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英語研修

企業が求める英語人材: 伸ばすべきコミュニケーションスキル20項目と、研修でグローバル人材を育成する方法

2024.05.07

グローバル市場での成功は、企業の収益向上と生き残りに直結しています。多くの日本企業が国際市場への進出を強化する中、そこで活躍できる、英語など語学に強い人材が、一層求められています。

企業が求めるグローバルな人材とは?

総務省が発表した「グローバル人材育成の推進に関する政策評書」では、グローバル人材について

「グローバル人材とは、確かな専門分野の知識・技能を持ち、積極性、コミュニケーション力、統率力などのリーダーシップ資質を兼ね備え、自己の文化的アイデンティティーを深く理解しており、外国語を流暢に運用する能力があり、国内外のプロジェクトを成功に導くことができる人材」

と説明しています。

そして、同じく総務省が発表した「グローバル人材の確保状況等に関する企業の意識調査」によると

海外事業に必要な人材は約7割の企業が不足していると回答しています。特に、国内ノウハウを持つ日本人や新卒者の採用は多いものの、海外の外国人の採用は少ない状況です。

新卒採用については、約5割の企業が新卒採用者のグローバル人材としての評価が過去10年間で増加していると回答し、大企業ではこの比率がさらに高いですが、中小企業では約3割に留まっています。

また、語学力やコミュニケーション能力は向上していると考えている企業が6割程度ですが、主体性や異文化理解については、向上を感じている企業はそれぞれ約3割と約5割にとどまっています。

多くの企業がグローバルな人材の不足を感じており、特に海外で活躍できる人材の獲得が急務です。

グローバルなビジネスシーンで活躍できる人材に必要なモノとは?

グローバルなビジネス環境で成果をあげるには、どんな要素が必要なのでしょうか?

グローバル人材に必要な資質については、各社の事業内容や戦略、目指す市場に特化したスキルや知識が求められるため、それに適したグローバル人材の定義を各社で設定すると良いと思いますが、アットイングリッシュが考える要素は、以下の5点です。

Leadership(リーダーシップ。他人も巻き込んでの効果の最大化)
Diversity & Inclusion(ダイバーシティ&インクルージョン)
Goal Oriented mindset(成果をきちんと追い求める、目標指向性)
Compliance(異なる法体系の環境でも、法令順守)
Proficiency in English communication(熟達した英語コミュニケーション力)

Leadership − 人巻き込み、チームを動かすリーダーシップ

グローバル人材にとって人巻き込み、チームを動かすリーダーシップは、国際的な環境で効果的に機能するために不可欠です。

グローバルな環境で、さまざまな文化的背景を持つ人々がチームとして働けるよう、異なる価値観や視点を尊重しつつ、オープンなコミュニケーションを促進し、チームメンバー間の理解と信頼を深める力です

リーダーシップスキルをもって、様々な背景を持つ人が参加するチーム全体を巻き込むことで、多角的なアプローチが可能となり、競争力のあるソリューションが生み出されます。

異なる視点を持つ人々に積極的に参加してもらう環境を作ることで、グローバルな動きや変化、予期しない問題やリスクを早期に発見、対処することが可能になります。

Diversity and Inclusion− 異なる文化や価値観を受け入れる包容力

チームのメンバーは、自身を尊重され、意見が聞かれる環境で自己肯定感と充実感を感じ、より良い仕事が出来ます。異なるバックグラウンドを持つ人々の多様な視点を受け入れ、組み合わせる中で、より創造的で革新的な解決策を生み出すことになります。

また、自分が異なる文化や価値観の環境に飛び込んだ時には、相手の価値観や文化、状況を理解しながら、自分の主張を発信し納得してもらい、気持ちよくビジネスを進めることにも繋がります。

Goal Oriented mindset−成果をきちんと追い求める、目標指向性

グローバルな環境では、多くの変数がからみあい、状況が刻々と変化することがあります。目標指向の姿勢を持つことで、個人やチームは、周囲の混乱に惑わされることなく、重要なタスクや戦略的な目標に集中できます。

Compliance−異なる法体系の環境でも、法令順守

グローバルなビジネス運営において、法的なリスクを避け、組織の持続可能性を保証するために不可欠です。コンプライアンスは企業の信頼性を保ち、国際市場でのビジネスの正当性を確立するので、これが欠けていたら、他の要素がいかに優れていても、価値を持ちません。

