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ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。
今週からスタートするのは、「指紋をクレジットカードやIDカードの代わりに使用する」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。
<この議論での英語表現> ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1) ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)
ビ・ビ・ビ・ビ・ビ!
これで何のことかおわかりの方は、相当なツウだと思います。
iPhone6s の指紋認証機能、Touch IDで指紋を登録する際の「感触」です。
デバイス上の指定されたボタンを何度かタッチするように指示が出まして、恐る恐るタッチしてみますと、始めの「ビ」で、タッチした指の指紋全体の概観が画面に出ます、
それから、タッチする毎に
「ビッ!」
という感触が来まして、指紋全体の概観図が、一部分ずつ確認されていくように色が変わっていきます。
なんか、吸い取られていくような感じでした。(個人的な感想です)
そうそう、画面上で私自身の指紋が完成していくのを見ながら「取られる」ような感じ・・・。
想像できましたか?
さて、今回の英字新聞記事は、「政府が進める外国人旅行者向けのクレジットカードの代わりになる指紋認証」のトピックです。
ディスカッションに参加された方たちのご意見は、まさに賛否両論!
「こんなの、指紋を登録してまで使いたいと思う人は居ない。」
「指紋登録する人が居たとしても、それで観光客が増えるわけではない。」
「登録するインセンティブが、何か欲しい!」
「簡単に買い物できて良さそうだけど、登録した指紋が”盗られる”のではないかと心配。」
「マーケティングや商品開発、治安にも有効なので、日本人も含めて全員を登録義務にした方がイイ!」
なるほど、なるほど、1つずつ見ると、どれも「確かにそうだなぁ」と納得させられてしまいます。
ちなみに、iPhone6sに指紋を「取られた」この私に話しを戻しますと。
取られて以来、iPhoneを使う際のロック解除は、もっぱら指紋認証です。
だって、解除がホントに速くて簡単なんです!
そして、自分の指紋でロックが解除されると、
「なんか私のことをわかってくれてるなぁ、このiPhone!」
と思ってしまうのです。(個人的な感想です)
映画やドラマなどで、指紋や角膜をスキャンして個人認証をするというシーンをよく見ますが、将来、指紋がIDやクレジットカードの代わりをする時代がくるかもしれません。
政府は、2020年までに外国人観光客を増加させ、東京オリンピックを盛り上げる施策の1つとして、ホテルや旅館、宿のチェックイン時の本人確認を指紋で行ったり、買い物のときに現金やクレジットカードの提示無しで、指紋認証だけで購入ができるようにと考えているようです。
利用者にとっては、何より手軽で便利なことが利点です。
そして、販売者側にとっては、その購入、利用履歴の膨大な情報をビッグデータにかけることで、マーケティングに活かしたいと考えているようです。
既に国内では、イオン銀行が指紋だけでお金を引き出しできるサービスを開始しています。
この方法、これから普及するでしょうか。
普及の際に障害となりそうな点、どうやったら普及させる事ができるのか。
是非、英語で議論してみてください。
まずは注意点です。オンライン英会話で陥り易い失敗の1つは、物事を「好き嫌い」だけで論じてしまうクセがつくことです。言うなれば、表面的で薄い議論です。
これに慣れると、弊害として2つのことが起こります。
(1)英語の練習なので、好き嫌いだけで論じていても構わないと割り切ったとしましょう。強化されるボキャブラリーはトピックで出てくる意味の知れた名詞と、「好き」または「嫌い」の表現ばかりです。ストラクチャーも、リーズニングも、論理展開もありません。
(2)2つめは、もっと深刻です。それは、発言において「好き嫌いで論じる癖」が身に着いてしまうことです。特に英語で発言をするときには、自分のボキャブラリーを駆使して話そうとするので、自動的に喋りやすい形を頭が模索します。自然と、得意の「好き嫌い」スタイルで語り始める、またはそれに引っ張られる発言になることでしょう。ビジネスミーティングでは本当に避けたいタイプの発言です。
では、どうしたらビジネスミーティングにも応用、活用できるような練習を、オンライン英会話での議論で行うことができるのでしょうか。ここでは、アットイングリッシュでお勧めしている秘策を2つご紹介します。
例えば、今回の「指紋をクレジットカードやIDカードの代わりに使用する」という話題でも様々な論点が含まれています。まずは議論を分析して、論点を割り出しましょう。 例えば、 – テクノロジー(指紋による本人認証システム、セキュリティ) – 利便性 – プロモーション(訪日外国人増加を狙うプロモーション) – 金融機関、またはシステムを導入するビジネス側にとってのビジネスチャンス – プライバシー – 犯罪への利用や、犯罪に巻き込まれる可能性 – この技術が普及した場合の未来予想図、など
これらの論点はそれぞれが独立しつつ、同時に相互に関係しあったりしています。例えば、指紋の本人認証システムを利用するかしないか、「利便性」と「プライバシー」が天秤にかけられて判断を下すとして、そこに国からのプロモーションやビジネスサイドからのインセンティブの影響が出ることは考えられます。これら論点の相関図はマインドマップの形式に落としてみるのも有効でしょう。
論点の概要説明でもイイですし、ご自身のご経験や考えを論点毎に短いコメントとして作ってみましょう。そうすると、どこが重要でどこが重要でないか、そして、どれとどれを関連づけて発言すべきかが見えてきます。ここまでやると、「では、この話題についてどう思うか?」という質問を受けたときに、概要説明から入ることも、ご自身が伝えたい一番のポイントが何かも、そして、それがなぜポイントとなるのかも明確に伝えることができます。
このオンライン英会話で身に着く2つの習慣は、ビジネスミーティングで必ず役に立ちます。是非、お試しください。
1. 観光振興を目的とする、指紋による個人認証システムのテスト導入が始まる。
