あなたが「仕事が出来る人」と評価されるのは、どのようなタイミングでしょうか?
英語の会議やプレゼンテーションなどで、頑張って力を発揮し、そういった評価を勝ち得ることもあるでしょう。
でも、もしかすると、もっと簡単な方法で、評価や信頼を得たり、前向きで生産的な良好な人間関係を作ることが可能かもしれません。
例えば、普段のビジネスの中で、相手の良いところを褒めたり、元気づけたり、助けたり、それらをネイティブがよく使う英語フレーズを使って、スマートに一言で伝えることができたなら、どうでしょうか。
相手の気持ちを受け止め、そして、時には、思い遣りの気持ちを加えて相手に渡す。そうしたコミュニケーションを考え込まずに、サッと一言でスマートに言うための、選りすぐりの英語例文をご紹介させていただきます。
是非、ご活用ください。
目次
- 1 思い遣りを伝える英会話例文
- 2 『話を切り出す/話しをはじめる』ときに使える英会話フレーズ
- 3 ポジティブな気持ちを伝える英会話例文
- 4 相手を褒める時の英会話例文
- 5 相手を励ます時の英会話例文
- 6 ありがとう!感謝やお礼を伝える英会話例文
- 7 「申し訳ありません」「ごめんなさい」謝罪を伝える英会話例文
- 8 「ごめんなさい」と謝罪された時の返事
- 9 理解を伝える英会話例文
- 10 「聞いているよ」「分かっているよ」を表すあいづちの英語フレーズ
- 11 申し出、オファーする際に使える英会話例文
- 12 依頼、助けを求める時の英語例文
- 13 考えを聞く、提案を募る際に使える英会話例文
- 14 提案やアドバイスをする時の英語例文
- 15 同意・賛成する時の英語例文
- 16 反対する、賛成しかねる時の英語例文
- 17 保留、後回し、ペンディングの時の英会話例文
- 18 「あいさつ」の英語例文、英語フレーズ
- 19 別れ際の挨拶の英語フレーズ
- 20 まとめ
思い遣りを伝える英会話例文
収益性や効率、効果を追い求めるビジネスだからこそ、お互いに忙しい中でも、ちょっとした思い遣りの気持ちを忘れず、それをキチンと言葉にして伝えることが大切です。その気持ちが次の仕事へと繋がっていきます。
元気になってね
I hope you’ll feel okay later.
疲れが溜まった職場では、使える表現です。
「少し休憩したらいいよ」、「コーヒーでも飲んでおいでよ」と声をかけてから、この一言です。
I’m sorry to hear that. Why don’t you have a little break? I hope you’ll feel okay later. See you at the meeting.
それはお気の毒に。ちょっと休憩したら?元気になってね。
またミーティングで会いしましょう。
無理しないで!
たとえすぐに休むことは出来ない場合でも、互いに優しい言葉をかけあうことで、心が和みます。
Don’t be too hard on yourself – you’re doing a great job!
無理しないで。よくやっるよ。
Don’t work too hard!
働きすぎないで。
Take it easy.
ゆっくりして。
いつでもいいので
when you get a chance
「いつでもいいので、時間のある時にやっておいてくれないかな?」
「いつでもいいので、この資料は読んでおいて」
仕事でよくある依頼の形ですが、相手にいつ取り組むか裁量をあげている点に、心遣いが伺えます。
Could you look through this material when you get a chance?
いつでもいいので(時間のあるときに)、この資料に目を通しておいてもらえますか?
申し訳ないけど
I feel bad, but __
申し訳ないとは思うのだけど…。
事情は分かっていても、気持ちを吐き出したいこともあります。そんな時でも、I feel bad, but を加えると、少し雰囲気が和らぎます。
There were three babies on the flight that cried the entire time. I feel bad, but they really were getting on my nerves.
赤ちゃんが3人飛行機に居て、フライトの間中泣いていだんです。申し訳ないけど、本当にイライラしちゃいました。
このようなことは言いづらいのですが
I hate to be the one to tell you this.
言いづらいことも、仕事では、言わなくてはいけないことがあります。
いきなり本題を告げられるのに比べれば、少なくとも「認められている」ことが伝わって、言われる相手の気持ちは少し和らぐかもしれません。
I hate to be the one to tell you this but your raise was declined. Our profits are down and we currently are on a hiring freeze. We just don’t have the extra money at this time.
