ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
今回は、「日本の核燃料サイクル計画について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
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オンライン英会話での、主な論点1 –理解、賛否、今後の課題を表すビジネスで活用できる英語表現
ここでの論点は、核燃料サイクルのプロジェクトについて、どう考えるか、というものです。
今回は、巨額の投資をして、いまだ実用化の目途が立たない核燃料サイクルプロジェクトについての話題です。この問題についてどう考えるか、まずは問題をどう理解し、それに対してどのようなスタンスを持ち、その理由は何なのかを見ていきます。
ここでご紹介する英語例文には、お仕事でも使える表現がたくさん使われています。是非ご活用下さい。
英語表現1 「賛成できない」
I no longer like the idea of building new nuclear power plants.
新たに原子力発電所を作るという考えには、賛成できません。
No longer で、もはや~ではない とい意味です。仕事の中でも、今までの経験から、もはや賛成できない、採用すべきでない案があるでしょう。そういった時にもお使い頂けます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(I no longer like the idea of)
英語表現2 必要性は認めるが
The people who live near the reprocessing plant don’t want it. — The acronym I mentioned to you is “NIMBY”, which stands for “Not In My Back Yard”.
再処理場の近くに住む人達は嫌がっています。 — 私が紹介した頭字語は、NIMBY です。つまり、”Not In My Back Yard”(家の近くには欲しくない)という意味です。
その施設が必要であっても、居住の近くには建てて欲しくないという場合、住民運動などに使われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(The acronym I mentioned to you is “NIMBY”)
英語表現3 ~が乏しい
Japan has few natural resources.
日本は資源に乏しい国です。
安全性や費用対効果に疑問があがる核燃料サイクル計画ですが、それに取り組んできた理由は、まさにこの点です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(Japan has few natural resources)
英語表現4 取り組むべき課題
We need to address the problem of processing the spent nuclear fuel.
使用済核燃料の処理の問題について取り組むべきです。
もしこのまま核燃料サイクル計画を進めるなら、必ず出てくる使用済核燃料の処理問題は避けて通れません。to address the problem で、~の問題に取り組むという表現になります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to address the problem)
(the spent nuclear fuel)
英語表現5 より深く理解する
I went to the JEA website and it gave me a much better understanding of the issue.
JEAのウェブサイト見に行って、この問題についてより深く理解することが出来ました。
お仕事の中でも問題点を論じる際には、正しい情報収集とそのデータを読む読解力、理解力が必要となります。サイトに出ている情報や、別の角度からの見解、周辺調査をして会議などでの議論に臨まれることと思います。Gave me a much better understanding of the issue は、そんな時にも使える表現ですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(it gave me a much better understanding of the issue)
英語表現6 本当の問題点を深く理解していない
People didn’t have a deeper understanding of the real problems entailed in it.
みんな、これによって必然的に起こる本当の問題について、深く理解していませんでした。
英語表現5 のbetter understanding とも繋がりのある表現ですね。 to have a deeper understanding of で~をより深く理解するという表現になります。
また、entail in で ~に伴うという表現となります。一つの問題は、更なる問題を引き起こす原因となる事が多いので、the real problems entailed in it といのは、使うことも多い表現でしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(People didn’t have a deeper understanding of)
(the real problems entailed in it)
まとめ
今回取り扱っている記事は、「日本の核燃料サイクル計画について」という話題です。日本にとってエネルギー問題は、長く取り組んできていながら、なかなか解消されない大問題です。核燃料サイクル計画は当初、大きな期待がかかりましたが、なかなか成果が上がらず、費用は膨らむばかりです。
今回の論点は、「核燃料サイクルのプロジェクトについて、どう考えるか」で、これに対する回答例としてご紹介した英語例文の中には、その問題を正しく深く理解し、賛否のスタンスを示し、その理由を語り、今後の課題についても触れるという、会議やプレゼンなどで、問題解決について語る時などにも、便利な英語表現が並びました。
是非、お仕事の中でご活用下さい。
【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】
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