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ネイティブの英語

ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1|国と企業による、労働の見直しについて

2017.01.26

ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

今回は、「国と企業による、労働の見直しについて」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術

 

オンライン英会話での、主な論点1

今回は、働きたくても働けないでいる女性の環境を変えるため、男性の働き方を見直すというテーマです。たとえば子育て中の女性が、子供を預けられない環境にある場合、働きたくても働けない訳ですが、これを男性の労働時間や働き方を変えることで変えていこうという動きです。

女性が働くために、更に、男女が平等に働くために、男性の働き方を見直す必要があると思いますか?

 

長時間労働の是正

 

英語表現1 環境を変える

男性の働き方を変えることで、女性の家庭や職場での環境が変わってきます。

They are suggesting that it is more important to change the hours that men work than it is for women to be more active participants.
女性にもっと積極的に参加してもらうようにするより、男性の労働時間を変える事の方が大切だと言っているのです。

 

英語表現2 まさに今の課題

「まさに今のうちの会社の課題だ」というこの文章は、そのまま丸暗記で、会議でも使えるフレーズです。

This is exactly what our company has been trying to achieve.
これはまさに、ウチの会社がやろうとしている事です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(This is exactly what our company has been trying to achieve)

 

英語表現3 一番の課題

__ is at the top of our addenda これも、主語を変えるだけで、そのままお仕事の中で使って頂ける表現です。

Increasing the birth rate is at the top of Japan’s agenda.
出生率を上げる事が、(今の)日本の一番の課題です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(at the top of Japan’s agenda)

 

英語表現4 嫌な顔

こういった暗黙のルールや企業風土を変えていく必要があるでしょう。

It would be frowned upon to leave the office that early.
そんなに早く会社を出たら、嫌な顔をされるでしょう。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(It would be frowned upon)

 

英語表現5 大きな変化

マインドセットを変えると、確かに大きく変わっていきます。男性の働き方を変える事が、マインドセットを変えるキッカケになるのかもしれません。

It would be nice for them to help out more but the bigger impact would come from a change in ideology (or mindset).
男性が助けるのは良い事だと思いますが、価値観や考え方自体を変える方が大きな変化をもたらすと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to help out more)
(the bigger impact would come from a change in ideology (or mindset))

 

英語表現6 真の平等

どちらかが「助ける」と考えているうちは、平等とは言えないでしょう。

We cannot have equality until both men and women are free to choose the role they desire.
男性も女性も、やりたい役割を自由に選べるようにならなければ、平等とは言えません。
(いいね!: We cannot have equality until …)

 

オンライン英会話での、主な論点2

長時間労働や転勤を含め、今まで日本の会社で当然と思われていた事が変えていくことになるかもしれません。最近よく言われるワークライフバランスですが、これを保ちつつ、生産性を上げるという理想的な形を実現したいものです。

長時間労働や、転勤はよくありますか?
それらが日本の仕事文化から消えたら、社会は変わるでしょうか?

 

残業と転勤、長時間労働

 

英語表現7 当然

「長時間労働や転勤は絶対しない」と胸をはって言える人は、確かに稀かもしれません。

To the average Japanese person, this just comes across as common-sense.
一般的な日本人にとって、これはごく当たり前の事として捉えられています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(this just comes across as common-sense)

 

英語表現8 矛盾

contradiction in terms は言葉の上での矛盾という意味です。確かに長く働いた方が、たくさん生産できると考えるのが普通でしょう。

The notion that worker productivity might increase if the working hours are shortened is a contradiction in terms.
労働時間が短くなると生産性が上がるというのは、言葉の上では矛盾しています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(a contradiction in terms)

 

英語表現9 ワークライフバランス

ワークライフバランスについては、欧米の方が進んでいるイメージです。

I thought a lot of businesses in Canada and the US promoted good work/life balances.
カナダやアメリカでは、多くの企業がワークライフバランスの改善に努めていると思っていました。

 

英語表現10 効率

頭が働かないまま長時間働くより、シャープな時に短時間働いた方が効率が良かったり、優れたアイディアや製品が作れるというのは、よくある事です。

I think working long hours isn’t as important as working hard.
長時間働くことより、集中して働く方が大切です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(working long hours isn’t as important as working hard)

 

英語表現11 承認印

指示系統に沿って、承認印がたくさん必要になると、その分ビジネスの意思決定は遅れてしまいます。

Because of the nature of the Japanese system, to get something done requires a lot of signatures of approval from management all the way up the line.
(You can speak of “line managers” in a factory, or you could use the military metaphor, “chain of command”.)
日本のシステムの特性として、何をやるにも上層部まで、管理者の承認印をたくさん取る必要があります。
(工場なら「ラインマネージャー」、または軍の言い方を暗に使って、「指揮系統」と言っても良いですね。)

