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ビジネス英語

ビジネス英会話のセンスを磨く!今後を予測する、成果に期待する、英語表現8選

2018.06.19

ビジネスの先を正確に読むのはなかなか難しいですが、経済状況やトレンド、得られるデータや今までの経験をもとに、予測したり、何等かの結果を期待することは出来ます。

会議やプレゼンの中でも、そういった予想や期待について、発表する場面は多いことでしょう。

今回は、
– こちらが私達の予測です
– (今後)~を目指しています。~をしたいと思っています。
– これから10年以内に~
– ~を期待できる
– いわゆる希望的観測と呼ばれるものでしょう
といった、今後への予測や期待を表す表現や、
– 予想できたことかもしれませんが…
– 結局、~ということになるかもしれません
– 結果がやがて出ます
など、予測した結果を待つ時に使える英語表現を、ご紹介します。

ネイティブの英語例文も交えていますので、併せて読んで、各表現の持つニュアンスを感じてください。

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ビジネス英語表現1「こちらが予測です」:These are our projections.

These are our projections.
こちらが予測です

予測というと、projection のほかに、forecastも頭に浮かぶと思います。

大きな違いは無いものの、現状に基づいているとforecast、将来の展望を含んだり、不確実性を見込むとprojectionになります。

企業の事業予測では、四半期、年度の売上予測はforecast、中長期の事業計画にはprojectionが多く使われるようです。

ネイティブの英語例文

We’ve given you an outline of how much you will be likely to get for your investment. These are our projections for the next five years.
この投資により、どのくらいの収益が見込めるか、概要を示しました。こちらが今後5年間の予測になります。

projection や forecastを使ったネイティブの英語例文も併せてご紹介します。

My projections and forecasts are always very accurate and they rarely exceeded the actual revenue by more than two percent, so in my office they have nick named me a good guesser.
私の予測はいつもとても正確で、実際の収益より2%ズレることは稀です。ですからオフィスで私は、“グッドゲッサー”というニックネームで呼ばれています。

The graph illustrates that the population is continuing to decrease over time but the volume of toilet paper sales steadily increased since 2008 until it peaked in 2013. After dropping for two years, the projections show that it is expected to increase again this year. The interesting question here is that the sales of toilet paper seems to be inversely proportional to the population and the article attempts to explain why that might be happening.
このグラフは、人口が減少し続けていることを示していますが、トイレットペーパーの売上げは2008年から2013年でピークを迎えるまで、上がり続けていることを示しています。2年間売上げは減少したものの、予測では、今年また増加する見込みです。面白い疑問としては、トイレットペーパーのうりあげは人口と反比例しているようだという点で、この記事ではその理由を説明しようとしています。

I’m responsible for creating an annual budget in conjunction with my annual sales projections that are reviewed on a quarterly basis.
私は、四半期ベースで見直しを行う年間売り上げ予測を勘案して、年間の予算を作っています。

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ビジネス英語表現2「~を狙っている、目指している」:We’re aiming to __.

We’re aiming to __.
-したいと思っています(を狙います)

この表現、社内のプレゼンや会議で使えると、カッコいいですね!

aim という単語は、狙いとか狙いをつけるという意味ですが、日本語に訳す際には「-したいと思っています」くらいで良いかと思います。

ネイティブの英語例文

At the moment we don’t have a lot of steady customers for the newer products. We will send our sales people around to businesses in the area. Right now, we’re just aiming to generate leads by making potential customers aware of what we have to offer them.
現状、新しい製品に対して固定客は付いていません。これから営業をその地域に回します。今、私達が提供できるものを潜在顧客に気づいてもらえる足掛かりを作る事を狙っています。

その他、we’re aiming to でどんな例文があるか、見てみましょう。

If the teachers are aiming to get the children to improve, they have to provide a good educational environment.
教師が子供達を伸ばしたいなら、よい教育環境を用意すべきです。

