ビジネス英会話

英語での提案力、3倍UP!ネイティブ講師の、提案の英語×話し方×伝える技術

2017.11.11
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英語での提案力、3倍UP!ネイティブ講師の、提案の英語×話し方×伝える技術

最近のビジネスでは、提案力を求められるのは、コンサルタントや営業職だけではなく、マーケティングや企画職、そして、エンジニアといった職でも、それぞれの専門領域での分析力と、そこからの改善を提案する力が求められています。社外、または社内に対して、英語での提案の機会を持つ方々も増えていることと思います。

 

3つの観点から「英語での提案力」を磨き上げる│英語、話し方、伝える技術

ビジネスで、英語で提案を行った際、悔しい思いをされたことはないでしょうか。

「もし、日本語だったら、もっと上手く提案を伝えられたのに・・・。」

こんなお気持ちを解消するべく、社会人専用でネイティブ講師のみのオンライン英会話を運営している立場から、今回は、ネイティブ講師たちが法人研修のビジネス英会話コースで紹介する、英語での提案の上達技術をご紹介させていただきます。

なお、この上達技術は、以下の3つの観点に分かれています。

×1倍:英語 【「提案」を意味する英語の使い分け】

実は、もの凄い数がある、英語の「提案」という表現。すべてを一度に憶えて使い慣れるのは至難の業です。そこで、まずは、プロフェッショナルは必ず押さえる、4つの「提案」英語表現から理解を深め、意味やニュアンスの違いを上手に使いこなす技術を学びましょう。

×2倍:英会話【会話の中で提案する際の、英語の言い回し】

日本語で提案を行う際、提案内容と同様に、現場で気を遣うのは、言葉遣いや言い回しではないでしょうか。その必要性は英語であっても同じです。会話の中でどのように提案を出していくのか、ネイティブたちがよく使う、英語の提案表現フレーズを例文から身に着けましょう。

×3倍:ビジネスコミュニケーション【会話の構成と英語表現】

提案のゴールは、もちろん、相手が提案を受け入れてくれることです。英語が正しくても、説得力が無く、提案に魅力も感じられなければ、ゴールに達することは難しいでしょう。では、どのように説得力を増し、魅力を伝えるのか。ここでは、コミュニケーションの形、つまり会話の構成を使う技術をご紹介します。

ここでは、まずは「提案」に関する英語表現の理解を深めるところから始まり、実際の英会話の中で、状況に合わせて、どのようなフレーズを使って提案するのか、そして、更に一歩踏み込んで、相手の理解と納得を得るための会話構成(ストラクチャー)を知ることで、あなたの英語での提案力を3倍にしていただきたいと思います。

なお、提案関連の会話で頻繁に使われる英語フレーズの例文も数多くカバーしておりますのでご活用ください。

 

「提案」を意味する英語の使い分け│必ず押さえたい、4つの「提案」英語表現

英語辞書で「提案」を調べてみると、幾つもの表現が紹介されています。それぞれニュアンスに微妙な違いがありますが、まずは状況や自分の意図によって、ビジネスシーンでよく使われる以下の4つを使いこなすところから始めてみましょう。
プロフェッショナルとして、この4つの提案の英語表現は必ず押さえておくため、次にそれぞれ1つずつ表現の特徴を見ていきましょう。どれも「提案」と訳すものの、自分の立場、相手の立場、状況や提案する内容によって、使い分ける必要があり、逆の言い方をすると、使い分けを効果的に行うことで、自分の立場、相手の立場、状況や提案する内容を、明確に、そして強調して伝えることになるため、説得力をコントロールすることができます(専門家の見地から提案しているのか、経験則から推す形で提案しているのか、など)。

1. Propose
積極的、能動的な提案。企業間の提案(proposal)など。
2. Suggest
控えめな提案。案を提示し、選択は委ねる。助言的で、日本語の「アドバイス」に近いニュアンス。
3. Advise
専門家からの提案。医師や、会計士、弁護士などからの助言によく使われます。
4. Recommend
勧める、推薦する意味合いの提案。経験や知識の裏付けなどがある。

Propose:積極的に「提案」する時に使う

Propose は、積極的、能動的な「提案」で、Suggest に比べて強いニュアンスがあります。

古くは、受諾か拒否かのいずれか二者択一を迫るような、「提案」の時に使われていました。プロポーズ(求婚)などは、まさに二者択一で、プロポーズする側は積極的に行うものです。今でもその名残があり、ビジネスなどで積極的に案を提示し、検討と評価を求める時に使います。

propose を使った英語例文を見て、使い方を確認する

Suggest:控えめな「提案」|指し示してくれている

suggest は、propose に比べて控えめな提案です。案を提示して、相手にその選択を委ねる、助言的な意味合いです。一般的に、提案する側と提案を受ける側の、知識や経験の豊富さ、ポジションの上下に関係なく使えます。

また、科学・研究レポートなどで、実験結果やデータが、仮説や事実を提示(提案)するという際にも使われます。
Social Control Theory suggests that people internalize the values of their society, which causes them to be less likely to commit a crime.