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to get something done requires a lot of signatures)
(all the way up the line)
(the military metaphor)
(chain of command)

 

英語表現12 ビジネスカルチャー

従来の既成概念を変えていく一歩になります。

This could reduce the obligation to bond as part of the existing business culture.
現状の仕事文化の一部としてある縛りを減らすことになるかもしれません。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(the obligation to bond)

 

オンライン英会話での、主な論点3

ひと昔前なら、男性は仕事が第一で家事や育児に参加しないというのは、よくあったことですが、女性が男性と同じように仕事できる環境を作り、労働人口を増やすためには、男性の考え方と働き方を変えなくてはなりません。

仕事が忙しくて、男性は家事や育児に参加できない という意見をどう思いますか? 参加できるようにするために、どうしたら良いでしょうか?

 

帰宅後の家事と育児

 

英語表現13 今の状況

女性が働きたい一方、男性も今の状況に疲れているのです。

Men tend to be very tired from the long working hours, myself included.
私も含めて、男性たちは長時間の仕事に疲れ切っています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(myself included)

 

英語表現14 時間的制約

長時間仕事をして、家事までやるというのは、肉体的にも精神的にもキツいでしょう。

Husbands aren’t helping enough at home because of the time constraints at work. / The number of hours that men are available to help with the house hold chores are limited by their long working hours.
夫達は仕事で時間的に制約があるため、家のことをあまり手伝いません。
/ 長時間労働のために、夫達が家事を手伝える時間には限りがあります。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(because of the time constraints at work)
(The number of hours that men are available to help with the house hold chores are limited)

 

英語表現15 子供のため

子供の成長にとっても、両方の親と関わり、影響を受ける方が学ぶモノが多いですね。

From the perspective of the child’s interests, they need to have involvement in their life from both parents.
子供達の為という観点から言うと、子供達は両方の親との関わりを必要としています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(From the perspective of the child’s interests)
(to have involvement in their life from both parents)

 

英語表現16 摩擦

現状のお互いの状況と主張をぶつけ合うと、摩擦が起こらざるを得ません。

There’s a little bit of friction between us.
(その事で)妻と私との間で、ちょっとした摩擦があります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(There’s a little bit of friction between us)

 

英語表現17 保育園

安全安心な保育施設を用意することは、この問題を解決する上で、大きなキーとなります。

If the cost of day care for two children is high, it can eat up a good portion of the second salary.
二人の子供達の保育園の費用が高かったら、セカンドインカムの殆どを、それに使ってしまう事になります。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(it can eat up a good portion of the second salary)

 

英語表現18 仕事とプライベート

仕事とプライベートの時間を明確に分けるのは、分かっていても難しい現状です。

I think it’s important to make clear boundaries between work and private life.
仕事と私生活を明確に分けることが大切だと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to make clear boundaries between work and private life)

 

まとめ

今回は、働きたい女性が働ける環境を作るため、まずは男性の働き方を変えるというテーマです。

まず、男女が平等に働ける世の中の実現のため、男性の働き方を考え直す必要があるかという点について考えました。
これについては肯定的な意見が多く、勤め先がまさに働き方改革に取り組んでいるというご意見もありました。一方、そんなに早く仕事を切り上げたら雰囲気が悪くなるという発言もあり、個人、そして社会全体でマインドセットを変える事の大切さが浮き彫りになりました。

次に、残業や転勤は実際に多いのか、現在のビジネスカルチャーは変えられるかについて考えました。現状は長時間労働などを当然と考える向きが多く、会社のシステムとして縦のラインでの承認が必要な事が多いというビジネスカルチャーがあるようですが、短時間で集中して働き、ワークライフバランスを考える機会も多くなったようです。

また、男性の家事・育児参加についての考えを伺うと、男性側としては現状、長時間労働の疲れや、時間的にも制約があることなどから、夫婦間で摩擦が起きる事もあるという話が聞かれました。また、育児中の家庭では両方が働けばその分、保育料もかかる事になり、妻が働いた分が全て保育料に消えてしまうという厳しい状況もあるようです。ただ、子供の立場で考えれば、男性も家事・育児に積極的に参加が望ましいという意見もありました。仕事とプライベートをどう切り分けるかが課題となっています。

 

仕事と家事・育児の男女平等

 

【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術

<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

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