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英語学習

英会話の独学|英語4技能とボキャブラリで強化する、英会話力の押し上げ!

2018.04.12

この記事を読んでくださっている方は、「独学」で英会話を習得しようという気概をお持ちの方だと思います。これからご紹介させていただく練習方法は、無償有償を問わず、自分自身で考え、試行錯誤をしながら結果を生み出していく、独学に非常に向いていると思います。

是非、ご自分の独学スタイルにアレンジして、ご活用ください。

目次

英会話がなかなか上達しない状況

英会話がなかなか上達しない状況「英会話を練習しても、なかなか上達しない」という声をよく耳にすることがあります。

一言で「英会話」といっても、初級から上級まで様々なレベルがあり、カジュアルから、フォーマル、そして、ビジネスと、状況のセッティングも異なるため、「では、どのような英会話の練習をしたのですか?」と尋ねると、意外にも、漠然と外国人と話す機会を持っただけ、ということがよくあります。

「今、喋れるように喋っているだけで、英会話は上達するのか?」

「自分が理想とするレベルの英会話と、今の自分の“英会話”は、何が、どう違うのか?」

あなたは、これらの質問にどのようにお応えになるでしょうか? 英会話の練習を考えるとき、この2つの問いを追いかけることが、私たちは英会話上達の近道だと考えています。

英語の総合力と独学のススメ

日本語でいう「英会話」は、社会人の場合、例えば、レポートを読んで、その内容を要約し、更に自分の意見を加えて発言したり、テレカンファレンスで他人の発言を聴き、流れを理解した上で、自分の発言をするなど、英語コミュニケーションの総合力のような位置づけにあると思われます。

前述の2つの質問(「今、喋れるように喋っているだけで、英会話は上達するのか?」「自分が理想とするレベルの英会話と、今の自分の“英会話”は、何が、どう違うのか?」)に対する私の 個人的な考えは、

– 現状喋れるように喋っているだけでは、この総合力は上がらない、
– 上達を考えるには、総合力の出来栄えだけを見ていても上達は難しい、
– その総合力を構成する要素を個別に伸ばすことが大切、

というものです。

漠然と英会話力を捉えるのではなく、2つめの質問のように「何が」違うのかを考えるために、今回は、総合力としての英会話力を、「英語4技能」と「ボキャブラリ」に分解して、練習方法をご紹介させていただくことにしました

英会話独学を始めるにあたって

英会話独学を始めるにあたってなお、これからご紹介する内容を、はじめから全てをやっていただく必要はありません

ご自分で「やってみたい」、または「これなら、やれそうだ」と思えるものを、まずは1つ選んでいただいて試してみてください。

もし、それが上手くいったなら、次のものを選らんで、また試してみてください。この方法で、独学のチャンネルを徐々に増やしていただければと思います。

相互に関係ないと思われていた、それぞれの英会話独学の方法が、だんだん繋がっていきます。その総合力が、あなたの英会話力として発揮されてくるはずです。

英会話の独学を、英語4技能から進める方法

まずは、英語コミュニケーションの総合力である英会話を、4技能に分解して、それぞれの上達方法を考えてみましょう。

英語の4技能とは、「Reading (読む)」「Listening (聴く)」「Writing (書く)」「Speaking (話す)」のことで、過去の日本の英語教育では、「読む」「書く」の2つに偏りがちだったものが、近年は、学校教育や大学入試でも4技能の練習、そして、その評価へと移行させています。

ここでは、英会話の独学ということで、特に「話す」にフォーカスした説明をしますが、4つの技能が重なり合って、英語コミュニケーション力を構成しているため、まずは簡単に他の3つについてもそのつがなりをご案内させていただきます。

独学で伸ばす、英語4技能の「Reading (リーディング・読む)」

独学で伸ばす、英語4技能の「Reading (リーディング・読む)」読む練習は、広いボキャブラリと素早い読解力を養います。日本語訳を気にするのではなく、英語を英語のまま受け入れて、書かれていることがそのまま頭で想像できるようにします。

独学として、「Reading (読む)」の利点は、教材として使えるものがインターネット上に非常に多く存在していることです。物語や英字新聞記事など、種類は様々ですが、難易度を考えながら、選択することをお勧めします。

