ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからのネイティブの英語表現とその例文についてのアドバイスを公開します。
前回(1)に引き続き、今回は、「動物介在療法・アニマルセラピー」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩なネイティブの英語表現とその例文をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けのネイティブの英語表現とその例文を集めております。更に、これらのネイティブの英語表現とその例文をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
オンライン英会話での、主な論点4
‐あなたが病気にかかったら、こういった動物やペットの訪問を受けたいですか?
ここまで客観的に、アニマルセラピーの効果などについて考えてきましたが、もし自分が病気になったら、動物と触れ合いたいですか?自分にとって、何か良い効果がありそうでしょうか?
ネイティブの英語表現とその例文18 I was down in the dumps 落ち込んでいた
実際、ペットに癒されたり、励まされたりした経験のある人もいるでしょう。
When I was down in the dumps, I remember how my pet cat was able to help me recover from my depression.
私が落ち込んでいる時、ペットのネコがどんなに元気づけてくれたか覚えています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(I was down in the dumps)
ネイティブの英語表現とその例文19 having a dog visit would make me happy 犬が来てくれたら嬉しい
病気の時は、体だけでなく心が弱りがちです。かわいい動物が来てくれたら、きっと気持ちを明るくしてくれる事でしょう。
If I were in the hospital, I imagine I would be sad and lonely, so I think having a dog visit would make me happy.
私が病院に入ったら、きっと悲しくて寂しい気持ちになるでしょうから、犬が来てくれたら嬉しいと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(having a dog visit would make me happy)
ネイティブの英語表現とその例文20 I’d hypothesize that 仮定する
少し発音しづらいですが、hypothesizeは、仮定する、仮設を立てる、という表現です。
I’d hypothesize that when people talk about themselves and share what has happened with someone, or with an animal, they start to feel better.
他の誰かや動物と、自分の事や、今まであった事を話したりすると、気持ちが安らぐのかもしれないと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(いいね!:I’d hypothesize that 仮定する/仮説をたてる)
(いいね!:share what has happened with someone)
ネイティブの英語表現とその例文21 it won’t judge them 批判しない
Relate というと、関係する という意味が一番に浮かんでくるかもしれませんが、出来事などについて語る、説明するという場合にも使えます。
Even if they relate their private concerns to an animal, it won’t judge them.
個人的な悩みを動物に打ち明けても、動物は批判したりしません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(いいね!:relate their private concerns to an animal)
(いいね!:it won’t judge them)
ネイティブの英語表現とその例文22 in the company of a pet ペットがそばに居ると
気持ちを明るくし、リラックスさせてくれる所が、ペットと一緒にいる一番の効果かもしれません。
Most people feel more relaxed in the company of a pet. / Pets have a calming effect on many people.
ペットと一緒だと、多くの人が、よりリラックスできます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(in the company of a pet)
(have a calming effect on many people)
オンライン英会話での、主な論点5
ペットを飼ったことはありますか?
深刻な病気以外でも、もっと軽い病気や、心の不安の軽減に、動物は効果があるでしょうか?
アニマルセラピーというと、何か重い病気で長く入院している人のためのもののようなイメージですが、ほんの軽い病気やケガ、ちょっとした心労やストレスなどにも適用できるものなのでしょうか?
ネイティブの英語表現とその例文23 I have to give up the idea 諦めるより他ない
ペットが飼えない集合住宅に住んでいる、忙しくて面倒をみてあげられない、など、ペットが好きで飼いたくても飼えない事情もあるようです。
I’d like to have a pet one day, and I could now that I live in a house, but I’m gone all day long at work so I couldn’t look after it; I have to give up the idea of having a pet for now.
いつかペットを飼いたいと思っていて、今は一軒家に住んでいるので飼えるのですが、一日中仕事で出ているので、面倒をみてあげる事ができません。今のところ、ペットは諦めなければなりません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(now that)
(I’m gone all day long at work)
(I have to give up the idea)
ネイティブの英語表現とその例文24 cat people / dog people 猫好き、犬好き
ペットに何を求めるかによって、違ってくるのでしょうか。
Some of us are cat people and some of us are dog people.
猫派の人もいれば、犬派の人もいます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(cat people / dog people)
ネイティブの英語表現とその例文25 feel stressed ストレスを感じる
自分が居る事でこんなに喜んでくれる存在があったら、やはり嬉しいですし、自信にもつながります。
When I get home he runs around very excitedly. After he greets me like that I don’t feel stressed anymore.
家に帰ると、とても喜んで私の周りをグルグル走り回ります。そんな風にお帰りの挨拶をされると、ストレスも吹き飛びます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(After he greets me like that)
(feel stressed)
ネイティブの英語表現とその例文26 as replacements for someone 誰かの代わりとして
言葉を話さないペットは、誰かの代わりとして考えやすい存在かもしれません。
I think many people buy pets as replacements for someone.
誰かの代わりとして、動物を買う人が多いと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(as replacements for someone)
ネイティブの英語表現とその例文27 recover their self-esteem 自尊心を取り戻す
いつも看護をされる側にいると、自信を失ってしまう事もあるでしょう。
Taking care of animals and babies helps patients recover their self-esteem because it gives them a purpose.
動物や赤ちゃんの世話をすると、目的ができるので、患者は自尊心を取り戻します。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(recover their self-esteem)
ネイティブの英語表現とその例文28 The icy atmosphere 凍り付いた雰囲気
動物が居ると、思いもよらないハプニングが起こったりして、雰囲気をガラッと変えてくれます。
The icy atmosphere suddenly, in a moment, melts.
凍りついた雰囲気が一瞬にして和らぎます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(The icy atmosphere)
(in a moment)
まとめ
今回は、アニマルセラピーの話題で、前回までにその効果について考えてきましたが、今回は、もっと自身に引き寄せて考えてみます。
自分が病気にかかって入院などする事になったら、動物の訪問を受けたいかどうか。
深刻な病気でなくても、効果があると思うか。
という問いに対して
– 病気でない時でも、今まで癒された経験がある
– 落ち込んでいる時、動物が来てくれたら、きっと嬉しい。
– ペットは話を聞いてくれて、それを批判しない
– 疲れて帰っても、ペットの大歓迎でストレスが忘れられる
– ペットが誰かの代わりになってくれる
– その場の雰囲気を和らげてくれる
など、動物が心の支えになってくれた、癒された経験談が多く見られました。大きな病気でなくても、ちょっと心が弱っている時にも、ペット達は私たちの心を元気づけ、セラピーの役割を果たしてくれているようです。
ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、ここでご紹介したようなネイティブならではの英語フレーズや話し方をトレーニングするカリキュラムをご用意しています。
無料の体験レッスンもありますので、ぜひ一度お試しください。
【ご利用上の注意点】
1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。