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英語研修

失敗のリスクが高い英語研修に共通する4要因 – 研修担当者はどう事前対策をすべき?【TOEIC800点以上からの上級英会話・英語研修 アットイングリッシュ】

2024.07.16
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英語研修の失敗にはいくつかの共通する要因が存在します。企業が国際的な舞台で競争力を持つためには、効果的な英語研修プログラムは不可欠ですが、研修が失敗すると、多大な時間と資源の無駄につながるだけでなく、従業員のモチベーション低下を招くことさえあります。そういった事態を防ぐために、英語研修の選定段階と、研修開始後に、研修担当者が適切な対策を講じることが重要です。

この記事では、英語研修が失敗に終わるリスクが高い四つの要因を詳細に解説し、それぞれの問題に対する対策方法を提案し、研修担当者がより効果的なプログラムを設計し、従業員やメンバーに最適な研修を提供できることを目指します。

英語研修のアート、クラフト、サイエンスとは?【 TOEIC800点以上からの上級英会話・英語研修 アットイングリッシュ】

1.研修内容とニーズ・レベルのミスマッチ

ミスマッチ

英語研修プログラムが受講者の実務のニーズやスキルレベルに適合していない場合、その影響は単に時間と費用の無駄だけにとどまらず、より深刻な負の連鎖反応を引き起こす可能性があります。

受講者が研修内容に没頭できない状態が続くと、その英語研修はただの形骸化した手続きと化し、従業員の意欲の低下を招くだけでなく、自己効力感の喪失をもたらす恐れさえあります。これは、日々の業務においても、変化に対する適応力や自信の低下に繋がり、最終的には価値ある人材の流出という形で組織全体に打撃を与えかねません。

たとえば、こんな例がありました。

弊社アットイングリッシュでは、二つの主要なビジネス英語コースを提供しています。一つは「コミュニケーションスキル(ビジネスの形に沿った言い方、礼儀正しい話し方など)を習得するコース(EBC)」、もう一つは「ビジネステーマについて深く話し込むタイプのコース(EML)」です。前者は主に効果的なコミュニケーションスキルを習得するためのもので、後者はビジネスの具体的なテーマについて深く議論することを目的としています。

ある企業が新たに導入した英語研修プログラムの一環として弊社を採用してくださった際、「ビジネスについて話し込むタイプのコース(EML)」を全員に提供すると決められました。実際、EMLはじっくり話し込めるため面白く、人気も高いのですが、受講者の中には「自分の意見や気持ちはなんとか英語で伝えることが出来るが、せっかく研修を受けるならビジネス英語のプロトコルに則ったきちんとした話し方を習得したい」という方が何人かいらっしゃり、EMLではエンジンがかからなかっため、次のクールからコースを変更したケースがありました。「企業研修だから同じものを一括で」と考えるのではなく、それぞれのニーズに合わせてコースを選ばせたり、レベルが合わないようであれば、サービスプロバイダーをレベルに合わせて分ける等の対応が必要です。

英語研修という教育投資は、単なるコストではなく、戦略的な投資であるべきです。その効果を最大化して、メンバーがグローバル人材として活躍するためには、各自の成長を考慮して、それぞれのニーズとレベルに合わせた研修を設計することが不可欠です。

それにより、従業員のモチベーションは高まり、組織全体のレジリエンスが強化されます。

英語研修

2.コスト偏重の研修選定

戦略的な英語研修の選定は、単なる費用対効果の問題を超え、企業の未来を左右する重要な投資判断となります。

英語研修のコストは、表面上、高額に感じることがあるかもしれませんが、先を見据えた投資が、従業員の英語力を引き上げ、業務のパフォーマンスを向上させ、それがモチベーションを上げ、組織全体のイノベーションと成長に繋がります。

質の高い英語トレーニングプログラムを選択すれば、短期的な費用は確かにかさみますが、それが、将来的に高いリターンをもたらすことを見据えるべきです。従業員を訓練しないことによる機会損失、スキルの陳腐化、競争力の低下などのリスクを評価することで、トレーニングの真の価値が明らかになります。

ですからコストにばかり目を向けず、英語研修の質、対象従業員のニーズとの適合性、そして、研修が今後の組織に与える影響を総合的に考慮して研修を選定することです。

3.目標設定が不明確

明確な目標がないと、研修の方向性が曖昧になり、成果を測る基準が不明確になります。

逆に、目標設定が正しく行われれば、メンバーのエンゲージメント、研修の効果を向上させ、組織全体に利益をもたらすことができます。

効果的な研修目標の設定には、以下の2点を留意しましょう。

メンバーと合意した目標を設定する
従業員やチームメンバーと一緒に目標を立てましょう。メンバーが、その目標について合意していることで、目標達成の可能性も高まります。

その際には、実現が難しいような理想をかかげるのではなく、SMART(具体的、測定可能、実行可能、結果重視、期限付き – specific, measurable, actionable, results oriented and time bound)な目標を立てるようにしましょう。