例えば、同じ英字新聞記事とはいえ、The New York Times と 日本の新聞社が出す英字新聞では、その表現方法が全く違います。まずは、簡単なものから試していきましょう。

オススメの英語独学術「Reading (リーディング・読む)」

英字新聞記事は、毎日、情報がアップデートされることと、最新の話題について、分析や見解も得られ、更には英語でそれをどう表現するかがわかるのでお勧めできます。

The New York Times

NIKKEI ASIAN REVIEW

朝日新聞(英語版)

また、音読をしてみるのも非常に効果があります。始めはゆっくりでも構わないので、徐々にスピードを上げていくと、よどみなく英語を音読できるようになっていきます。始めは上手くいきませんが、そこで諦めず、続けていくことが大切です。

この時、発音を気にしたい方は、是非、このネイティブの発音方法をご紹介した記事も読まれてみてください。

独学で伸ばす、英語4技能の「Listening (リスニング・聴く)」

「Listening (聴く)」も、非常に独学に向いています。インターネット上に、そして、スマートフォンのアプリとして、無料のもの、或いは、有料の教材となるものが非常に多く存在しています。

オススメの英語独学術「Listening (リスニング・聴く)」

ここで、NHK教材はお勧めです。
NHKゴガク

NHK教材 - NHKゴガクテレビ番組でも、ラジオ番組でも、サイト上でのスクリプトも含めて、非常に手厚くサポートしてくれています。書店で販売されているNHKテキスト(CD付)を購入して、有償でガッツリと勉強されると良いですし、番組によってはそれらを無償でウェブ上に掲載してくれている場合もあります。

そして、NHKゴガクの良いところは、レベル別に教材が分けて提供されていること、そして、ビジネスやトラベルといった個別分野の内容のトピックも出ていることです。

また、レベルを上げたい場合には、BBC World Newsもお勧めです。スマートフォンアプリで、是非、ダウンロードして試してみてください。

音を取れるようにするのみであれば、聞き流していると段々、慣れてきます。意味がわかる、わからないを問わず、その場合は、聞き流して英語に慣れていきましょう。

また、精度を上げていくには、書き取り(Dictation)を試してみるのもお勧めです。キーワードを追いかけて聴くクセと、聞き漏らしを無くす習慣がつきます。

独学で伸ばす、英語4技能の「Writing (ライティング・書く)」

独学で伸ばす、英語4技能の「Writing (ライティング・書く)」ここからは、書かれたものを読んだり、話されているものを聴くといったものではなく、自分の頭の中で、単語、センテンス、パラグラフ、全体像などを作り上げる創出作業です。

「アウトプット」と言ってしまえば、そこまでですが、創出したアウトプット(この場合は、ライティング)の中で、以下の3点を少なくとも、評価し、改善を図っていく必要があります。

(1) 単語、表現の妥当性
(2) 英文法の正確性
(3) 主語の取り方や文章の構成 など

(1)と(3)については、正解は1つではない場合もあります。英語の表現感覚を養うつもりで、表現方法を磨き続け、増やしていくようにしましょう。

オススメの英語独学術「Writing (ライティング・書く)」(1)

まず、無料という点でお勧めできるのは、やはりNHKゴガクの活用です。英語の文章、内容の質が高いだけでなく、そこに付いている日本語訳の質も非常に高いからです。

2018年4月現在では、『世界へ発信!SNS英語術』という番組があります。
オススメの英語独学術 - 世界へ発信!SNS英語術

サイト上で、最新のトピック、ニュースが、動画、英文と和文の両方でスクリプトが付けられています。

そのボリュームは、動画が約1分間、英文スクリプトで約150ワード、だいたい、2つか3つのパラグラフで構成されているものです。

ライティングの練習をするのであれば、まずは和文スクリプトをみて、その英訳に取り組んでください。クリック1つで、英文スクリプトも見れますので照合がとても簡単ですし、動画による発音やイントネーションの勉強にもなります。

オススメの英語独学術「Writing (ライティング・書く)」(2)

また、辞書(英・英)を活用したライティング練習もあります。毎日、1~5個のよく知った単語を選び出し、そのそれぞれの単語の意味の表記を英語で調べ、英語で書き記します。

