ネイティブの英語

英語発音は矯正できる|ネイティブに好まれる、キレイな音(オト)の作り方

2017.09.02
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英語の発音矯正方法

英語のスピーキングで「発音」、気になりますか?

ちゃんと通じるのか不安を感じる。
うまく通じなかったら恥ずかしいから、英語で喋るのを躊躇した。
発音が悪く、話しているうちに、相手の聞く気が失せてしまった。
スピーキング中、口がうまく動かず、思い通り発音できず、もどかしい。

そんな経験、ありませんか?

発音矯正を目的に発音教室に通えば、色々教えてくれるでしょうが、発音だけに時間を取るのは難しいし、費用も結構かかります。

そこで今回は、英語の発音を作る2つのポイントと、簡単に、自分で出来る、4つの英語の発音矯正の方法をご紹介します。

 

子音と母音の正しい音「基準」を知る – 1つめのポイント

英語の発音の基礎、子音と母音

発音を練習するには、まず音の「絶対の基準」を知る必要があります。

“なんとなく”ではなく、目標となる正しい音を”はっきり”知るのです。音楽を作る時、絶対音感が必要なのと同様です。

英語は、26のアルファベットから成りますが、音ベースでは、44の音が存在します。その音を表示するのが、辞書でよく見る発音記号です。よく目にするものの、発音記号どおり発声するとなると、確信をもってできる方は少ないのではないでしょうか。

というわけで、ここで”はっきり”させましょう。

下記の動画(7分45秒)をご覧ください。

mmmEnglishの動画
https://www.youtube.com/watch?v=n4NVPg2kHv4

44個の音を丁寧に教えてくれています。(アメリカ英語です。3:07頃から母音、5:19頃から子音の音を教えてくれます。)

なお、この動画では、発音記号をInternational Phonetic Alphabetとして説明しています。

この動画を見て、聞いて、マネをして、正しい音の基準を作りましょう。

 

ストレスとリズムを知る – 2つめのポイント

英語発音におけるアクセントとリズムの重要性英語にはストレスとリズムがあります。

英語は、強弱と音の長短に富んだ音楽的な言語で、それに触発されて感情を表現しやすい点に魅力を感じて、英語好きになる方も多いのではないでしょうか。

その音楽的な部分を作っているのが、ストレスとリズムです。

 

 

単語の中のストレス

ストレスとは、他より大きな声で、ゆっくり、高い音調で発声する部分のことです。

business = BUZiness
astonishment = asTONishment
behavior = beHAvior

単語ベースでいうと、上記のように、大文字で書いた所がストレスの部分です。

 

英語のリズムとは

リズムとは、単語の語尾と次の単語の頭の音の重なりにより早まったり、強調する部分や母音を伸ばす事でゆっくりになるなど、早まったり遅くなったりする、スピードの緩急です。

これは、相手に内容を理解しやすくさせるために非常に重要です。たとえ子音や母音の音が少し間違っていても、ストレスとリズムをうまく付けてさえいれば、相手の理解度は断然高くなります。

そしてネイティブスピーカー特有の「英語っぽさ」を演出しているのも、このアクセントとリズムです。

 

一連のスピーチの中での、ストレスとリズム

単語内に加え、センテンス、一連のスピーチの中にもストレスとリズムを付けます。そして、その付け方には規則性があります。

「内容語」はゆっくりストレスをつけ、「構造を作るための語」は早いリズムでリラックスして発声するのです。

内容語とは = 内容を理解するのに、重要な語 のことです。
構造を作るための語 = 文章の構造を作るための、繋ぎ的要素の強い語 のことです。

内容語」と「構造を作るための語」の例は、下記のようになります。

 

Content Words (内容語)

ストレスをつけて、ゆっくりのリズムで発声します。

内容を表す重要な語
主要な動詞 purchase, trust, employ
名詞 book, material, window
形容詞 Interesting, short, hot
副詞 rapidly, gradually, simply
否定のための補助動詞 don’t, aren’t, can’t

 

Structure words(文章の構造を作る語)

リラックスして、早めのリズムで発声します。

構造を作る語
代名詞 he, we, they
前置詞 on, at, from, to
冠詞 定冠詞 a, an, the
接続後 and, but, because
補助動詞 do, be, have, can, must

例えば、こんな感じです。

He has written a paper for his speech.
彼はスピーチ原稿を書きました。

If he ever wants to study abroad, I want him to be able to.
彼が海外で勉強したいという事があれば、そうさせてやりたいと思っています。

