人、物、場所、情報、技術など、仕事の中では様々なモノを活用してビジネスを動かしています。今回は、「これは役に立つ」「~のお陰で成し遂げられた」など、仕事の中で活躍してくれる、助けになるモノについて、報告や情報交換をする時に使える表現やその例文をご紹介します。
目次
ビジネスで、「役に立つ」を表す英語表現
アットイングリッシュのオンライン英会話レッスンでは、ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論して頂いくディスカッションタイプのレッスンがあります。今回のテーマは、「AI(人口知能)開発の国際ルール作りについて」。このテーマについて議論をして頂いたレッスンの中で出てきたご意見の中から、「役に立つ」「~のお陰で~が出来る」表現がうまく使われている例文をご紹介します。
Question: AIが最も活躍するのは、どんな分野だと思いますか?
Answer 1
I think AI technologies are very beneficial for human beings in some respects; for example, in the areas of medicine and electronics.
AIは、例えば医療やエレクトリニクスなどの幾つかの分野で、人間にとって大変役に立つと思います。
Answer 2
With AI we would be able to prevent traffic accidents and possibly solve some problems created by the low birth rate issue by using AI to care for the elderly.
AIによって交通事故を防ぐことができたり、出生率の低下が原因で起こる問題を、高齢者介護にAIを活用する等によって解決できるかもしれません。
Answer 3
AI might be of help in catering to disasters, as we still have a nuclear power plant disaster.
私たちは今も原発事故を抱えている訳ですし、AIは、災害対応の助けになるかもしれません。
上の3つの英語例文では、「~が役に立つ」「~のお陰で~が出来る」という、以下の表現が出てきています。
– __ is very beneficial for
– With __ we would be able to
– __ might be of help in
簡単な単語で構成され、「役立つ」というポジティブで、お仕事でも使い勝手の良い表現ですね。
上手いビジネス英会話の作り方 – 「役立つ」「~のお陰で~が出来る」という英語表現をビジネスシーンに応用
では、
– __ is very beneficial for
– With __ we would be able to
– __ might be of help in
という3つの表現を、ビジネスシーンに応用したネイティブ講師の例文を見てみましょう。
__ is beneficial for – 英語表現のビジネスシーンでの応用
It is beneficial for the company’s bottom line to introduce AI.
会社の利益のためにもAIを導入するのは有益です。
With__ we would be able to __ – 英語表現のビジネスシーンでの応用
With an increased marketing budget, we would be able to attend more international conferences.
マーケティングの予算をもっともらえれば、国際的なカンファレンスにもっと参加できるでしょう。
「予算があればこんな貢献が出来る!」と、予算交渉の時にも応用頂けそうです。
__ might be of help in __ – 英語表現のビジネスシーンでの応用
A team meeting might be of help in improving our business plan for the next quarter.
チームミーティングをすることで、次の四半期のビジネスプランをもっと良いものにすることが出来るでしょう。
チームでのコミュニケーションは大切ですね。Bee helpful という言い方もよく使われますが、この be of help も併せて覚えておくと良いでしょう。
その他、「役立つ」「~のお陰で~が出来る」を伝えるネイティブ講師の英語表現
ここまで、__ is very beneficial for / With __ we would be able to / __ might be of help inという3つの表現を使って、「役に立つ」という内容を表す文章をご紹介してきましたが、あと3つ別の言い方をご紹介します。
その他の英語表現をビジネスシーンで応用1 – Constructive
Improving our marketing approach by outsourcing new lines of business would be constructive for our overall profitability.
新しい事業をアウトソーシングすることで、マーケティングのアプローチを改善することになり、結果的に採算性にも良い結果をもたらすことになります。
Hiring innovative staff would be constructive for improving our design quality.
革新的なスタッフを雇用することは、我々のデザインのクオリティを上げていくのに役立ちます。
It is constructive for our merger to harmonize staff cultures between our existing company and the acquired company.
現在の会社と買収する会社の、従業員の考え方をうまく調和させることは、合併にとって良い事です。
その他の英語表現をビジネスシーンで応用2 – Supportive
Reviewing the technical requirements of our new product line would be supportive of our sales efforts.
新商品の技術要件を見直しは、販売の助けになります。
Our company social events are supportive of our efforts to integrate employees for future cooperation with each other on company projects.
会社の交流イベントは、会社のプロジェクトに、従業員が一体となって、更に協力し合ってあたるのに役立ちます。
The retirement scheme at the company is supportive of our plan to acquire new talent, while allowing retirees the opportunity to continue to contribute to the company in a meaningful manner.
会社の退職スキームは、退職者が有意義に会社に貢献してくれる機会を残しつつ、新しい才能を取り込んでいくのに、役に立ちます。
その他の英語表現をビジネスシーンで応用3 – Conducive
Reducing our costs would be conducive for meeting our budget forecasts.
コスト削減は、我々の予算計画に役立ちます。
Working sufficient hours to demonstrate a commitment to the company’s wellbeing is conducive for promotion within the firm.
会社に貢献していることを示すため、十分な時間仕事をするのは、その会社での昇進に役に立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「役立つ」「助けになる」という表現をご紹介しました。
– __ is very beneficial for
– With __ we would be able to
– __ might be of help in
– Constructive
– Supportive
– Conducive
英語例文の中には、ビジネスでの様々なシチュエーションが表現されていますので理解しやすく、そのままの形でも、あるいはうまく加工、応用してご活用頂けると思います。
是非、お仕事の中でお役立て下さい。
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