この練習をすると、それぞれの単語の詳細なニュアンスに気づくようになることと、単語を説明する文章が、辞書にある説明をお手本として作られるようになるので、英文を構成するセンスが磨かれます。

よろしければ、Cambridge Dictionary で試してみてください。

英会話における、英語4技能の「Writing (ライティング・書く)」の重要性

英語のアプトプットについては、スピーキングが注目を集めがちですが、忘れてはいけないことは、「英語で書けないものは、話せない」ということです。

ライティングに表れる、語彙や表現の豊富さ、文法の正確性、文章の構成力などが、スピーキング力のキャップ(上限)となるのならば、逆に言えば、ライティング力の押し上げは、スピーキング力の向上に繋がるはずです。

加速度的な、英語4技能の「Writing (ライティング・書く)」の上達方法について

加速度的な、英語4技能の「Writing (ライティング・書く)」の上達方法について独学として、英語のライティング能力を磨いていくことは大切ながら、英語力のある相手を見つけて、コミュニケーションの力を活用すると、その上達が加速するのも事実です。

例えば、私たちが運営する、ネイティブ講師のオンライン英会話アットイングリッシュでは、各セッションの終了後に講師からのメッセージがメールで届きます。

セッション内で使われた英語表現へのアドバイスの他に、話し合った内容や教材のトピックについてもコメントが入る内容です。

受講者のお一人が、ある日、そのメッセージに返事を書き始めたことがありました。メッセージへのお返事は、講師へは渡されるものの、遣り取りがエンドレスになりかねないため、それに対するお返事は控えさせていただくルールになっていますが、その方は毎回、毎回のセッションの後に、英語でお返事を書いて下さいました。

私たちが驚いたのは、数か月経ったとき、その方の書かれている文章が、まるでネイティブ講師が書いているもののようになっていたことです。

模倣と展開がライティングの上達を促す

添削など、特別なことはしていなかったのですが、毎回、ネイティブ講師が作る、メッセージの構成、そして、ネイティブ講師が使う英語表現、ポジティブなコメントの入れ方などを模倣し、更にはそこから広げて、ご自分の感想を展開してきたことがで、その上達を果たしたのだと思います。

模倣し、書く内容を更に展開できるコミュケーションの相手を用意すれば、ライティングの上達は非常に速くなるとお考えください。

そして、既におわかりと思いますが、これはスピーキングについても全く同じことが言えます。

独学で伸ばす、英語4技能の「Speaking (スピーキング・話す)」

独学で伸ばす、英語4技能の「Speaking (スピーキング・話す)」いよいよスピーキングについてです。
そもそものテーマが「英会話の独学」についてですから、英会話は総合力とはいえ、読んでくださっている方々のご興味は、英語4技能の中でも「Speaking (話す)」が一番高いと思います。

独学の種類について

「独学」を一人きりで学び、練習すること、と考えると、スピーキングについての練習は、ひたすら音読することになります。実際、音読は、それを試したことが無い人が想像するよりも遥かに有効な練習です。

ただし、スピーキングとは言葉が交わされ合う、会話、対話の一部分であるため、練習相手、つまり話す相手が居ることは、その効果を大きくします。ここでは、独学の定義を少し広めて、「自分で上達方法を考えて試すこと」とし、有料、無料を問わず、話す相手を用意し、上達方法を試すことも独学とさせていただきます。

英会話での、スピーキングの評価項目とは

従来の英会話スクールなどでのスピーキング能力の評価は、以下のような項目となっていました。逆の言い方をすると、独学でこれらの項目にどう対応するかこそが、独学で英語のスピーキングを攻略するポイントとなります。

(1) Topicsトピックへの対応性
(趣味については話せるが、社会性のあるトピックになると対応できないなど)
(2) Structure ストラクチャー
(会話をどのように構成しているか。単語だけ、フレーズだけで返答しているか、またはセンテンスを作っているか、段落を作って、論理展開をしているか、など)
(3) Accuracy 文法の正確性
(4) Pronunciation 発音
(5) Fluency 流暢さ

