企業が英語面接で重視しているのは、語学力だけではありません。
特に、グローバルに展開する企業や変化の激しい業界では、「外の変化にどうアンテナを張っているか」も採用判断の重要な材料になります。
「あなたは最近の業界についてどう見ていますか?」「どんな情報源を活用していますか?」という類の質問も頻出です。
では、限られた面接時間の中で、自分が時代の変化に敏感で、学び続ける姿勢があることをどう伝えれば良いのでしょうか?
今回はそんな場面で頼りになる英語表現をご紹介します。
変化に敏感で、学び続けている姿勢を表す一言
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★ 業界動向を把握する★
stay updated on industry trends
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実はこのタイプの質問では、「何を知っているか」よりも「どう行動して情報を得ているか」を自然に伝えることの方が大切です。
【英語面接での応用例】
先読み力、戦略立案力をアピールしたい時(マネジメント層・戦略系ポジション)
Staying updated on industry trends has helped me anticipate changes and adapt our strategy proactively.
業界トレンドを把握していることで、変化を先読みし、戦略を先手で適応することができました。
製品開発、改善経験の成果を示す場面
In my previous role, staying updated on customer behavior trends helped us refine our product positioning.
前職では、顧客行動のトレンドを把握することで、製品のポジショニングを改善することができました。
“知っている”だけでなく“活かしている”姿勢を伝えたい時(ビジネス思考)
I stay updated on industry trends not just to gather knowledge, but to turn insights into actionable strategies.
業界動向を追うのは、知識を得るためだけでなく、それを実行可能な戦略へとつなげるためです。
【通常のビジネス会話での応用例】
自部門の情報感度を示す時(プロジェクトマネージャー向け)
We hold monthly meetings to review key data and stay updated on industry trends that may impact our business strategy.
毎月、主要なデータを確認し、事業戦略に影響を与え得る業界動向を把握するための会議を開いています。
クライアント向けの営業トークの中など
Staying updated on industry trends allows us to anticipate client needs and offer more relevant solutions.
業界動向を把握しておくことで、顧客のニーズを先読みし、より的確な提案が可能になります。
上司に自分の情報収集の姿勢を説明する場面(報告、面談、評価面談など)
I subscribe to several industry newsletters to stay updated on industry trends and keep my team informed.
業界のニュースレターをいくつか購読して、最新動向を把握し、チームにも共有しています。
よろしければ、ご参考にされてください。