アットイングリッシュの英語面接対策コースは、日本人スタッフとMBA面接先について打ち合わせし、各自のレジュメや職歴を元に想定質問を作成して、ネイティブ講師と模擬面接形式で練習します。
この記事では、INSEADのMBA面接のため、アットイングリッシュの英語面接対策コースのご利用頂いた実績例をご紹介します。
面接について – HEC Paris
英語面接対策コースでの講師からのアドバイスと英語例文
アットイングリッシュでは、ネイティブ講師と模擬面接練習を行い、レッスン後に、面接官が受け取り易い表現の仕方、具体的な英語の修正などのアドバイスがフィードバックとして戻されます。
そのフィードバックを元に表現を修正・改善し、更に模擬面接を繰り返して、本番までに英語をブラッシュアップして、仕上げていきます。
ご受講者の概要
IT系スタートアップで新規事業の立ち上げを担当。
現在は部門マネージャーとして、新規事業を開発するチームを率い、エンジニア、マーケティング、営業など多様なスキルを持つチームを採用し、成果を上げてきました。
対策の方向性
自分の経験や強みを具体的に伝える
具体的な数字や成果を取り入れ、抽象的な表現を避けることで、聞き手が成果を明確にイメージできるようにします。また、成果だけでなく、プロセス(何をしたのか、どのように成果を出したのか)も簡潔に伝えると効果的です。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:I helped increase sales.
修正後:I successfully led a sales initiative that resulted in a 2.3 million dollar revenue increase.
ポジティブな姿勢と行動志向を強調する
面接官は失敗そのものではなく、その後の学びや行動の変化に注目します。失敗に焦点を当てるのではなく、そこから得た教訓と改善したプロセスを伝えることで、成長志向や解決能力を強調します。ポジティブな転換点を必ず入れることが重要です。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:I made a mistake that cost the company $10,000.
修正後:This experience taught me the importance of conducting thorough research before making decisions. Since then, I’ve implemented processes to avoid similar mistakes and have successfully delivered cost-effective solutions.
回答の構成と流れを明確にする
明確な構成は、面接官が話を追いやすくなり、応募者のキャリアや意図をより正確に理解する助けとなります。
キャリアの流れを時間軸に沿って順序立てて説明し、それぞれの役職での役割や学びを簡潔に含めることで、回答の構成を分かりやすくします。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:I worked at XXX, YYY and ZZZ.
修正後: After graduating from university, I joined XXX as a __, where I developed sales strategies. I then moved to YYY, focusing on marketing automation tools, and now I am managing new business development at ZZZ.
HEC Parisとの適合性を強調
学校に合わせた具体的な適合性を示すことで、応募者が単に「どこでもいい」ではなく、「HEC Parisが最適」と考えていることを強調できます。
HEC Parisの具体的なプログラムや特徴を挙げ、自分の目標やキャリアにどのように役立つのかを説明します。一般的な称賛ではなく、パーソナライズされた理由を述べることが重要です。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:I want to go to HEC Paris because it has a good curriculum.
修正後:HEC Paris offers a unique blend of academic rigor and practical exposure, particularly through its __. This aligns perfectly with my goal to bring global innovation practices to Japan’s IT industry.
リーダーシップスタイルの具体的な説明
リーダーシップスタイルを言葉だけでなく行動で示す具体例を含めると、信頼性が増し、説得力が高まります。
抽象的な表現を避け、具体的な行動や成功事例を用いてリーダーシップスタイルを説明します。リーダーとしての信念を明確にすることが効果的です。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:I lead my team well.
修正後:I believe in leading by example. For instance, when launching a new product, I demonstrated effective sales techniques, which my team then adopted, resulting in a 20% increase in efficiency.
家族のサポートやパーソナルな側面の追加
家族を含めた個人的な背景を共有することで、応募者の人間味や価値観を伝え、学校やコミュニティへの貢献意欲を強調できます。
家族のサポートを具体的に説明し、学校やその地域が家族にも好影響を与える点をアピールします。家族がこの決断を支えていることを示すことで、コミットメントを強調できます。
【ネイティブ講師からのアドバイス例】
修正前:My family supports my decision to study abroad.
修正後:My wife and I believe that studying at HEC Paris will be a transformative experience for our entire family. The international environment will also benefit our young daughter by exposing her to diverse cultures.
質問に的確に答える
質問に対して答えがずれてしまうことを避けるため、まず質問の意図を確認し、自分の回答が的を射ているかを常に意識します。質問の意図が不明確な場合、”Could you clarify if you would like me to focus on…” と尋ねるのも有効です。
聞かれている質問に的確に回答することは、多くの人が「当然」と考えていますが、多くの受講者に、
質問の意図を理解していない
質問の趣旨と微妙にズレた答えをする
回答しているうちに、だんだんと趣旨から逸れる
という傾向が見られます。
実際に模擬面接をして、相手から指摘してもらうことでようやく気付き、修正するというケースが多々見られます。
MBA英語面接の練習は、アットイングリッシュで
英語面接で使える例文や英語表現は、市販の本やインターネット、AI を活用すれば、集めることが出来ます。
しかし、英語面接対策は、実際に人と話してコミュニケーション練習を重ねる中で、様々な質問への対応、質問から更に派生する質問や雑談、批判的な質問に対してもポジティブに対応できるスキル、自信や熱意を表現できる声色、表情、態度などを磨くことが不可欠です。
アットイングリッシュでは、様々な質問、派生する雑談、欧米の文化に対応できる、経験豊かなネイティブ講師陣を揃えて、英語面接を強力にサポートしています。