2. 導入については、普及の障害となりえる問題がいくつか挙がっている。 1) 指紋を提出することに対する心理的ハードル 2) 個人情報の保護についての懸念 3) セキュリティなど
3. オンライン英会話で陥りやすい、物事を「好き嫌い」だけで論じてしまうクセがつくことに気をつけよう。(2つの弊害)
4.オンライン英会話を通して、ビジネスミーティングでも活用できる2つの習慣を身に着けよう。 (1)論点を分析する。 (2)それぞれの論点にコメントを作る。
皆さまの、オンライン英会話の活用、お仕事でのご活躍に役立てることを願っております。
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話> 上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中 上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中
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2016年11月22日編集
ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
今回は、「AI(人口知能)開発の国際ルール作りについて」を話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話> 上手いビジネス英会話の作り方(1) 上手いビジネス英会話の作り方(2)
‐AIと聞くと、どんな事ができる技術として頭に浮かびますか? ‐人類の安全を守るために、G7で話し合う必要があると思いますか?
最近では、スマートフォンのガイダンス機能から、自動運転車のアシスト機能、金融機関での案内や電話ヘルプデスクの応答まで、時には、あまり目立たずに、幅広く使われているAIについて、議論するための共通認識を作りましょう。囲碁や将棋での、人間とAIの対戦や、ドローンなどに装備されて軍事技術となっている場合もあるかもしれません。
長所を確認することは、その必要性や今後の将来性まで想像することを助けてくれます。
A.I. has the advantage of being able to genuinely think, to gain information by studying, and to learn. AIは、純粋に考え、調べて情報を集め、学ぶ事ができるという点が良いです。
仕事の会議でも、交渉でも、相手と一緒に考えるには、まず共通の認識、考えの土台が必要です。定義付けを始めに論じることのメリットは大きいです。
The definition of AI is different for all people. AIの定義は、人それぞれで違います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The definition of AI is different for all people.)
今回の話題に沿って言えば、AI開発において国際ルール作成の必要性を訴えるための重要な部分です。長所で言及した利便性が、そのまま危険性へと繋がることもあるかもしれません。
If we lean too heavily on A.I. for something like an autopilot, that could become rather dangerous. 飛行機の自動操縦など過度にAIに頼りすぎると、危険かもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (If we lean to heavily on A.I.) (that could become rather dangerous)
科学技術に限らず、通常の仕事の業務においても、大きな成果をもたらすものは、同時にリスクの可能性をもたらすことがよくあります。そういった状況でジレンマという表現が使えます。
We are always faced with ethical dilemmas. 私たちは、常に倫理上のジレンマに直面します。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (We are always faced with)
有名な映画や、最近、観た映画のストーリーなどを使って、主旨を伝えることはとても有効です。これは、テレビ番組やコマーシャル、事件やニュースにも応用できます。
The movie that I was telling you about is called Ex Machina. It really is a scary movie. I take solace in the fact that AI is not that advanced yet. 私が話していたのは、「エクスマキナ」という映画です。本当に怖い映画で、AIがまだそんなに発達していなくて良かったと思っています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The movie that I was telling you about is) (I take solace in the fact that)
AIは危険だ、と言われても、多くの人が賛成はするかもしれませんが、実際に、今、自分が危険にさらされているとは思わないかもしれません。しかし、AIはコンピューターであり、コンピューターについてのリスクを語られると、そのリスクは更に身近なものとして感じられるでしょう。しかも、常にリスクにさらされている、と確認された場合には。
Computers are always at risk of being hacked by people with criminal intentions. コンピューターはハッキングされて犯罪に利用されるリスクに常にさらされています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Computers are always at risk of) (people with criminal intentions)
‐2045年までに、AIの頭脳が人間を超えると言われていますが、どう感じますか? ‐人間とAIの頭脳はどこが違うと思いますか?
