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英語研修

英語研修のアート、クラフト、サイエンスとは?【 TOEIC800点以上からの上級英会話・英語研修 アットイングリッシュ】

2024.07.18
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ヘンリー・ミンツバーグ氏(Prof. Dr. Henry Mintzberg、カナダ出身のビジネスと経営に関する学者。カナダのケベック州モントリオールにあるマギル大学デソーテル経営学部のクレグホーン経営学教授)は、「マネジメントとはサイエンス、アート、クラフトのバランスを取る行為である。効果的なマネジメントには3つすべてが必要であり、いずれか1つに重点を置きすぎると機能不全に陥る」と語っています。

マネジメントにおけるアート(Art、創造性と直感)は、創造的なアプローチや直感的な判断を意味し、問題解決や革新的なアイデアの着想に大きな役割を果たします。クラフト(Craft、経験と実践)は、熟練した技術と実践的な知識であり、実務経験に基づいて知識やスキルを活用できます。サイエンス(Science、データと理論)は、データ分析と科学的な理論に基づくアプローチで、論理的かつ体系的に組織運営を最適化します。

この「アート」「クラフト」「サイエンス」のアプローチは、人を育てる研修の設計にも適用できると考えます。この記事では、このアプローチを英語研修に応用し、その効果にどのように影響を与えるかについて解説します。

英語研修におけるアート(Art) – 創造性と直感

英語研修におけるアート

「アート」とは、創造性と感情を重視するアプローチです。

研修のデザインにおいては、学習者の感情を動かし、興味や好奇心を引き出します。特に社会人の研修プログラムでは、学習者と講師が共に興味を持てる教材を設計します。

例えば、ストーリーテリングやケーススタディを用いることで、受講者が主体的に参加できる環境を作り、学習者のモチベーションを高め、学習効果を向上させます。

アートの適用– アットイングリッシュでの例

アットイングリッシュでは、ビジネストピックのディスカッションやケーススタディを通じて、学習者が実際のビジネス環境でどのようにコミュニケーションを取るかを体験的に習得します。

さらに、ビジネス英語コミュニケーションだけでなく、社会人が自然と興味を持ち深く話し合える時事問題のディスカッションにも力を入れています。受講者は仕事とは直接関係のないトピックにも触れ、興味の幅を広げることができます。また、同じ時事問題について、北米や欧州出身の講師の視点と自分の視点を比較することで、新たな発見を得られます。

このアプローチは、受講者の想像力を刺激し、実践的なスキルを楽しく身につける助けとなります。また、好奇心と楽しさが学習のモチベーションを高め、自然とレッスンの継続を促進します。

失敗のリスクが高い英語研修に共通する4要因 – 研修担当者はどう事前対策をすべき? – TOEIC800点以上からの英語研修 アットイングリッシュ

英語研修におけるクラフト(Craft) – 経験と実践

英語研修のクラフト

「クラフト」とは、経験と実践に基づく熟練した技術やスキルのことを指します。
英語研修では、受講者のビジネスシーンを想定した、具体的な状況での英語の活用・練習になります。
また、経験豊富な講師が自身の実務経験を活かして、ケーススタディを通じて指導し、レッスンでの実践に基づいて、具体的なフィードバックを提供し、継続的にスキルを改善するためのアドバイスを行います。

クラフトの適用– アットイングリッシュでの例

アットイングリッシュでは、ミーティングの参加・司会・ファシリテーション、プレゼンテーション、その他ビジネスでの英語コミュニケーション(スモールトークやアクティブリスニング等)など、シーンを設定した会話練習を行います。

さらに、豊富な社会経験を持つネイティブ講師による高品質な指導を提供しています。各レッスン後には、講師からの詳細なフィードバックを受け、受講者の発言や経験に基づいた具体的な表現についてアドバイスを行います。この個別対応のアプローチにより、受講者が自身のビジネス環境に適した英語スキルを習得します。

教材から知識やスキルを吸収し、それを講師とのインタラクティブで試し、講師からのフィードバックを得て改善して、更に実践で試すというサイクルで伸ばします。

英語研修におけるサイエンス(Science)- データと理論に基づくアプローチ

「サイエンス」は、データや理論に基づくアプローチです。教育理論や学習科学の研究成果を活用して、効果的なカリキュラムを設計します。また、データ分析や評価を通じて学習効果を測定し、必要に応じて改善を図ります。

サイエンスの応用 – アットイングリッシュでの例

アットイングリッシュでは、ビジネス英語を、英会話スキルと英語コミュニケーションの二層構造で捉えています。英会話スキルを土台とし、上級者は、その上に英語コミュニケーション力を積み上げます。

土台となる英会話スキルは、正確さ・文章構造の複雑さ・内容・流暢さ・発音の5つに、英語コミュニケーションは、話の構成・ポイントの明確さ・情報量・好感を持たれる話し方という4つの領域に切り分け、それらを意識しながらトレーニングを行います。

2層構造のカリキュラム
更に、それをビジネスで実践できるよう、ビジネスコースも2つのアプローチから提供しています。つまり、ビジネステーマを深く掘り下げディスカッションするEMLコースと、ビジネスに相応しい言葉遣い、話し方、構成を習得するEBCコースです。
2つのビジネスコース

英語研修設計では「アート」「クラフト」「サイエンス」のバランスが大切

概して、教育機関での教育プログラム設計のほとんどは、非常に科学的です。学習者はプログラムの中で秩序や公式を学び、応用し、予測に基づいて結果を求めるという、科学的な思考を身につけていきます。

しかし、実際のビジネスの現場では、何が機能し効果的かを分析し(サイエンス)、洞察や創造的なアイディア(アート)と実践による技術(クラフト)がソリューションに繋がります。

同様に、研修を通じてスキルを向上させる際にも、アート、クラフト、サイエンスの3つのアプローチが効果的です。

英語研修が、アート、クラフト、サイエンスのどれかに偏るとどうなる?