Meta-analysis suggests that smoking by pregnant women is associated with the reduced infant birth weight.

suggest を使った英語例文を見て、使い方を確認する

Advise:豊富な経験や知識を持つ人からの「提案」

Suggestとは違い、より知識や経験が豊富にある人が知らない人へ、ポジションが高い側から低い側へ、提案・助言する際に使われます。ファイナンシャルアドバイザーや、ライフスタイルアドバイザーなど、各分野に詳しい人が提案・助言を仕事とするとき、アドバイザーという言葉を使うのは、このためです。

adviseを使った英語例文を見て、使い方を確認する

Recommend:経験や知識に基づいた推奨

個人的な経験や、専門家としての知識などに基づいて、提案や推薦する時に使われます。

Recommendを使った英語例文を見て、使い方を確認する

 

会話の中で提案する際の、英語の言い回し│ネイティブがよく使う、英語の提案表現フレーズ

【会話の中で提案する際の、英語の言い回し】ネイティブたちがよく使う、英語の提案表現フレーズ

既にご紹介してきたように、一言に「提案」と言っても、立場や意味合いの強弱によって、使われる英単語も異なってきます。また、同様に注意が必要なのは、実際の会話の中においては、何かを提案するときであっても、「提案します!」、「これが提案です!」、「提案を聞いてください!」と追い立てるのではなくて、以下のような言い回しを使いながら、相手を時には優しく、或いは強く誘導するのが「提案」であることは、日本語も英語も同じです。

~してみましょう。
~は、いかがでしょうか。
~が、お勧めです。
~するべきであると思います。
~の方が、断然、好条件です。

 

最も馴染みのある、提案の言い回し

そういう意味では、私たちが最も馴染みのある提案の言い回しと言えば、Shall we ~?の表現ではないでしょうか。映画のタイトルでも「Shall we dance?」というのがありましたが、もちろん、ビジネスの際にも、畏まらないカジュアルな言い回しにはなりますが、よく使われます。

Shall we meet over lunch?
ビジネスランチにしましょうか。

提案の会話の中で、最も大切なことを言葉に反映させる

提案の中で最も重要なことはと言えば、その提案の内容ですが、提案をしている会話の中に限定して考える場合には、最も大切なことは、相手の受け止め方を第一に考えることかもしれません。提案をしている状況では、必ず、決めるのは相手ですので。

そのため、日本語でもそうですが、英語でも提案をする際には、相手を不快にしないよう、丁寧な表現を使います。英語の丁寧な表現方法の1つに、婉曲的な言い回しがあります。例えば、以下のような提案の言い回しが使えます。

You may want to slow your pace of delivery, as it was occasionally hard to keep up with you.
少し喋るスピードを落とすと良いかもしれません。時々、聞き取れないことがありましたから。

You might want to consider if using a pie chart may be helpful to you. These can be useful if you can divide the information into very simple parts, because then you can really clearly display those different sections, and show how they are part of the whole.
円グラフを使うことを考えてみると良いかもしれませんね。それぞれの部分について分かりやすく見せる事ができますし、全体に対してどのくらいの割合を占めているかを示せるので、情報をシンプルに分けて見せるのに役立ちます。

I thought you could offer him the role of senior manager.
彼にシニアマネージャーのポジションを打診してみては?

