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ビジネス英語

「タイミング」を活かすビジネス英語:ネイティブの英語例文と解説

2016.11.13

ビジネス英語を仕事の武器にしてみてはいかがでしょう。
ネイティブ講師による、社会人専用のオンライン英会話スクールが、そんな英語の使い方をご紹介します。

今回は、ビジネス英語表現を使って、「タイミング」を活かす方法をご紹介します。

質問:ビジネスにおいて「タイミング」は重要ですか?

もちろんです。ビジネスにおいて、タイミングが重要であることは、業種、職種を問わず、言うまでもありません。
大きく見れば、為替の変動で先週は5,000万円だった機材が、今週は6,000万円になっているかもしれませんし、不動産価格でしたら、3年前には1億円だった物件が、今では2億円になっているかもしれません。

タイミングをはかる

身近な仕事で見ても、顧客企業のニーズとビジネス環境を見ながら、ベストなタイミングで提案するのと、そういったことを考えずにただ提案書を持っていくのでは大きな違いがありますし、自分の上司にレポートを提出するタイミングであっても、評価に影響してくる可能性は多いにあります。

 

課題:では、「タイミング」を活かすため、どのようにビジネス英語を用いたら良いでしょうか

ネイティブの英語表現1「今ほど良いタイミングは無い」

素晴らしいタイミングってありますよね、信じられないほど運が良いと思えるようなタイミング。
そんなタイミングを英語表現が出てこなくて、言えなかった、言ったけど相手に伝わらなかったということでは、もったいなさ過ぎます。

ズバリ!この表現で、そのタイミングをモノにしてください。

There won’t be a better time to ___ than now.

【例文】
In my view, the whole thing could become shipwrecked at this point, because there won’t be a better time to raise the consumption tax than now.
私の考えでは、消費税を引き上げるのに、今をおいて他にもっと良い時期などなく、現時点で全てがダメになりかねないと思っています。

タイミングが良い

解説ポイント1 私の考えでは、: In my view,

ビジネスでは、タイミングが重要であるだけに、その判断は一人の独断でなされるのではなく、話し合いの場、会議で決まることも多いでしょう。

この表現が頭にくることで、「今から自分の見解を話しますよ!」というサインポストになって、聞き手の注意をひけます。

解説ポイント2 ダメになりかねない:could become shipwrecked

そもそもは、become shipwreckedで「難破してしまう」「失敗する」という意味です。
ネイティブらしい、こなれた表現で、ハリウッド映画を観てるいると、セリフによくshipwrecked という単語が入っています。私たち、日本人にとっても、船が難破してるイメージが浮かびやすい、使い易い表現ですよね。

ネイティブの英語表現2「良いタイミングではない」

タイミングを活かすために重要なことは2つです。1つは、良いタイミングを逃さないこと。これがソリューション1でした。

そして、もう1つの重要なことは、「良いタイミング」でないときは、それを見極めること。誤ったタイミングで動いてしまっては、かえって問題が生じかねません。

タイミングが悪い

ネイティブ講師は、こんな表現を使っています。

The timing isn’t good for __ing.

【例文】
I think the revenue from the consumption tax will be used to help to solve issues related to the low birth rate and the social security system, but the timing isn’t good for raising it now because Japan’s economy is in poor condition.
消費税による収入は、出生率の低下や社会保障関連の問題解消に充てられると思いますが、日本の経済状況は悪いので、今は増税の時期ではないと思います。

タイミングが悪い

 

【まとめ】ビジネスはタイミングが大切!英語でしっかり表現しよう

1. ビジネスで、タイミングはとても重要。
2. タイミングを活かすために重要なことは2つ。
(1)良いタイミングを逃さないこと
(2)良いタイミングでないときは、それを見極めること
3. そのタイミングを活かすためのビジネス英語表現
(1) There won’t be a better time to ___ than now.
(2) The timing isn’t good for __ing.
是非、ご活用ください。

タイミングを見る

今回の例文は、消費増税についての時事問題をテーマに、タイミングの良し悪しを表す英語表現をご紹介させていただきました。

ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、この記事で述べたようなビジネスの場で使える英会話をトレーニングし、身に付けることができます。

無料の体験レッスンもご用意しておりますので、ぜひ一度お試しください。

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