです。

感情表現の英語フォーマット5 – It’s + __ing で客観的に

感情表現の英語3 でご紹介した、 be動詞+受動態 の形では、
I’m surprised. (驚いています)
I’m embarrassed. (困惑しています)
のように、人が主語になっていましたが、物事を主語にして表現すると、以下のようになります。

It is surprising. (驚きです)
It is embarrassing. (困惑する事態です)

人(驚いている本人)が主語の時は、be + surprised
モノ(人を驚かせる物事)が主語の時は、be + surprising
となります。

人が主語の場合に比べ、モノを主語にすると、客観的な雰囲気を出すことができるので、ビジネスで使いやすい形です。

<使用例文>
It’s really surprising because their high tech products were very popular and reasonably priced.
そのハイテク商品はとても人気を集め、価格もリーズナブルで、非常に驚きでした。

It’s always irritating when people point and stare.
指さしながらジロジロ見られるのは嫌なモノです。

感情表現の英語フォーマット6 – 主語 + makes me + __は、主語の取り方に注意!

make を使って、人や物事が原因で、感情が動く際に使えます。

It makes me sad.(悲しくなります)
You made me feel good!(おかげで、いい気分になりました)

ポジティブな感情になった時は、You made me __と、Youを主語に使うことで、相手への感謝の気持ちを表すことが出来ます。

逆に、ネガティブな感情になった場合は、You や He など人を主語にすると、その人を責めるニュアンスが出てしまうので、I feel __ や it makes me __ など、I や it を主語とすると良いでしょう。

<使用例文>
New York is good and my neighbors are kind but my family is still living in Japan so that makes me sad.
ニューヨークは良いところですし、ご近所の人たちも親切ですが、家族はまだ日本に居るので寂しいです。

感情表現の英語フォーマット7 – 主語 + (感情を動かす原因となる)動詞 + 人

__ scared me.(~のせいで怖い思いをした)
__ excites me. (~のおかげでワクワクします)

この形も同様に、主語をYou や He など人にする時には、ポジティブな感情を選んだ方が良いでしょう。

<使用例文>
You did a fantastic job with the project! I was delighted by the way you surprised me with your very firm comments, too!
プロジェクトでは素晴らしい働きでした。とてもしっかりしたコメントを出していたのにも驚き、嬉しかったです。

It annoys me when someone cuts into a serious conversation.
深刻な話に水を差されると、苛つきます。

感情表現の英語フォーマット8 – It’s a + 気持ちを表す名詞

It’s a + 気持ちを表す名詞 の形でも気持ちを表現できます。

<使用例文>
I’m glad to hear that you have finally found a new place to live in London. I would imagine that that is a relief to you right now and one less thing to worry about.
やっとロンドンでの新しい住まいが決まって良かったですね。安心したでしょう、そして一つ心配事が減りましたね。

It was such a nice surprise to see you after a long time!
久しぶりに会えるなんて、とても嬉しいサプライズです。

感情表現の英単語一覧

感情表現の英単語一覧感情を表す英単語のうち、良く使われるものを、気持ち別に大別してご紹介します。

「嬉しい」「面白い」など、ポジティブな感情の英単語

amused 面白がっている
comfortable 快適に感じている
composed 落ち着いている 沈着である
curious 興味深々である
delightful とても喜んでいる
determined 断固とした
glad 嬉しい
grateful 感謝している
happy 嬉しい
hopeful 希望に満ちている
pleased 嬉しい
proud誇りに感じている
satisfied 満足している
serene やすらかな

「怖い」「怒っている」など、ネガティブな感情の英単語

afraid 怖がっている 心配している
angry 怒っている
annoyed 苛ついている
anxious 心配している
bored 退屈している
confused 混乱している
furious 激怒している
grumpy 機嫌が悪い
jealous うらやましがっている 嫉妬している
lonely 寂しい
mad 怒り狂っている
miserable みじめである 絶望している
disappointed ガッカリしている
disgust ムカついている
exhausted 疲れ切っている
indignant (不公正に対して)憤慨している
sad 悲しい
upset 腹を立てている
weepy 悲しんでメソメソしている
withdrawn 引きこもった 内にこもった

その他の感情を表す英単語

astonished 非常に驚いている
awe 畏怖を感じている 畏敬の念を抱いている
calm 落ち着いている
bashful はにかんでいる 照れている
modest 控えめな
nervous 緊張している
respectful 尊敬の念を抱いている
shy 恥ずかしがる
surprised 驚いている

so, very , a little 副詞を使って気持ちの程度まで表そう!- 「とても嬉しい!」「少し悲しい」「すごく驚いている」

最後に、感情の程度を表現する副詞をご紹介します。

感情を表現する時、せっかくなら生き生きと、その程度まで表現したいですね。どのくらい嬉しいのか、どの程度緊張しているのか。

副詞で、その気持ちの強さの度合いまで、表現できるようにしましょう。

absolutely:非常に ものすごく

I was, needless to say, absolutely thrilled to speak with you again and to hear your wonderful news!
言うまでもなく、あなたとまたお話しでき、素晴らしいニュースを聞けて、非常に興奮しました。

very:とても 非常に

I’m very excited about the possibility of working in this position where I can transfer my skills and experience to promote AAA brand.
私のスキルや経験をAAAブランドの販促に活用できるこのポジションで働けるチャンスにとてもワクワクしています。

so:とても

I was so excited to hear that your paper will be published! Congratulations!
あなたの論文が出版されると聞いて、とてもワクワクしました。おめでとう!
※ so は、very よりカジュアルな表現になります。

so:そんなに

You should first ask your neighbors to not talk so loudly.
まずは、近所の人に、そんなに大きな声で話さないようお願いすべきです。

very と soを一緒に使って、強調する

You and your wife must feel so very proud of her!
あなたも奥様も、彼女のことを本当に誇りに思っていらっしゃるでしょう。

really:本当に

Fortunately, the results we’ve seen have been very good so I was really happy.
幸運なことに、得られた結果は良好で、本当に嬉しかったです。

quite:かなり

I’m quite confident in my English ability.
英語には、かなり自信があります。

Rather:いくぶん 少し

Congratulations on your new job! It sounds very interesting but also very challenging, so no wonder you’re feeling rather tired these days!
転職おめでとう。面白そうだけど、大変そうですね。きっと最近少しお疲れでしょう。

Here, the weather keeps dipping into rather cold.
こちらは、いくぶん寒くなっていっています。

somewhat:なんだか少し

I’m usually somewhat tired after attending a seminar so I often rest up for a day before returning to Tokyo.
セミナーに出るといつもなんだか疲れてしまうので、東京に帰る前に一日休むことがよくあります。

a little:少し

I feel a little scared of going to Russia.
ロシアに行くのは少し怖い気がします。

a bit:少し

My boss is a bit nervous about the audit because he’s not familiar with the auditing process.
上司は、監査プロセスに馴れていないので、少し緊張しています。

まとめ

ビジネスでは、感情をコントロールし、感情表現に対する相手の受け止め方を充分に考慮して、表現するようにしましょう。

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