【You may/might want to】は、直訳すると「あなたは、~してみたいと思うかも」となり、かなり婉曲的です。相手の気持ちを優しく配慮した言い方で、ネイティブ・スピーカーが多用します。

同様に【(I thought) you could __】なども、婉曲的な提案方法で、個人間の遣り取りでは使いやすい丁寧な表現です。

以上、個人間で提案が行われる際の言い回しの例をご紹介させていただきました。

企業、団体に対しての提案の言い回し

企業、団体に対しての提案の言い回し次に、企業や団体への提案をする際の英語の言い回しについてです。まず始めに意識するべきは、個人間と異なり、「私」や「あなた」の間の話しではなく、少なくとも「私たち」、「あなたがた」の間の話しになりますので、主語の取り方には注意しましょう。

主語を気にかける必要がなく、プロフェッショナルな雰囲気で提案する言い回しとしては、以下のようなものあります。

One possibility would be ___.
~という案もあります。

この言い回しでは、提示するアイデアの可能性を示唆し、それについて考えるキッカケを作るのに使えます。また、以下のような言い回しにも変化できます。

<例文>
The third possibility would be to borrow money from investors known as Angel capitalists.
第三に、エンジェル投資家から資金を借りるという案もあります。

ただ、企業へ提案に赴いて、相手を思いやった話しぶりだけでは、相手を説得したり、相手に提案の魅力を伝えることは難しいかもしれません。そこで、次にビジネスコミュニケーションの観点から、提案力を増す技術を1つご紹介させていただきます。

 

会話の構成と英語表現│ビジネスコミュニケーションから考える提案を伝える技術

【会話の構成と英語表現】コミュニケーションの形、提案を構成する技術では、実際に企業宛てに提案を行うとして、どのように提案すれば良いのでしょうか。

英語圏のスタイルで言えば、プレゼンテーションに一般的に使われる「構成」(Introduction、Bodies、Conclusion)が存在するように、提案についても一般的に使われる構成があります。

<一般的な提案の構成>
1. Introduction
2. Current situation
3. Suggestions
4. Final recommendation

聴き手がついて行きやすく、理解しやすくて、そのため、納得しやすいというのが使用する利点です。ご自身で独自のスタイルで提案される場合でも、この構成を参考にされると良いかと思います。

以下、英語での提案の4つのステップについて、それぞれ英語表現も含めて解説させていただきます。

1.Introduction – 提案目的を明確化、概要説明

はじめに、提案目的を明確にします。何を提案するのか概要を紹介し、聞き手に話の方向性を示します。この部分で、聞き手は、ある程度、話しの方向性を想像できるので、あなたの英語の提案説明をフォローしやすくなります。

■Introduction 部分に使える表現例■
The aims of this proposal are __
In this proposal, we present __
The proposal evaluates __
This proposal is intended to __

2.Current Situation – 現在の状況、背景の情報と分析

現在抱える問題、その背景情報についての認識を確認します。

提案を聞く側に問題意識が無ければ、提案の価値はありません。また、相手が気づいていない部分に問題が潜んでいることもありますから、それらを確認します。なお、その際、問題の存在や、その大きさを証明する数字データや事例を提示できれば、より理解が増します。

■Current Situation 部分に使える表現例■
Following a survey among our client companies ___.
A number of concerns with regard to ____ were expressed by ___.
There is a strong feeling among our factory workers concerned that ___.

3.Suggestions – 具体的な内容

Introductionの部分で紹介した案の実行にあたって、具体的な提案事項を示します。

いくつかある場合、または時系列で実施すべき場合は、Firstly, Secondly, Lastly といった言葉を使って、整理して述べるようにしましょう。

■Suggestions 部分に使える表現例■
It is recommended that ___
There should be ___
It would be advantageous to ___

4.Final Recommendations – 提案が実行された場合に期待される効果

最後に、提案が実行された場合に期待される効果や結果を述べたり、逆に、提案が実行されなかった場合の問題の先行きなどを述べることで、提案の重要性や有効性を強調します。

■Final Recommendations 部分に使える表現例■
If the above suggestions are implemented there would be ___
Unless the recommendations are taken seriously, it is unlikely that ___
Implementation of the above ideas would result in ___

いかがでしたでしょうか。あなたの提案の構成を整えることで、是非、説得力を高め、提案の魅力を倍増させてみてください。

 

まとめ

1. 提案に関する英語表現の理解を深め、数多くある、英語の「提案」表現を効果的に使い分けましょう。

2. 実際に提案する際の会話では、相手の受け止め方を第一に考えて、丁寧な英語の言い回しを心がけましょう。

3. コミュニケーションの形、提案の構成を整えることで、説得力、そして、提案内容の魅力を高めることを意識されてみてください。

あなたの、英語での提案のご成功を心より願っております。別ページにて、英語での提案の例文を数多くご用意しておりますので、是非、そちらもご覧ください。

 

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あ、この表現、使ってみたい!ネイティブスピーカーのお墨付き

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