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ネイティブの英語

テロリストと原発:ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1

2016.11.29

ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

今回は、「どのようにテロリストから、原子力発電所や放射性廃棄物を守るか」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
講師と距離がグッと近づくオンライン英会話の活用術1:テロリストと原発

<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2:テロリストと原発

オンライン英会話での、主な論点1

‐核を使ったテロの脅威が現実のものとなってきていると思いますか?

昨年2015年11月に起こったパリ同時多発テロ、今年3月に起こったブリュッセル連続テロ事件、フロリダ銃乱射事件、フランスのニースで起きたトラックを使ったテロなど、ここのところ、様々な凶器や形態のテロが数多く起きています。

今のところ、核を使ったテロは実行されていませんが、3月のブリュッセル連続テロの犯人グループは、放射性物資の入手を目論んでいたと言われています。

核を使ったテロの可能性を考えたことがありますか?

 

核テロの脅威

ネイティブの英語表現とその例文1 it is becoming a real threat 今では本物の今日意味になっている

時間とともに、状況や条件が変わり、モノの味方が変わる事はよくあります。At the time で以前の考えを示し、it is becoming で今は状況が変わっていることを表しています。

At the time it seemed ridiculous, but now it is becoming a real threat.
当時は馬鹿らしく思えていましたが、今では現実の脅威になってきています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(it is becoming a real threat)

ネイティブの英語表現とその例文2 It is of critical importance 危機的で重大

Criticalを使うことで、切羽詰まった脅威であることが伝わってきます。
It is of critical importance for us to be able to prevent terrorist attacks before they happen.
未然にテロ攻撃を防ぐことが非常に重要になっています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(It is of critical importance)

ネイティブの英語表現とその例文3 behind the scenes 水面下でこっそり

私たちが気づかないところでこっそりと、着実に準備が行われているかもしれないという恐怖心も含めて、テロと言えるかもしれません。

They are taking action on a daily basis behind the scenes.
彼らは日々、裏で事を起こしています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(on a daily basis)
(behind the scenes)

ネイティブの英語表現とその例文4 to set off an explosion with it 爆発するようにセットする

核を武器として使うのは、拳銃などより複雑で、高度な知識と技術が必要であることを鑑みた、冷静な見解も見られます。

Even though some terrorist group may possess radioactive materials, it’s very difficult to set off an explosion with it because of the need to control the temperature, the timing, etcetera.
たとえテログループが放射性物質を手に入れたとしれも、温度やタイミングなど様々な事をコントロールする必要があり、核爆発を起こさせるのは非常に難しいです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to set off an explosion with it)

ネイティブの英語表現とその例文5 Terrorists don’t care about their own lives anymore  テロリストは自分の命を顧みていない

核を使ったテロは、テロリスト側にも被害が良そうされますが、自爆を厭わない精神が、テロの未然の阻止をより難しくしています。これが、テロの脅威の根底にあるのでしょう。
Terrorists don’t care about their own lives anymore than they care about the lives of their victims.
テロリストは、自分自身の命など顧みず、被害者の命を奪う事を考えています。

ネイティブの英語表現とその例文6 to say something inflammatory to the general populace 一般市民を扇動する事を言う

現状に不満のある層を狙って、inflammatory つまり、怒りをかき立てるような事を言っては、テロを煽っています。

They try to say something inflammatory to the general populace.
一般市民を扇動するような事を言いたいのです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to say something inflammatory to the general populace)

オンライン英会話での、主な論点2

– 国際社会で協力して原子力発電所や放射性物質を警護・管理するのと、各国が独自に管理するのと、どちらが有効だと思いますか?

核によるテロは、国を跨いで、広範囲に被害や影響が及ぶ可能性のある問題です。もはやテロの阻止は、各施設や一国の警備の問題ではないようです。

しかし、複数の国家が足並みを揃えて、施策を講じていけるのかという疑問もあります。

 

テロ対策に国際協力

ネイティブの英語表現とその例文7 reduce the differences in security know-how セキュリティについての知識差を無くす

知識や技術が他の国で行かされず、阻止できるはずのテロが起こってしまったら、悔やんでも悔やみきれません。ノウハウを共有できれば、警備の厚みも増します。

It’s important to reduce the differences in security know-how between countries.
国家間でセキュリティについてのノウハウの差を無くすことは大切です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(reduce the differences in security know-how between countries)

ネイティブの英語表現とその例文8 they are at risk of  危険にさらされる

If countries are not able to cooperate with each other, they are at risk of nuclear terrorism.
国同士が協力できなければ、核を使ったテロの危険にさらされてしまいます。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(to cooperate with each other)
(they are at risk of)

