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オンライン英会話でネイティブ講師と学ぶ、議論の作り方|匂いでガン発見

2017.03.31
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ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

今回の記事は、「匂いでガン発見」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1

 

オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要

 

オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要

 

最近、ちょっと気になりますのが、身近で癌(がん)の手術を受ける人が増えてきたことです。

乳がん、食道がん、大腸がん、それから、皮膚がん(頭皮)と、その癌の種類も様々です。

基本的に、癌が見つかることは良いことだと思うようにしています。

見つからないでそのまま進行することに比べたら、見つかってくれたことは本当に幸運だと思うからです(父に癌が見つかったとき、実感しました)。

年齢が上がってくるにつれて、周囲に癌を経験する人が増えてくることは、そういうものなのかなぁと思うところもあるのですが、せめて、年1回の人間ドックを、2、3回にしたら、もっと早期発見ができるんじゃないかと思っていたところ、今回の最新記事で伝わる英会話、「匂いでガン発見」の記事に出会いました。

2022年くらいの実現になるそうですが、スマートフォンなどに取り付けた検知器で、息に含まれる匂いから、癌の検知が可能になるそうです!

スゴいですよね、これ!

世界的な大発明になると思うのですが、やはり、欧州、アメリカとの開発競争は熾烈なようです。

投資、開発、そして、普及活動、是非、日本に頑張ってもらいたいです!

何か良い方法はないか、どうぞディスカッションしてみてください。

 

オンライン英会話で、どう話す? 議論の内容

オンライン英会話で、どう話す? 議論の内容

 

長寿で知られる日本人の、死因第一位はガンで、約400,000 人もの人々が一年間にガンで亡くなっています。

このガンを検知する画期的な検査方法が開発されています。

この検査方法は、呼吸に含まれているガンの「匂い」を検知するというもので、ガンの種類によっても匂いに違いがあるそうです。この匂いを検知するセンサーを職場に置いたり、またはスマートフォンの機能に入れて、ガンを早期発見することが期待されています。

日本でのガン検診比率は低いと言われていますが、その大きな3 つの理由として、時間が無い、検査に費用がかかる、痛みに対する不安というのがあるそうです。

新しい検査方法の導入で、どのような変化が起こるのでしょうか。

 

オンライン英会話での注意点と学びのポイント

まずは注意点

ガンは重い病気となり得るだけに、「怖い、怖い」と言って議論が終わってしまう人もいるようです。ただし、これでは議論になっていません。ガンについて、自分がどう思うかだけではなくて、ここで何を、どう話し合うべきなのかを考えてみましょう。

 

そして、学びのポイント

オンライン英会話を通して、ネイティブ講師と具体的に何を、どう話し合うことができるか、一例として、今回は以下のようにまとめてみました。

現状

(1)事実として、日本における死因の第一位はガンである。年間に40万人もの人が亡くなっている。
(2)精緻な検診を受けることで、発見は早まり、死亡率も改善するはずながら、残念ながら日本ではガンの検診率は低い。その理由は以下の3つ。
1) 時間、2) 費用、3) 痛みに対する不安

ニュースとしての価値

ところが、このニュースが告げているように「匂い」でガンを検知できるようになり、しかも、スマートフォンのアプリなどでその検診を実施できるのであれば、前述の検診率が低かった理由3つ、全てが解消されます。年間40万人のガンで亡くなる人の数も減ることが容易に想像できます。

将来の展望

これだけ有望な研究となるだけに、新しい産業育成の種として、欧米中国が熾烈な開発競争をしていることも納得できます。では、日本は国として、どのようなスタンスで開発に臨むべきか、ここは一番大きな議論になると思われます。

以上のように、イシューを3つに切り分けて議論を進めてみるのも1つの方法だと思います。

 

まとめと、論点

1. 日本では多くの人が毎年、ガンで亡くなっている。
2. 検診を受ければ、早期に治療ができて助かる場合も多いはずだが、検診率は低い。
3. 匂いでガンを検知する技術が開発されており、実現すれば検診率は向上するはず。
4. 国際的に開発競争は激しい。日本のスタンスも問われる。
5. オンライン英会話でネイティブ講師と議論を行う際には、イシューによって切り分けて、それぞれについて説明や意見を英語で出せるようにしておくと良い。

 

この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現

<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1

ビジネス英会話へ応用できる英語表現集

ネイティブ講師たちとオンライン英会話で、この議論を行った際に使用された英語表現の中から、仕事での英語コミュニケーションで使える表現を選出しました。是非、実際の職場でも使用して、お役立てください。

今回はガン検診の話題なので、医療系の英語表現が多くなっています。

1. died of ~ :~で亡くなりました。
2. in the early stage:早い段階
3. as ordered by the company:会社の決まりで(会社の命令で)
4. undergo:(治療を)受ける、耐える (undergo medical checks: 検診を受ける)
5. people of all ages:どの世代の人も
6. sniff out:嗅ぎ分ける
7. the difficulty in finding time to do ~:~する時間を作るのが難しい
8. I don’t know which ones are associated with which.:どれがどれについてか、わかりません。
9. be at a high risk of ~:~の危険性が高い
10. be diagnosed with ~:~だと診断される

 

【ご利用上の注意点】
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2017年 3月30 日編集

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