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ビジネス英語

まだ伸びる!英語上級者のスピーキング勉強法 弱点洗い出しリストと解決策【TOEIC800点以上からの上級ビジネス英会話 アットイングリッシュ】

2024.08.02
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様々な教材や英会話スクールを使ってTOEICやCEFRで英語上級者という域に達しても、「英会話は苦手」という人は非常に多いです。

ご利用者の70%以上が、TOEIC800点、900点取得者であるアットイングリッシュでも、会員のお悩みのほぼ全てがスピーキングとリスニングです。

この記事では、英語上級者のスピーキングとリスニング(英会話)における細かな弱点をリスト化し、克服するための解消法を提案します。

英会話の上級者とは?

あらゆる分野の話題について、相応しい語彙、文法を使いながら、相手に分かり易い構成で、充分な情報量をもって、適切なタイミングで、流暢にコミュニケーションを取れる人です。

これを、自分が携わるビジネスにおいて出来るのが、ビジネス英会話上級者です。

英会話(英語スピーキング)上級者を資格やテストの基準で言うと?

資格やテストの客観的基準では、以下が、英語のスピーキング上級者とされています。

CEFR Level C1 to C2

C1レベル:上級者として、専門的な場面でも適切に対応できる。
C2レベル:母語話者に近いレベルの流暢さと正確さを持つ。

TOEFL iBTで24点~

Speaking Section: 24〜30点
複雑なトピックについて流暢かつ正確に話す能力を持っている。

IELTS Speaking Band Scoreで7.0〜

(最上位のバンドスコア 9.0 (Expert User)では)完全に流暢でためらいなく話し、論理的にアイデアを展開できる。極めて複雑な文法構造を正確に使い、文法ミスが全くない。多様な文法パターンを完全に駆使。発音は完全に明瞭で、母語話者と同等のレベルで話せる。アクセントや発音の問題は全くない。

TOEIC Speaking Testで160点~

TOEICは、ビジネス英会話の分野に特化しています。
160-180点: 複雑な要求や意見に効果的に応答でき、連続的で持続的な話を構築できる。
190-200点: 仕事環境での会話においてほとんど問題なく、流暢で正確に話すことができる。

英語上級者の – 弱点の洗い出しリスト

英語上級者にご利用頂いているアットイングリッシュでは、「点数は高いのにスピーキングが出来ない」「リスニングが出来ないから、スピーキングに自信が持てない」というお悩みを一番多く聞きます。更に細かくお話しを伺うと、スピーキング・リスニングの全てが苦手というより、出来る時と出来ない時、得意なコトと苦手なコトがあるようです。

まずは、どこが弱いのか、いつ弱いのかを洗い出して整理し、それに対応する練習方法を考えて、克服していきましょう。

1. 英語上級者のスピーキング・リスニング弱点洗い出しリスト

英会話(リスニングとスピーキング)の弱点は、大きく分けて3分野に整理できます。

つまり、「知識」「スキル」「心理面(コミュニケーション力)」です。

知識の弱点

語彙力不足:知らない単語が多く、リスニングの際、文脈から意味を推測するのが難しい。スピーキングでは、表現したい内容に対して適切な単語が思い浮かばず、詰まってしまう。

語彙の多義性:一つの単語が複数の意味を持つ場合、その文脈に応じた意味を正確に理解するのが難しい。せっかく知っている単語の第二、第三の意味を知らない為に、使い切れていない。

文法の理解不足:文法的な構造の理解が不足しており、複雑な文を聴いて、即座に理解したり、表現することが出来ない。

文化的な背景知識の不足:話の背景にある文化的な知識やコンテクストが不足していて、自然な会話が難しい。

話題についての知識不足:話題に関する事前知識が不足しているため、聞き取った内容で理解しきれないし、話すことができない。

スキルの弱点

速いスピードに対応できない:ネイティブスピーカーの早いスピードの話を聞き取れない。

複数人での会話の混乱:複数の話者がいる場合に、余計混乱する。

即座の理解が難しい:聞いた内容を理解するのに時間がかかる。(後になれば、分かる。)

即応性:突然の質問やトピックに対して、相応しい返答が即座に出来ない。

補完力不足:部分的に聞き取れなかった箇所を文脈から補完する能力が不足している。

フレキシビリティの不足:分からない単語や表現があった場合に、他の言い方で伝える柔軟性が無い。フレキシブルに文章を作成できず、文を終えきれない。

文法的な誤り:複雑な文法構造が、即座に正しく使えない。

文法や構成のバリエーション:同じ形の文法を多用し、表現や話し方が単調になる。

流暢さの欠如:次の言葉に詰まることが多く、スムーズに話せない。

発音が不明瞭:音声の再現が不正確で、相手に正しく伝わらないことが多い。

リズムが悪い:英語特有のリズム感に乗り切れない。

異なるアクセントや方言に対応できない:アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、異なるアクセントや方言に対応できない。