急速に開発が進むAIについて、未来を考えると「人間を超える」というテーマがどうしても取り沙汰されます。その点においては、人間についての定義や、人間とAIとの類似点、相違点の抽出、そして、比較が行われます。
未来について話すために、「まだ定かではない」状況を助動詞と時制を使って、表現しましょう。
Thinking and talking about AI and what the future may hold is very interesting. It’s hard to imagine what things might be like in fifty years. AIやその将来について考え、話すのは非常に面白いです。50年後、物事がどんな風になっているのか想像するのは難しいですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (what the future may hold) (what things might be like)
日本語でいう、のみ込む。単に理解するというよりは、その事実を受け止めて納得するイメージ。 I think it is hard to wrap your head around the notion or fact that computers will one day outthink us. いつかコンピューターが私たちより深く考えるようになるという考えや事実を、なかなかのみ込めません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (wrap your head around)
物事を説明する際の定石は、とにかく具体的に示すこと。誰もが知るニュースや、その話題についての最新の動向を使うことは、大変有効な具体例となります。そして、更にそこから自分なり分析、解釈を見つけ出すこと、説明を加えることは聴き手の理解を大変促します。
A.I. was able to win out against a number one chess player. It was many years ago in a chess match. The most surprising aspect of this game was that many professional players couldn’t understand what the A.I. was doing. It seemed to be a poor strategy but in the end, the A.I. won. AIは、チェスのナンバー1プレイヤー相手に勝ったのです。これは、何年も前のチェスマッチの事でした。このゲームで一番の驚きは、プロのプレイヤーの多くがAIが何をしているのか分からなかったという点です。当初は下手な戦略に見えましたが、最終的にはAIが勝ったのです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (A.I. was able to win out against a number one chess player) (The most surprising aspect of this game was)
物事を比較する際、それら対象の定義を見直すことがとても有効です。そして、定義を見直すこととは、時にその本質を見つめ直すことになります。
Emotions make us who we are as humans, and they can often lead us in the right direction, however they can also cause us to make poor judgements that lead to bad decisions. 感情こそが私たちを人間たらしめるもので、それによって私たちはしばしば正しい方向を選択できるのですが、しかし、感情によって愚かな判断をし、間違った選択をすることもあります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Emotions make us who we are as humans) (they can often lead us in the right direction)
慣用表現として、とても有効。日本語にも同じような表現があるが、使い方は同じ。 I don’t want to be around when AI is able to exceed the capabilities of humans. AIが人間の能力を超えるようになったら、生きていたくありません。
‐AIの発達は日本経済にどう影響すると思いますか?
AI開発の成否は、個人のレベル、企業レベル、国レベルで大きな影響を生み出すことが予想される。個人では、仕事がAIに代わられ、未来では廃れる職業が多くなることが心配され、企業では、完全自動運転車の開発のように、世界中の自動車メーカーだけでなく、他業種からも参入して、開発競争が激化している。国レベルでは、自国産業に有利な技術、基準、システム作りが競われている様相。
個人レベルでは、AIに任せられることはAIに任されるようになったとき、人間にはどのような仕事が残っているのでしょうか。まずは「とって代わられる」ことが気になるのは仕方ないかもしれません。
Some human workers may be replaced by AI systems. 労働者はAIにとって代わられるかもしれません。
説明や説得をする際、人から聴いたことがある話しを紹介する場合と、自分で実際に見たり、経験した話しを紹介する場合があります。そして、両者を組み合わせることで話しの具体性を調整することも可能です。
I heard that cars will get AI technology to replace drivers but I have yet to see it with my own eyes. 運転手の代わりにAIが運転するようになると聞いていますが、まだそれを自分のこの目で見てはいません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (cars will get AI technology to replace drivers) (I have yet to see it with my own eyes)
重要な出来事は、その出来事以外への影響の波及もあるため、しばしば「時」や「機会」として表わされます。
The Tokyo Olympics will be a time when the world will be watching and we can display our new technologies. 東京オリンピックは世界が注目するでしょうし、新しい技術を紹介するチャンスになるでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The Tokyo Olympics will be a time when ___)
責任を持って予想する立場にはないものの、読んだこと、見たことをベースに、逆説的な英語表現を使って、未来を予想しています。
It was interesting that gossip magazines say certain jobs will be replaced by AI. Even though the sources may not be credible, we’ve already seen this happening. I would be surprised if the trend didn’t continue. ゴシップ雑誌で、一定の仕事はAIにとって代わられると書いてありました。情報元は信用に足るものではないとは言え、既にそういう事は起こっています。この流れが続かない方が驚きです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Even though the sources may not be credible,) (we’ve already seen this happening) (I would be surprised if the trend didn’t continue.)
