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【上級者向けビジネス英会話】「曖昧」を表わす4単語と、「~っぽい」「~みたいな」を表現する5つの語尾

2024.10.08
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英語でのビジネスでは、曖昧な表現は、誤解に繋がったり、効率的ではないため避けたいところですが、意図的に「曖昧さ」を駆使して、話し合いや交渉を行う場合もあるでしょう。

今回は、その「曖昧」を表す英単語と、曖昧さを演出する英語表現について、解説します。

「曖昧」を表現する4つの英単語とその違い

Ambiguous

一つの事柄が二つ以上の解釈を持ちえる状態。

例文:

The project objectives are ambiguous.  They can be interpreted in several different ways, which is causing confusion among the team.
プロジェクトの目標が曖昧です。解釈が分かれるので、チーム内で混乱が生じています。

Vague

詳細が不十分で、ぼやけている。はっきりとしない状態。不明瞭さが問題に繋がる場合が多い。

例文:

His explanation was vague and lacked the specifics we needed to make a decision.
彼の説明は曖昧で、決定を下すために必要な具体性に欠けていました。

Unclear

明確でなく、理解しにくい状態。

例文:

The guidelines for the new policy are unclear.  Please provide additional details.
新しいポリシーのガイドラインが曖昧です。詳細を提供してください。

Equivocal

言葉や表現が両義に取れること。意図的または偶然に、二面性を持つ場合に使用します。

例文:

Her feedback was equivocal, leaving us unsure whether she was in support of the proposal or against it.
彼女のフィードバックは曖昧でどうとでも解釈でき、彼女が提案を支持しているのか反対しているのか不確かなままでした。

「~っぽい」「~みたいな」「~な感じ」など、曖昧さを演出してくれる英単語と、英語例文

like ~のような

He talks like a professor.
彼は、教授っぽい話し方をする。

sort of – ちょっとした~、いわば

He was sort of angry after the meeting.
彼は会議の後、怒っていたみたでした。

kind of – ちょっと~、何となく

It’s kind of cold outside today.
今日は外が何となく寒い。

somewhat – ある程度~、やや

The results were somewhat disappointing.
結果は失望に近い感じでした。

seems like – ~のように見える

It seems like it might rain later.
後で雨が降る感じです。

feels like – ~の感じがする

It feels like I’ve seen this movie before.
この映画は、前に見たことがあるような気がする。

appears to be – ~のように見える

He appears to be tired from work.
彼は仕事で疲れているように見える。

almost – ほとんど~

It’s almost impossible to find a taxi during rush hour.
ラッシュアワーにタクシーを見つけるの無理っぽい。

hints of – ~の兆し/気配

There were hints of sarcasm in his voice.
彼の声は皮肉っぽかった。

shades of – ~の影/面影

I saw shades of her former self when she smiled.
彼女の笑顔にかつての少女っぽさを見た。

tinge of – ~の色合い/少量の

There was a tinge of regret in his decision.
彼の決断には少しの後悔が混じっていた。

trace of – ~の跡/わずかな

There was not a trace of doubt in her mind.
彼女の心には疑いの跡が全くなかった。

「~っぽい」「~みたいな」「~な感じ」を表現する語尾

-ish

「-ish」は英語で、「ある特徴を少し持つ」や「〜風の」という意味を表す接尾辞です。これを使った表現は、色、大きさ、態度など様々な属性に関して少し曖昧なまたは具体的でない程度を示すのに便利です。

例:greenish(やや緑色の)、childish(子供っぽい)、smallish(やや小さい)

Greenish (緑っぽい)

The walls were painted a greenish hue that reminded me of spring.
壁は春を思わせる緑っぽく塗られていました。

Childish (子供っぽい)

His behavior at the party was rather childish, which surprised everyone.
パーティーでの彼の行動はかなり子供っぽかったので、みんな驚いた。

Oldish (古っぽい)

He drove an oldish car that still ran surprisingly well.
彼はやや古めかしい車を運転していたが、まだ驚くほどよく走っていた。

Bluish (青っぽい)

The sky at dusk turned a bluish shade that was almost mystical.
夕暮れ時の空は、ほとんど神秘的なやや青い色に変わりました。

-like

「-like」は英語で「〜のような」という意味を持つ接尾辞で、何かが他のものに似ている様子を表現するのに使われます。この接尾辞は特定の性質や外見が類似していることを示します。

