この記事では、中・上級者向けビジネス英語スクール「アットイングリッシュ」が、英語面接対策に役立つ実践的な情報をご紹介します。
外資系企業の転職面接、外資系社内面接、国連など国際機関の面接、MBA・スカラシップ面接など、長年の指導実績をもとに、以下の内容をまとめました:
- 英語面接の基礎知識と準備の進め方
- 面接官の印象を左右する挨拶・マナー
- 必ず聞かれる頻出質問13分野と回答例
- よく使われる質問パターンと答え方のコツ
- オンライン英語面接ならではの注意点
- 面接後に差がつくフォローアップの方法
即戦力となる実践的なノウハウを、ぜひご活用ください。
目次
英語面接の基礎知識
英語面接の基礎知識1│英文履歴書 CVとResume の違い
英語面接を受ける際、CV(英文履歴書)やResume(レジュメ)を作成する必要があります。
CV(英文履歴書)の特徴|「記録」として使う書類
- CVは、Curriculum Vitae(ラテン語)=人生の記録
- 学歴・職歴・受賞歴・出版物などを網羅的に記載する
- 主に学術・研究職や専門性の高い職種で利用
- 新たな業績が出るたびに更新するのが基本
Resume(レジュメ)の特徴|「自己PRの武器」として使う書類
- Resumeはコンピテンシー(実力)ベースの自己PRツール
- 応募ポジションに合わせて強みや実績を厳選し、1〜2ページにまとめる
- 外資系企業・北米のビジネスシーンで主流
- カバーレターの添付が必須で、熱意を伝えるのが基本
企業や職種に合わせて、正しいフォーマットを選んで提出しましょう。
ネイティブ講師と、10回で仕上げる英語面接対策 – アットイングリッシュ
英語面接の基礎知識2|Job Description(職務記述書)を読み解く
Job Description(職務記述書)には、
- 応募要件(スキル、資格、経験)
- 職務内容(業務内容、責任範囲)
- 求める人物像(マインドセット、性格、行動特性)
などが書かれています。
Job Descriptionを読み解けば、面接官が求めている理想の人物像を正確に把握できます。そこから、自分の何をどうアピールすれば相手の心に刺さるのか、プランを練りましょう。
英語面接の基礎知識3|面接のタイプ(形式)
英語面接には3つの代表的な形式があり、面接のタイプによって、準備するべき答え方が異なります。
Competency-based Interviews(コンピテンシー面接)
近年、最も主流の面接形式がコンピテンシー・ベース面接で、職務に必要なスキルや能力を重視する面接です。
事前にJob Description(募集要項)を読み解き、求められる能力を把握しておきましょう。
Strength-Based Interviews(ストレングス面接)
強み・特性・モチベーションを重視する面接です。
発言内容だけでなく、話し方・表情・態度も細かく見られます。
自分の強みを自然に伝えられるように準備しましょう。
Behavioural Interviews(行動面接)
過去の行動や経験に基づいて評価する面接です。
“Tell me about a time when…”(~した時のことを教えてください)
という質問で、リーダーシップ・問題解決・チームワークなどを問われます。
具体的なエピソードを用意しておくことが重要です。
ネイティブ講師と、10回で仕上げる英語面接対策 – アットイングリッシュ
英語面接の準備|押さえておくべき4つのステップ
① 面接先企業と業界を徹底リサーチ
- 会社のWebサイト、業界ニュース、SNSで企業の文化や活動状況を調べる
- 業界の人に話を聞き、現場の声や転職のコツを集める
- 似たポジションのJob Description(職務内容)を比較し、求められるスキルや役割を把握する
- 競合他社の強み・弱みも調べ、応募先の特長を理解する
② 面接先に合わせた履歴書・CVの作成
- 応募ポジションに合わせてレジュメ・CVをカスタマイズ
- 特に関連性の高い経験・スキルを中心に、具体例や数値で実績をアピール
- 誤字脱字のない、プロフェッショナルな仕上がりにする
③ 想定質問&回答の事前準備
- よく聞かれる質問をリストアップし、英語で回答を準備
- 応募先が求める人物像やスキルを意識し、CVやレジュメと一貫性のある答えを考える
④ 第三者と模擬面接練習(必須!)
- 英語で声に出して練習し、回答を洗練させる
- 友人・家族・英語講師と一緒に行い、客観的なアドバイスをもらう
- 繰り返し練習することで、自然に話せる自信と余裕が身につく
アットイングリッシュの英語面接対策コースでは、実際の練習に入る前に、面接先や各自の状況について詳しく伺い、まずは状況、ご自身でも気づいていない考えや魅力を出して頂いてから、英語の模擬面接を行っています。
その後、ネイティブ講師との約10回の英語面接練習を通して、英語が洗練されていくのはもちろん、回答内容をより精度の高いものに練り、磨き上げていきます。
英語面接での巧い回答の作り方 STAR法/CAR法/ESAG法の活用
英語面接では、質問に対して「自分の経験や考え」をわかりやすく伝えることが重要です。特に構造化された回答法として効果的なのがSTAR法、CAR法、ESAG法の3つです。質問の内容に応じて使い分けることで、説得力のある回答が可能になります。
ESAG法の特徴と活用
ESAG法(Episode, Situation, Action, Growth)は、自分の経験や価値観をストーリー形式で伝える方法です。
- Episode(エピソード):印象的な体験やエピソードを提示
- Situation(状況):背景や状況を説明
- Action(行動):自分が取った行動
- Growth(成長):そこから得た学びや成長
の形で伝えます。
長所:
- 人柄や価値観を自然に伝えられる
- 志望動機や自己紹介、職業観などに適している
短所:
- ビジネスの成果を強調する場面にはやや弱い
- 感情的になりすぎると焦点がぼやけることもある
STAR法の特徴と活用法
STAR法(Situation, Task, Action, Result)は、特に実績や課題解決の経験を具体的に伝える方法です。
- Situation(状況):当時の背景や状況
- Task(課題):自分の役割・課題
- Action(行動):取った具体的な行動
- Result(結果):成果や結果
の形で伝えます。
長所:
- 数字や具体的な成果を強調できる
- 問題解決力・行動力のアピールに強い
短所:
- 感情面や価値観には弱い
- 構造が硬くなりすぎると無味乾燥になる
CAR法の特徴と活用法
CAR法(Context, Action, Result)は、簡潔さとインパクトを重視する方法です。
- Context(状況):状況・背景説明
- Action(行動):自分の行動
- Result(結果):成果
の形で伝えます。
長所:
- シンプルで短時間でも使いやすい
- STAR法より短く簡潔にまとめやすい
短所:
- 説明が浅くなることがある
- 詳細な説明を求められる場面には不向きなことも
英語面接頻出質問分野別│どの形式が適している?
