採用面接の中で求められる「リーダーシップ」の経験話。
リーダーとしてチームをどのように動かし、結果的にどんな利益や成果を生み出せたか、つまり、組織にどう貢献してきたのか、自分をアピールできる重要な場面です。
とはいえ、「私がリーダーシップを発揮した経験は・・・」というような説明は、なんとなく「就活生が用意してきたテンプレートのようだ」と受け取られてしまうのではないかと思う人も多くいるでしょう。
これは英語面接でも同じです。
Leadership(リーダーシップ)を語る基本形
そんなときに重宝するのが、「〜人のチームを率いて、・・・を達成しました」という表現です。まさにリーダーシップを語る基本形です。
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I led a team of 〜 members to achieve ・・・
〜人のチームを率いて、・・・を達成しました
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Leadership(リーダーシップ)とは。面接におけるその定義
Leadership(リーダーシップ)とは何か、という定義は様々ですが、転職の面接においては、「チームを率いた」という事実と、「何を達成したか」という組織貢献の内容がセットにして説明することができる点で、この表現はとても効果的です。
★ この表現を活かす、2つのポイント
■具体的な印象を与えることが何より大切
とにかく、チームの規模(人数)や達成した具体的な成果(数値など)を示すことで、より具体的かつリアルな印象を与えることが大切です。曖昧な表現(many, variousなど)は説得力を低下させます。
■自分の役割とチームの成果をバランスよく強調する
自分一人の手柄のように聞こえないよう、「チーム全体の成果」として強調しつつ、自分が果たした役割も示して、バランスを取って伝えることが重要です。
【例文】
I led a team of eight sales representatives, providing clear direction and continuous coaching, which resulted in a 30% increase in quarterly revenue through a focused sales strategy.
(私は8名の営業チームをまとめ、方向性を明確に示すとともに定期的なフォローを続けました。その結果、的を絞った営業戦略を通じて、四半期の売上を30%向上させることができました)
よろしければご活用ください。