目標を定期的に見直す
よくある失敗のひとつとして、最初に掲げた目標を、研修の終わりまでそのままにしてしまうことです。実際には、研修の進捗やその成果の出方は人によって異なるため、目標を見直しながら進めるようにしましょう。

4.進捗管理の不足

研修の進捗管理を怠ると、せっかくニーズやレベルに合った効果的な研修を選定しても、受講がされないという落とし穴があります。受講者は、通常業務もあり、出張や急な仕事などが入ると、研修を予定通り受講しきるのが難しい場合もあります。

研修担当者は、研修が走り出した後こそ、定期的に受講頻度や進捗具合を管理し、特に受講頻度が不十分な場合は、出席できない理由を洗い出して、研修サービス提供者とも相談して対応しましょう。

まとめ

英語研修の成功には、ニーズとレベルのマッチング、コストの適正評価、明確な目標設定、進捗管理が不可欠です。これらの要素を確実にすることで、効果的な英語研修が実現し、従業員と企業の成長を支えます。

 

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ネイティブ講師100% アットイングリッシュ英語研修でグローバルを人材育成

ネイティブ講師100% アットイングリッシュの英語研修でグローバルを人材育成

アットイングリッシュは、英会話学習者の中・上級者から圧倒的な支持を得ており、在籍する会員の77%がTOEIC800点を超えています。

TOEIC800点や900点を超えてもなお、英語コミュニケーションに苦労している方々の伸びしろをケアする教材とカリキュラム、ネイティブ講師を備えています。

「英語は分かる」「英会話は出来る」けれど、仕事で思うように使いこなせない方々は、是非、ワンランク上の英会話練習をお試し下さい。

2つのビジネスコース

ビジネス英会話スキルを、Matter(話す内容)と Manner(話し方)の2方向のアプローチから伸ばします。

ビジネス周辺ワードと英語表現、ビジネス事例、インタビュー等を通して、各イシューについて英語で話し込める力を養い、一方で、多様なビジネスシーンで、①何を言い、②どう表現し、③どう展開するか を学び練習します。

そして、それを支え、実践するのが英字新聞記事の時事問題を使ったディスカッション練習です。政治、経済、ビジネストレンド、科学、文化など様々な話題を取り上げ、語彙の幅を広げ、相手の文化と考えを尊重しながら、話すべき事と、話さないべき事を判断し、コントロールしながら話す練習を重ねます。

2つのビジネスコース

2 層構造のカリキュラム

「英語ができる(英会話スキル)」の基礎を固めた上で、「英語を使いこなす(英語コミュニケーション)」レベルの運用を狙います

英会話スキルを5つの分野から固め、英語コミュニケーションスキルを4つのポイントに切り分け、意識してトレーニングします。

2層構造のカリキュラム講師は全員ネイティブ

講師は全員、北米やオーストラリアのネイティブイングリッシュスピーカーです。
国旗
講師からのメッセージ:

先進国の視点と考え方、マナーをシェアしながら、ビジネス、政治や経済、科学、文化など、様々な話題を話し込みます。

アットイングリッシュの企業研修についてもっと知りたいなど、ご興味をお持ち頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ビジネスでグローバルに活躍できる英語コミュニケーション力が、まだ伸びる、まだ変われる!

@Englishで、多くのビジネスパーソンが実務での英語使用能力を向上させています。

外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系FA(FactoryAutomation) T.S.さま
外資系アパレル 阿部さま

外資系アパレル 阿部さま

米国企業の日本法人に勤務。会議のファシリテートや社内のプレゼンでは以前より格段にスムースにタスクをこなせるようになりました。
「英語を学ぶ」というより、「英語で」社会問題や自身としての主張を交換できる環境は、私にとって貴重です。
ビジネス、あるいは教育的なバックグラウンドのレベルが高いネイティブの講師の方達です。
おすすめの受講法はビジネス用テキストで体系的に学ぶこと。
英字新聞記事で興味をもてるトピックに加え、役立つ表現が含まれるトピックも組み合わせて受講することです。
製薬会社 TF様

製薬会社 TF様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

大手電機メーカーエンジニア N.N様

受講を継続していたおかげで、英語のオンラインMTGに慣れることができ、入会前にくらべて緊張しなくなりました。海外の同僚の英語表現で理解できない点を解説してもらったり、自分が使いがちな英語表現が適切かチェックしてもらったりしていました。 TOEICスコアでの数値目標より、むしろ1年間、週1回以上は必ず受講するといった目標のほうが、もっと話せるようになるには有効だと感じています。レッスンを生活に組み込むことで、今までの方法よりも、確実に前向きに準備や勉強時間を確保するようになりました。

 

社員、メンバーの英語コミュニケーション向上を模索されていましたら、お気軽にお問い合わせください。


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