要点を抑えられない:全体を聴いて要点を抽出し、ロジカルに理解することができない。要点が分かるように、ロジカルに話せない。

記憶力:話の流れの中で、キーワードを記憶に留めることができない

心理面・コミュニケーション力

心理的なプレッシャー:リスニングの際に緊張や不安を感じ、集中力が低下する。

自信がない:人前で話すことに対する恐怖心や不安感。

対人プレッシャー:人と相対すること自体に緊張を感じて集中して聞けない。:スピーキングの際に緊張や不安を感じ、集中力が低下する。

会話の持続が難しい:会話が途中で途切れてしまい、続けるのが難しい。

コミュニケーション力の欠如:話題の選択、話の構成、雰囲気作りができない。

相手の反応に対する適応力の不足:相手の表情や反応に応じて適切に対応できない。
プレッシャー

相手の反応が分からない:相手が理解しているか、どういう気持ちで聞いているのか理解できず混乱する。

集中力の持続が難しい:英語を長時間集中して聞くことができず、疲れて途中で注意が散漫になる

知識系の弱点克服のための対策 – 単語力、語彙力、文法力の底上げ

上級者であっても、単語力、語彙力、文法力の補強は重要です。

分からない言葉があると、その部分を補完しながら聞く必要があるため、リスニングがとても難しくなります。それが、話の主題やキーワードであれば、致命的です。

知識面の補強は地道な作業ですが、「面白い」と思える方法やサイト・アプリを活用して、とにかく、楽しく長く続けられることを、大切にしましょう。

1. 多読

一番のおススメは、多読です。知識を増やすには、まずは「出会う」ことです。

「単語を覚える」「文法を勉強する」という作業ではなく、英字新聞やコラムなど、英語の様々な記事を読んで、ストーリーを楽しみながら、知らない単語や表現方法に出会い、覚えます。

文脈と共に単語や文法が入ってくるので、それぞれの表現の持つニュアンスごと覚えることが出来ます。

2. アプリやサイトの活用

アプリやサイトを利用して、ゲーム感覚で覚えていきます。

Anki:  能動的に思い出すテスト、間隔をあけた反復復習、忘却曲線に基づいて出題頻度を管理することができるアプリ。
Anki

Duolingo: ゲーム感覚で言語を学習できるアプリ。単語学習だけでなく、文法やリーディングも強化できる。

Vocabulary.com: インタラクティブなクイズを通じて単語を学ぶサイト。個々の単語について詳細な説明や使用例も提供される。
Vocabulary.com

BBC Learning English:
英語学習者向けの多様なリソースを提供しているサイト。ニュースやトピックごとの単語リストがあり、リスニングとリーディングの練習にも最適。
BBC Learning English

Grammarly
自分の書いた文章を解析し、文法的な誤りを指摘してくれるツール。文章の改善点を具体的に示してくれるので、学習に役立つ。

スキル系の弱点克服のための対策 -聞く力、理解する力、話す力

3. YouTube や ポッドキャストの活用

リスニングは、とにかく慣れが大切です。TED TalksやYouTubeのネイティブスピーカーによるスピーチを聞いて、様々な速さ、アクセント、話題の英語を聞く練習を重ねましょう。

The Economist Podcasts
ビジネス、経済、政治などの最新情報を提供するポッドキャスト。高度な内容が多く、ビジネス英語のリスニング力向上に最適。

BBC Business Daily
グローバルなビジネスニュースやトレンドをカバーするポッドキャスト。

TED Talks Business
ビジネスに特化したTED Talksのチャンネル。著名なビジネスリーダーや専門家のスピーチが視聴できる。

4. シャドーイング

聞こえてくる英語を即座に真似して発音する学習法で、音声の直後に追随するように話す練習です。

「発音」、「英語のリズム」、「音の強弱」、「イントネーション」など、ネイティブスピーカーの特徴を自然に習得でき、「リスニング力」、「スピーキング力」、「語彙力」の向上が期待できます。

