仕事での成果につながるビジネス英会話力(コミュニケーションスキル)を、ネイティブ講師とのオンライン英会話で、議論を通して身に着けていただく、お手伝いをしております。
議論のテーマは、ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで多岐にわたり、考えて発話する内容の種類は、賛成や反対、比較や強調、時系列での説明、状況の描写や背景の解説、グラフによるデータ推移の説明まで様々です。是非、ビジネスでの英語コミュニケーション力の上達に役立ててください。
今回は、「お昼休みの自己啓発に関心が高まっている」という話題です。オンライン英会話で海外のネイティブ講師とディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現を、実際のお仕事での会議や交渉の場でのビジネス英会話としてご活用ください。
<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2
目次
オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要
「自己啓発」してますか?
もちろん、アットイングリッシュで受講して下さっているのは、自己啓発になります。
では、自己啓発って、英語で何と言いますか?
self-enlightment とか、self-help とか、いろいろな言い方があると思いますが、私は personal development という表現をよく使います。
ウィキペディアによると、personal developmentについて、Personal development covers activities that improve awareness and identity, develop talents and potential, build human capital and facilitate employability, enhance the quality of life and contribute to the realization of dreams and aspirations. Personal development takes place over the course of a person’s entire life. と書かれています。要約すると、「意識や能力、人間性を高めること、雇用される能力・適性、人生の質を高めること。そして、それによって、夢や望むものを実現させること」といった感じだと思います。
ウィキペディアの説明によれば、自分で何とかするイメージがある self-help より広義で、コーチが付いたり、習い事へ行ったりすることも含まれた意味になります。
今週の、「最新記事で伝わる英会話」は、仕事の合間のお昼休みにこの「自己啓発」をしようという関心が高まってきている、という話題です。
スポーツ、ヨガ、英会話に、料理教室、実際に、ある調査では、76.8%の人たちが、お昼休みを食事だけでなく何かに活用したいと望んでいるそうです。お昼休みにも、成長してしまうというは、とても魅力的なお話しです!
ちなみに私の職場では、これについて意見が2つに分かれました。
お昼休みの自己啓発の活動で、満足感と充実感を得ることについて、
(1)午後の仕事にリフレッシュして向かうことができる、と考えるグループと、
(2)午後一番の仕事が眠くなるのではなかろうかと不安を感じるグループです。
あなたは、どちらのグループですか?
是非、その辺りを英語でディスカッションして、アットイングリッシュで自己啓発してみてください。
オンライン英会話で、どう話す? 議論の内容
朝の時間を活用して、自己啓発や趣味に充てる「朝カツ」は、既に日本で認知されてきていますが、今度はランチタイムの休憩を活用して、ヨガやジム、料理や英会話を練習する「昼カツ」が人気を集めそうです。
お昼ご飯を食べながら、というプログラムもあるようです。ある調査によると、76.8%の人たちが、ランチタイムを食事だけでなく何かに活用したいと望んでおり、25 歳から45 歳の女性に限った調査では、27.9%の人たちが外国語や資格取得を、26.7%の人たちが何か運動にランチタイムを使いたいと考えているようです。あなたは、お昼休みをどのように使っていますか?理想のランチタイムを考えてみましょう。
注意点、そして、オンライン英会話の上達のポイント
まずは注意点
自己啓発は、日本だけでなく、海外でも活発に行われているものですが、自己啓発と呼ぶ範囲は広く、人によって、この言葉から来るイメージは異なるかもしれません。ある人にとっては、転職のための資格試験の勉強であったり、また他の人にとっては、休日にリフレッシュするためのヨガ教室であったりします。また、同じ「英会話スクール」という自己啓発であっても、仕事上の必要性に迫られて練習している人もいれば、将来のための資格取得のための人、また、完全に趣味でやっているという人もいます。
同様に、その目的や様態によって、自己啓発の呼び名が英語で異なる可能性があります。
– self-enlightment
– self-help
– personal development
といった具合です。日本語でも、習い事、教室に通う、資格試験の勉強といったように幾つかの言い回しが存在しています。その点にも注意しましょう。
そして、オンライン英会話の上達のポイント
まずは、ネイティブ講師と、自己啓発の定義、またはイメージの擦り合わせから始めてみましょう。
お互いに、自分自身の自己啓発の経験や、その習い事の目的、受講形態などを話し合っていると、何を「自己啓発」と呼んでいるのかイメージの共有ができるはずです。もちろん、「それは自己啓発ではないのではないか?」というような話し合いもあってイイと思います。大切なことは、共通のイメージを作り上げて共有することですので。
まとめと、論点
1. ビジネスパーソンの間で、朝活だけでなく、お昼のランチタイムを活用する昼活の要望が高まっている。
2. ある調査では、76.8%の人たちが、お昼休みを食事だけでなく何かに活用したいと望んでいる、という結果も出ており、スポーツ、ヨガ、英会話に、料理教室といったものが、オフィスビルが建ち並ぶエリアで実際に運営、提供されている。
3. 自己啓発は、日本だけでなく、海外でも活発ではあるが、その内容については広範なイメージがある。また、その目的や様態によって、英語での呼び名が異なることもある。
4. ネイティブ講師との議論の始めで、お互いの自己啓発の経験を語りながら、これらのイメージをお互いに擦り合わせ、共通のイメージを共有できると良い。
この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用
<この議論での英語表現>
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集1
ネイティブ英語でセンスよく表現!例文集2
ビジネス英会話へ応用できる英語表現集
ネイティブ講師たちとオンライン英会話で、この議論を行った際に使用された英語表現の中から、仕事での英語コミュニケーションで使える表現を選出しました。是非、実際の職場でも使用して、お役立てください。
今回は、お昼休みの自己啓発の話題です。
1. I was taking … classes. / I used to go … :…のクラスに通っていました。
2. There is no limit to what I can learn. :学びにリミットはありません。
3. I’m pressed for time. :時間に追われています。
4. as I may need to do overtime. :残業になるかもしれないので
5. … doesn’t take very long so it’s easy to stay motivated. :…はあまり長い時間ではないので、ヤル気を維持し易いです
6. Some people want to put this time to efficient or effective use. :こういった時間を効率的かつ効果的に使いたいと思っている人もいます。
7. It is a trial to get up very early. :すごく早起きするのは大変です。
8. It is the best time to connect with colleagues. :同僚たちと交流するには一番いい時間です。
9. My colleagues work through their lunch hour. :同僚たちはランチの時間も仕事を続けます。
10. These days, … is considerably different from how it used to be before. :最近では、…は以前とはまるで様変わりしたものになっています。
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2017年 4月 8日編集