Proficiency in English communication−熟達した英語コミュニケーション力

英語の基礎力の上に、情報伝達・協力の促進・関係構築などのため、英語の4技能(スピーキング・リスニング・リーディング・ライティング)、表情、ジェスチャー、間など、あらゆる人間的なコミュニケーションを効果的に駆使するスキルが必要になります。

これらの要素は、もちろん、各人がもともと持っている素養もありますが、様々な経験や仕事の中で培い、修得できるスキルです。

グローバル人材を獲得する方法  – 内部育成 と 採用

企業におけるグローバル人材の確保には、新卒採用と既存人材の育成の両方が重要です。先の総務省の調査のとおり、新卒採用におけるグローバル人材としての評価は過去10年間で増加していますが、特に中小企業ではこの比率が低いままです。

そこで、内部育成です。既に専門的知識や技術を持っている社員・メンバーに、必要な要素を身に着けてもらうことで、会社に貢献している人材のポテンシャルを最大限に活用できれば、早く、効率的に組織全体の能力を向上させることができます。

特に英語の知識は、学校教育で少なくとも3年、大卒であれば10年学んでいます。

外部から英語が出来る人を採用して専門性的な知識や資格、考え方や精神を育てるより、それを既に持っている社内の人材に英語スキルとコミュニケーション力を付けてもらう方が、はるかに効率的です。

英語が出来るのに、うまく使えない状況

20年以上、ビジネス英会話業界で動向を見て感じるのは、ビジネスパーソンの英語力の全体的なレベルは確実に上がってきているということです。上にご紹介した、総務省が発表した「グローバル人材の確保状況等に関する企業の意識調査」で、「語学力やコミュニケーション能力は向上していると考えている企業が6割程度」という感触も、うなずけます。

それでも、TOEIC等の英語テストで高スコアを取れるものの、実際のビジネスの場では、依然として英語コミュニケーションに問題を抱えたり、感じている方が多いのもよく理解しています。

TOEIC800点、900点取っていて文法的に英語で話していても、相手と場所と目的に合った使い方を知り、使い慣れて自分のモノにしなければ、チームで良い関係を作って、プロジェクトを進めることは出来ません。

英語を高度に操る人たちの20の英語コミュニケーション術

以下は、英語を高度に操る人達の技術のうち、20項目をリストアップしたものです。これらに目を向けると、英語のテストでは測れない、英語コミュニケーションの伸びしろが確認できるはずです。

1. アクティブリスニング – 有効なコミュニケーションの基礎で、相手の話を正確に理解するために必要。
2. フィードバックを受け入れ、提供する – 双方向コミュニケーションを、より効果的にします。
3. 共感を表す力 – 相手の感情や立場を理解し、信頼関係を築く。
4. ポジティブに言い換えて表現する – 建設的で前向きなコミュニケーションを行うために役立ちます。
5. 意見の言い方に強弱を持たせる(自信の強弱を表現する) – 会議などで説得力を持って自己表現をするために非常に重要です。
6. アサーティブな表現(怒るのではなく、毅然と話す) – 自己の意見を尊重しながらも、相手を尊重するバランスをコントロール。
7. 異論に対する対応 – 意見が分かれた時にも効果的に対処できる語学スキルと気持ちのコントロール。
8. 順序を考えて整理し、論理的に話す – 情報を整理し、聞き手が理解しやすいように伝えます。
9. 聞かれていることからポイントを外さない – 質問や話題に対して的確に応答します。
10.合理的で迅速な返答 – コミュニケーションの流れをスムーズに保ちます。
11.センシティブな単語の取捨選択 – 社会的な感受性を持って言葉を選ぶことが大切です。
12. 国や文化に配慮した話題の選別 – グローバルな環境では必須のスキル。
13. ストーリー展開をさせる – 聞き手の関心を引き、メッセージを鮮明に伝える。
14. 心に響く情景描写 – 言葉に情熱や感情を込めて伝える。
15. 主語の取り方を変える(You や I を多用せず、客観的に話す) – より客観的なコミュニケーションで、責任や原因の所在を特定しすぎない。
16. 疑問形を効果的に使う – 対話を促進し、相手の意見や感想を引き出す。
17. 相手の話、興味、時事問題などへの話題のリンク – より高度で知的なコミュニケーションを行う。
18. 笑顔とユーモア – リラックスした雰囲気を作り出し、より良い関係を築く。
19. 婉曲的な表現 – 直接的すぎる表現を避け、柔らかく伝える。
20. 格調高い(sophisticated)表現を使う – 深みのある知識や教養を表現し、エレガントに。

