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ビジネス英語

ビジネス英語:プレゼンのトレーニングで必ず指摘されるポイント

2017.01.23
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無料で使える、英語でのビジネスコミュニケーションのコツをご紹介します。社会人専用の英会話トレーニング、@English/アットイングリッシュが2003年から蓄積してきたノウハウをご提供しています。

英語プレゼンテーションのトレーニングでまず指摘されるポイント

英語パブリックスピーチの指導

 

英語でのプレゼンテーションやパブリックスピーチの指導を受けてみたいと思ったことはありませんか?

こういった指導の中で、英語自体とは関係なく、必ず確認される指摘ポイントがあります。

それは、Eye contact(アイ・コンタクト)です。

ちょっと不思議かもしれません。プレゼンの内容に不安があったり、相手の受け止め方に不安があったり、またはプレゼンする際の英語に不安があることはあるかもしれませんが、アイ・コンタクトは誰でも、すぐに出来そうだからです。

でも実際は、そうではないようです。

少人数で対面式に席に着く、会議スタイルはもちろん、たくさんの人たちを前に話すときでも、会場を広く見渡しながら、何名かとしっかりとアイ・コンタクトを結ぶことが大切と言われます。

それがしっかりと結べていないと、聴き手のプレゼン内容への関心 (interest)を低め、あなたの正直さ (honesty)や自信 (confidence)といったものが、聴き手から疑われ始めます。

そして、それがしっかりと結ばれているなら、あなたへのイメージが、誠実で、信頼でき、親しみを持てて、正直な人柄といった方向へ好転していくでしょう。

そして、そのイメージは、あなたが伝えるプレゼンのメッセージへの印象に影響すると共に、聴き手がそれを受け容れようと気持ちに大きく影響します。

具体的な方法としては、「一人ずつとアイ・コンタクト」を結ぶこと。一度に全員としようと思ってはいけません。ゆっくりと一人ずつとアイ・コンタクトを結び、次の人へと移る。全員と結ばなくても構いません。

実際、ビジネスコミュニケーションの取り方を習得する、ビジネスコースEBCの教科書でも、始めのモジュールでアイ・コンタクトを取扱い、西洋文化の中でのアイ・コンタクトの重要さを確認しています。私たち日本人が考えているよりも、重要な位置づけであることがわかります。

以前に観たアメリカ映画の中では、父親から「父さんの目を見て話せ!」と叱られた子どもが、父親に顔を向けたところ、「ダメだ!お前が見ているのは、父さんの鼻だ!」と、更に怒られているシーンがありました。

視界の中に相手の目が入っているだけでは、アイ・コンタクトとは言えないのでしょう。

先日、参加したパブリックスピーチの練習の中でも、アメリカ人のスピーカーが、アメリカ人のプロの講師から、アイ・コンタクトを維持するように指導を受けていました。

その際、講師はアイ・コンタクトの意義をこのように説明していました。

“Establishing Human Connection”

まずは、Connection を結ばないと、自分の伝えたいメッセージは届かないということですね。

ビジネス英語+英語面接、知ってさえいれば使えるコツでした。ご活用ください。

実際の、ビジネスミーティングや、英語面接に向けた応用

これは、仕事の場においては絶対に必要なことです。仕事は提案内容だけで決まり、面接は経歴、実績だけで決まるとお考えの人もいらっしゃるかもしれませんが、その提案を実施する相手として信用できるのかどうかを、もちろん聴き手は見ているはずですし、一緒に働ける人かどうかを面接官は見ているはずです。だからこそ、提案書が送られるだけではなく、プレゼンテーションや面接の機会が設けられるわけですから。

 

ビジネスでのミーティングや、英語面接に向けた応用

【まとめ】

1. 一見、簡単そうに聞こえる「アイ・コンタクト」だが、ビジネスコミュニケーションの分野のプロのコーチから、多くの人が指摘される。
2. 西洋文化の中では、日本人が考える以上に重要な役割を果たしている。
3. 具体的には、「一人ずつとアイ・コンタクト」を結ぶことが大切。全員と結ぶ必要はない。
4. アイ・コンタクトの意義を、”Establishing Human Connection”(人としての繋がりを作る)とも考えられる。

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