こんな事は言いづらいのですが、あなたの昇給は断られました。会社の利益が落ちていて、雇用も凍結しているところです。今は余裕がありません。
残念ですが
Unfortunately, __
Unfortunately, I cannot accept your offer at this time.
残念ですが、今回はオファーをお受けできません。
Unfortunately, I cannot make the dinner.
申し訳ないですが、ディナーには行けません。
お気の毒に
I feel sorry for __.
A: It is with a very sad heart I tell you my beloved Momo the rabbit died suddenly last night.
B: Oh I feel sorry for you. / Oh I feel sorry to hear that.
とても悲しいことに、愛するウサギのモモが昨晩急に死んでしまいました。
まあ、お気の毒に。
悲しい知らせを聞くと、口ごもってしまいそうになりますが、悲しい気持を共感していることを伝えられると良いですね。
『話を切り出す/話しをはじめる』ときに使える英会話フレーズ
お話しがあると、うかがったのですが
I heard you wanted to see me.
上司やクライアントから呼び出しを受けたときなどに使える表現です。
I heard you wanted to see me. Did you want to talk about the new plan now or later when you have more time?
お話しがあると伺ったのですが。お時間のある時に、新しいプランについてお話ししますか?
同僚や友人が、何かの用があって自分を探しているときなど、もう少しカジュアルにするなら、
I heard you were looking for me.
が使えます。
簡潔に言いますよ
I’ll be brief.
仕事をしていると、様々な事情はあるものなのですが、そういうのを取り払って、言いたいことを簡潔に伝えるときに役立つ表現です。
様々ある事情から話し始めるより、簡潔に内容を伝えてから、事情を伝えた方が聴き手にとっては分かり易いですね。
I’ll be brief. We just need a few more sales by the end of the year to make sure we are in the black.
簡潔に言いますよ。黒字にするために、年末までにもう少しセールスを上げる必要があります。
ポジティブな気持ちを伝える英会話例文
ビジネスでは、「よい雰囲気を作る」ことがとても大切です。ポジティブな言葉を投げかけることで、創造性や生産性も多いに上がります。是非、色々な表現を調べ、蓄えて、良い雰囲気作りをしていきましょう。
その調子で頑張れ!
Keep up the good work.
励ましたり、褒めたり、気にかけて声をかけるのは、仕事の中でリーダーシップを発揮する際には、とても重要だと思います。
簡単で、口にしやすい、こういった表現を幾つも持っておくと良いですね。
We have shown record profits for this fiscal year. This is a result of everybody pulling together and coming up with an excellent sales campaign. Keep up the good work.
今年度は今までで一番の利益を記録しました。みんなで協力して素晴らしいキャンペーンを行えた結果です。この調子で頑張りましょう。
期待してるよ / きっと~できますよ
I’m sure you will be able to __
同僚やチームメンバーを元気づけたり、励ますのに使えます。こんな風に期待されたら、ヤル気が出ます。
I’m sure you will be able to use your knowledge and experience in the new project.
新しいプロジェクトでは、キミが培ってきた知識と経験を発揮してくれるのを期待しているよ。
さぁ、動き出しましょう!
Let’s get going!
「さぁ、行くぞ!」、「さぁ、始めよう!」、「出発しましょう!」など、文脈によって様々ですが、行動を起こそう!という前向きなニュアンスが根底にあります。
ご参考までに、Get going! という言い方は、上司が部下のお尻を叩いて「さあ、やれ!」と言うようなときにも使われますし、母親が子どもを「ほら、やりなさい!」と急かすときにも使われます。もちろん、状況次第、言い方次第で伝わるニュアンスは変わってきます。
This is an exciting project for our company, so lets get going!
ウチにとって凄い案件です。さあ、動きましょう!
相手を褒める時の英会話例文
素晴らしい人、仕事を見た時、その時にすぐに言葉にして「褒める」ことは、職場の雰囲気を各段に明るくポジティブなものにします。褒め言葉は、コミュニケーションの潤滑油。人の良いところを見つけて、どんどん褒めましょう。
とても上手ですね
You are really good at ___.
とてもよく耳にする褒め言葉です。やった仕事を褒められて、嫌な思いをする人は基本的に居ないでしょう。
「いやいや」と言葉では返ってきても、やはり嬉しいものです。
You are really good at getting those financial reports in order. I think we need to give you more of this sort of work.