質問分野 | STAR法 | CAR法 | ESAG法 |
自己紹介 | △(形式的になりやすい) | △(やや物足りない) | ◎(価値観・人柄を伝えやすい) |
志望動機 | △(硬い印象になりやすい) | △(簡潔すぎることも) | ◎(ストーリーで共感を呼びやすい) |
転職理由 | ○(成長・実績に焦点) | ◎(端的に理由を説明しやすい) | ○(価値観を伝える場合は有効) |
仕事内容 | △(硬くなりやすい) | ○(簡潔にまとめやすい) | ◎(共感や関心をアピールしやすい) |
経験・実績 | ◎(具体的な成果を明確に説明) | ○(要点を端的に伝えやすい) | △(成果を強調しにくい) |
長所・短所 | ○(行動→結果で伝えやすい) | ◎(簡潔で適度な説明に最適) | ○(価値観・自己認識を盛り込みやすい) |
職業観 | △(硬い印象になりやすい) | ○(簡潔にまとめやすい) | ◎(価値観や考え方を伝えやすい) |
強み | ◎(実績で差別化しやすい) | ○(要点を短くまとめやすい) | △(論理性に欠ける場合あり) |
目標・キャリアプラン | ○(行動・成果の計画に強い) | △(抽象的になりやすい) | ◎(夢や価値観をストーリーで語れる) |
私生活・趣味 | ×(不向き) | △(あっさりしすぎる) | ◎(趣味や人柄を自然に伝えられる) |
人間関係・コミュニケーション | ◎(チームでの行動・成果を示しやすい) | ○(端的にまとめやすい) | ○(関係性や価値観を語れる) |
ESAG法:人柄・志望動機向き(ストーリー重視)
STAR法:実績・課題解決向き(成果重視)
CAR法:簡潔・短時間の場面向き(手軽重視)
英語面接で必ず見られている6つのポイント
英語面接でも日本語面接でも、以下の6つのポイントは必ずチェックされます。
英語力はあくまでアピールの土台であり、最も大切なのは中身です。
① ポジションへの適性
まず最優先で見られるのは、応募要件に合ったスキル・経験・専門性を持っているかどうかです。
② チームワーク & リーダーシップ
特に外資系ではチーム内での役割や協調性、リーダーシップ経験が重視されます。
③ 適応力(異文化コミュニケーション力)
多様な文化の中で柔軟に対応できるか、異文化への理解や適応力も大切な評価ポイントです。
④ 問題解決力(自立性・判断力)
過去の行動事例から、論理的思考力やプレッシャー下の判断力をチェックされます。
⑤ モチベーション & 意欲
その企業で働きたい理由や、どれだけ意欲的に貢献できるかが問われます。
⑥ 英語力・プロフェッショナリズム
英語でのビジネスコミュニケーション力は基本。
加えて、礼儀・態度・自信からプロフェッショナリズムも評価されます。
英語面接冒頭と締めの挨拶
第一印象と最後の印象は、非常に重要です。
英語面接冒頭:基本の挨拶
面接時の挨拶とスモールトークで好印象を与えるには、自信と礼儀正しさ、笑顔と感謝、そしてプロ意識を持つことが大切です。
丁寧で落ち着いた挨拶が基本です。
握手や軽いお辞儀をしながら、以下のように伝えましょう。
- Hello, my name is ___. It’s nice to meet you.
- Good morning. My name is ___, thank you for having me today.
- Thank you for your time today.
- It’s a pleasure to meet you, Ms. ___.
ポイント: 笑顔を忘れず、ゆっくり話すと気持ちも落ち着きます。
スモールトークの例と答え方のコツ
挨拶の後、面接官からスモールトーク(軽い会話)が始まることがあります。
How are you? のような質問には、短く終わらせず、話題を少し加えると会話が自然に広がります。
回答例文1(最近の習慣)
I’m well, thanks. I had a productive morning doing some yoga and reading the news.
元気です、ありがとうございます。今朝はヨガをして新聞も読んで、良い時間を過ごしました。
回答例文2(趣味の話)
I’m doing great, thank you. I went for a run this morning as part of my marathon training.
元気です、ありがとうございます。マラソンをやっているので、朝はランニングをしました。
回答例文3(企業への関心をアピール)
I’m very good, thank you. I’ve been looking forward to this interview, and I really enjoyed your company’s recent blog post about your new products.
とても調子が良いです、ありがとうございます。この面接を楽しみにしていました。御社の新製品についての最近のブログ記事を楽しく拝読しています。
英語面接での「冒頭の挨拶とスモールトーク」対策ポイント
趣味や近況、企業への関心をさりげなく加えると、自然に会話が広がります。
英語面接の冒頭は、会話を楽しむ気持ちで臨みましょう。
応募先への関心や共通の話題を盛り込むと、好印象につながります。
英語面接最後:締めの挨拶
英語面接の最後は、あなたの意欲や誠意をしっかり伝える大切な場面です。
面接の締めでは、感謝の気持ちを必ず伝えた上で、自分の強み・意欲の再アピールや、今後の選考プロセスの確認を行いましょう。
以下の例文を参考に、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。
面接終了時の挨拶フレーズ
英語例文1
Thank you for talking to me about this exciting opportunity today.
You have given me a clear picture of the position and I am now even more enthusiastic than I was before.
I am confident that my skills and experience not only suit this position but that I can also add real value to your company.
本日は、このような素晴らしい機会についてお話しいただき、ありがとうございました。
このポジションについて明確なイメージをいただき、以前にも増して熱意を感じるようになりました。
私のスキルと経験は、このポジションに適しているだけでなく、貴社に真の価値をもたらせると確信しています。
英語例文2
Thank you very much for your time, Mr. Smith. It was a real pleasure being able to speak with you today. Before we finish, may I ask about the next step, and when you will be making a final decision, so that I will be able to follow up?
