成果や実績を効果的にアピールする
転職面接では、スキルや能力を示すだけではなく、それを証明する実績を伝えることが大切です。そして、「頑張りました」「努力しました」ではなく、「結果を出した」という点が重要です。
In my current position at [会社名], I have increased [具体的な指標] by [金額、量、%などの数値], positively impacting the organization’s overall performance.
現職において、 [具体的な指標]を[金額、量、%など]増加させ、組織に貢献しました。
「売上を20%増加させた」、「コストを15%削減した」といった具体的な成果は、定量的でわかりやすく、面接官が応募者の能力を評価しやすくします。基本表現とその応用を身につけておきましょう。
年収800万円のポジション向けアドバイス
成果・実績を語る便利な3つの表現、“increased”、”improved”、”enhanced”を使いこなして、様々な尺度で成果・実績をアピールしましょう。
increased(数量的な向上、規模の拡大)
I increased sales revenue by 25% in one fiscal year.
1つの事業年度で売上を25%増加させました。
improved(質的向上、状況の改善)
I improved customer satisfaction scores by 15% through process optimization.
プロセス最適化により、顧客満足度を15%向上させました。
enhanced(強化、価値の付加)
I enhanced employee engagement by 25% by implementing a new incentive program.
新しいインセンティブ制度を実施して、従業員エンゲージメントを25%向上させました。
年収1,000万円超のポジション向けアドバイス
自分の成果や実績の説明で印象を強めたいなら、「どのように達成したかを補足する」、「成果の影響を示す」といった情報を入れましょう。
どのように達成したかを補足する
■「どのように達成したかを補足する」は、あなたが入社したら”どのように貢献してくれるか”を面接官に想像させます。
I enhanced team productivity by introducing agile methodologies and improving workflow clarity.
アジャイル手法を活用し、ワークフローを明確化することで、チームの業務効率を大幅に向上させました。
成果の影響を示す
■「成果の影響を示す」ことで、成果や実績に”意味付け”をすることになり、あなたの加入がどのようなメリットをもたらすかを印象づけます。
I increased annual revenue by 15%, contributing to a substantial increase in market share.
年間売上を15%伸ばし、市場シェアの拡大に貢献しました。
他の”意味付け”の例
leading to a significant boost in overall company revenue
→ 会社全体の収益の大幅な向上につながった
resulting in a record-high profit margin
→ 過去最高の利益率を達成した
helping the company achieve its highest-ever sales figures
→ 会社の過去最高売上の達成に寄与した
さらに具体的な数値を加えると、データと行動、影響が発言の中に入り、より説得力のあるアピールが可能になります。