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ビジネス英会話

英語を繋ぐ技術:長い文章をスマートに話すコツ

2018.09.22
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英語を繋ぐ技術:長い文章をスマートに話すコツ

英語レベルが中級以上になり、英語である程度まとまった分量の発言をできるようになったら、更に一歩進めて活用したいのが、「リスティング」のフォーマットです。

First…, secondly…, thirdly…
Firstly…, secondly…, thirdly…

リスティングとは、上記のように「最初に、」「次に、」「最後に」と、内容を順に紹介するやり方で、この発言方法には、聞き手、発言者、双方にメリットがあります。

聞き手側としては、First, Secondly, And finally などのシグナルを機に話題が変わった事が察知でき、内容が理解しやすくなるメリットがあります。

また発言者側でも、そうやって話を切り分ける事で、発言内容を頭の中で整理・構成しやすくなりますし、発言をパーツに分けることで、タイムマネージメントも容易になります。

では、具体的にどんな風にリスティングで英文を繋ぐ手法が活用されているか。英語プレゼンテーション、会議、英語面接の各シチュエーションで使われている、ネイティブの英語例文を見ていきましょう。

※ビジネス英語で理解し易く、面白く話を展開させる!英語の接続詞の使い方の記事も参考になります。

英語プレゼンテーションの基本:発表内容をリスティングで繋いで示す

英語プレゼンテーションの基本の形:発表内容をリスティングで繋いで明示まずは、プレゼンテーションの冒頭部分です。英語プレゼンに参加した事がある方なら、一度は聞いた事がある形でしょう。

今日話す内容の概要をリストして発言することで、聞き手はその日何を学べるのかを理解できます。

リスティングを効果的に使った英語プレゼンテーションの例文

Thank you for taking the time to attend my presentation. I would first like to start by briefly explaining the results of the clinical trial. Secondly, I would like to point out what benefits there are for our patients. And finally, I will describe what kind of patients are best suited for this drug.
プレゼンテーションにご参加いただきまして、ありがとうございます。まずは、臨床試験の結果を簡単にご説明させて頂くことから始めたいと思います。次に、患者に対してどのようなベネフィットがあるのかを挙げます。そして最後に、どんな患者さんがこの薬に最も適しているかをご説明します。

いかがでしょう?

このようにリスティングを使って繋げると、このプレゼンで発表される事が
1. 診療結果
2. 患者のベネフィット
3. 薬に適した患者の特徴
の3点であることがクリアに分かります。

英語会議の司会でその日の議題をリスティングする

ミーティングの司会でもリスティングで繋ぐ形式は活躍します。

リスティングを効果的に使った会議司会者の発言の英語例文

First of all, we will do some research regarding other kinds of international conference. Next, we will determine an appropriate location for the conference. Having done that, we will take care of the discussion points for the meeting. When we’ve done that, we will hold a final meeting to take place on Friday.
まず最初に、他の国際カンファレンスについてリサーチを行います。次に、カンファレンスを行うのにふさわしい場所を決めます。それが終わったら、ミーティングで話し合うべきポイントについて確認しましょう。それが終わってから、金曜日の最終ミーティングを行いましょう。

First of all, Next, Having done that, で繋いで、物事の順序、時間の経過が示されています。参加者は、何を、どういった流れで決めていくのか、分かり易いですね。

英語面接での長い文章の回答も、リスティングで繋ぐ形が効果を発揮!

英語面接での回答でもリスティングで繋ぐ形が効果を発揮!私共、アットイングリッシュのセッションの中で、講師からリスティングで繋ぐことを勧めるアドバイスが特に多く見られるのが、英語面接練習においてです。

あなたの長所と短所は?
あなたが〇〇の経験から学んだ教訓は?
あなたはここで、どんな貢献を出来ますか?

などの問いに対して、流れに任せて話しを展開するのではなく、リスティングで切り分けて説明するよう講師からアドバイスが出されるケースがしばしばみられます。

英語面接での回答例文1

以下は、海外での勤務経験のある方が、海外で働く際、その成否を分ける2つの重要な要素について聞かれた際の回答例です。

I believe that there are two key factors determine success or failure in working in foreign countries. Firstly, it is essential to realize that there will be cultural differences regarding such things as work habits and business etiquette. One must identify what these differences are and adjust one’s behavior accordingly. The second factor is communication. Effective communication is essential to guide a team in the right direction and to motivate team members. Given that, in international settings, team members will likely not share a common language, greater care must be taken in both written and spoken communication to avoid miscommunication and misunderstandings.
海外で働く際、その成否を分けるには、大きく2つの要素があると考えています。まず最初に、働き方やビジネスエチケットなどの事柄について、文化による違いがあるという点を知ることは最も重要なことです。海外で働く場合はこの違いを明らかにし、それに合わせて行動するようにしなければいけません。2つめはコミュニケーションです。効果的なコミュニケーションはチームを正しい方向に導き、チームメンバーの士気を高めるのに不可欠です。国際的な場面ではチームメンバーは皆が共通の言語を話す訳ではない事を考慮に入れると、ミスコミュニケーションや誤解を避けるためにも、書く、話す、両方のコミュニケーションにおいて最大限の注意を払う必要があります。