They are aiming to use video cameras to customize their floors in a way that would increase their sales.
彼らは、セールスを上げられるようフロアをカスタマイズするために、ビデオカメラを使いたいと思っています。

We are aiming to provide higher value solutions to the customers who utilize the technology.
このテクノロジーを使う顧客により価値あるソリューションを提供したいと思っています。

All of the political parties are aiming to attract their votes.
どの党も、有権者を惹きつけたいと思っています。

ビジネス英語表現3「10年以内に」: Sometime in the next decade,

Sometime in the next decade,
10年以内に

細かく訳すと「今後、10年以内のいつか」となるのかもしれませんが、私たちが日本語での日常会話で使う、「10年以内に~になるよ」というときと同じように使えます。

ネイティブの英語例文

Sometime in the next decade, I expect there will be a major economic crisis, for which we ought to be well prepared.
10年以内に、大きな経済危機が起こるのではないかと思っています。そのために、準備しておかなければいけません。

今後10年以内なんて長いスパンの予測は、そうそうしないという方は、「来週のいつか」(Sometime in the next week,)と応用して使ってみて下さい。

Sometime in the next week, would you be able to look over that important report for me?
来週のいつか、あの重要なリポートに目を通して頂けますか?

10年や、来週の部分を、様々な期間に変えて活用できます。

Sometime in the next year and a half to two years, I plan to move abroad.
ここ1年半か2年以内に、海外に移ろうと思っています。

I think I might visit South Korea sometime in the next couple of months.
2か月以内に韓国に行くかもしれません。

メールの終わりにも、よく使われる表現です。
I will look forward to working with you again, sometime in the near future, I hope! Take care in the meantime.
近いうち、また一緒に仕事できるのを楽しみにしています。それまで、お元気で。

ビジネス英語表現4「期待できる」:I can count on – ing

I can count on – ing
期待できる

「count on」という表現は、~を当てにする、期待するといった意味ですが、それにcanが付くと、当てにできる、期待できるとなります。

ポジティブに予測する、結果を待つという感じでしょうか。

ネイティブの英語例文

I can count on gaining the interest of new customers if I am able to attend next month’s technology fair.
もし来月のテクノロジーフェアに参加できるなら、新規顧客に興味を持って貰えることを期待できます。

My work life has changed recently and I’m now able to maintain a better work/life balance; I get home earlier than I used to and I can count on having time on the weekend to relax.
最近、ワークライフバランスが変わって、良いバランスを保てるようになりました。前より早く帰宅して、週末は決まってリラックスして過ごせます。

上の英語例文から分かるように、ニュアンスとしては、be sure to __ の感じで覚えておくと良いかもしれませn。

It is very exciting that you will soon be leaving for your honeymoon. I believe it is an ideal location for you, since your wife has been there before, it is very scenic, and you can count on Japanese Hawaiians to help you. Also, as you have pointed out, you will be in civilization as such, which is helpful should there be any sort of emergency.
もうすぐ新婚旅行でわくわくしますね。奥様も以前住んでいらしたということですし、理想的な場所ですよ。景色も素晴らしいし、日系人の方々にも助けて貰えるでしょう。それにあなたが言ったように、開けた所なので、何か緊急の事態が起こっても大丈夫でしょう。

The second point of advantage is that even if I go to another country, I can count on the same taste.
もう一つ良い点は、他の国に言っても、同じ味を期待できます。

ビジネス英語表現5「希望的観測」:That’s what they call wishful thinking.

