ビジネス英会話

英語プレゼンテーションは、質疑応答で印象アップ|ネイティブ講師が使う、6つのコツと英語表現集

2017.12.25
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英語プレゼンテーションは、質疑応答で印象アップ|ネイティブ講師が使う、6つのコツと英語表現集

楽しく、有意義で、そして、次につながる、英語の質疑応答に興味はありませんか?

英語でのプレゼンテーションの質疑応答(Q&A)部分は、どのような質問が飛んで来るかがわからず、どのように答えるべきかを考える時間がない、原稿の準備をすることができない、ある意味ではプレゼンの中で一番難しいと言えるかもしれません。

ですが、ネイティブが行った英語プレゼンやビジネスの説明で、質疑応答の遣り取りを聞いていて「とても感じがイイな」と思ったことはないでしょうか?

今回は、ビジネスパーソンを対象にしたオンライン英会話の講師たちが使っている、英語プレゼンテーションの質疑応答部分で、「上手く質問に対応しつつ、とても良い印象を与えるコツ」をそこで使われる英語表現と共にご紹介させていただきます。

まずは、出席者の側から、どのような質疑応答が「感じの良い」と思われるのかを考えてみると、以下の3点の要素のどれか、或いはその幾つかが質疑応答の遣り取りに備っているはずです。

(1)質問者の投げた質問、疑問が、きちんと受け止められている。
(2)質問を投げた人、また、他の出席者も、議論へ参加している意識が持てる。
(3)質問、疑問が的を射ていると認められ、議論への貢献の実感が持てる。

基本的には、出席者たちは、なにか情報や気づき、学びを得るために前向きな態度で出席しているはずです。時として、質疑応答で投げられる質問が丁寧な形ではなかったとしても、その目的を理解して、受け止めましょう。

 

英語でのプレゼン、そのマインドセットは?|完璧なプレゼンテーション

英語でのプレゼン、そのマインドセットは?|完璧なプレゼンテーションまず、6つのコツをお伝えする前に、頭の準備体操として、質疑応答に入る際のオススメの気持ちの持ち方、マインドセットについてご紹介させていただきます。

プレゼンテーションの目的を、説得することや納得させること、または感化することだとすると、最終的な結果としては、参加者(聴き手)があなたのプレゼン内容を「自分自身の考え」として受け入れることになります。

そうであるならば、あなたのプレゼンは、テーマに沿ってあなたが調査、研究し、考え抜いた、非の打ちどころのない「完成形(終わったもの)としての発表」であるよりも、あなたが関わった部分では、完成させたつもりだが、別の工夫の可能性や参加者それぞれの分野での応用については拡張性が多くある、つまり「次の展開の始まり」であるという姿勢、マインドセットで臨む方が、質疑応答は感じが良くなるはずです。

なぜなら、「完成形(終わったもの)としての発表」であれば、飛んでくる質問は完成への挑戦となりますが、「次の展開の始まり」であれば、質問は、ある意味で、協力の申し出と捉えることもできるからです。

では次に、「とても感じの良い」質疑応答を作る、具体的な6つのコツと、そこで活用される英語表現をご紹介させていただきます。

なお、プレゼンの最初の部分については、上手な英語プレゼンのために!|始めの挨拶、自己紹介がすぐに作れる厳選84例文 の記事をご参考にされてください。

 

英語での質問への対応(1)│質問をしてくれた人に感謝する

英語での質問への対応(1)│質問をしてくれた人に感謝する質問をするということは、聴き手がプレゼンの内容に興味を持っている顕れです。

そう考えると、とても嬉しいことです。大勢の集まりの中で質問をするのは緊張するものですが、そんな中でも、質問してくれた人に、まずは感謝しましょう。この感謝の気持ちは、質問者だけではなく、出席者(audience)全体に伝わります。

自分の考えや解釈、疑問もきちんと受け止められ、そのプレゼンの目的、その場のテーマに貢献できるという感覚を会場全体に作り上げます。ここが出席者を“参加者”に変える瞬間です。

質問に対して誠実に回答することは、質問しやすい雰囲気作りになりますし、闊達な質問と遣り取りは、プレゼンをする側にとっても、新たな発想に出会うチャンスです。

まさに「次の展開の始まり」になり得ます。

質問をしてくれた人に感謝の気持ちを表す英語表現の例

Yes, that’s a very good point.
はい、大変良い点です。

Glad you asked that question
それを質問していただけて良かったです。

Yes, I get asked that question by many people.
はい、その質問は多くの方からいただきます。

 