財務資料の整理が本当に上手ですね。この手の仕事をもっとやってもらいましょう。
仕事が速くて、正確ですね
You do your work fast and accurately.
「速さ」と「正確さ」は、仕事を依頼する側からすれば、ホントに有難い要素ですよね。それらを発揮してくれた相手には、是非、ねぎらいの言葉をかけましょう。
You have managed to file all those papers in the correct categories in just one day. You do your work fast and accurately. Thank you very much.
全てのペーパーをたった一日で順番通りに整理するなんて、本当に仕事が早くて正確ですね。ありがとうございます。
しっかりした案ですね
That’s a valid idea.
valid は、有効な、とか、もっともな、合法的な、根拠がしっかりした、という意味です。
「とっても素晴らしい!」と褒めちぎっている訳ではありませんが、「イイ案ですね」というしみじみした感じが余計に嬉しい誉め言葉です。
That’s a valid idea, and one we haven’t considered before. Let’s take a few minutes to discuss the possibilities of going ahead with it.
しっかりした案ですね。それに今まで考えていなかったアイディアです。これを進められる可能性があるかちょっと時間をとって話しましょう。
相手を励ます時の英会話例文
キミなら絶対に大丈夫
I know you will do well.
自信を与える一言ですね。信頼を示すと言っても良いかもしれません。
ただ相手がホントに大変な状況に居るときには、調子のいいことを言っているようにも受け取られかねないので気をつけましょう。
I know you will do well with them. You have all the right background experience.
キミなら絶対に大丈夫。必要な知識と経験があるから。
ありがとう!感謝やお礼を伝える英会話例文
感謝は必ず言葉にして伝えるようにしましょう。具体的に、何を、どんな風に感謝しているのかを述べられたら、なお良いですね。
お心遣い、ありがとうございます。
Thank you for your thoughtfulness.
I just received the package containing the contract and other legal documents pertaining to the sale and I see that you’ve added extra copies for all our board members. Thank you for your thoughtfulness. That will save me some time.
売り出しに関する契約書とリーガルドキュメントのパッケージを受け取りました。取締役たちの分のコピーも入れて頂いてようで、お心遣い、ありがとうございます。時間の節約になります。
貴重なご意見をありがとうございました。
I really appreciate your input.
あなたの真剣な取組みに感謝しております。
We really appreciate your dedication.
この dedication という単語。日本語訳として辞書にあるような、献身とか専念という風に、頭に入れてしまうと、途端に使いづらくなります。
真剣な取組み、真面目な取組み、といった感じで考えると、使いやすくなるのではないでしょうか。
仕事では、もちろん成果が評価の対象となりますが、その過程である取組み自体も大いに評価すべきだと思います。それはきっと「次」につながりますし、周囲にも良い影響を与えてくれます。
We really appreciate your dedication to the company for the past ten years. Because of you, we have been able to increase the profits by 200 percent.
今までの10年、会社で一生懸命取り組んでくれて、本当にありがとう。あなたのお陰で、200%の利益を達成することが出来ました。
辛抱して下さって、ありがとうございます
Thank you for your patience with me.
カジュアルな場、ビジネスの場を問わず使える、頻出中の頻出表現です。with meを外して、Thank you for your patience. と使われることも多くあります。
日本で言えば、「どうも申し訳ありませんでした。」と言うような状況でよく使われますが、表現自体は「謝っている」わけではないので、なにか障害が起きた際に使っても、その責任を認めたことにはなりません。
ある意味、とても前向きに使えます。
Thank you for your patience with me. I finally found the invoice for your last order and you’re right, we did charge the wrong amount for the bundles of copper wire. I’ll readjust the invoice and send you a new one right away.
お待ち頂きまして、ありがとうございました。ようやく直近のオーダーのインボイスが見つかりまして、おっしゃる通り、銅ワイヤーについて誤った課金をしていた事が解りました。すぐにインボイスを訂正し、新しいものをすぐにお送りさせて頂きます。
何を、どんな風に感謝しているのか、より具体的に述べると、より相手の心に響きます。
英語の「ありがとう!」会議やメールで使える感謝の132フレーズ の記事で、言い方のバラエティを増やしましょう。
「申し訳ありません」「ごめんなさい」謝罪を伝える英会話例文
感謝の気持ちと同様、ニュアンスまでしっかりと伝えたいのが謝罪の気持ちです。
大してお役に立てず、申し訳ありません
I’m sorry I couldn’t be of much help.