例:childlike(子供っぽい)、godlike(神のような)

Childlike (子供っぽい)

She has a childlike sense of wonder that makes her so delightful to be around.
彼女には子供のような好奇心があり、そのために彼女の周りにいるのがとても楽しいです。

Godlike (神のような)

The leader was revered by his followers for his godlike wisdom and benevolence.
その指導者は、神のような知恵と慈悲深さで信者から崇拝されていました。

Birdlike (鳥のような)

Her birdlike voice was clear and melodious, filling the room with beautiful music.
彼女の鳥のような声は澄んでいてメロディアスで、部屋を美しい音楽で満たした。

Businesslike (仕事のような、ビジネスライクな)

Her approach to the meeting was very businesslike, focusing solely on the agenda and outcomes.
彼女の会議へのアプローチは非常にビジネスライクで、議題と成果にのみ焦点を当てていた。

-esque

「-esqueは英語で「〜風の「〜を思わせるという意味を持つ接尾辞で、何かが特定のスタイル、方法、または特徴を持っていることを示すのに使用されます。この接尾辞を用いることで、特定の個性や芸術的な要素が顕著な何かを効果的に表現できます。以下に「-esqueを使用した英語の例文とその日本語訳を挙げます。

例:picturesque(絵のような)、Kafkaesque(カフカ的な)

Picturesque (絵のような)

The small village with its quaint houses and cobblestone streets was utterly picturesque.
その小さな村は、風変りな家と石畳の通りで、まるで絵のようだった。

Kafkaesque (カフカ的な)

The surreal and oppressive bureaucracy he faced had a distinctly Kafkaesque quality to it.
彼が目の当たりにした非現実的で抑圧的な官僚制は、明らかにカフカ的な特徴を持っていた。

Homeresque (ホメロス風の)

The epic tale was Homeresque in its scope and drama, reminiscent of ancient Greek myths.

その壮大な物語は、その規模とドラマ性からしてホメロス風で、古代ギリシャの神話を彷彿とさせた。

Gothic-esque (ゴシック風の)

The architecture of the old mansion was Gothic-esque, filled with ornate decorations and an eerie atmosphere.
その古い屋敷の建築はゴシック風で、装飾的な装飾と不気味な雰囲気に満ちていた。

-y

「-y」は英語で、特定の特徴が多い、あるいはその特徴を持つという意味で使用される接尾辞です。これにより、元の名詞が持つ特徴が強調された形容詞が作られます。

例:cloudy(曇りっぽい)、sandy(砂っぽい)

Sandy (砂っぽい)

The beach we visited was very sandy, perfect for building sandcastles.
私たちが訪れたビーチはとても砂っぽくて、砂の城を作るのにうってつけでした。

Rocky (岩がち)

The trail is quite rocky, so wear sturdy shoes.
その道はかなり岩がちで、しっかりした靴を履いてください。

Cheesy (チーズっぽい/俗っぽい)

The pizza was so cheesy, it stretched with every bite.
そのピザはチーズがたっぷりで、一口食べるごとにチーズが伸びた。

That movie was a bit cheesy, but I enjoyed it.
その映画は少し俗っぽかったけど、楽しめました。

-ly

英語の接尾辞「-ly」は、名詞を形容詞に変えて「~らしい」「〜っぽい」や「〜のように」という意味を加える役割を持っています。

例:manly(男らしい)、friendly(友達のような)

Manly (男らしい)

He admired his father for his manly courage and strength.
彼は父親の男らしい勇気と強さを尊敬していた。

Friendly (友達のような)

Her friendly smile made everyone feel welcome at the party.
彼女の友達同士のような笑顔が、パーティーの全員を歓迎している感じさせた。

Brotherly (兄弟のような)

They shared a deep, brotherly bond that was evident to all.
彼らは兄弟のような深い絆で結ばれていて、それは誰の目にも明らかだった。

Scholarly (学者らしい)

Her scholarly articles have gained recognition in academic circles.
彼女の学者らしい論文は学術界で認識されている。

Queenly (女王のような)

She carried herself in a queenly manner, with grace and dignity.
彼女は女王のような態度で、優雅さと品位を持って自らを振るった。

Knightly (騎士のような)

He performed his duties with knightly honor and loyalty.
彼は騎士のような名誉と忠誠心を持って職務を遂行した。

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