英語での質問への対応(2)│質問をリピートする

質問が出たら、まず、その内容を要約するか、リピートしましょう。

これには3つの利点があります。

(1)相手の質問をあなたが理解しているかを確認できる点。
(2)質問者の声が小さかったり、聞き取り辛かった場合、他の聴き手が質問をきちんと理解できるようになる点。
(3)質問に対する回答を、自分の頭の中で整理する時間を作ることが出来る点。頭の中で一度練ってから回答できるようになります。

質問をリピートするときの英語表現の例

Thank you for asking about what our plan is for next year.
次年度の弊社のプランについてご質問いただきありがとうございます。

Thank you. So you would like further clarification on our strategy?
ありがとうございました。弊社の戦略についてもっと明確にしたいということですね?

That’s an interesting question. How are we going to get voluntary redundancy?
それは興味深い質問です。希望退職の募集方法ですね?

 

英語での質問への対応(3)|手短に答える

英語での質問への対応(3)|手短に答える質問に対しては、手短に、要点をつく回答をしましょう。タイムマネジメントはプレゼン成功の大きな要素の1つです。

質問は必ずしも他の人達も同様に興味を持つ疑問点とは限りません。一人だけが興味のある質問内容について長い時間を割くのは得策ではありませんし、また、たとえ他の人も興味を持つ質問内容であっても、説明を長々としていると、聴衆は飽きてしまいます。

 

英語での質問への対応(4)│ 回答が満足いくものであったか確認する

質問に対して答えたら、満足のいく回答だったかどうかを確認してから次に進みましょう。相手の疑問が解消できていなければ、不満と不信を残すことになります。

回答が満足いくものであったか確認する英語表現の例

Does this answer your question?
ご質問の答えになりましたでしょうか。

I hope this explains the situation for you.
これで、ご説明になっていると良いですが。

Is that the kind of information you were looking for?
求めていらっしゃった情報でしたでしょうか。

 

英語での質問への対応(5)│ 質問のタイミングや時間をコントロールする

英語での質問への対応(5)│ 質問のタイミングや時間をコントロールする「質疑応答は最後に」とアナウンスしていても、途中に質問を投げかけられることがあります。そういった際は、再度丁寧にお願いして理解を求めましょう。

質問のタイミングや時間をコントロールする英語表現の例

<プレゼンの途中で質問が入った場合>
I think I said that I would be happy to answer questions at the end of the presentation – perhaps you wouldn’t mind waiting until then?
最初に申し上げましたとおり、プレゼンの最後に回答させて頂きます。恐れ入りますが、それまでお待ちいただけますか。

Perhaps we could leave that point until the end of the presentation.
その点は、プレゼンの最後にさせてください。

<質疑応答の中で、時間をコントロールする>
I think we have time for just one more question.
もう一つ質問を受ける時間があると思います。

If you have any further questions, I will be happy to talk to you at the end.
さらにご質問があれば、最後にお答えさせて頂きます。

Are there any final questions?
最後にご質問はありますか。

 

英語での質問への対応(6)│ その場で答えられない質問が出た場合

英語での質問への対応(6)│ その場で答えられない質問が出た場合予測していなかった質問や、その場では分からない質問が出たり、求められたデータが揃っていないということはよくあります。分からない場合は、回答の用意がないことを認め、後で調べて回答する旨伝えましょう。

その場で答えられない質問が出た場合の英語表現の例

I’m afraid I’m unable to answer that at the moment. Perhaps I can get back to you later.
申し訳ありませんが今はお答えできません。後ほど回答させてください。

That’s an interesting question. I don’t actually know the answer right now, but I’ll try to get back to you on that later.
興味深い質問ですね。すぐには分かりませんが、後ほどお答えできるようにします。

That’s a very good question. However, we don’t have any figures on that, so I can’t give you an accurate answer.
それは、とても良い質問ですが、それについての数字がなく、正確なお答えはできません。

That’s a tricky question. Unfortunately, I’m not the best person to answer that.
それは難しい質問ですね。残念ながら私はそれにお答えできません。

I’m afraid there’s no easy answer to that one.
恐縮ですが、その点には簡単にお答えできません。

 

英語で質問を募る|質疑応答のタイミングと質問を募る英語表現

英語で質問を募る|質疑応答のタイミングと質問を募る英語表現最後に質疑応答のタイミングと、それを会場で案内する英語表現、また、英語での質問の募り方についてご紹介させていただきます。

質疑応答を入れるタイミングは?