これら3つのアプローチですが、どれかに大きく偏りすぎると問題が起きます。

アートに偏る: 受講者に感動や面白さを感じさせるが、教育効果の低いプログラムになる

毎回、題材やアクティビティは面白いものの、レベルに合っていない、仕事に繋がる内容ではない、覚えるべきボキャブラリーや表現がないなど、面白さのみ重視の研修となってしまいます。

クラフトに偏る: 各自の性質や個人的な経験に依存する

研修内容が参加者や講師の特性・経験に依存するため、誰もが一定の成果を得ることが難しくなります。例えば、特定の参加者が得意とする手法やアプローチに基づいた研修は、その参加者には効果的かもしれませんが、他の参加者には必ずしも同じ効果をもたらさない可能性があります。

サイエンスに偏る: 教育効果は高いが、退屈で刺激のない研修になり、続かない

ボキャブラリーや表現の知識を増やすなど、数値で目に見える形の効果は期待できますが、単調で面白味に欠け、特に受験等をする訳ではないビジネスパーソンにとっては退屈に感じがちです。

逆に言えば、この3つのバランスの取れた研修は、効果的で、「面白い!」という感動に満ちた、受講者の経験に基づいてカスタマイズした研修ということが言えます。

まとめ

英語研修を効果的に設計するためには、アート、クラフト、サイエンスの視点を統合することが重要です。アートは感情と創造性を、クラフトは技術とスキルを、サイエンスはデータと理論を通じて、英語研修を多面的に充実させます。これらの要素を組み合わせることで、学習者にとって最も効果的な研修プログラムを提供することが可能です。
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ネイティブ講師100% アットイングリッシュ英語研修でグローバルを人材育成

ネイティブ講師100% アットイングリッシュの英語研修でグローバルを人材育成

アットイングリッシュは、英会話学習者の中・上級者から圧倒的な支持を得ており、在籍する会員の77%がTOEIC800点を超えています。

TOEIC800点や900点を超えてもなお、英語コミュニケーションに苦労している方々の伸びしろをケアする教材とカリキュラム、ネイティブ講師を備えています。

「英語は分かる」「英会話は出来る」けれど、仕事で思うように使いこなせない方々は、是非、ワンランク上の英会話練習をお試し下さい。

2つのビジネスコース

ビジネス英会話スキルを、Matter(話す内容)と Manner(話し方)の2方向のアプローチから伸ばします。

ビジネス周辺ワードと英語表現、ビジネス事例、インタビュー等を通して、各イシューについて英語で話し込める力を養い、一方で、多様なビジネスシーンで、①何を言い、②どう表現し、③どう展開するか を学び練習します。

そして、それを支え、実践するのが英字新聞記事の時事問題を使ったディスカッション練習です。政治、経済、ビジネストレンド、科学、文化など様々な話題を取り上げ、語彙の幅を広げ、相手の文化と考えを尊重しながら、話すべき事と、話さないべき事を判断し、コントロールしながら話す練習を重ねます。

2つのビジネスコース

2 層構造のカリキュラム

「英語ができる(英会話スキル)」の基礎を固めた上で、「英語を使いこなす(英語コミュニケーション)」レベルの運用を狙います

英会話スキルを5つの分野から固め、英語コミュニケーションスキルを4つのポイントに切り分け、意識してトレーニングします。

2層構造のカリキュラム講師は全員ネイティブ

講師は全員、北米やオーストラリアのネイティブイングリッシュスピーカーです。
国旗
講師からのメッセージ:

先進国の視点と考え方、マナーをシェアしながら、ビジネス、政治や経済、科学、文化など、様々な話題を話し込みます。

アットイングリッシュの企業研修についてもっと知りたいなど、ご興味をお持ち頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ビジネスでグローバルに活躍できる英語コミュニケーション力が、まだ伸びる、まだ変われる!

@Englishで、多くのビジネスパーソンが実務での英語使用能力を向上させています。

外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系アパレル 阿部さま

外資系アパレル 阿部さま

米国企業の日本法人に勤務。会議のファシリテートや社内のプレゼンでは以前より格段にスムースにタスクをこなせるようになりました。
「英語を学ぶ」というより、「英語で」社会問題や自身としての主張を交換できる環境は、私にとって貴重です。
ビジネス、あるいは教育的なバックグラウンドのレベルが高いネイティブの講師の方達です。
おすすめの受講法はビジネス用テキストで体系的に学ぶこと。
英字新聞記事で興味をもてるトピックに加え、役立つ表現が含まれるトピックも組み合わせて受講することです。
製薬会社 TF様

製薬会社 TF様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

受講を継続していたおかげで、英語のオンラインMTGに慣れることができ、入会前にくらべて緊張しなくなりました。海外の同僚の英語表現で理解できない点を解説してもらったり、自分が使いがちな英語表現が適切かチェックしてもらったりしていました。 TOEICスコアでの数値目標より、むしろ1年間、週1回以上は必ず受講するといった目標のほうが、もっと話せるようになるには有効だと感じています。レッスンを生活に組み込むことで、今までの方法よりも、確実に前向きに準備や勉強時間を確保するようになりました。

 

社員、メンバーの英語コミュニケーション向上を模索されていましたら、お気軽にお問い合わせください。


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