What I mean is, it’s important for us to gather the information quickly.
つまり、情報を早く集める事が大切です。

 

発音矯正、スピーキングを滑らかにする4つの方法

さて、発音の基礎となる母音・子音の音と、ストレス・リズムを理解したところで、さっそく身に付ける方法を見ていきましょう。

4つです。

 

音読

音読で、発音矯正とスピーキングを滑らかにする一つめの方法は、音読です。

発音矯正のために、わざわざ特別な読み物を用意する必要はありません。仕事で読む必要のある資料、新聞、契約書などを活用しましょう。

目的の一つは、口を動かして、英語を喋り慣れた口(唇、舌、歯の動き)を作ること。ですから、小さい声で構いません。口をしっかり動かして下さい。

そして、音読の際に重要なのが、「内容を理解する事に集中する」ことです。

教室で先生にあてられて音読するような読み方では、読み間違えない事や、単語の発音に意識がいき、ストレスやリズムが損なわれます。

しかし内容を捉えるために読むと、先に述べた「内容語」にあたる単語を、無意識に強調して読むようになります。なぜなら、理解するには「内容語」が重要だからです。こうして、ネイティブのような音楽的な発話が、自然に出来るようになっていきます。これが、この練習のもう一つの目的です。

 

シャドーイング

シャドーイングとは、手本のスピーチを聞きながら、その話し方と同じように、平行してスピーチをするという練習方法です。手本となるネイティブスピーカーの発音、スピード、抑揚をマネする中で、自然とそれが身に付きます。

下記は、1. 子音と母音の正しい音「基準」を知る – 一つめのポイント でもご紹介したネイティブスピーカーEmma の、シャドーイング練習用動画です。

mmmEnglish
https://www.youtube.com/watch?v=dZGf8JY5_ck

 

この動画では、3ステップで、シャドーイングの練習をリードしてくれています。

1. Emmaのお手本のスピーチを聞く
2. 次に彼女のスピーチの後に彼女と同じように発話する練習をする
3. 最後に彼女の口の動きに合わせてスピーチ原稿を発話する
という3ステップです。

段階的に練習できるので、シャドーイング初心者の方もすんなり入れます。

 

好きなネイティブスピーカーのスピーチを聞く、マネする

憧れのネイティブスピーカーのスピーチをシャドーイング好きなネイティブスピーカー、感動するネイティブのスピーチを、シャドーイングしましょう。(字幕(subtitle)が付いている方が練習しやすいです。)

2.のシャドーイングと同様の練習ですが、ここでのポイントは、「感動」と「好き」であることです。

内容の素晴らしさに感動すると、自然と抑揚がつきます。また、憧れの人と同じように喋りたいという欲求は、練習のモチベーションにもなります。

何より、スピーチの中に出てくる表現を何度も繰り返す事で、普段のスピーキングでも、それらの表現を活かせるようになります。

ここでは参考として、スピーチ上手のオバマ元大統領、そして、スティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチをご紹介します。

オバマ元大統領の退任演説
https://www.youtube.com/watch?v=NGxNLkWc6zg

スティーブ・ジョブズ氏 2005年スタンフォード大学卒業式のスピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=VyzqHFdzBKg&t=4s

 

ネイティブとのスピーキング

実践練習です。1.~3. の個人練習は、基本的に、決まったスクリプトを読み・マネしましたが、最終的には、職場の同僚や、友人、英会話スクール等のネイティブスピーカーを相手に自分の考えや知識を述べて実践練習しましょう。

発音、特にリズムとストレスは相手の話グセがうつりやすいので、ネイティブスピーカー、自分がこんな風に話したいと思う英語を話している人と練習しましょう。

なお、スピーキング練習では、2つの点に注意しましょう。

1. 内容の要所を伝える事に集中する
「伝えること」を意識することで、適切なアクセントやリズムがつかめ、より自然な発音、スピーキングになります。

2. ゆっくり話すよう心掛ける
英会話練習では、「ペラペラ話せるようになりたい」という気持ちから、つい早口になりがちです。フルーエントに話すというのは、早口で喋れる事ではありません。伸ばすべき所はしっかり伸ばし、適度な間を保ち、余裕をもって話す事を心掛けましょう。

 

まとめ

今回は、英語の発音の基礎と、その矯正方法についてお話ししました。

業務の中で努力できること、無料でできる個人練習を中心にご紹介したので、忙しいビジネスパーソンも、無理なく実践できる上達法です。

是非、ご活用下さい。

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