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礼儀正しさと熱意を伝える
I’m truly excited about the opportunity to be a part of your team.
貴社の一員として働く機会をいただけることを、大変楽しみにしております
面接を受ける際、意外に忘れがちなのが、「礼儀正しさ」と「熱意」のバランスです。
まず「礼儀正しさ」は必須。
ただし、「Thank you for the opportunity.」だけだと、あまりに杓子定規で、熱意が伝わらず、印象に残りにくいです。
そして、採用企業は「スキル」だけでなく、「どれだけその仕事に対して前向きか」、その熱意も重視します。
この短い表現は以下のように絶妙にバランスがとれています。
「I’m truly excited」:感謝と前向きな姿勢、熱意の表現 「about the opportunity」:機会に対する敬意(単なるchanceではない) 「to be a part of your team」:謙虚さと協調性(チームに加わることへの感謝や尊重の念が含まれる) |
印象において、礼儀正しさと熱意のどちらかが欠けると、以下のような問題が起こる可能性があります。注意しましょう。
■礼儀正しいが、熱意が足りない:受け身な印象
→ 「やる気はあるのか?本当にこの仕事に興味があるのか?」
■熱意はあるが、礼儀正しくない:自己中心的、周囲に敬意を払わない印象
→ 「この人は職場で協調できるのか?」
■礼儀正しさと熱意のバランスが良い:最も好印象
→ 「この人ならチームに貢献し、良好な関係を築けそう!」
年収800万円のポジション向けアドバイス – 気になる ”a part of this team”と”part of this team”の違い
この2つの表現、ニュアンスの違いを理解して、それぞれを効果的に使いましょう。
ざっくりと結論を言うと、以下のとおりです。
■ a part of =「新しくチームに加わる」とき
「新しく加わること」にフォーカスし、ややフォーマル。感謝や期待の気持ちを込めやすい。
例文
Thank you for welcoming me. I’m excited to be a part of this team and look forward to working with all of you!
(温かく迎えてくださりありがとうございます。貴社のチームの一員となれることを楽しみにしており、皆さんと一緒に働くのを心待ちにしています!)
■ part of = 既にチームに入っていて、「チームの一部として機能・貢献することを強調する」とき
チームの一員として関わることをシンプルに伝える。
例文
I really enjoy working here. Being part of this team has been an incredible experience.
(ここで働くのが本当に楽しいです。このチームの一員でいられることは素晴らしい経験です)
年収1,000万円超のポジション向けアドバイス – 説得力を倍増する、効果的なのに簡単な仕掛け
熱意が論理的に伝わると、説得力は倍増します。
つまり、前に一文を加えて、「理由 → 結果」の流れを作ることによって、説得力を倍増させます。
例えば、「理由」として、以下の一文を加えてみます。
■Learning more about your team has been incredibly inspiring.
(貴社のチームについて詳しく知ることで、大変感銘を受けました)
Learning more about your team has been incredibly inspiring. I’m truly excited about the opportunity to be a part of your team.
断然、説得力が増します。もちろん、この「理由」の一文は、その日の面接の中で一番盛り上がった部分、感銘を受けた部分を取り上げるとイイでしょう。
面接中に出てきた話題とリンクさせながら、他にも、以下のような「理由」付けができます。
■Learning about your team’s recent projects has given me a deeper appreciation for your work.
(貴社の最近のプロジェクトについて知り、その取り組みに対する理解が深まりました)
■Hearing about your team’s mission and values has made me even more eager to contribute.
(貴社のチームのミッションと価値観について伺い、さらに貢献したいという気持ちが強くなりました)
■Hearing more about how your team tackles challenges has further reinforced my appreciation for this opportunity.
(貴社のチームがどのように課題に取り組んでいるかを伺い、この機会への理解が一層深まりました)
よろしければ、ご活用ください。