手助けを求められて、応じたのだけれど、結果的にあまり役に立てなかったり、または、こちらから声をかけて手助けしようと思ったのだけれど、やはり上手く手助けできなかったということは、誰にでもある経験だと思います。
そんなとき、黙っていると気まずくなってしまいそうですが、サラリとこういう一言が出せるといいですよね。
I’m not knowledgeable enough in that area of engineering to be able to advise you in this instance. I’m sorry I couldn’t be of much help, but if you ask one of my colleagues they may be able to assist you.
この件に関して、私には、アドバイスできるだけの十分な、エンジニアリングについての知識が無かったようです。大してお役に立てず、申し訳ありません。ただ、私の他の同僚に聞いてもらえれば、助けになるかもしれません。
ご面倒、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません
I’m sorry to put you through all that troublesome.
何かを依頼したとき、もしくは、仕事を助けてもらったときなどに、「手間をとらせて、ごめんなさい」、「面倒なことをお願いして、申し訳ありません」というような感じで、一言声をかけるのは、大切なことですね。
頼まれた側、助けてくれた人側で、納得感が強まる感じがします。
Would you please review the file for this client and copy all the material related to the contract negotiations? I’m sorry to put you to all that trouble, but it’s important that I have the information before our next meeting with the client.
このクライアントに関するファイルを見直して、契約に関する資料全てをコピーしてもらえますか?ご面倒をおかけして、申し訳ないのですが、次のミーティングまでに情報を持っておきたいのです。
お邪魔してごめんなさい
Sorry to disturb you.
Sorry for interrupting.
お手数をおかけして申し訳ありません
I apologize for troubling you.
このような事態になって、まずはお詫びさせて下さい。
First, I’d like to express my sincere apologies for this situation.
「ごめんなさい」と謝罪された時の返事
真摯に謝ってくれている人に対して、気持ちを和らげるような言葉をかけられると良いですね。
That’s OK.
いいんだよ。
All right.
大丈夫。
I accept your apology.
謝罪のお気持ち、受け取りました。
Don’t worry.
気にしないで!
OK, I understand.
ええ、分かりました。
It’s not bothering me anymore.
もう気にしてません。
理解を伝える英会話例文
会話の中で、相手が話している内容をちゃんと理解しているという合図を出すのは、コミュニケーションの中で、とても大切なことです。
大枠がとてもよく理解できました
That was a very helpful overview.
ザクッと大枠で物事をとらえることが大切な場面はよくあります。事業説明などではよく、大枠をあらわす、事業概観、事業概要(business overview)といった言葉も耳にします。
詳細が詰まっていることよりも、聴き手が大枠で理解できること。概観ではそれが一番大切かもしれません。
That was a very helpful overview of the issues at hand. We realize that there are still issues that need to be worked out through your presentation.
今の問題の大枠がとてもよく理解できました。あなたのプレゼンのお陰で、まだ対応しなければいけない問題があることが分かりました。
~かどうか、まだわかりません
It is still unknown if ____.
展開の読めないビジネスでは、判断が難しいこと、「まだわからない」ことは多々あります。そんな時、便利に使える英語フレーズです。
しかし、「分からない」とばかり言っていては、周囲も不安になるでしょう。例文のように、「とはいえ、こうだ!」という一言を後ろに加えて発言することが大切ですね。
It is still unknown if this will be fruitful in the end. However, as this company values cutting edge research and development, we will continue to invest in this project until the year end.
結果的に成果がでるかどうか、まだ分かりません。とはいえ、この会社が最先端のリサーチや開発に重きを置いている以上、年末まではこのプロジェクトに投資を続けましょう。
そのうち分かるよ
We’ll see!
同じように、「現時点では分からないけれど、そのうち分かる」という場合に使う短い英語フレーズです。非常によく使われます。
そのうち分かる
Time will tell.
まだ分からない(時期尚早)
too early to tell
I guess it is too early to tell whether that will prove to be a profitable investment.
その投資で利益が出るかどうか、まだ分からないですね。
なんとなく分かるよ
I can tell.