ビジネス英会話で求められるスピーキング力に含まれるもの

ビジネス英会話で求められるスピーキング力に含まれるものただし、社会人向けのビジネス英会話では、これら以外にも、発言の中に以下の要素が含められることや、そのスタイルをとることが求められることがあります。

– 説得力
– 業界、ビジネス、業務の説明
– 上司、チーム、社内での円滑なコミュニケーション
– リーダーシップ
– クリティカル・シンキング
– 会議のファシリテーション
– プレゼンテーション

など、の形式を取ることが求められることが多くあります。これらについては、まずは個別に知識を得た上で、その知見を活かした発言や経験をすることが重要となります。

オススメの英語独学術「Speaking (スピーキング・話す)」

ここがポイントとなりますが、お勧めしたいのは、スピーキングの練習をまずは2つに大きく分けることです。

1つは、「英語を英語らしく話す練習」、そして、もう1つは、「英語での発言を豊かに、そして、精度の高いものにする練習」です。それぞれの練習で具体的に何をすべきかというと、更に以下のように細分化されます。

英語を英語らしく話す練習

英語を英語らしく話す練習(1) シャドーイング
(2) 発音の矯正

前述の「英会話での、スピーキングの評価方法」に照らし合わせると、主に(4)発音、(5)流暢さをカバーしています。

(1) シャドーイングについて

英語を聴きながら、それを真似して、発音、発声する練習方法。本格的には、聴こえてくる英語のすぐ後を追いかけながら、影(Shadow)のように英語を繰り返すものです。ただし、長過ぎない一段落くらいを聴き切ってから、それをリピートする方式で取り組んだ方が初めは、やり易いと思います。

ここでの主な狙いは、ネイティブスピーカーの英語に似た、発音や英語のリズム、音の強弱、イントネーションを獲得することです。

同時通訳者の養成学校として有名なSIMUL(サイマル) がシャドーイングを紹介しているサイトによれば、もともとは、通訳訓練法だったそうです。

シャドーイングを練習していくと、発音や英語のリズムの習得に限らず、リスニング力やスピーキング力、語彙力も強化されていくそうです。

サイマルのサイトで、その方法を詳しく紹介してくれていますので、ご興味のある方は、是非、ご覧になってみてください。とても勉強になります。

なお、サイマルが薦めているレベルで、シャドーイングを用いると、(4)発音、(5)流暢さに加えて、(1)トピックス、(2)ストラクチャー、(3)正確性の全てをサポートしてくれることになります。

(2)発音の矯正

発音の矯正シャドーイングは、非常に有効な練習ではあるのですが、そもそも英語特有の発音の仕方、つまり、音の出し方がわからないという方もいらっしゃると思います。

そういう場合は、まずは英語の発音矯正から始めるのがお勧めです。

発音については、様々な本が書かれ、その矯正のために様々なサービスが存在します。

Thや、LとRの音の違い、子音にフォーカスした音の作り方などが特徴かと思います。詳細にご興味をお持ちの方は、こちらの記事 もご覧になってみてください。

次に、知識として音が違うことは理解できたとしても、その英語特有の音を出せるかどうかというのは別の問題だと思います。

音の出し方は、ざっくりと言ってしまえば、口の動き、舌の形、そして、呼吸の仕方で変わってきます。

口の動きと舌の形については、Youtubeで公開されている「ハミング発音スクール」の大庭まゆみ先生のレッスンは、とても素晴らしいと思います。短い文章で、100本以上の動画で説明して下さっています。
(この動画では、単語の発音の紹介になっています。とてもわかり易いです。)

呼吸の仕方については、こちらの本がお勧めです。
『英語喉 50のメソッド』
上川一秋
三修社 (2007/6/15)

この本の何が素晴らしいかというと、その内容をYoutubeでサポートしてくれているのです。よくCDなどが付いた発音練習本がありますが、実際にそのCDを使って、頻繁に練習を続けるのは難しい、という方もいらっしゃると思います。

このYoutube動画は、それだけを見ていても、「なるほど!」と思えるような内容ですので、通勤時間などに聴くのもイイと思います。思わず声を出して、自分も練習してしまいそうになるとは思いますが…。