仕事が減っていく流れの中で、状況をmaybeで予想しながら描写しています。 Their jobs will be reduced, leaving maybe not much opportunity for actual humans to take a role. 仕事は減っていくでしょう。実際に人間が働く機会は、そう多くは残らないかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (leaving maybe not much opportunity for actual humans to take a role)
未来での、必要性の消失という観点では、ネガティブな内容だけでなく、飢餓や病気、倒産の心配が無くなるといったポジティブな表現も可能です。
There may not be a need for humans to work. 人間が働く必要はなくなるかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (There may not be a need for)
AIは、これから更に進歩していく分野、技術であるため、主要な英語表現の中には、以下の内容を持つものがあった。 (1) 長所など、特徴を描く (2) 具体的な例示をする (3) 見聞きしたものから、未来を予想する
今週からスタートするのは、「AI(人口知能)の国際ルール作り」の話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。
え、、、そんな、、、。
最近、毎日のように目にする、AI(人口知能)関連のニュースは、技術進歩の速さへの驚きと、どこか未来への不安をかき立てるものが多いですが、
11月15日の日経新聞社会面の端の方にあった記事は、おもむきが異なりました。
「AI 東大合格断念」
「東ロボくん 成績横ばいで」
と太字拡大タイトルが付いてました。
国立情報学研究所が2011年から進めてきた、このプロジェクト、2021年に東大入試突破を目標に進められてきたのですが、今回、4回目のセンター試験模試で、偏差値が昨年比ほぼ「横ばい」で、東大合格圏に達しなかったそうで、今後は東大合格を目標にせず、中高生の読解力を高める研究などに注力するとのこと。
「意味を深く理解しないといけないことを聞かれると、とたんに難しくなる」
と、担当教授のコメントが紹介されていました。
うーん、なんか先生に見捨てられた生徒のようで、東ロボくんに同情すら感じてしまいます。
せめて、断念するかどうかを、東ロボくん自身に考えさせてあげて欲しかった。
ちなみに、今週の「最新記事で伝わる英会話」もAI関連です。
国際的に熾烈な開発競争が進む中で、AI開発に関しての共通ルールを日本が提案したという内容になっています。
実は、東ロボくんの担当教授(女性)が書かれた記事を、昨年、読ませていただく機会がありました。
AIの機能を向上させるには、実のところ、技術よりも、学ばせるデータの量と質が重要とのことで、日本では、データ収集とその選別には、プライバシーの問題や資金の問題がつきまとうそうです。
でも、開発を競う海外ではというと、例えば、アメリカでは、電話番号問い合わせサービスを無料化する代わりに、その際の音声を録音、活用し、音声認識精度を向上させたり、写真管理サービスで、膨大な写真データを収集し、人や物を識別、分類する精度を向上させるなど、無料サービスを提供し、巨大なデータを集積するという手法、そして、そこに投資が集まる仕組みが存在します。
中国は、こういった作業に加えて、データの選別まで、圧倒的な人海戦術でこなし、論文数や認識精度で、アメリカを追い越し始めているそうです。
そして、欧州は、国際標準の基準作り、制度設計に滅法強く、最近では「忘れられる権利」の検討などで、存在感を示しています。
こうした環境の中、東ロボくんの担当教授は、アメリカなどの統一テストと異なり、毎年、一校一校が作り、しかも何十年という蓄積のある、日本の大学受験問題にデータとして、価値を見出し、このプロジェクトを始めたとのことでした。
是非、次のプロジェクトも頑張っていただきたいです。応援しています。
最近、新聞でも、テレビでも、ネットでも、AIの話題を見ない日はありません。その理由の1つは、AIの発達、利用は、特定の産業や人々に影響があるというものではなく、全ての産業、全ての人々に影響を及ぼすと考えられるからではないでしょうか。その影響の大きさ故に、アメリカ、中国、EU、日本などで開発競争が繰り広げられていますが、そこに共通ルールは存在していない状況です。
日本政府は、G7の情報通信関連の大臣会議で、以下の3つのルールを提唱しました。
1.ヒトの生命や肉体に危険を及ぼさないようにしなくてはならない。 2.緊急用として、強制停止、思考回路の修正ができること。 3.乗っ取られないようにサイバーアタックへの対策を行うこと。