誰でも、英語の知識は持っています。

それをビジネスの効果に結び付けるには、話し方を変えることです。

ビジネスコミュニケーションでの約束事、国際間のコミュニケーションへの応用の仕方を身に着けて、成果を出していきましょう。

ネイティブ講師100% アットイングリッシュ英語研修でグローバルを人材育成

ネイティブ講師100% アットイングリッシュの英語研修でグローバルを人材育成

アットイングリッシュは、英会話学習者の中・上級者から圧倒的な支持を得ており、在籍する会員の77%がTOEIC800点を超えています。

TOEIC800点や900点を超えてもなお、英語コミュニケーションに苦労している方々の伸びしろをケアする教材とカリキュラム、ネイティブ講師を備えています。

「英語は分かる」「英会話は出来る」けれど、仕事で思うように使いこなせない方々は、是非、ワンランク上の英会話練習をお試し下さい。

2つのビジネスコース

ビジネス英会話スキルを、Matter(話す内容)と Manner(話し方)の2方向のアプローチから伸ばします。

ビジネス周辺ワードと英語表現、ビジネス事例、インタビュー等を通して、各イシューについて英語で話し込める力を養い、一方で、多様なビジネスシーンで、①何を言い、②どう表現し、③どう展開するか を学び練習します。

そして、それを支え、実践するのが英字新聞記事の時事問題を使ったディスカッション練習です。政治、経済、ビジネストレンド、科学、文化など様々な話題を取り上げ、語彙の幅を広げ、相手の文化と考えを尊重しながら、話すべき事と、話さないべき事を判断し、コントロールしながら話す練習を重ねます。

2つのビジネスコース

2 層構造のカリキュラム

「英語ができる(英会話スキル)」の基礎を固めた上で、「英語を使いこなす(英語コミュニケーション)」レベルの運用を狙います

英会話スキルを5つの分野から固め、英語コミュニケーションスキルを4つのポイントに切り分け、意識してトレーニングします。

2層構造のカリキュラム講師は全員ネイティブ

講師は全員、北米やオーストラリアのネイティブイングリッシュスピーカーです。
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講師からのメッセージ:

先進国の視点と考え方、マナーをシェアしながら、ビジネス、政治や経済、科学、文化など、様々な話題を話し込みます。

アットイングリッシュの企業研修についてもっと知りたいなど、ご興味をお持ち頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ビジネスでグローバルに活躍できる英語コミュニケーション力が、まだ伸びる、まだ変われる!

@Englishで、多くのビジネスパーソンが実務での英語使用能力を向上させています。

外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系アパレル 阿部さま

外資系アパレル 阿部さま

米国企業の日本法人に勤務。会議のファシリテートや社内のプレゼンでは以前より格段にスムースにタスクをこなせるようになりました。
「英語を学ぶ」というより、「英語で」社会問題や自身としての主張を交換できる環境は、私にとって貴重です。
ビジネス、あるいは教育的なバックグラウンドのレベルが高いネイティブの講師の方達です。
おすすめの受講法はビジネス用テキストで体系的に学ぶこと。
英字新聞記事で興味をもてるトピックに加え、役立つ表現が含まれるトピックも組み合わせて受講することです。
製薬会社 TF様

製薬会社 TF様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

受講を継続していたおかげで、英語のオンラインMTGに慣れることができ、入会前にくらべて緊張しなくなりました。海外の同僚の英語表現で理解できない点を解説してもらったり、自分が使いがちな英語表現が適切かチェックしてもらったりしていました。TOEICスコアでの数値目標より、むしろ1年間、週1回以上は必ず受講するといった目標のほうが、もっと話せるようになるには有効だと感じています。レッスンを生活に組み込むことで、今までの方法よりも、確実に前向きに準備や勉強時間を確保するようになりました。

 

社員、メンバーの英語コミュニケーション向上を模索されていましたら、お気軽にお問い合わせください。


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