要求や提案が承認基準に合わない、またはポリシーに反する場合に、柔らかい表現を使って否定の意思を伝える際に使える表現です。authorize は、承認する、許可する、という意味ですね。残念ですが、すみませんが、申し訳ありませんが、と来たら、I’m afraid の出番です。
目次
<例>
You have submitted an excellent proposal that meets all of our needs. However, I’m afraid I can’t authorize a budget increase at this time. Perhaps you can resubmit the proposal next quarter.
私たちのニーズをすべて満たす素晴らしい提案書を提出していただきました。 しかし、残念ながら現時点では予算の増額を承認することはできません。 おそらく、来四半期に再提出していただけると思います。
ビジネス環境での予算超過に対して使う例文
I’m afraid I can’t authorize the additional expenditure. It exceeds our budget for this quarter.
残念ながら、追加支出を認可することはできません。それは今四半期の予算を超えています。
従業員が休暇を求めたがポリシーに反する場合に使う例文
I’m afraid I can’t authorize your request for an extended leave. It goes against our company’s leave policy.
残念ながら、延長休暇の申請を認可することはできません。それは私たちの会社の休暇ポリシーに反します。
セキュリティポリシーに反するアクセス要求に対して使う例文
I’m afraid I can’t authorize access to those files. They’re restricted for security reasons.
残念ながら、それらのファイルへのアクセスを認可することはできません。セキュリティ上の理由で制限されています。
不適切なプロジェクト提案に対して使う例文
I’m afraid I can’t authorize this project proposal as it doesn’t align with our strategic goals.
残念ながら、このプロジェクト提案を認可することはできません。それは私たちの戦略的目標と一致しません。
規則や規制に反する行動への対応として使う例文
I’m afraid I can’t authorize the use of these materials as they do not meet the regulatory standards.
残念ながら、これらの材料の使用を認可することはできません。それらは規制基準を満たしていません。
また、この表現の形は、職場の人たちやビジネスの相手に使えるものですが、家族の中など、カジュアルな状況では、No. Sorry but I’m not going to do that.(悪いけど、しないよ)も使えます。
“I’m afraid …”と”I’m sorry …”の違いについて
I’m afraid …は、否定的な情報を伝える際に同情や遺憾の意を示すために使われ、話者が情報や状況の責任を直接的には負っていないことを示します。
I’m sorry …は、謝罪や直接的な責任を認める際に使用され、話者が相手に何らかの影響を与えたことを認めるときに用いられます。
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