同僚に会ってその表情を見た瞬間、「何かとても良いニュースがあったな」と分かる時があります。雰囲気やその場の空気、表情などから読み取れる時に、こんな英語フレーズが使えます。
分かりました
I get it.
I understand it.
プレーンに、「分かった」という場合に使います。
了解しました(要点を掴みました)
I got the point.
「ポイントをつかんだ」「肝心の部分が分かった」という時に使います。
了解(情報を受け取りました。)
Noted.
賛成・反対などの判断は入らず、単に情報を受け取ったということを示します。
(賛成はできないけれど)分かりました
Point taken.
しぶしぶ、イヤイヤながら了解する時の表現です。
「聞いているよ」「分かっているよ」を表すあいづちの英語フレーズ
OK
I see.
Right.
That sounds interesting.
Great!
Wonderful.
Wow, amazing.
Oh I’m sorry.
It’s a pity.
That’s sad.
あいづちは、会話の流れを上手く作るという点で、考えている以上に大きな役割を果たします。
英語の相槌フレーズ | 文章は不要、デキる人風の英会話演出術「なるほど、そうですね!」ほか
で、そのスキルと英語表現を確認してください。
申し出、オファーする際に使える英会話例文
作業や仕事の申し出をする時の英語例文です。忙しい時や、対応が難しい仕事など、こういった申し出を受けると、本当に助かりますよね。
私がやりましょうか?
Do you want me to handle that?
handleという単語は、「なんとかする」という意味で、ちょっと手間のかかる仕事をこなすニュアンスになります。
The customer has a problem with his invoice. Do you want me to handle it?
そのお客様はインボイスに問題があります。私が対応しましょうか?
喜んで~します!
I would be happy to ____.
使い勝手も良く、また使っている人をよく見かけます。
何しろ、ポジティブで感じが良いですね。どうせ仕事を買って出るなら、こういう言い方で気持ちよく引き受けたいものです。
喜んでお手伝いさせていただきます。
I would be happy to assist ___.
喜んで私の考えを述べさせていただきます。
I would be happy to share my views.
といった感じで使えます。
I would be happy to call the client and let him know about the proposed changes to his account.
喜んで、お客様にお電話させていただきます。それで、アカウントについて変更を予定している点についてお知らせします。
よろしければ、早速~します!
If you would like me to, I can go ahead and ___.
何かをすることが必要な状況で、相手がすぐに、そのために動き出してくれるというのは、嬉しいものです。
逆に言えば、人に対して、そういった「すぐに動く姿勢」をいつでも示せることが、評価や成果に繋がります。
We have to make sure that we have checked all the details relating to the contract, before we sign it. If you’d like me to, I can go ahead and make sure that everything is in order before next week.
契約にサインする前に、契約に関する細かい条項を全てチェックする必要があります。よろしければ、早速、来週までに全てが整うようにします。
依頼、助けを求める時の英語例文
チームで仕事をする強みは、お互いに助け合える点です。依頼を求め、申し出をし合うことで、より良いサービス、製品が作られていきます。
これ、手伝ってもらえますか?
Do you think you could help me with this?
職場でもプライベートでも使える、丁寧なお願いの表現です。実際、「これ、手伝ってくれる?」という機会はとても多いと思います。
注意点としては、with を忘れずに入れましょう。
I haven’t used the latest version of the software yet. I know that you’ve had a lot of experience with it. Do you think you could help me with this?
まだ最新版のソフトを使ったことがありません。あなたはもう随分使っているんだよね。ちょっと、手伝ってもらえますか?
~してもらえますか?
Maybe you could ~.
直訳すると「あなたができるかもしれない」となりますが、丁寧な提案や依頼の際に使われる表現です。疑問形の形式をとっていないところが特徴です。
Maybe you could try Roger’s idea first, and let me know what happens.
まずロジャーの案でやってみてもらって、どうなるか連絡してもらえますか?
~してもらってもいいですか?
Would it be alright for you to ~ ?
日本語でも、職場で人に何かを頼むとき、「~をして」とか「してください」というケースより、「~してもらってもいいですか?」と言っていることの方が多いように思います。
そんな、~してもらってもいいですか?のニュアンスにピッタリだと思うのがこの表現です。
I have a lot of work to complete today. I’d like to ensure that all of my deadlines are met and the customers are happy. If I gave you two of my files, would it be alright for you to finish them?