現在のAIの開発レベル、AIの将来への不安、ルール作成の意義や難しさについて、是非、英語で議論してみてください。
アットイングリッシュのオンライン英会話では、スカイプを使って、海外在住の講師たちと繋がることができます。そこでは1つルールがあります。楽しくても、辛くても、簡単でも、難しくても、全て言葉(英語)に落として説明する、ということです。 スカイプを利用する場合、スイッチさえオンにすれば、カメラ(ビデオ)を使うことはできます。しかし、アットイングリッシュのオンライン英会話では、音声のみで受講していただくことにしています。
それは、意見や説明、気持ちや感情も全て英語にのせる練習をしていただくためです。極端に言えば、考えをまとめるのに時間がかかるときにも、考えている表情を講師に察してもらって待ってもらうのではなく、「ちょっと考えをまとめるので、時間が欲しい。」と英語で伝えていただくことになります。講師たちも、もちろん、その環境でインストラクションを出すことができる者だけが採用されています。講師も受講生も、お互いにビデオの映像を見ながら、安心していたのでは、英語コミュニケーション力の向上に繋がらないからです。
初めは、「発話しないと何も伝えられない」、「発話は英語なくてはならない」といった環境で負荷を感じるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。その環境、どこかで耳にしたことはありませんか?
そう、海外留学へ出た人たちの体験談、語学留学へ出かける人たちへ英語を習得するための理想の状況として語られる環境です。
是非、オンライン英会話を活用して、北米・オーストラリアのネイティブスピーカーを相手に、この環境をご自身の英会話力の向上にお役立てください。
1. 国際的に繰り広げられる、熾烈なAIの開発競争の中で、日本が国際ルール作りを提案した。 2. AI開発について、日本が提案した国際ルールの主な骨子は、以下の3つ。 (1) ヒトの生命や肉体に危険を及ぼさないようにしなくてはならない。 (2) 緊急用として、強制停止、思考回路の修正ができること。 (3) 乗っ取られないようにサイバーアタックへの対策を行うこと。 3. 実際の競争相手となっている国、地域には、それぞれの強みがある。 (例) – アメリカ:無料サービスで、巨大なデータを集積し、そこに投資を集める仕組み – 中国:圧倒的な人海戦術 – EU:国際標準の基準作り、制度設計 4.オンライン英会話の、意見や説明、気持ちや感情も全て英語にのせる環境を英会話力向上のツールとして活用する。
【ご利用上の注意点】
1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。 2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。 3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。 4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
日経新聞(2016年11月17日付)を読むと、経済にしても、防衛にしても、今までと同じというわけにはいかなくなるものの、では、それが本当に日本にとって悪い影響と言えるかというと、実は良い結果へ結び付けることもできるかもしれない、といった論調が出てきているようにも見えます。
例えば、TPPについては、現状ではアメリカの参加無しでは発効できないものの、メンバー国で話し合い、日本がリーダーシップを発揮して、アメリカ無しで発効させれば、 この後、中国、アメリカとFTAの締結交渉に臨むときに有利に展開できる(米ブルッキングス研究所ミレヤ・ソリス日本部長の寄稿)といったものです。
ただ、どうなんでしょう。。。
<記事の要旨>
衆議院で女性活躍推進法案が可決され、日本企業での女性の取締役登用も増えています。 ただ、日本企業の中には、女性の幹部育成に力を入れてこなかった事から、候補者不足に悩む企業もでてきています。
女性の取締役登用の増加は、経営に効果を発揮するでしょうか。
It’s very common in my company to see female board members, but in general there are very few top level female executives in Japan. 訳:うちの会社では、女性取締役は普通にいますが、日本では一般的に女性の重役は非常にまれです。
制度や法律のサポートももちろんですが、先を行く女性たちの頑張りが、次に続く女性たちの道を開いてくれています。
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