お時間をいただき、ありがとうございました。今日、あなたとお話できて本当によかったです。最後に、次のステップと、最終決定の時期についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
英語面接での「締めの挨拶」対策ポイント
英語面接の最後は、感謝・意欲・冷静さをバランス良く伝えることが大切です。
以下の3つを意識すると、自然で好印象の締めができます。
① 感謝の気持ちを必ず伝える
─ 面接官の時間を尊重し、丁寧に「Thank you for your time」と伝えるのは基本です。
② 熱意や貢献意欲をもう一度アピールする
─ 面接で話した内容をふまえて、「自分がこのポジションにふさわしい理由」を再度簡潔に伝えると、印象が強まります。
③ 今後のプロセスについて冷静に確認する
─ 必要に応じて、次の選考ステップや結果通知のタイミングを落ち着いて確認すると、プロフェッショナルで安心感のある印象を与えられます。
英語面接での頻出質問分野12選と回答例文
英語面接で準備すべき頻出質問です。その回答例文も合わせてご紹介しますので、ご準備の参考にされて下さい。
1.英語面接で聞かれる質問:自己紹介
英語面接の必須かつ最重要質問です。しっかり準備しましょう。
Tell me about yourself. (自己紹介をしてください。)
Describe yourself.
How would you describe yourself?
Tell me a little about yourself.
Tell me how you think other people would describe you.(他の人なら、あなたのことをどのように言うでしょうか?)
What are three words that describe you? (あなたを3語で言い表すなら、何になるでしょうか?)
自己紹介の英語回答例&フレーズ
英語面接の自己紹介回答例文
Thank you very much for taking the time to meet with me today and for giving me the opportunity to interview for this position at XXX.
本日はお時間をいただき、またXXX社のポジションの面接の機会を与えていただき、誠にありがとうございます。(感謝の意を伝え、丁寧な印象)
I have been working for a semiconductor company for 15 years, mainly as an assistant project leader and project leader over the past 10 years. My main responsibility has been the development of microcontrollers, which involves four key stages: planning, design, testing, and final implementation.
私は半導体メーカーで15年間勤務し、過去10年間はプロジェクトリーダーやアシスタントプロジェクトリーダーとして、主にマイクロコントローラの開発に携わってきました。私の主な役割は、企画、設計、テスト、最終実装という4つの主要なステージを含む開発プロセスの管理です。
Throughout my career, I have built strong expertise in semiconductors and project management. I am confident that my knowledge and experience will allow me to make a meaningful contribution to your company.
これまでの経験を通じて、半導体分野とプロジェクトマネジメントの専門性を高めて参りました。私の知識と経験が、御社に大きく役立つと思っております。(職歴・専門性・貢献できること)
On a more personal note, I have strong communication skills, and I enjoy learning and adapting to new challenges. I’m also very interested in cultural differences and working with people from diverse backgrounds.
また、コミュニケーション能力に自信があり、新しいことを学び、新たな挑戦に遣り甲斐を感じます。異なる文化にも関心があり、多様なバックグラウンドを持つ人達と働きたいと思っています。(人間性・柔軟性も最後に加える)
英語面接での「自己紹介」対策ポイント
自己紹介は、単なる経歴の説明ではなく、「自分をどう見せたいか」を意識して準備することが大切です。以下の2つのポイントを押さえましょう。
① 何を、どう伝えるかを明確にする
─ 自分のどの経験・スキル・人柄を強調したいのかを事前に決めておき、自己紹介の中で自然に盛り込みましょう。
② 姿勢・態度・伝え方も含めて評価されていることを意識する
─ 面接官は、話す内容だけでなく、話し方、表情、姿勢、面接への意欲まで見ています。丁寧さ・前向きな姿勢・礼儀正しさを意識して自己紹介に臨みましょう。
英語面接での自己紹介について、業種や職種、担当業務や経験などで、更に詳細の情報を得たい方は、こちらの記事をご覧ください。
2.英語面接で聞かれる質問:志望動機
万一、直接的に質問が出なかったとしても、他の質問への回答に影響を与えたり、面接全体を支える「目的」となります。
Why are you interested in this position?(なぜこのポジションに興味があるのですか?)
Why do you want this job?(なぜこの職に就きたいのですか?)
Tell me why you want to work here. (なぜここで働きたいのですか?)
志望動機の英語回答例&フレーズ
英語面接の志望動機回答例文
I am very interested in this position because it aligns perfectly with my experience and passion.
このポジションに大変興味を持っております。
私のこれまでの経験や情熱にぴったり合致するからです。(説得力のある動機)
Throughout my career, I have enjoyed working as a liaison with overseas design centers and communicating with customers. I believe this role will allow me to fully utilize these strengths and take on new challenges.
これまで、海外のデザインセンターとの連携や顧客対応の仕事にやりがいを感じてきました。このポジションであれば、これらの強みを活かしつつ、新たな挑戦にも取り組めると考えています。(前向きな姿勢を強調)
Additionally, I am seeking an opportunity that will allow me to expand my skill set further.
I am confident that taking on broader responsibilities in this position will help me grow both professionally and personally, while also contributing to your company’s success
さらに、私は自身のスキルをさらに高められる機会を求めています。
このポジションで幅広い業務に取り組むことで、プロとしても個人としても成長でき、御社への貢献にもつながると確信しています。(「会社に貢献できる」点を伝え、好印象を残す流れに)
英語面接での「志望動機」対策ポイント
志望動機を伝えるときは、以下の3つのポイントを意識すると、面接官に伝わりやすくなります。
① なぜこの企業・ポジションに魅力を感じたのか
─「自分の興味・情熱」と、会社のビジョン・業務内容とのつながりを具体的に伝える。
② 募集要項(Job Description)と自分の経験・スキルの一致点
─ 応募先が求めるスキルや経験と、自分の実績がどう合致するかを明確に説明する。
③ 自分がその会社・ポジションでどんな価値を提供できるか
─ 入社後にどのように貢献できるか、どんな強みを活かせるかを具体的に述べる。
英語面接の志望理由について詳述した記事も、併せてご覧ください。
3.英語面接で聞かれる質問:転職理由(現在の職場、前職についての質問)
現職や前職をなぜ離れるのか、なぜ今なのか等、理由やタイミングについてはよく聞かれます。この質問には注意深く答えましょう。
What was most rewarding about your job?(最も遣り甲斐のあった仕事は何ですか?)
What was least rewarding about your job? (最も遣り甲斐を感じなかった仕事は何ですか?)
Why are you leaving or have you left your job? (なぜ仕事を辞めようと思っているのですか?)
Why do you want to leave your current job?
Why are you leaving your job?
Why did you resign?
Why did you quit your job?
What did you like or dislike about your previous job?(前職で気に入っていた点、嫌だったことは何ですか?)