今日やらなければいけない事が山ほどあります。期限までに間に合わせて、お客様に喜んで頂きたいのですが、2つほどファイルを渡すので、やってもらっても良いですか?
考えを聞く、提案を募る際に使える英会話例文
英語での会議、打ち合わせで、広く意見を集めたい時、使える英語フレーズです。
皆さんのご意見をうかがわせてください
I’d like to have everyone’s input.
Input というと、情報という意味合いで頭に浮かぶかもしれませんが、ココでは意見という意味で使われています。
This is an exciting new opportunity for our company and I’m looking forward to working with all of you on the team. I’d like to have everyone’s input on the project goals.
当社にとって素晴らしい新たなチャンスです。皆さんとチームで一緒に働けるのを楽しみにしています。このプロジェクトのゴールについて、皆さんのご意見を伺わせて下さい。
何でもおっしゃってください
Feel free to say whatever is on your mind.
会議やプレゼンでは、質問や意見を出すのも結構勇気が必要なものです。しかし小さな疑問や何気ない思いつきが、大きくビジネスを動かすことがあります。そんな小さなチャンスの元を集めるためにも、Feel free to __ いう表現は重宝します。
Thank you for listening… now I’d like to hear what you think … feel free to say whatever’s on your mind.
ご清聴、ありがとうございました。さて、ご意見を伺わせて頂きたいと思います。何でもおっしゃって下さい。
~の提案について、どう思いましたか?
What was your impression of ~’s proposal?
「どう思いましたか?」というと、What did you think ~?が、いつも出てきてしまいがちですが、他にもいろいろな英語表現があります。
印象を尋ねるニュアンスを入れて、どう思ったか質問するのであれば、この表現を使ってみてはどうでしょうか。
I wasn’t able to attend the presentation the marketing agent gave us last week. What was your impression of John Smith’s proposal? Do you think we could make it work?
先週、マーケティング会社のプレゼンに参加できませんでした。ジョンスミスの提案、どう思いましたか?出来そうかな?
「何かご提案がありますか?」意見を求められた時、あなたはどんな風に話をしていますか?
ただ意見を言うのではなく、相手が納得しやすい提案の仕方、話の構成についても考えましょう。
英語での提案力、3倍UP!ネイティブ講師の、提案の英語×話し方×伝える技術
提案やアドバイスをする時の英語例文
~できるように、~するとイイよ
Be sure to ~, so that ~
以前、先輩に言われたことがあります。
「部長との会議のときは、後ろの予定に30分くらい余裕を持たせておいた方がイイよ。延長したときに調整が効くように。」
やはり会議は20分延長。アドバイスを貰って助かりました。
こんな風にアドバイスする時に使える表現です。
Whenever you attend a meeting, be sure to prepare well in advance, so that you will be able to express yourself effectively in case you get the chance.
会議に出るときは、いつ出番が来てもいいように事前によく準備しておくといいよ。
~にご興味はおありですか?
Would you be interested in ~?
会話のコンテクスト次第で、勧誘の要素が入った表現として使えます。相手の反応を見ながら提案できる便利な表現です。
Would you be interested in applying for the supervisor role in the new division? If so, you must apply before the end of day on Friday. We will start considering candidates the following week.
新しい部署のスーパーバイザーにアプライするのはどうでしょう?もし興味があるなら、金曜日の終わりまでにアプライしないといけませんよ。翌週から候補者の検討に入りますから。
した方が良い/ せっかくだから
__ might as well
とても積極的なアドバイス、というよりは、「~しない理由はないから」「せっかくだから」とうような、少し控えめな提案になります。
We might as well stop by the office to see him.
せっかくだから、オフィスに寄って、彼に会っていくか。
Since I was supposed to be back here on Monday anyway, once I missed the flight I decided I might as well just stay here.
どうせ月曜日にはまたココに戻ってくるのだし、フライトを逃したら、ここにもう一泊した方が良いと思いました。
Shall we try the local food?
Might as well!
ローカルフードにしますか?
ええ、せっかくですからね。
提案といえば、propose, suggest, advise, recommend の4つの単語が有名です。その違いと使い方を解説した記事も、是非ご参考にされて下さい。
同意・賛成する時の英語例文
同感です
I feel the same way.
賛成(I agree) に比べると、少し感情が入った表現です。
ちなみに、「ジョーンズ氏に同感です」という場合には、
I feel the same way as Mr. Jones.
