ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
前回(1)に引き続き、今回は、「カフェイン摂取について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中
オンライン英会話での、主な論点4
カフェイン飲料やピルなどを購入された事はあるでしょうか?現状、ドラッグストアやスーパーなどで、普通に手に入ります。つまり、子供達でも難なく手に入れる事ができる訳で、子供が、カフェイン飲料を大量に飲んでしまうという事も起こりかねません。カフェインの過剰摂取が問題ならば、子供達を守る手立てを考える必要があります。
十代やそれ以下の子供達には、カフェインを禁止すべきでしょうか?
カフェインがたくさん入ったエナジードリンクやピルが簡単に手に入る状況をどう思いますか?
英語表現17 悪いもの
カフェインの過剰摂取が問題となると、カフェインが入っている飲み物にも警戒の目が向けられますが、コーヒーやお茶は、昔から楽しまれてきた習慣です。
Coffee and tea are not evil substances.
コーヒーやお茶は悪いモノではありません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(evil substances)
英語表現18 禁止
子供達の食と安全は、親の責任下にあります。
Banning caffeine is extreme. Parents should watch their children to make sure they aren’t consuming too much caffeine.
カフェインを禁止するというのは行き過ぎです。親たちが、子供達がカフェインを摂り過ぎないように注意しておくべきです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(Banning caffeine is extreme)
英語表現19 個人の責任
カフェインの過剰摂取は危険であるにもかかわらず、医者の処方や薬剤師への相談は必要なく、個人の判断と責任に任せられています。
When you buy pills that contain caffeine you don’t have to consult a pharmacist. / You don’t have to consult with a pharmacist when you are buying caffeine containing pills and medicine.
カフェイン含有のピルを買う時、薬剤師に相談する必要はありません。
上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to consult a pharmacist / to consult with a pharmacist)
(pills that contain caffeine / caffeine containing pills and medicine)
英語表現20 知識の普及
過剰摂取が危険なのは、なにもカフェインばかりではありません。アルコールの過剰摂取もよく問題になり、中毒者もいます。
I think that you made a good comparison between capping caffeine intake and capping alcohol consumption. A much better route may be educating the public about the dangers of caffeine, not setting limits on it.
カフェイン摂取とアルコールの消費への制限を比較するのは、良いポイントだと思います。もっと良い方法は、摂取量を設定することではなく、カフェインの危険性を一般に広く伝えることです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(capping caffeine intake)
(A much better route may be educating the public)
英語表現21 入手が簡単
過剰摂取が問題になる中で、カフェイン飲料は、若年者でもタバコやアルコールに比べて簡単に手に入れることが出来ます。
It’s easy for young people to get hold of those sorts of pills.
こういうピルを若者が手に入れるのは簡単です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to get hold of those sorts of pills)
英語表現22 禁止すべきか否か
個人の責任に任せ、禁止まではすべきでないという意見です。
I agree with you that although caffeine in large quantities can be dangerous, energy drink and caffeine pills shouldn’t be banned.
多量のカフェインは危険に繋がることもありますが、エナジードリンクやカフェイン入りのピルを禁止すべきではないという意見に賛成です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(although caffeine in large quantities can be dangerous)
オンライン英会話での、主な論点5
タバコにも、アルコールにも年齢制限や、健康に被害があるかもしれないという警告表示があります。このような表示をカフェイン飲料にもつけるべきでしょうか。
警告表示を付けると、効果があるとお思いますか?
英語表現23 関連情報
自分がどんなモノを口にしているのか、分かって食べたり飲んだりすると、その食物の持つ特性をうまく利用できます。
I think it is useful to know what the relevant information would be.
関連する情報を得られて、助かると思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to know what the relevant information would be)
英語表現24 注意不足
きちんと注意しておかないと、警告表示も見逃してしまうかもしれません。
There is a lack of awareness.
注意が足りません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(There is a lack of awareness.)
英語表現25 意識の変化
カフェインの過剰摂取のニュースが取り沙汰されるようになってきて、みんなの意識も少しずつ変わってきました。
People are becoming aware of their caffeine consumption.
カフェインの摂取に注意を払うようになってきています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(People are becoming aware of)
英語表現26 炭水化物の摂取
Intake で、摂取という意味になります。
I decided to cut down on my intake of carbs.
炭水化物を摂るのを減らすことに決めました。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to cut down on my intake of carbs)
carb は、carbohydrateの略
英語表現26 アレルギー
アレルギー体質の人は、飲料や食物の表示に敏感です。
Warning labels are helpful to people with allergies.
警告のラベルは、アレルギーのある人の助けになります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(people with allergies)
英語表現27 啓蒙
ビジネスでも、まずは現状の不具合や不便さ、危険などを啓蒙し、それを解決する商品を宣伝していくという手法はよくあります。消費者に知ってもらうための啓蒙的なキャンペーンは至る所で行われています。
I agree with you that an education campaign is a really good way to make people aware of how dangerous caffeine can be.
啓蒙キャンペーンは、カフェインが危険をはらんでいることを人々に伝える、とても良い方法ですよね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(an education campaign)
(make people aware of how dangerous caffeine can be)
まとめ
カフェインの過剰摂取での事故が報告される中、現状、カフェイン飲料などは、特に年齢制限などもなく普通に手に入る状況ですが。この点について考えました。
– 子供については親の管理
– 大人については自己責任
が求められ、禁止にするのはやり過ぎとの意見がありました。
その他、カフェインの持つ危険性を一般に知らしめる事も必要という声も上がりました。
【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】
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