最初に2つのキーファクターがあるという事を明示。その後、Firstly, The second factor is … と、2つについて具体的に説明を入れています。

次の例は、デザイナーの採用試験の模擬面接から。ロゴを作成する際、どんな点を重視するかという想定問題に対する回答例です。

英語面接での回答例文2

I believe there are 3 main factors to consider when designing a logo. The first is, the logo should be well suited to the client’s business. Secondly, the logo should be simple and displayed clearly regardless of whether the ad is large or small. The third factor is the logo should be memorable enough that it can stand out from the numerous other ads with which it is competing. These are my three main points of focus when designing logos.
ロゴをデザインする際、3つの点を考慮に入れるべきだと考えています。1つめは、クライアントのビジネスにフィットしたものであること。第二に広告の大小に関係なく、ロゴはシンプルでクリアに見えなければならないという事。第三に、競合する無数の他の広告の中で記憶に残るよう目立つものでなければならないという事です。ロゴをデザインする時、これら3つの点にフォーカスします

最初に3つメインの要素がることを明示。The first is, Secondly, The third factor is… と列挙し、最後に These are my three main points とまとめています。

英語面接を控えていらっしゃる方は、これらの例文を参考に、リスティングで繋ぐ方式を是非取り入れて下さい。分かり易さが各段にアップします。

ミーティングで長めの意見を示す際も、繋ぐ技術で分かり易く表現

プレゼンや会議、英語面接など形式ばった場以外にも、同僚との意見交換やミーティングでのちょっとした発言の中で、リスティングを取り入れることで、内容を分かり易く表現することが出来ます。

以下は、「職業」についての見解を述べる際に、リスティングを使ったスピーチ例です。

In order for something to qualify as a profession, there are several criteria to consider, the first being, do you earn a regular or long-term income from what you do? Secondly, do you require specific training or special skills in order to execute your job and finally, are you contributing to society?

The word ‘profession’ implies that you have undergone some form of training in order to obtain knowledge in your chosen career, however, there are differing opinions as to what people consider a ‘profession’ and arguments for both sides. For example, there are professional videographers who do not consider YouTubers to be in the same professional category as they are because they do not have the same skillset or level of creativity so determining what is or isn’t a profession is going to differ depending on who you ask but these three criteria at least provide people with a basic guideline to follow. There are exceptions to every rule, of course, but generally speaking, if you have trained to work at something that makes a difference in the world and you earn money doing it, you can consider it to be your ‘profession’.

何かを「職業(プロフェッション)」と定義するためには、いくつか考慮すべき基準があります。まず一つ目が、それによって定期的または長期にわたって収入を得られるのか?という点です。2つ目は、その職務を遂行するにあたって特別な訓練やスキルが必要になるか。そして最後に社会に貢献しているかという点です。

「職業(プロフェッション」という言葉には、あなたが選択したキャリアに対して知識を得るため何等かのトレーニングを積んでいるかどうかが含まれます。しかしながら、何を「職業」とするかについては様々な見方があり、それぞれの側に論拠があります。例えば、プロの映像作家の中には、ユーチューバーは自分達と同等のスキルやクリエイティビティを持っていないとして、ユーチューバーを自分達と同じカテゴリーとしては認めない人もいます。そのため、何がプロで何がそうでないのかは、誰にその質問を投げるかによって変わります。しかし、少なくともこれら3つの基準は、基本的なガイドラインとなるでしょう。もちろん、どんなルールにも例外はあります、しかし一般的に言えば、働くために訓練を受け、それが世界に違いを生み出し、お金を稼ぎ出せるなら、それをあなたの「職業」として考えることができるでしょう。

第一パラグラフでは、「職業」を定義する際、発言者が何をポイントとしているかをリスティング形式で述べ、第二パラグラフは第一パラグラフでまとめた内容を、より詳しく説明しています。また、この第二パラグラフは、要所に「しかしながら」「そのため」「例えば」「なぜなら」などの接続語によって前後が繋げられており、聞き手は次に「逆の内容が語られる」「例示される」「理由が述べられる」など、ある程度内容を想定できます。

長文ながらも、リスティングと接続語で効果的に文章が繋がっており、理解がスムーズです。

まとめ

リスティングによって切り分けて話しを展開させ、話を繋ぐコツは、発言者にとっても、聞き手にとっても、構成作りと理解の上で非常に効果的です。

ビジネスでは、決められた時間内に、理解と納得を得る発言をすることが求められます。是非、この文章を繋げるコツを活用してみて下さい。

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