That’s what they call wishful thinking.
いわゆる希望的観測と呼ばれるものでしょう

以前、勤めていた会社の上司の口癖が、「おいおい、それはバラ色の計画だなぁ~。」でした。

とても仕事に厳しくて、まずは堅実な見通しを作るところから作業を始める上司だったので、みんなが提出する計画がどれも希望的観測(wishful thinking)に思えたようです。

でも、バラ色の計画は、考えるだけでも少しワクワクしますね。

ネイティブの英語例文

Trying to get an immediate return for our investments may be too much to ask for. That’s what they call wishful thinking. We need to allow time for our efforts to pay dividends.
投資に対してすぐにリターンを期待するのは、求めすぎです。いわゆる、希望的観測と呼ばれるものでしょう。努力が報われるまで時間がかかります。

Maybe it’s wishful thinking on my part.
それは、こちら側の甘い考えなのかもしれません。

ビジネス英語表現6「予想できたかもしれませんが」:It might have been possible to anticipate

It might have been possible to anticipate
予想できたかもしれませんが

後から考えると、過去に予想できたはずと思えることは多いもので、その時の自分に「もっと考えるように」と、耳元で囁きたいと思うことはよくあります。

この表現はそんな時に有用です。

ちなみに、anticipate の後ろに来るのは、that節か名詞(または動名詞)で、不定詞(to do)は来ません。

ネイティブの英語例文

It might have been possible to anticipate that the supplier would be slow to fill the order, but since we didn’t foresee this problem, we’ll have to come up with an alternative.
サプライヤーが注文に応えきれない可能性は予想できたかもしれませんが、この問題を予測しなかったために代替案を考えなくてはなりません。

逆に、「そんなの予測するのは無理だ」という場合は、こんな表現が使えます。

It is impossible to anticipate how everybody will react.
皆がどう反応するか予測するなんて、無理です。

It isn’t possible to anticipate every future problem.
将来の全ての問題を予見するのは不可能です。

ビジネス英語表現7「結局~になる」:This might end up with __

This might end up with __
結局、~ということになるかもしれません

予測や期待をして行動した後は、その結果が出てくることになります。「結局(その結果)~になる」というこの表現は、頻出です。

アットイングリッシュでは、中級、上級の方向けのレッスンをご提供していますが、その大きな課題の1つが、助動詞の過去形の使い方になります。

このレベルでは文法を理屈で憶えるよりも、実際に使われているカタチを頭に入れていくのが最も有効でしょう。

言えそうで言えない、でも使う機会の多いこういった表現がサラリと出ると、「デキる人感」が増しますね。

ネイティブの英語例文

We can’t offer any discounts on this deal. This might end up with us losing the customer but we really need to be firm on this.
値引きはできません。結果的に顧客を失うことになってしまうかもしれませんが、この点はしっかり押さえておくべきです。

They’re worried they might end up with products they don’t like.
結局好きでもないものを掴むことになるのではないかと心配なのです。

This might end up with many people collected in one location at the same time.
結局多くの人を一カ所に集めてしまう結果になるかもしれません。

If I drink too much coffee I might end up with insomnia.
コーヒーを飲みすぎると、眠れなくなってしまうかもしれません。

ビジネス英語表現8「結果がやがて出ます」:The results will be seen in due course.

The results will be seen in due course.
結果がやがて出ます

期待したこと、予測した事柄の、結果はいずれ出てきます。

in due course は、「そのうち」、「やがて」、「順調にいけば」といったような意味になります。

ちなみに、the resultsのところを the reports として、「報告書がやがて出ます」という言い方も可能です。

ネイティブの英語例文

The results of our new sales strategy will be seen in due course, but until we get the figures we will assume sales are going well.
私達に新しい販売戦略の結果はやがて出ますが、数字が出るまで、上手く行っていると期待しましょう。

まとめ

今回は、ビジネスの中で、今後起こりそうな事の予測や、期待を述べる際に役立つ8つの英語表現と、それに派生・関連する表現を、ネイティブの英語例文と共にご紹介しました。

These are our projections.
We’re aiming to __.
Sometime in the next decade,
I can count on – ing
That’s what they call wishful thinking.
It might have been possible to anticipate
This might end up with __
The results will be seen in due course.

ネイティブ講師とオンライン英会話で学ぶアットイングリッシュでは、こうした表現や例文を、毎日、無料で学べるメールマガジン「ビジネス英語のヒント」で配信しています。

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