転職理由(現在の職場、前職についての質問)の英語回答例&フレーズ
英語面接の転職理由回答例文1
I have spent several valuable years in my current position, and now I feel ready to take on a new challenge where I can contribute more and continue to grow professionally.(「何年も頑張った上での前向きな転職意欲」が自然に伝わる)
I’m particularly interested in working in a team-oriented environment, where I can apply my skills while also learning from others.(「チーム志向」「貢献意欲」「成長意欲」をすべて含む)
現在の職場では貴重な経験を積んできましたが、そろそろ新たな環境で、より大きな貢献をしながら、さらに自分自身の成長を図りたいと考えています。
特に、チームワークを重視する環境で、自分のスキルを活かすと同時に、他の方々から学びたいと思っています。
英語面接の転職理由回答例文2
I feel that now is the right time for me to move on.
Although I initially considered leaving when my former supervisor returned to the US last year, I chose to stay and help complete several unfinished projects.(「責任感・誠実さ」を強調しつつ、納得感のある転職理由を提示)
Now that those tasks have been successfully completed, I feel a sense of accomplishment and am ready to take on new challenges in a different environment.(「やるべきことはやり切った」という区切りの良さ)
今こそ新たな環境へ進む良いタイミングだと感じています。
実は、昨年、前任の上司が米国に戻られた際にも転職を考えましたが、その時はまだ多くの業務が残っており、会社に残ってやり遂げることを選びました。
現在、それらのプロジェクトを無事に完了し、十分な達成感を得たので、新たな環境で次の挑戦に踏み出す準備ができたと感じています。
英語面接での「転職理由」対策ポイント
転職理由を伝える際は、以下の4つのポイントを意識すると、前向きで好印象な回答になります。
① 現職や過去の職場への否定は避ける
─ 現職への不満ではなく、現職で学んだことや得た経験を強調し、「新しい機会を求めている」という前向きな動機を伝えましょう。
② キャリア形成・新たな挑戦への意欲を中心に伝える
─ 転職を「自分の成長のための自然なステップ」としてポジティブに表現します。
③ 過去の課題や問題も「成長の糧」として伝える
─ 仮に職場での困難が理由でも、自分の成長にどうつながったかを必ず加え、「建設的で前向き」な姿勢を見せましょう。
④ 必要に応じて「家庭・勤務地・待遇」も簡潔に伝える
─ 家庭の事情、勤務地、給与面などの現実的な理由を伝える場合も、簡潔に、冷静かつ正直に伝えることで、誠実な印象を与えられます。
4.英語面接で聞かれる質問:仕事内容・ポジションについての理解
面接先の企業や組織、そのポジションについて、どのくらい調べ、理解しているのかは、志望先への熱意の表れとなります。
How did you learn about the opening? (どうやって募集について知ったのです?)
What do you know about this company?(当社について、どんな事を知っていますか?)
仕事内容・ポジションについての理解について話す回答例&フレーズ
英語面接の仕事内容・ポジションについての理解についての回答例文1
When I saw this job being advertised, I researched your company and read your mission statement, which impressed me as the philosophy of the company aligned with some of my own beliefs.(価値観・企業理念への共感)
このポジションの求人を見た際に、貴社について調べ、ミッションステートメント(企業理念)を読みました。その理念が私自身の信念とも重なる部分が多く、大変感銘を受けました。
英語面接の仕事内容・ポジションについての理解についての回答例文2
In my first meeting with ABC company, I was impressed with the advanced scientific technologies they use and was very interested to hear about the new therapies they are developing. I feel this job would be a good fit with my qualifications and experience.(具体的な技術・事業内容への興味+自分の適性を強調)
初めてABC社の方々とお会いした際、同社が用いる先端の科学技術に強く感銘を受け、開発中の新しい治療法について伺い、大変興味を持ちました。
このポジションは、私の資格や経験とも非常にマッチしていると感じています。
英語面接での「仕事内容・ポジション理解」対策ポイント
仕事内容やポジションについて話す際は、以下の3つのポイントを意識すると、志望度の高さと誠実さが伝わります。
① どうやってこの企業・ポジションを知ったかを伝える
─ 求人広告、紹介、会社のWebサイトなど、知ったきっかけを具体的に伝えましょう。それが志望動機の強さを裏付ける材料になります。
② どのくらいリサーチし、どんな点に惹かれたかを伝える
─ 仕事内容や企業の特徴を事前に調べた上で、興味を持ったポイントや「このポジションを見つけて嬉しかった」というポジティブな感情も加えると、自然で好印象な回答になります。
③ ミスマッチ防止のため、十分に調べていることを示す
─ 面接官は「入社後のミスマッチ」を懸念しています。事前リサーチをしっかり行い、仕事内容をよく理解した上での応募であることを明確に伝えましょう。
英語面接で「話し込む」準備をするなら、アットイングリッシュの面接対策コースへ。
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5.英語面接で聞かれる質問:経験や実績
What do you consider to be your biggest professional achievement?(仕事における最も大きな実績は何ですか?)
Describe a difficult experience at work and how you handled it.(仕事でどんな困難を経験し、どう対応しましたか?)
What problems have you encountered at work?
What major challenges have you handled?
What do you find are the most difficult decisions to make?’(最も決断が難しいと感じるのはどんな事ですか?)
What have you learned from your mistakes?(失敗から学んだことは?)
What was your biggest failure in this position?(このポジションで一番の失敗は?)
What relevant experience do you have? (関連する経験はありますか?)
経験・実績の英語回答例&フレーズ
英語面接で経験・実績の回答例文1
As a result of my efforts, I was able to achieve the highest system quality index in my department in the past 20 years, which is why I consider this to be my most notable achievement.(数字・具体的実績を使った説得力のある回答)
努力の結果、過去20年間で部門内最高のシステム品質指数を達成することができました。これが私の最も誇れる実績だと考えています。
英語面接で経験・実績の回答例文2
This experience taught me the importance of remaining objective and not letting my emotions take control. (失敗や困難から学ぶ姿勢を見せたい場面に適した好例)
この経験を通じて、冷静さを保ち、感情に流されないことの大切さを学びました。
英語面接での「経験・実績」対策ポイント
英語面接では、過去の経験や実績は非常に重視されます。以下の2つのポイントを意識すると、説得力のあるアピールができます。
① 数字や具体的な成果を交えて実績を伝える
─ 成功体験を語る際は、応募先ポジションに関連する経験を選び、具体的な成果や数字を使って説明することで、説得力が高まります。
② 困難や失敗も「学び」や「成長」として前向きに伝える
─ 失敗や困難を語る場合は、応募先のポジションに大きなマイナス影響を与えない内容を選びましょう。その上で、「何を学び、どう成長したか」を中心に話を進めると、ポジティブな印象を与えられます。
6.英語面接で聞かれる質問:長所と短所
What is your greatest strength? (あなたの強みは?)
What are your biggest strengths?