英語での発言を豊かに、そして、精度の高いものにする練習

特に仕事で英語を用いる場合には、率直に言ってしまえば、あなたが話す相手は、あなたの英会話力を採点しているわけではなく、仕事で必要な情報をあなたに伝えること、そして、あなたから同様に必要な情報を貰えることが重要な事柄です。

更に上のレベルで申し上げれば、リーダーシップやチームビルディング、モチベーション・マネジメントなどの点で、お互いに影響し合えることを重視するでしょう。

つまり、そういった仕事の状況で、あなたの英語での発言に求められるのは、情報を間違えて伝えない精度の高さと、人の心を動かす内容の豊かさとなっています。

これらの部分は、ここまでにご紹介してきた、リーディング、リスニング、ライティングの練習を活用する複合的な練習となります。

例えば、リーディングでご紹介した英字新聞記事を読む練習と、そこで読んだ記事を要約して、1分間で話す練習、或いは、リスニングでご紹介した、BBC World NEWSの記事を聴き、それを同様に要約して話すことも良い練習と言えます。

模範解答と比べられるという点では、ライティングでご紹介したNHKゴガクの『世界へ発信!SNS英語術』で和文を見て、口頭で英訳するのを録音し、その録音と英文部分を比較してみれば、発話の中で、どのくらい英文を作れているのかがわかります。

それをトピックの分野を変えながら行うことで、英会話のスピーキング評価項目での、(1)トピックへの対応、(2)ストラクチャー、そして、(3)正確性も身につけることができるはずです。

オンライン英会話を用いて、効率的に、英語での発言を豊かに、そして、精度の高いものにする練習

オンライン英会話を用いて、効率的に、英語での発言を豊かに、そして、精度の高いものにする練習ここからは、有料とはなりますが、オンライン英会話を利用した英会話練習について、ご紹介させていただきます。

一言でオンライン英会話と言っても、様々なサービスがあります。

フィリピンなどに講師を置き、格安で英会話練習を提供しているものもあれば、中級者、上級者向けにネイティブスピーカーの講師を揃えて、練習を提供している企業もあります。また、医療系やIT系で専門分野に特化した、或いは、専門分野での特別な試験内容に準拠した練習を提供するサービスもあります。

英会話初級レベルへのオススメ

英会話初級レベルへのオススメ英語に喋り慣れていない人は、料金が安く、多くの頻度で練習を重ねられるフィリピン英会話がお勧めです。

ただし、格安のフィリピン英会話を提供する企業数は非常に多いため、よく選らんで、前述の、英会話でのスピーキングの5つの評価項目に対して、どのように上達するようサポートしてくれるのかを検討の材料にしてみてください。

(1) Topicsトピックへの対応性、
(2) Structure ストラクチャー
(3)Accuracy 文法の正確性
(4)Pronunciation 発音
(5)Fluency 流暢さ

なお、英語を話すことに慣れていない方々へフィリピン英会話をお勧めするのは、学習者が大人の場合であって、子どもの場合には、条件が変わってきます。ご注意ください。

英会話中級レベルへのオススメ

 英会話中級レベルへのオススメ前述の英語4技能の、リーディング、リスニング、ライティングの練習をし、発音やリズム、イントネーションの練習もした上で、スピーキングの中級レベル者に求められるのは、話し慣れることです。

初級と中級レベルでは異なる「英語での話し慣れ」とは

初級レベルでの「話し慣れる」とは、とにかく英語にして口から出すことを意味します。思ったこと、感じたこと、考えついたことを英語にしてアウトプットすることは、英語で発話することにストレスや不自然さを感じさせずに話すための、とても良い練習になります。

ただ、恐らくある程度まで来ると、「自分よがりに話しているだけ」ではないかと思うようになるかと思います(なお、そう思わない方もいらっしゃると思います。その場合は、そのままお進みください)。

中級レベルの「話し慣れる」は、自分自身が伝えたいことと同時に、相手を意識しながら、発話内容を作り、そして、アウトプットしていくことです。

相手の立場や思考を考えながら、「これは言ってはいけない」、「こう言った方が効果的に伝わるはず」といったことを取捨選択しつつ、自分の思いを英語に乗せていきます。そして、その作業に慣れることが中級レベルの大きな課題と言えます。

