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オンライン英会話

講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術1:消費税増税延期

2016.12.16

ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

今回は、「消費税率アップ延期の声が高まっている」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1:消費税増税延期
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2:消費税増税延期

 

【オンライン英会話での議論の概要と紹介】

まさに、先が見えない中でのディシジョン・メイキング。

今回は「消費税率アップ延期の声が高まっている」という話題で、2016年3月にあった、消費税率アップのタイミングについての議論を取り上げています。

総論賛成、各論反対というのでしょうか。

それとも、問題の先送りというのでしょうか。

または、ベスト・タイミングを見計らう重要な決断なのか。

結果的に、消費税率アップの時期が2年半、延期されたのはご承知の通りです。

アットイングリッシュのセッションの中で、このタイミングについてのご意見を見てみると、どれも「なるほど、確かに。」と思ってしまいます。

□「今より良い時期なんてものは、この先に無いです」
There won’t be a better time to raise the consumption tax than now.

□「長期的には増税賛成だが、短期的には延期に賛成」
In the long term, I agree with increasing the tax rate but in the short term it will adversely affect the economy, so I think it should be postponed.

□「先延ばしにしたら、将来もっと大変になる」
If it is delayed again, then it becomes more difficult to implement the tax in the future.

そして、

□誰もその問いには答えられません。
Nobody can answer that question.

仕事でも、先が見えない中で(先が見えないときの方が多いのですが)、物事を決めていかなくてはいけない時ってありますよね。

消費税率アップのタイミングについて、英語で議論していただきながら、そんなときに使える表現を身に着けていただけたらと思います。

 

決断の時

【オンライン英会話で行う議論の内容】

消費税10%への増税に、再度の延期を求める声が強くなってきています。

世界経済に不安がある現状で、2017 年4 月に消費税増税をすることは賢明ではないという意見が、安倍首相の経済政策に関するアドバイザーやノーベル経済学賞の受賞者から出始めています。

当初は2015 年10 月に増税が予定されていたものですが、今回も延期になるのでしょうか。

そもそも増税の必要性は、少子高齢化に伴う社会保障費の増加に対応する原資になるという説明のはずでしたが、延期しても大丈夫なのでしょうか。

 

消費増税延期しても大丈夫?

【オンライン英会話での注意点と、学びのポイント】

まずは注意点からです。海外のネイティブ講師たちと議論するオンライン英会話では、良い意味でも悪い意味でも、世情についての共有がされていない状況が多くあります。例えば、今回のような増税のタイミングについての話しでは、私たちが海外の課税状況や増税の必要性、またはその賛否をよく知らないのと同様に、ネイティブ講師たちもその点は疎い可能性が十分あります。どの国でも税金は課税されるものの、そのシステム、増税の必要性などは異なり、課税される国民感情として、「増税は嫌だよね」という会話に終始しては、英語での議論の練習として意味を為しません。

実はこれ、同じような状況が、海外とのビジネス会議でも起きています。例えば、弊社では、外資系製薬会社の方々のご利用がとても多いですが、お話しをうかがうと、薬効や成分は同じ薬でも、それをとりまく法制度は各国で異なり、また、容器の外観が使用者の不安を招いたり、製造工程の異物混入を防ぐシステムが求められたりする、文化や社会の仕組みの違いからの必要性を海外の同僚たちに理解してもらうことは、なかなか難しいというお話しをよくうかがいます。もちろん、仕事ですので、先ほどの「増税は嫌だよね」というような内容を顧みない調和では終えるのではなく、きちんと必要性を納得してもらう説明を英語でされているそうです。

【学びのポイント】必要性の解消が問題の解決

増税を好むか、好まないかという話しであれば、誰しも好まないでしょう。しかし、重要なのは、増税をせざるをえない必要性が解消されるかどうかです。つまり、議論の始めの段階で、日本の財政をはじめとする事情に通じていないネイティブ講師に、消費税増税の必要な理由を説明することが重要となります。

結局のところ、ディシジョン・メイキングは、この必要性を早期に、そして、なるべく問題無く、解消するには、今、増税すべきなのか、それとも、増税を見送るべきなのか、という議論になるべきところです。

先だって例としてご紹介させていただいた、外資系製薬会社のビジネス会議のケースでも、大切なことは、その国で法的な不備を起こさないこと、そして、消費者の安心と信頼を勝ち取ること、ということになります。

ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、ディスカッションを通じて、ネイティブならではの英語フレーズや話し方をトレーニングするカリキュラムをご用意しています。

無料の体験レッスンもありますので、ぜひ一度お試しください。

 

法律や状況が違う外国人との会議

【まとめと、論点】

1. 消費税増税予定の延期を求める声が高まっている。
2. ノーベル経済学賞の受賞者からも、世界経済に不安がある状況下で増税することは賢明ではないという進言があった。
3. 政治的な思惑ではないか、という見方もある。
4. オンライン英会話のように、海外の人々とこういったトピックで議論する際には、まず、そのトピックの中心的な話題、今回で言えば、「消費税増税の必要性」をまず説明し、それを理解してもらうところから始める必要がある。
5. これは、海外とのテレカンファレンスなど、ビジネス会議でも同じことが言える。

 

【ご利用上の注意点】
1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

2016年12月15日編集

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