What is your greatest weakness?(あなたの短所は?)
What are your biggest weaknesses?
長所と短所の英語回答例&フレーズ
英語面接の長所と短所回答例文1
The ability to initiate a new approach is one of my strengths; another is my skill in creating a more efficient working environment by encouraging cooperation with others.(主体性+協調性をバランスよくアピール)
新しいアプローチを自ら提案できる力が、私の強みの一つです。
また、他の人との協力を促し、より効率的な職場環境を作るスキルも私の強みです。
英語面接の長所と短所回答例文2
In regards to my weaknesses, in the past I sometimes focused so much on the details that I was unable to multitask efficiently and complete projects in a timely manner, however, I have since realized how to make my perfectionism work for me by looking at the big picture first and not getting caught up in the tiny details.(「課題→改善→成長」の流れが明確で好印象)
短所についてですが、以前は細部にこだわり過ぎるあまり、効率よく複数の作業をこなしたり、期限内にプロジェクトを完了させるのが難しいことがありました。
しかし現在は、まず全体像を把握し、細かい部分に囚われすぎないよう意識することで、完璧主義を自分の強みに変える方法を身につけました。
英語面接での「長所・短所」対策ポイント
長所・短所は、どちらも答え方次第で印象が大きく変わる質問です。以下の3つのポイントを意識すると、好印象を残せます。
① 長所は「具体的な貢献」とセットで伝える
─ 傲慢に聞こえないよう、自分のスキルや強みが応募ポジションでどんな価値を生むかを具体的に説明しましょう。実際のエピソードや実績を交えると、説得力が増します。
② 短所は「前向きな姿勢・改善意欲」をセットで伝える
─ 単なるネガティブ発言にならないよう、短所を克服するための努力や、「短所の裏にある長所」も合わせて話しましょう。応募ポジションに悪影響がない短所を選ぶのもポイントです。
③ 正直さを大切にし、嘘や虚勢は避ける
─ 面接は自分を良く見せる場ですが、「過剰なアピール」や「嘘」はすぐに見抜かれます。等身大の自分を前向きに伝える意識を持ちましょう。
7.英語面接で聞かれる質問:職業観・働き方
How would you describe the pace at which you work? (どんなペースで仕事をしていますか?)
Describe your dream job.(あなたにとってのドリームジョブとは?)
What are you passionate about? (夢中になれる事がありますか?)
How do you measure success? (あなたにとって成功とは?)
Do you take work home with you? (家に仕事を持ち帰るタイプですか?)
職業観・働き方の英語回答例&フレーズ
I’m someone who works at a steady, organized pace.
For example, in a large project with a four-month deadline, I broke down the tasks into smaller parts, set clear milestones, and completed everything a week ahead of schedule, while also handling my regular duties.
私は、安定して計画的に仕事を進めるタイプです。たとえば、4か月の期限がある大規模プロジェクトでは、タスクを細かく分けて明確な目標を設定し、日常業務と並行して進めたことで、締め切りの1週間前にすべて完了させることができたという例がありました。
英語面接での「職業観・働き方」対策ポイント
英語面接では、あなたの職業観や働き方の価値観を通じて、一緒に働ける人材かどうかが見られています。
以下の3つのポイントを意識すると、好印象を残しやすくなります。
① モチベーションや仕事への熱意を示す
─ 面接では、仕事への姿勢や情熱を率直に伝えることが大切です。「なぜ働くのか」「仕事を通じて何を実現したいのか」を明確にしましょう。
② 会社のミッション・ビジョン・バリューへの共感を伝える
─ 応募先の企業理念や目標に共感していることを伝え、その実現に向けて努力や貢献を惜しまない姿勢をアピールしましょう。
③ 柔軟性と困難への対応力を具体的に伝える
─ 変化の多い職場でも柔軟に適応できる力や、困難な状況に直面した時の冷静な対処力を具体例を交えて説明すると、信頼感が高まります。
8.英語面接で聞かれる質問:他の候補者と比べた強み
Why should we hire you?((他の候補者ではなく、)あなたを雇うべき理由は?)
Out of all the other candidates, why should we hire you?
If the people who know you were asked why you should be hired, what would they say?(あなたを知る人に、あなたを雇うべき理由を尋ねたら、どう答えるでしょうか?)
Are you the best person for this job? Why?(この職に、あなたはベストな人材ですか?なぜ?)
What can you contribute to this company?(当社にどんな貢献ができますか?)
What can you do for this company?
他の候補者と比べた強みの英語回答例&フレーズ
英語面接の他の候補者と比べた強みの回答例文
Communication skills are essential for building good relationships with others and for designing strategies to cope with complex tasks, so my excellent communication skills, as well as my ability to take the initiative, are what differentiates me from other candidates.(コミュニケーション力と主体性という汎用性の高い強みを明確にアピール)
コミュニケーション能力は、周囲と良好な関係を築くこと、そして複雑な課題に対処する戦略を立てるうえで不可欠です。私の優れたコミュニケーション能力と、率先して行動できる力こそが、他の候補者との違いだと考えています。
英語面接での「他の候補者と比べた強み」対策ポイント
英語面接の自己紹介では、自分の強みを的確に伝え、面接官に好印象を与えることが大切です。
以下の2つのポイントを意識すると、面接の冒頭からしっかりアピールできます。
① 募集要項(Job Description)と自分の強みを照らし合わせて準備する
─ まずは募集要項(JD)を見直し、企業が求めているスキルや経験をリストアップしましょう。
次に、自分の持つスキル・知識・実績を洗い出し、そのポジションに合う自分の強みを明確にします。
② 自分の強みがもたらす「採用メリット」を意識して伝える
─ 自己紹介では、単なる経歴の紹介に終わらず、「自分を採用することで会社にどんなメリットがあるのか」を意識して答えましょう。
他の候補者との差別化を意識することで、説得力が高まります。
9.英語面接で聞かれる質問:今後の目標、将来へのビジョン、キャリアプラン
What challenges are you looking for in your next job? (次の仕事では、どんな事に挑戦してみたいですか?)
Describe your career goals. (あなたのキャリアゴールを教えて下さい。)
What are your goals for the future? (将来のゴールは何ですか?)
Where do you see yourself in five years?
What are your goals for the next five to ten years?
How long do you expect to remain employed with this company?(この会社でどのくらいの期間働きたいですか?)
How long do you think you will be in this role?
What will you do if you don’t get a job offer?
もし職が得られなかったら、どうしますか?
How much do you expect to get paid?
What are your salary requirements?
給与はどのくらいを望んでいますか?