となります。
I see you are going to look for new clients in other cities rather than focusing only on our current area. I feel the same way. Unless we start looking outward and expanding our reach, we may not be able to thrive in the long term.
今のエリアだけでなく他の都市でもクライアントを探して行こうということですね。私も同感です。外に出てリーチを拡大していかない限り、長期の成長はありません。
あなたの意見に賛成です。おっしゃる通り~です
I agree with you. Just as you suggested, ~.
相手を立てて賛成する、一般的な表現です。
I agree with your opinion でも良いですが、それより、「あなた(you)に賛成!」と言う方が、好印象です。
もちろん、「あなたの意見には賛成だが、受け入れられない点もある。」という時には、your opinionと明示して切り分ける必要があります。
I agree with you. Just as you suggested, we should choose the third option. It is the most economical and fastest to implement. Furthermore, it benefits all parties involved.
賛成です。おっしゃる通り。3つめのオプションを取るべきです。立ち上げに際して一番経費がかからず、一番早いですし、何より、関係者全てにとって良いからです。
「賛成」を表す英語表現、例文は他にもたくさんあります。
ビジネス英語の「賛成」 | ネイティブが使う、会議に貢献する「賛成」の英語表現
も併せてご覧ください。
反対する、賛成しかねる時の英語例文
恐らくそれは本当でしょう、しかし
That’s probably true. But __
相手の意見に一理あるものの、賛成しかねるという時の英語表現です。
反対を示す際、まずは、相手の意見に一定の理解を示し、その後、自分の意見を展開する方がスマートで、受け入れられやすいです。
それによって、こちらが単に自分の意見に固執しているのではなく、客観的に、合理的に判断していることを示唆できるからです。
You say that if we invest in the Asian market, we will make more money in the short term. That’s probably true. But I’m of the view that investing in the U.S. market will be better for us in the longer term.
アジア市場に投資すれば、短期でより利益を得られるというあなたの意見は、恐らく当たっているでしょう。しかし、アメリカ市場への投資の方が、長期的にみて我々にとってより良い選択だと思います。
賛成する気にはなれません
I wouldn’t be inclined to support it.
disagree「反対だ!」と言ってしまえばそこまでですが、丁寧に賛成はしかねる、という意見の表明の仕方です。
賛成の時より、反対を表明する際には、相手への気遣いが必要です。会議の中でも、こういう発言はよくありますね。
George’s presentation makes an interesting case for locating our company’s new plant in China. But it lacked detail on environmental issues and the budget projections were vague, so I wouldn’t be inclined to support it.
ジョージのプレゼンは、新しいプラントを中国に置くという面白いものでした。しかし、環境についてのイシューや、予算の見通しなど細かい部分があいまいで、賛成とは言いかねます。
相手の意見に反対する場合は、賛成する時よりも、言葉の選び方や言い方に注意をする必要があります。反対意見を述べる際のポイントと英語表現、例文をまとめた記事も是非、ご参考にしてください。
保留、後回し、ペンディングの時の英会話例文
後まわしにしましょう
I think we should leave this point and come back to it later.
仕事でもプライベートでも、忙しいと、つい、「あとで!」と言う機会が多くなってしまいます。仕事には優先順位がありますから、それも仕方のない事ですが、大切なのは、後(あと)でキチンとその仕事や話題に戻って、対応することですね。
I’m hearing several different opinions on this matter. I think we should leave this point and come back to it later. Let’s move on to the next report.
この件に関しては、いくつかオプションがあるようですね。ちょっと後回しにして、次のレポートに移りましょう。
この件、明日お返事させてください
Can I get back to you tomorrow on this?
単に忙しいときに、この表現にお世話になるときもありますし、その場で決めず、少し時間を置いて決断したい時などにも重宝します。
ちょうど、以下の英語例文のような形で、セットで使えますね。
That sounds like a very good offer. I’d like to weigh it up and talk to my supervisor. Can I get back to you tomorrow on this?
とても良さそうなオファーですね。ちょっと検討して、上司と話します。この件、明日お返事しても良いですか?
「あいさつ」の英語例文、英語フレーズ
最後に、挨拶関連の表現をご紹介します。「いただきます」「いってらっしゃい!」などの挨拶は、簡単ながら咄嗟に出てこないフレーズかもしれません。
なお、英語での感じの良い挨拶や、季節感を取り入れた挨拶の仕方をご紹介した記事、
ネイティブの英語挨拶 例文集 | 「はじめまして」「こんにちは」を素敵にひと工夫!