プレゼンの構成を考えるにあたって、質疑応答のタイミングについて検討します。基本的に、プレゼンの途中いつでも受け付けるか、プレゼンの最後に時間を設けるか、2つのタイプに分かれます。

プレゼンの最後に質問を受け付ける場合

フローを乱すことがなく、予定時間通りに発表をしていける点はプレゼン最後に質問時間を設けるメリットです。ただ、聞き手側は、質問を最後まで握ることになるため、スッキリしない状態が続き、話に集中しにくいというマイナス面もあります。

<プレゼンの最後に質問を受け付ける際の、英語例文>
There will be time for questions at the end of the presentation.
プレゼンの最後に質疑応答の時間がございます。

I’d be grateful if you could wait to ask your questions until after the presentation.
プレゼン後までご質問をお待ち頂けるとありがたいです。

Please would you be able to save your questions ‘til the end?
終わりまでご質問はお控え頂けますでしょうか。

プレゼンの途中で質問を受け付ける場合

プレゼンの途中で質問を受け付けることのメリットは、各パートの内容に直結したホットな質問をその場で受けて回答でき、質問者や聴衆の理解が深まる点です。また、一方的な情報伝達になりがちなプレゼンの最中に、相互コミュニケーションを取るチャンスを作ることで、聴衆との結びつきができ、話を進めやすくなるという利点もあります。

一方で、質問によってイシューから離れた内容に脱線したり、後で説明しようと思っていた事柄についての質問が出て、フローが乱れる可能性があるというデメリットがあります。また、質問が多く出過ぎると、時間配分が難しくなります。

途中で質問を受け付ける形式を採用する場合は、これらの点を考慮し、うまくコントロールできる表現を用意しておきましょう。

<プレゼンの途中に質問を受け付ける際の、英語例文>
Please feel free to interrupt me if you have questions.
もしご質問があれば、その場でご遠慮なくお聞きください。

<話の脱線などに対処する英語例文>
I’m afraid that really falls outside of my objectives for today’s presentation. Perhaps we can resume discussion of that particular point later?
恐縮ですが、今回のプレゼンテーションの主旨とは離れてしまうので、その点については後でお話しできますか?

I’ll be coming to that point in a minute.
その点については、後ほど解説させていただきます。

 

質問を募る際の英語表現

喜んで質問を受け付けることを伝え、聴き手が持った興味や疑問に対して、オープンな姿勢であることを伝えましょう。気持ちは「次の展開の始まり」です。

Thank you for listening. And now if there are any questions, I would be pleased to answer them.
ご清聴ありがとうございました。ご質問があれば喜んでお答えします。

I’d be glad to answer any questions you might have.
ご質問がありましたら、お答えさせて頂きます。

Now I’ll try to answer any questions you may have.
どんなご質問にもお答えさせていただきたいと思います。

If you have any questions, please don’t hesitate to ask.
ご質問があれば、ご遠慮なくお尋ねください。

I will be happy to answer your questions now.
喜んでご質問にお答えいたします。

If anyone has any questions, I’ll be pleased to answer them.
どなたかご質問があれば、喜んでお答えします。

If anyone has any questions, I’ll do my best to answer them.
ご質問があれば、できる限りお答えします。

Can I have any questions?
ご質問承ります。

Are there any questions?
ご質問承ります。

 

まとめ

英語プレゼンでの質疑応答についてのまとめ英語のプレゼンテーションをする際、その目的は、提案を受け入れてもらったり、契約を成立させたり、研究への注目度を高めたり、共同研究者を募ったりと、様々あると思います。

そのどれもが、あなたがプレゼンを終えた後の聴き手側の行動、動きにかかっています。英語での質疑応答は事前準備ができない点で難しいとも言えますが、あなたが行動を起こして欲しいと思っている相手の理解や興味を測り、更にそれを増進することができる貴重な機会とも言えます。

プレゼンテーションは、「次の展開の始まり」であることを意識して、是非、質疑応答の場を活用されてみてください。

あ、この表現、使ってみたい!ネイティブスピーカーのお墨付き

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