今後の目標、将来へのビジョン、キャリアプランについての英語回答例&フレーズ
英語面接で今後の目標、将来へのビジョン、キャリアプラン回答例文1
By starting firstly in the position of sales manager for this brand, I’d like to improve my skill set by taking on broader responsibilities, such as working collaboratively with related functions like merchandising or marketing, and then in five years’ time, I’d like to become the brand manager for all of Japan. (短期目標(具体的なポジション)→ 長期目標(キャリアアップ)の流れが明確)
まずはこのブランドのセールスマネージャーとして経験を積み、マーチャンダイジングやマーケティングなどの関連部門と連携しながら、より広範な業務に挑戦し、スキルを高めていきたいと考えています。
そして5年後には、日本全体のブランドマネージャーになることを目指しています。
英語面接で今後の目標、将来へのビジョン、キャリアプラン回答例文2
My career goal is to curb rising medical expenditures by utilizing AI and big data analysis.(専門性+社会貢献を明確に示すシンプルな回答)
私のキャリア目標は、AIとビッグデータ分析を活用して、増加する医療費を抑制することです。
英語面接での「今後の目標・将来のビジョン・キャリアプラン」対策ポイント
英語面接では、将来の目標やキャリアプランを通じて、あなたが長く活躍できる人材かどうかが見られています。
以下の3つのポイントを意識すると、現実的で前向きな印象を与えやすくなります。
① 短期・長期の目標を明確に用意する
─ 数年以内の短期目標と、将来的な長期目標をセットで伝えると、成長意欲と計画性のある人物として好印象を与えられます。
② キャリア形成・学びへの意欲と努力を具体的に伝える
─ どんなスキルを伸ばし、どのように学び続けたいかを明確にし、それを支える自分の強みや努力の姿勢も合わせて伝えましょう。
③ 自分の目標に合う社風・ポジションを求めていることを伝える
─ 応募先企業の社風やポジションが、自分のキャリア目標にマッチしていることを示し、その環境でどのように成長したいかを前向きに語ると効果的です。
10.英語面接で聞かれる質問:私生活・趣味
What do you like to do outside of work? (仕事以外の時間(余暇)は何をしていますか?)
What do you do in your spare time?
Tell me about your hobbies.
私生活・趣味の英語回答例&フレーズ
私生活・趣味回答例文1
My hobby is swimming, which is good for my health and which I’ve been doing ever since I joined the swim club in elementary school; I’m good at it, I enjoy it and it relaxes me so I go swimming once or twice a week now.(継続力・習慣化も伝わるため、安定感や粘り強さの印象もプラス)
私の趣味は水泳です。健康にも良く、小学校の水泳部に入って以来ずっと続けています。得意ですし、楽しい上にリラックスもできるので、今でも週に1~2回は泳ぎに行っています。
私生活・趣味回答例文2
As for my personal life, I’m the mother of two young children, aged 3 and 8; I really love spending my free time with my kids, especially on weekends – I might even say my hobby is learning how to have a good time with them.(「学び・成長を楽しむ姿勢」もさりげなく伝わる柔らかい回答)
私生活について言うと、私は3歳と8歳の2人の子どもの母親です。
特に週末は、子どもたちと一緒に過ごす時間が大好きで、
「子どもたちと楽しく過ごす方法を学ぶことが私の趣味」と言ってもいいくらいです。
英語面接での「私生活・趣味」対策ポイント
英語面接では、私生活や趣味についての質問を通じて、人柄や価値観を知ろうとすることがあります。
以下の3つのポイントを意識すると、面接官との距離を縮め、好印象を与えやすくなります。
①ワークライフバランスを意識していることを伝える
─ 仕事に真剣に取り組むだけでなく、自分の心身の健康を大切にしていることを伝えると、バランス感覚のある人物として好印象を持たれやすくなります。
② ボランティア活動や社会貢献への取り組みも伝える
─ もしボランティア活動をしている場合は、それを通じて得た人間的成長や価値観を伝えるのも効果的です。
③ 仕事以外の時間を有効に活用していることを示す
─ 自分の時間を有意義に使い、自己成長や充実した生活を意識していることを伝えると、自主性や積極性をアピールできます。
11.英語面接で聞かれる質問:仕事の人間関係・コミュニケーション
What is your leadership style?(あなたのリーダーシップスタイルは?)
Describe your communication style? (あなたのコミュニケーションスタイルは?)
How would you handle it if your boss was wrong?(上司が間違っていると思った時、どう対応しますか?)
Have you gotten angry at work? What happened?(仕事で怒ったことはありますか?何があったのですか?)
How do you handle the pressure? (どうやってプレッシャーに対応していますか?)
Do you prefer to work alone or on a team? (一人で仕事をするのと、チームで仕事をするのはどちらが好きですか?)
Give some examples of teamwork.(チームワークについて、例を挙げて下さい。)
Have you ever had difficulty working with a manager?(マネージャーと働いていて、問題を抱えたことはありますか?)
Can you talk about a time when you couldn’t agree with a decision? What did you do?((チームの)決定に賛成できなかった時の事を話して下さい。どうしましたか?)
Describe your best boss and your worst boss. (あなたにとってのベストな上司と一番悪い上司について話して下さい。)
What do you expect from a supervisor? (管理者に対して望むことはありますか?)
Is there a type of work environment you prefer?(好きな仕事環境というのはありますか?)
仕事の人間関係・コミュニケーションの英語回答例&フレーズ
英語面接の仕事の人間関係・コミュニケーション回答例文1
I’m a facilitator, a communicator, and a motivator. I aim for effective communication with my team members so that I can understand them to the best of my ability. I like to set clear goals for my team members to achieve, and I encourage them to learn from mistakes and failures, instead of laying blame.(管理職・マネジメント職に適した回答)
私は、ファシリテーターであり、コミュニケーター、そしてモチベーターです。
チームメンバーと効果的にコミュニケーションを取り、相手を最大限理解できるよう心掛けています。また、チームには明確な目標を設定し、失敗やミスを責めるのではなく、そこから学ぶ姿勢を促すようにしています。
英語面接の仕事の人間関係・コミュニケーション回答例文2
I’m able to handle pressure at work; in fact, I enjoy meeting a challenge.
Working under a little pressure, but not too much, is good for the development of one’s spirit.(ストレスの多い環境や変化の激しい業界で特に有効)
私は、仕事でのプレッシャーに対応できますし、実際、挑戦を楽しむタイプです。
適度なプレッシャーの中で働くことは、精神的な成長にもつながると考えています。
英語面接の仕事の人間関係・コミュニケーション回答例文3
For example, if one of my team members encounters a problem, I would first like them to try to resolve it on their own before stepping in.