リスニング力:音声と同じ速度と発音で繰り返すことが求められるため、集中して聞く習慣が身につき、英語のスピードに慣れることで、今まで聞き取れなかった部分も理解できるようになります。
スピーキング力:実際に発音することで英語の独特なイントネーションやリズムを自然に身につけることができ、自分が話しているかのようにシャドーイングすることで、「伝わる英語」をそのままの形で覚えることが出来ます。

また、文章をそのまま発音しながら学ぶため、大量の語彙を内容ごと、効率的に覚えることができます。

5. 「リスニングの要約」「意見を言う」練習を繰り返す

日本語と英語では、文法構造が逆である点が、スピーキングの壁となります。そこで有効なのが、リスニングした内容を即座に要約することで、「英語で聞き、英語で考えるクセ」をつけること。更に自分なりの意見を作る練習を繰り返すことです。

やり方は、
1) 時事問題や経済情報など、気になったニュースを、ポッドキャストやYouTubeで聞く。
2) 聞いた内容の要約スピーチする。慣れてきたら、さらに自分なりの意見をロジカルに加えてスピーチし、Notta等の文字起こしアプリを使って、テキストにする。
3) 自分の英語を読み返して確認、推敲する。
という三段階です。

文字起こししなくても、自分の声をスマホなどで録音して聞き、何度か同じことを繰り返して精度を上げていくのも良いでしょう。

6. AIの英会話ツールを活用

AIを使った英会話ツールは、低価格、24時間利用可能で、効率よく、英会話のスキルを上達させてくれます。

AIの英会話ツールは、会話が出来るものから、発音矯正に特化したものなど様々あるので、自分が伸ばしたい分野を補強しましょう。

コミュニケーションとスキル両方の弱点克服のための対策

英会話は、要するにコミュニケーションスキルです。

英会話の上達を目指しているということは、「人とのコミュニケーション」の必要で大切だと感じているからでしょう。

AIが発達して「英語で話す」こと自体の練習は、AIツールで充分に上達できますが、コミュニケーションをするための英会話(英語コミュニケーション)は、人との会話と実践を通してのみ、上達します。

7. 人前で、英語で話す緊張に慣れる練習

英会話サークルやToastmastersのようなスピーチクラブに参加したり、スピーチコンテスどの場を活用することが有効です。

仕事とは関係のない、失敗を恐れずに挑戦できる場所で定期的にスピーチを行うことで、人前で話す緊張感に慣れる訓練をします。

8. 英会話スクールの活用

上級者は量より質が大切です。価格や手軽さに惑わされず、質の良いネイティブ講師が在籍する英会話スクールを選んで活用してください。

上級者は知識が豊富でリスニング能力も高く、英会話練習では相手の話し方やスピード、フレーズ、語彙をしっかりと捉えるので、「こんな話し方をしたい」と思えるような英会話練習の相手と継続的に練習することが重要です。

なお、ネイティブ講師のスクールは、フィリピン人講師のスクールに比べて、単価が高くなります。もし、量(受講回数)を確保したいなら、AIとの併用がおすすめです。

英語上級者がビジネス英会話力を更に伸ばすなら、アットイングリッシュへ

ビジネス英会話の上級者用スクールをお探しなら、アットイングリッシュをお試し下さい。

アットイングリッシュは、TOEIC800点以上から圧倒的支持を頂いている、上級者用のビジネス英会話スクールで、ご紹介した弱点克服法の多くを実践して頂けます。
※人間同士のコミュニケーション練習になります。シャドーイングや、Youtube や ポッドキャストのリスニング練習など、独学できるものは行っておりません。

– 講師は全員、北米・豪・イギリス出身の社会経験豊富なネイティブスピーカー
– 話し方(何を、いつ、どう表現すべきか)や、話の構成、礼儀正しい言葉遣い、マナーをブラッシュアップし、スマートで好印象を与えるコミュニケーションスキルを練習(ビジネス英会話 EBCコース
– ビジネストピックを、ネイティブ講師と見方や考えをシェアしながら深く広くディスカッション(ビジネス英会話 EMLコース
– 英字新聞を使ったディスカッション。記事を要約し、様々な論点について、ネイティブ講師とロジカルに話し合いながら、幅広い話題・旬なワード・ボキャブラリー・表現をカバー(ジェネラルコース
– 実際の会議を想定し、ネイティブ講師と複数人のグループでディスカッションするミーティングセッション(ミーティングセッション
– 実際の面接(転職・MBA)を想定した模擬面接(面接対策コース
など。

上級者の英会話を、更に伸ばすことを目的としたカリキュラムです。

今までのスクールややり方で、伸び悩みを感じたら、是非、アットイングリッシュへ。
まだ伸びることを実感して頂けます。

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