ネイティブの英語表現とその例文9 control over __ ~を管理する

I think we were safer when each country had control over it’s own nuclear weapons and materials.
私は、各国が核兵器や核物質を管理する方が安全だと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(I think we were safer when)
(each country had control over)

ネイティブの英語表現とその例文10 an international approach 国際的な取り組み

I think an international approach is better than the individual nation’s efforts with respect to the management of the nuclear materials.
核物質の管理については、各国で努力するより、国際的に取り組んだ方が良いと思います。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(an international approach)
(with respect to)

ネイティブの英語表現とその例文11 get better protection against __ ~に対してより良い警護をする

The international community can get better protection against terrorism.
国際社会であたった方が、テロに対してより良い警護を出来ます。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(get better protection against)

ネイティブの英語表現とその例文12 情報をシェアする exchange and share classified information

The advantage of participating in the international community is that countries can exchange and share classified information.
国際社会に参加する場合のメリットは、国家間で機密情報をシェアできることです。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(classified information)

オンライン英会話での、主な論点3

‐核の脅威は、テロリストによるものだけでしょうか?他に脅威になるものはあるでしょうか?

テロというと、最近の傾向からかイスラム過激派による攻撃が最初に頭に浮かんでくる人が多いかもしれません。しかし、遡ってみれば、他にもテロ活動をしてきた集団はいくつもあります。また、2011年に起こった原発事故は自然災害が引き金となっており、人間による脅威以外に対しても対処しなければなりません。

 

テロリスト以外の核使用

ネイティブの英語表現とその例文13 __ has grave concerns about __ 非常に大きな懸念を持っている

ビジネスの中でも、景気、為替の変動や政治動向、治安など、先行きについて懸念材料となるファクターはあるものです。そんな時、to have grave concerns が活用できます。

South Korea has grave concerns about what North Korea will do with its weapons.
韓国は、北朝鮮がその兵器で何をしようとしているのか、非常に大きな懸念を持っています。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(South Korea has grave concerns about)

ネイティブの英語表現とその例文14 there was some radioactive fallout 放射性降下物がありました

政情、内情がつかみにくい隣国の動きは、大変気になります。実験も、かなりの影響があります。

North Korea is close to Japan; after the testing there was some radioactive fallout here.
北朝鮮は日本に近く、核実験が行われた後、ここでも放射性降下物がありました。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(there was some radioactive fallout)

ネイティブの英語表現とその例文15  religious cults カルト宗教団体

To take advantage of__ で~を利用するという表現になります。

You referred to “religious cults” and “rebel groups” as possible groups who might want to take advantage of nuclear materials.
核物質を利用したいと思っている団体として、カルト宗教集団や反政府組織を挙げてくれましたね。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(religious cults)
(rebel groups)

ネイティブの英語表現とその例文16  a nuclear catastrophe 核物質による大災害

日本の場合、東北地方太平洋沖地震の際に、自然災害によって引き起こされる放射性物質の拡散を経験しています。人だけでなく、地震や津波も大きな懸念材料です。

In Japan, some people are against having nuclear power plants because if another big earthquake happens it might cause a nuclear catastrophe.
日本では、次に大きな地震が起こったら、核物質により大災害が起こるかもしれないと、原発に反対している人たちが居ます。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(some people are against having nuclear power plants)
(it might cause a nuclear catastrophe)

ネイティブの英語表現とその例文17 put much effort to 努力

自然は、テロ集団以上に手ごわい、そして予測が難しい相手です。

They put much effort to protect from earthquakes.
地震から守るため大変な努力が注がれています

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(put much effort to)

ネイティブの英語表現とその例文18  in the event of a natural disaster 自然災害が起こった場合

災害を起こさない、という事は出来ません。災害が起こった場合に、核施設を速やかに停止させ、安全を確保できるのか。原発事故を経験した日本で、これを心配していない人は少ないかもしれません。

I just worry about whether the nuclear plant could shut down safely in the event of a natural disaster.
自然災害が起こった時、原発を安全に停止させる事ができるのか心配です。

「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
(whether the nuclear plant could shut down safely)

まとめ

(1)核を使ったテロの脅威についての現状、(2)防御のための国際間での協力、(3)核物質を危険にさらす可能性のある団体や要因についての議論が展開され、それぞれ、下記のような意見が見られた。

(1) 時代が変わり、以前は起こりえないと思っていたテロが実行され、政府や現状に不満を持つ人の気持ちの怒りを煽るような活動も多くみられるようになってきている。

(2) 国家間で協力して対処していく必要を感じるものの、双方の足並みの乱れや、情報の漏えいに危惧を覚える。

(3) 国や、反政府勢力、カルト集団など、人の集団もさることながら、特に日本では災害に対する心配も大きい。

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