But if they were unable to do so, I would suggest a different approach that would allow them to discover the answer for themselves.
例えば、チームメンバーが問題に直面した場合、まずは自分で解決する努力を促します。それでも解決できなければ、自ら答えに辿り着けるような別のアプローチを提案するようにしています。(部下育成力・支援型リーダーシップを自然にアピール)
英語面接での「仕事の人間関係・コミュニケーション」対策ポイント
英語面接では、コミュニケーション力や人間関係の築き方、自己コントロール力を重視する質問が多く出されます。
以下の3つのポイントを意識すると、柔軟性や対人力の高い人物として好印象を与えやすくなります。
① コミュニケーション力・感情コントロールを意識して答える
─ 面接官は、周囲と良好な関係を築けるか、冷静に対応できるかを見ています。具体的なエピソードを交えて、冷静さ・協調性・対話力を伝えましょう。
② チームワーク・単独作業どちらも柔軟に対応できる姿勢を示す
─ 「一人の仕事が好き」でも「チームで働くのが好き」でも、それぞれの利点を理解していることを伝えることが大切です。
過去の経験をもとに、環境への適応力や成果を出す力をアピールしましょう。
③ リーダーシップは役職に関わらず備えていることを意識する
─ リーダーシップに関する質問は、管理職以外でも「周囲に良い影響を与えられるか」を確認する意図で聞かれることがあります。
自分がチーム内でどのように信頼を築き、良い影響を与えてきたかを準備しておきましょう。
12.英語面接で聞かれる質問:その他
<Competency-Based Interviewsでよく出る質問>
Can you give an example of a time when you had to solve a difficult problem at work? (仕事で困難な問題を解決しなければならなかった時の例を教えてください。)
Can you tell me about a situation where you had to work under pressure? (プレッシャーの中で仕事をしなければならない状況について教えてください。)
Can you describe a situation where you had to work as part of a team to achieve a common goal? (共通の目標を達成するためにチームの一員として働いた状況について話してもらえますか?)
How do you handle conflicts or difficult situations with colleagues or customers? (同僚や顧客との間に問題や困難な状況があった場合、どのように対処していますか?)
Can you tell me about a time when you had to make a difficult decision? (難しい決断を迫られた時のことを教えてください。)
Can you describe a situation where you had to learn something new quickly? (新しいことを早く学ばなければならなかった時の状況を説明してもらえますか?)
How do you handle change and adapt to new circumstances? (変化にどのように対応し、新しい環境に適応していますか?)
Can you describe a situation where you had to deal with a difficult customer? (難しいお客様に対応しなければならなかった時の状況について話してもらえますか?)
Can you tell me about a time when you had to use your communication skills to influence or persuade someone ? (誰かを説得するのに、コミュニケーションスキルを使った時のことを教えて下さい。)
Can you describe a situation where you had to manage multiple tasks or projects at once? (複数のタスクやプロジェクトを同時にやらなければならなかった時の状況を話してもらえますか?)
<Strength-Based Interviewsでよく出る質問>
What are your natural talents and abilities? (あなたの才能や能力は何ですか?)
Can you provide an example of a time when you have used your strengths to achieve success? (成功するために、あなたの長所を活用した例を挙げてもらえますか?)
How do you prioritize and manage your workload? (仕事の優先順位の付け方、管理の仕方を教えて下さい。)
Can you tell me about a time when you had to think creatively to solve a problem? (問題解決のために、クリエイティブに考えた時のことを教えて下さい。)
How do you approach challenges and obstacles in your work? (チャレンジや障害に対処するときのアプローチを教えて下さい。)
Can you tell me about a time when you had to take initiative to accomplish something? (あなたが何かを成し遂げるために、イニシアティブをとった時のことを教えてください。)
Can you describe a situation where you had to demonstrate leadership or mentorship? (リーダーシップやメンターシップを発揮した時の状況を話してもらえますか?)
How do you stay motivated and engaged in your work?(どのようにモチベーションを維持し、仕事に取り組んでいますか?)
<Behavioural Interviewsでよく出る質問>
Can you tell me about a time when you had to use your problem-solving skills? (問題解決能力を発揮した時のことを話してもらえますか?)
Can you describe a situation where you had to manage a project from start to finish? (プロジェクトの最初から終わりまでマネージした時の状況について話して下さい。)
転職とMBA準備 アットイングリッシュの英語面接対策コース13.英語面接で聞かれる質問:逆質問
Do you have any questions for me?(何か質問はありますか?)
What questions do you have for me?
Do you have any further comments about yourself to add to what you’ve already said during the interview? (面接の中で話した事に加えて、何か言いたいことはありますか?)
英語面接での「逆質問」例&フレーズ
英語面接の逆質問例文1
Would you be able to tell me what the everyday responsibilities of this job are like? How would a typical day go for you? (「入社後の働き方をイメージしている」ことをアピール)
毎日の業務はどのようなものなのでしょうか?一日の業務は、どのように進んでいますか?
英語面接の逆質問例文2
What is your company aiming to achieve in the next year?(経営層やマネジメント職への面接で特に効果的)
御社の次の事業年度の目標は、どのようなものでしょうか?
英語面接の逆質問例文3
Although I do not have any questions or further points I would like to make at this time,
I’d like to take this time to summarize the reasons why I would be the right candidate for this job.(面接の締めくくりで印象を強めるのに効果的)
今のところ質問や追加でお伝えしたいことはありませんが、この時間を使って、私がこのポジションにふさわしい理由を簡単にまとめてお伝えさせてください。
英語面接での逆質問対策ポイント
英語面接の逆質問は、単に疑問を解消するための時間ではありません。面接官は、あなたの意欲・関心・貢献意識を見極めています。
逆質問をうまく活用することで、「入社後のイメージが明確な人物」「主体性のある人材」という印象を与えられます。
準備のポイントは、次の3つです。
① ポジションの理解を深める質問をする
仕事内容、チーム構成、評価基準など、「入社後の働き方」に関する質問は効果的です。
「このポジションで活躍するイメージを持っている」ことを自然に伝えられます。
② 会社の目標・課題への関心を示す
事業計画、将来ビジョン、現在の課題など、「会社の方向性を理解しようとする姿勢」を見せましょう。
「自分がどのように貢献できるか」を探る質問をすると、主体性や視野の広さをアピールできます。
③ 質問がなくても意欲を再アピールする
本当に質問がない場合は、
「この時間を使って、私がこのポジションに貢献できる理由を改めてまとめさせてください」
と伝え、強みや意欲を簡潔に再アピールするのが効果的です。
面接の最後の印象がぐっと良くなります。
英語面接対策についてのFAQ
アットイングリッシュでは、ネイティブ講師と模擬面接形式で行われる英語面接対策コースご受講を前に、日本人スタッフが面接の内容や面接タイプ、進捗状況などを伺っていますが、その際に非常によく聞かれる質問と、それに対する簡単なご回答をご紹介します。
Q1. 転職の英語面接対策としてやるべき事と、その優先順位は?
