フィードバックをもらうことには、様々な効果があります。
■自分では気づけない改善点に気づける
■課題をもとに、パフォーマンの質を高められる
■成長意欲や学ぶ姿勢を示せる(上司やメンターとの信頼関係構築に繋がり、印象も良い)
■仕事の方向性のずれを早期に防げる
■チーム全体のコミュニケーションが円滑になる
また、英語圏の職場では、フィードバックをオープンにやり取りできる関係性が「心理的安全性(Psychological Safety)」の基盤であると考え方もあり、信頼関係やチームビルディングの第一歩として、フィードバックを大切にする文化もあります。
では、実際にフィードバックを頼むとき、どのようにお願いしたら良いでしょうか。
今回は「フィードバックを受け付けています(I’m open to feedback)」という姿勢ではなく、「フィードバックを“お願いします”」という積極的な依頼を丁寧に行うニュアンスを込めた表現をご紹介しています。
仕事での上司にフィードバックを依頼する表現
(1)Would it be possible for you to share any feedback on my recent work?
最近の仕事について、フィードバックをいただくことは可能でしょうか?
(2)When you have a moment, I’d really appreciate any thoughts or feedback you could share.
お時間のある際に、ご意見やフィードバックをいただけると大変ありがたく思います。
(3)May I kindly ask for your feedback on how I’ve been handling this project?
このプロジェクトの進め方について、ご意見をお願いできますでしょうか?
(4)I’d be very grateful if you could share any suggestions for how I might improve.
改善に向けたご提案などをいただけましたら、大変ありがたく思います。
(5)If you’re able to provide any feedback, I would sincerely appreciate it.
もしフィードバックをいただけましたら、心より感謝いたします。
(6)Could I ask for your perspective on how I’ve been contributing so far?
これまでの貢献について、ご見解をお願いしてもよろしいでしょうか?
(7)Would you be willing to offer any feedback on my performance in the last meeting?
先日の会議での私のパフォーマンスについて、ご意見をいただけませんでしょうか?
(8)I’d really value your thoughts on how I could be more effective in this role.
この役割でより効果的に動けるよう、ご意見をいただけますと幸いです。
(9)May I ask for your input on any areas where I could improve or adjust?
改善や調整が必要な点について、ご意見をお願いできますでしょうか?
(10)Would it be alright to ask for some feedback on my approach so far?
これまでの進め方について、フィードバックをお願いしてもよろしいでしょうか?
【ポイントの整理】
□“Would it be possible / May I ask / Could I ask” など、控えめな丁寧表現を使ってみましょう。
□具体性を加える(recent work / this project / my approach)ことで、相手が答えやすくなる工夫をしましょう。
□依頼の重さを和らげる表現(when you have a moment / if you’re able to)を使って、相手に負担をかけず自然に頼める工夫をしましょう。
よろしければ、ご活用ください。