ネイティブスピーカーを講師に置くことの利点は、「言ってはいけないこと」、「言った方がいいこと」のバーが高く、しかも、それが英語を使った異文化間交流の中では、スタンダードとして用いられることが多いことです。
英会話中級レベルの方たちで、もし、ここに書かれたようなことを考えられたことがあるようでしたら、ネイティブスピーカーの練習を、是非、試してみていただきたいです。

英会話上級レベルへのオススメ

英会話上級レベルへのオススメ中級レベルの方々には、相手を意識しながら発話を作ることに慣れることをお勧めさせていただきました。では、上級レベルで求められるのは何でしょうか。

ここでは、以下の2つをご紹介させていただきます。

言っていないことを言うこと
洗練されたコミュニケーションを心掛けること

(1)英会話練習で「言っていないことを言う」とは

初級レベルの英会話の練習では、自分が言ったことに対して、講師からの訂正やアドバイスが入ると思います。

「それに賛成」とか「これが好き」、「あそこへ行ったことがある」といったような感じでしょうか。文法的には全く問題なく、これらを連続して繋げていけば、英語を流暢にはなしているような感じになるかもしれません。

しかし、ネイティブスピーカーの英語の発言は、もっと重ねあわせて、一塊で「賛成」、「好き」、「経験」を伝えてきます。

この、初級レベルでは「言っていない」部分を言うのが上級レベルです。そして、その「言っていない部分」を言葉にするとき、中級レベルで行う「相手を意識」した発言が効いてきます。

(2)英会話の洗練されたコミュニケーションとは

ネイティブスピーカーならではの、洗練された英語のコミュニケーションについては、5つのレベルに分けて、例文を豊富に別の記事 でご紹介しております。

是非、そちらをご覧になってみてください。

専門分野の練習を考える方々へのオススメ

大人の英会話練習については、そのほとんどの方が「テストでの英語の点数を上げる」というような目的ではなく、実際のお仕事でのコミュニケーションを更に円滑にしようという理由で、練習されていることと思います。

例えば、そのお仕事の分野が、医療関係だったり、司法関係といったような高度な専門性を有する場合には、英会話練習のパートナーをその分野で活躍する方、或いは、その経験がある人で探されることをお勧めします。

日本語でもそうですが、専門用語が決まっていて、それを会話の中で使わなくてはいけないようなときでも、違う業界の人間からはそれがわからないからです。

分野によっては、30分の練習パートナーを頼むのに、150ドル~300ドルの料金がかかることもあるようですが、大きな安心になると思います。

または、専門知識、専門用語については、ご自身がカバーすることとして、前述の中級、上級レベルの練習に割り切った形で練習パートナー、或いはサービスを探すというのも、一つの方法だと思います。

英会話独学の強み|圧倒的なボキャブラリを手に入れる方法

英会話独学の強み|圧倒的なボキャブラリを手に入れる方法最後にボキャブラリについてです。

英会話を独学で身に着けようという人の、一番の強みは何でしょうか?

私たちは、その「独学で身に着けよう」という気概こそが一番の強みだと思います。そして、英語コミュニケーションの上達のために、最も気概を必要とするものは、ボキャブラリを増やすこと、つまり、英会話の中で使える、英単語、英語表現を憶える作業です。

ボキャブラリを増やす作業は、ある意味、一番地味な作業かもしれませんが、圧倒的なボキャブラリを手に入れると、それだけでも、英語コミュニケーションの総合力、英会話力がグッと上達するのも事実です。

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なぜなら、あなたの口から発話されるそのボキャブラリこそが、あなたの英語力や意図、人柄を表わすものとなるからです。

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まとめ

「英会話の独学」というテーマでご案内させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。英語コミュニケーションについての上達の方法は、無数にあり、今回、私たちがご案内したものだけが正しいとは考えておりません。

是非、ご紹介させていただいた内容をご参考にしていただいて、ご自身に適した英会話の独学方法、上達の方法を練り上げていってください。

ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、この記事で述べたようなビジネスの場で使える英会話をトレーニングし、身に付けることができます。

無料の体験レッスンもご用意しておりますので、ぜひ一度お試しください。

お読み頂きまして、ありがとうございました。

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