Answer
まずは「英語面接」という漠然としたものに対策をしようとせず、「転職面接(就業面接)」と「英語コミュニケーション」とを分けて対策を考えて下さい。
次に、考えた成果を統合して、模擬面接を繰り返しましょう。
その際、英語で返答できたか、できなかったかではなく、面接の遣り取りとして、良い流れを作るためには
– どのような話題を、
– どんなキーフレーズを使って、
– どのタイミングで、
– どう繋げていけばよいのか
検証を繰返します。
模擬面接練習を通して、「面接で良い流れを作ること」を意識し、上手くなることがコツです。
Q2. 英語面接準備は、どのくらいの期間を見込んでおいたら良いですか?
Answer
期間の長短にかかわらず、英語面接はやればやっただけ磨きがかかると考えて下さい。
逆に言うと、例え3日間しか時間がなくても、やれば効果はあり、また3ヵ月、6ヵ月、あるいは、1年の準備期間があれば、それを有効に使う準備も可能です。
自分自身の英語コミュニケーション力と、経歴、経験と知識、そして、面接先企業の特質、ポジション、求められるモノを考慮して、効果的なプログラムを準備することが大切です。
Q3. 英語面接についての最近の傾向などあれば、教えてください。
Answer
一言で「英語面接」といっても、その内容が多様化しています。
オーソドックスな外資系企業の面接質問を並べる企業から、AmazonやGoogle、McKinsey、国連や国際機関のように、Behavioral QuestionやCompetency-based Quastion を出すところもあります。
また、日本語主体の面接プロセスの中で一問か二問のみ英語で問われるというようなスタイルもあります。
このように、面接先企業、ポジションをしっかり考慮して準備することが効果的であり、貴重な時間を無駄にしないこととなります。
英語面接本番で好感度をアップする!7つのマナー
1.好印象を与える基本マナー
- 身だしなみ・服装
「清潔感」と「相手への敬意」が基本。社風に合った服装を意識し、困った時はジャケットを着用。
- アイコンタクト
欧米では「信頼・誠実さの証」。目線を合わせ、落ち着いて話しましょう。
- 自信ある態度
握手、アイコンタクト、落ち着いたボディランゲージを意識。堂々とした姿勢を保ちましょう。
- 時間厳守
時間通りの到着は最低限のマナーです。
- 感謝を伝える
面接の冒頭と最後に必ず感謝の言葉を忘れずに。
2.質問には的確に答える
質問に対しては「要点→理由・具体例」の順で簡潔に答えましょう。
用意した文章の丸暗記ではなく、相手の質問を正確に聞いて答えることが重要です。
3.回答は約2分以内が基本
- 簡潔に:最重要ポイントに絞って伝える
- 相手の興味を引き続ける:長すぎる回答は避ける
- 余白を作る:追加質問にも対応できるようにする
4.セルフマネジメント力を伝える
- 自己管理・自律性が問われる時代。
- リモートワークや急速な技術変化に対応できる自己成長力を意識してアピールしましょう。
5.どんな質問も「志望先へのプラス」に変える
短所や失敗の質問も、成長・学び・改善につなげて前向きに答えましょう。
6.逆質問を用意する
面接官への質問は意欲・関心の証。
入社後の働き方を想像させる質問が特に効果的です。
例:
- What are the biggest challenges for this role?
- How does this role contribute to the company’s goals?
- What opportunities are there for growth?
7.フォローアップメールを送る
面接後に感謝・意欲・貢献意欲を伝えるメールを必ず送りましょう。
ポイント:
- 面接の感謝
- 興味・熱意の再アピール
- 追加情報の提供
- 選考の進捗確認
<フォローアップメールの例文>
Dear [Interviewer’s Name], I wanted to take a moment to thank you for taking the time to interview me for the [Job Title] role at [Company Name]. I was impressed by the company’s mission and vision, and I am excited about the opportunity to contribute my skills and experience to the team. I am particularly interested in the work that [specific project or team mentioned in the interview] is doing and believe that my skills in [relevant skills or qualifications] would be a valuable asset to the team. I look forward to the possibility of joining the team and would appreciate any updates on the hiring process. Please let me know if there is any additional information that I can provide to assist in the decision-making process. Thank you again for considering me for the role. Best regards, [Your Name] |
オンライン面接ならではの注意点6つ
1.PCやタブレットのセットアップ
安定したインターネット接続を確保し、インタビュー前にカメラとマイクをテストしておきましょう。
オンライン面接では、特に、マイク音声の悪さや、音の聞き辛さはフラストレーションになります。マイナス要因はできるだけ排除しましょう。
2.背景の環境
清潔で、プロフェッショナルな背景を整え、気を散らすもの、不快なものが背景にないように映り込まないよう注意しましょう。
部屋の様子は、面接官にとってはあなたの性質を表す情報でもあります。好印象を与えるチャンスと捉えて、キレイに整理しましょう。
3.照明・明るさ
事前にカメラで明るさを確認し、清潔感のある色の明るい照明を用意しましょう。PCの設定や、ZOOMなでオンライン会議ソフトの設定でも、明るさや色合いを変えることができます。映りを確認しましょう。
4.服装
たとえ腰から下が映らなくても、プロフェッショナルな服装を心がけましょう。全身キチンとした服装を身に着けることで、気持ちも引き締まります。
5.アイコンタクト
スクリーンに映るインタビュアーの姿ではなく、カメラを直接見ることが大切です。つい、スクリーンを見てしまう場合は、事前に、家族や友人と練習しておきましょう。
6.ボディランゲージ
ボディランゲージや表情は、多くの情報を伝えます。特に、カメラ越しの面接では、笑顔と、スクリーンからはみ出ないボディランゲージを練習しましょう。
まとめ
ビジネス英会話のアットイングリッシュでは、各自の状況や面接先に合わせた模擬面接形式の英語面接対策コースをご用意しています。面接ご準備に、ご活用下さい。
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無料の体験レッスンもご用意しておりますので、ぜひ一度お試しください。
お読み頂きまして、ありがとうございました。