アットイングリッシュの英語面接対策コースは、日本人スタッフとMBA面接先について打ち合わせし、各自のレジュメや職歴を元に想定質問を作成して、ネイティブ講師と模擬面接形式で練習します。
この記事では、スタンフォード大学経営大学院(Stanford GSB)のMBA面接のため、アットイングリッシュの英語面接対策コースのご利用頂いた実績例をご紹介します。
面接について – スタンフォード大学経営大学院(Stanford GSB)
スタンフォード大学経営大学院(Stanford Graduate School of Business、通称Stanford GSB)は、カリフォルニア州スタンフォード大学のキャンパス内に位置する世界トップクラスのビジネススクールです(1925年設立)。
Stanford GSBは、学生が実社会で直面する複雑な課題に対応できるスキルと洞察力を養うことに重点を置いています。教育プログラムは、理論的な知識と実践的なスキルの両方をバランス良く取り入れるよう設計されています。また、同大学の他学部との連携が盛んであり、学生はスタンフォード全体のリソースを活用しながら、幅広い分野で学ぶことができます。
さらに、Stanford GSBは世界中から優秀な学生が集まり、グローバル社会で活躍するための視野を養える環境となっています。
卒業生たちは、企業経営者や起業家としてだけでなく、社会に変革をもたらすリーダーとしても高い評価を受けています。
英語面接対策コースでの講師からのアドバイスと英語例文
アットイングリッシュでは、ネイティブ講師と模擬面接練習を行い、レッスン後に、面接官が受け取り易い表現の仕方、具体的な英語の修正などのアドバイスがフィードバックとして戻されます。
そのフィードバックを元に表現を修正・改善し、更に模擬面接を繰り返して、本番までに英語をブラッシュアップして、仕上げていきます。
ご受講者の概要
国際的な金融機関に入社し、戦略アライアンス部門でキャリアをスタート。世界的な経済危機の中で実現した重要な株式取引プロジェクトに携わり、数々の大規模取引を成功に導いた経験を持つ。また、業界動向や競合分析を行い、経営陣への提言を行うなど、戦略的意思決定を支える役割を担ってきた。
将来的には、グローバルな金融市場での活躍を経て、社会政策や公共事業に携わりたいという強い意志を持つ。特に、災害対応や危機管理の分野で政治的リーダーシップを発揮し、人々の生活を守るための仕組みを作りたいという思いがある。
対策の方向性
簡潔で分かりやすい回答を準備しましょう
- 結論を先に述べる:最初に要点を伝えることで、聞き手が話を理解しやすくなり、興味を持たせることができます。
- 背景や詳細を補足する: その結論に至る理由や背景を簡潔に説明し、回答に説得力を持たせます。
- 構造化された回答を意識する: “結論→背景→詳細→将来の応用” という流れで話を進めると、論理的で分かりやすい印象を与えられます。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
My ultimate goal is to contribute to global financial stability and develop policies that enhance disaster preparedness. During my career in the strategic alliances division of an international financial institution, I played a key role in facilitating large-scale equity transactions, even during global economic crises. These experiences taught me how strategic decisions can drive long-term impact. In the future, I aim to leverage this expertise to address societal challenges such as disaster response and risk management, creating systems that protect communities in times of crisis.
リーダーシップの具体例を明確にする
結論から述べ、背景、詳細の順に説明し、そこから得た学びを示すことで、リーダーシップ面での成長をアピールします。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
I led a cross-regional team to implement a strategic partnership between our company and a key financial institution. By coordinating stakeholders across XXX, YYY, and Tokyo, I ensured alignment on goals and fostered collaboration despite cultural differences. The project strengthened our market position, and I learned that clear communication and trust are crucial for successfully leading diverse teams.
志望理由の説得力を高める
最初に「リーダー育成へのスタンフォードの強み」と「自身の目標」を結びつけ、志望理由を明確に述べます。卒業生の実績などを具体例として引用しつつ、スタンフォードでの学びが自身の目標達成にどのように役立つかを述べ、志望理由に深みを持たせましょう。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
Stanford GSB attracts me because of its focus on developing leaders who combine innovation with real-world impact. My interactions with GSB alumni during my career have shown me their ability to drive transformative projects while inspiring their teams. For example, one alum led a cross-border initiative … Stanford’s collaborative and interdisciplinary approach makes it the perfect environment for me to achieve these goals.
長期的な目標とMBAの関連性を明確にする
最終的なゴールを述べ、そのための短期的な計画を示し、スタンフォードGSBのカリキュラムやリーダーシップ教育が、目標達成にどう役立つかを具体的に説明します。目標とスタンフォードGSBを常に結び付けて話しましょう。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
My long-term goal is to shape policies that enhance global financial stability and disaster preparedness. After completing my MBA at Stanford GSB, I aim to work at … Stanford’s interdisciplinary approach and focus on leadership will provide the knowledge and skills I need to tackle … In the long term, I plan to transition into …
異文化への適応や国際経験への姿勢を示す
異文化環境での経験に対する前向きな姿勢を、具体例を述べる前に明確に伝えます。その後、実体験に基づく具体例を提示して、それを補強しましょう。そこから得た教訓を述べた後、スタンフォードGSBの環境に関連付けるようにしましょう。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
Working on cross-border projects has taught me the value of cultural adaptability in fostering collaboration. For example, while leading a global initiative involving teams in … This experience strengthened my ability to build trust and alignment across cultures. At Stanford GSB, I look forward to further developing these skills by engaging with a globally diverse community, preparing me to address challenges in international settings.
自分の失敗や困難をポジティブに語る
失敗や困難な状況を正直に語ることは、リーダーシップや成長意欲をアピールする上で効果的です。ただし、話をネガティブに終わらせず、そこから学んだことや改善策を必ず示しましょう。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
During a high-stakes project, I initially underestimated the cultural differences within our international team, leading to communication breakdowns. Recognizing this, I introduced … This experience taught me …
面接官が興味を持つ視点を提供する
面接官は単なる職務経歴よりも、応募者が「どのように考え、行動したか」に興味を持ちます。自分が直面した状況の背景や判断基準を説明することで、思考プロセスを具体的に伝えましょう。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
When tasked with restructuring a struggling department, I analyzed operational data to identify inefficiencies and held one-on-one meetings to understand team dynamics. Based on this, I developed a step-by-step improvement plan, which increased productivity by 15%. This strategic approach reflects … I look forward to refining further at Stanford GSB.
MBA英語面接の練習は、アットイングリッシュで
英語面接で使える例文や英語表現は、市販の本やインターネット、AI を活用すれば、集めることが出来ます。
しかし、英語面接対策は、実際に人と話してコミュニケーション練習を重ねる中で、様々な質問への対応、質問から更に派生する質問や雑談、批判的な質問に対してもポジティブに対応できるスキル、自信や熱意を表現できる声色、表情、態度などを磨くことが不可欠です。
アットイングリッシュでは、様々な質問、派生する雑談、欧米の文化に対応できる、経験豊かなネイティブ講師陣を揃えて、英語面接を強力にサポートしています。