そして、
初めて会った人と英語で上手く会話を弾ませる、ネイティブの会話術もご参考になると思います。
も、併せてお読みください。
いただきます!
野菜やお米を作ってくれた人に感謝をする、というような「いただきます」ではありませんが、食事の前に皆の合図として言うのであれば、こんな感じになるでしょう。
I’m starving. Let’s eat!
お腹空いた。いただきましょう。
So, shall we?
では、いただきましょうか。
ごちそうさま!
食事を作ってくれた人に、「美味しかったよ」と告げる形で、「ごちそうさま」を表現しています。
Thanks, that was good.
ごちそうさま。美味しかった。
That was delicious. Thank you!
美味しかった。ごちそうさま。
I’m stuffed. That was wonderful, thank you.
お腹いっぱい! 美味しかった。
So, shall we?
では、行きますか。
レストランで、食事を終えて立つタイミングを作るための「ごちそうさま」であれば、こんな言い方が出来ます。
行ってきます!
家でもオフィスでも、一声かけてから出ていきたいものですね。
I’m leaving.
行ってきます。
I’m going.
行ってきます。
I should get going.
行かなくちゃ。
ただいま!
I’m home!
家に帰ってきた時のただいま
I’m back!
ただいま!
家だけでなく、オフィスに帰ってきた時にも使えます。
It’s so good to be home!
家は最高!
お帰り!
Welcome home.
お帰り!
Good to have you home.
おかえりなさい。
Glad to have you back.
帰ってきてくれて嬉しいよ。
長期出張などで居なかった人など、長く会えなかった場合に使います。
お疲れ様でした!
日本語の「おつかれさま」は、「ありがとう」や「ご苦労様」「よく頑張ったね」といった意味合いで使われます。英語で「おつかれさま」にズバリ相当するものはありませんが、色々な表現を使って、感謝やねぎらいを伝えることができます。
I hope you’re feeling not too tired.
こんな表現でも、こちらが相手に対して、思いやりを持って見守っていることは伝わるはずです。
I heard your team has been working overtime a lot lately. I hope you’re feeling not too tired.
あなたのチームはここのところ残業続きだったみたいですね。お疲れ様でした。
I appreciate your hard work!
お疲れ様でした。
頑張った人への感謝の気持ちです。
Good job!
お疲れさま!
そろそろ~の時間ですよ!
帰り際や、次の作業に移る時のきっかけの合図、挨拶として使えます。
It’s about time to go back to work.
そろそろ仕事に戻らないと。
It’s almost time for me to go home.
そろそろ家に帰らないと。
I have got to get going.
そろそろ行かないと。
It’s almost time!
そろそろですよ!
別れ際の挨拶の英語フレーズ
別れ際の挨拶は、後々の印象にも残りますので、気持ち良い雰囲気と表情を心掛けましょう。
丁寧な別れ際の挨拶の英語フレーズ(会議終わりや、上司、クライアントと分かれる時など)
Thank you for your time. Have a good day!
お時間ありがとうございました。良い一日を。
It was wonderful to talk with you but I must be going. I’ve got to another business meeting.
お話しできて嬉しかったです。でも、もう行かなければいけません。次のミーティングがあるので。
It was great to talk with you. I look forward to seeing you again soon.
お話しできて良かったです。また近いうちにお会いしましょう。
It was great to see you again. Have a good weekend.
またお会い出来て良かったです。良い週末を!
~によろしくお伝えください。
Please give her my regards.
彼によろしくお伝えください。
Please give my best regards to your wife.
奥様にもよろしくお伝え下さい。
Please say hello to Bob!
ボブによろしく。
まとめ
感謝や謝罪、励ましの英語フレーズをキチンと言葉に出して発信すること、話し出しに気遣いの言葉を加えたり、婉曲的な言い方をプラスしたりして思い遣りを見せること。
それだけでビジネス英語コミュニケーションは円滑になります。そしてそれが、あなたのビジネスでの評価を上げ、信頼に繋がることになります。
コミュニケーションをポジティブに、生産的なものにしてくれる英会話フレーズを、たくさん蓄積してご活用下さい。
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