|転職理由とは|転職理由を考えるとき、大きく分けて2つのこと、前に進む理由と後ろを離れる理由、つまり、面接先への志望理由と、なぜ今の職を離れたいかの2つを造りましょう。前に進む志望動機を尋ねられているのに後ろを話していては全くインパクトが無いですし、後ろの話を聞かれているのに前に進む志望動機の話だけをしていると、話しが通じない人物に思われるか、何かを隠しているようにすら思われるかもしれません。この転職理由の”前”と”後ろ”をしっかりと造っておきましょう。
目次
【英語面接「転職理由(1)志望動機」100の技 その1】 4つの基本形を活用した作り方|(この質問に対して)Why are you interested in this position?
志望動機を尋ねる質問への準備は必須ですが、いろいろな想いや事情が混ざる志望動機を相手に納得してもらう形、相手を感化する形で提示するのはそんなに簡単なものではありません。迷ったときには、4つの基本形から自分の志望動機、理由をまとめていくのを試してみたはどうでしょう。
「志望動機」「志望理由」の作り方 4つの基本形とは
これは英語に限らず日本語でもそうですが、”話始め”、”書き出し”が決まっているとその後ろの文章が想像しやすくなり、アイディアや想い、具体的な経験例などが思い浮かびやすくなります。最終的な形は後で考えるとして、まずは3つの基本形から自分の志望動機で話したいことを頭の中から抽出してみましょう。
「志望動機」「志望理由」の作り方 4つの基本形
志望動機の基本形1:I’m very interested in this position because …
質問の形にそのまま応える形を作ることで、こちらの返答と相手の質問との間に一体感が出るという特徴があります。志望動機に限らず、この形を作ると質問の形をなぞっている間に自分が考える余裕ができます。
志望動機の基本形2:自分の話からする。そこから、そのポジションが求めているものへ繋げる。
自分が持っている能力やスキル、経験を先に提示して、次に面接先企業の中で自分が興味がある業務やプロジェクト、または自分が頭に描いている貢献の仕方を伝える。
(例)I have seven years of experience in the accounting field, and I am seeking a new position with a company that will provide opportunities for personal growth and allow me to make a significant impact on society as the head of an accounting team. (それから、募集事項の内容との共通点などに言及)
志望動機の基本形3:ポジション、或いはその企業、組織、産業の特徴、求めているものから話す。そこから自分に繋げる。
(例)Your industry has the potential to grow in the world, and according to some indications, the industry’s revenue will double in the next five years. In this kind of situation, even though there is a lot of potential, there is also increased risk. My experience with risk management will allow me to make a significant contribution to the position. (そこから自分が遣りたいことに繋げる)
志望動機の基本形4:理由は3つあります。というような形で志望動機を立体的に説明する。
(例)I’m really excited about the prospect of working in this position at XXX for several reasons. Firstly, ____. Secondly, ______. Lastly, __________.
(私はいくつかの理由から、御社(XXX社)のこのポジションで働くことにとても興味があります)
なお、この記事では転職理由を(1)面接先への志望理由と、(2)なぜ今の職を離れたいか、の2つに分けたときの志望動機の方をカバーしており、タイトルに転職理由(1)という表示をしています。
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