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この記事は、英語面接対策支援を20年以上行ってきたアットイングリッシュが、今までの英語面接の支援事例をもとに、特にAmazonへの転職・中途採用面接を控えた方に向けて、準備の進め方を解説する記事です。
Amazon面接で一番よくある誤解は、「英語が上手い=通る」だと思って準備してしまうことです。
Amazon転職面接で大切なのは、英語力そのものより、AmazonのOLP(Our Leadership Principles)に沿った思考と行動が、具体的なエピソードで証明できることです。
アットイングリッシュでは、Amazon面接に向けた英語面接対策を累計57件行ってきました。支援の中で共通していたのは、
受講前:「言いたいことはあるが、英語だと薄くなる/刺さらない」。
受講後:同じ経験が“OLPとして評価される形”になり、深掘り質問に対しても崩れにくくなる、
という変化です。
実際のセッション後に講師からのフィードバックを土台に、Amazon面接の回答がどう変わるのか、そして短期で整える手順を具体化します。
※「57件」は、当社内で確認できるAmazon関連の英語面接対策の累計件数(同一受講者の複数回受講・複数ラウンドは1件換算)です。 個人情報保護の観点から、時期やお名前など受講者が特定される情報は伏せています。
アットイングリッシュは、Amazonなど外資企業の英語面接に向けて、ネイティブ講師との模擬面接・講師フィードバック・回答の再構成を通じて、受講者の経験をOLPとして評価される形に整える支援を行っています。
Amazon面接の特徴は、質問が変わっても評価軸(OLP)が同じで、面接官がそれを確認する点です。
実際、アットイングリッシュの講師のフィードバックでも、その点が強調されています。
つまり準備の目的は、「英語を上達させる」ことではなく、あなたの経験を“OLPとして評価される形”に翻訳することです。
ここからは、受講前と受講後の変化を3つに整理します。
Amazonの英語面接で多い失敗は、最初の自己紹介が「情報過多」または「要点不足」になり、面接官が職務の実態をつかめないまま話が進んでしまうことです。
応募者の多くは、いまの会社・役割・実績・志望理由を全部入れがちです。しかし、Amazon面接で最初の1分で見られているのは「自分の職務(役割)を構造化して説明できるか(OLPの前提となる思考の整理)」です。
アットイングリッシュでは、ここをまず整えます。目的は、自己紹介の時点で面接官が「この人は何者で、どんな成果を出し、何をしに来たのか」を即座に理解できる状態を作ることです。
Before(ありがちな失敗) 部署名や業務説明が長く、結論(何をしてきたのか)が後ろに回る。その中に志望理由も混ざってしまい、面接官が整理できない。
After(Amazon面接で通る形) 「役割→仕事の領域→代表的な実績→応募職種との合致点」の順に、短く置く。
この変化で何が起きるか
面接官があなたの職務像を掴めると、質問は「表面的な確認」から、OLPの深掘り(なぜそう判断した?どのデータから?反対はあった?等)に移りやすくなります。 つまり、面接が“評価する領域”に早く入って、そこに時間を費やせるということです。
逆に、最初の自己紹介が散らばっていると、面接官は「まず状況整理」に時間を使い、肝心のエピソードの深掘りに入るまでに時間が削られてしまいます。
短い面接ほど、この差が大きく出ます。
Amazon面接で志望動機が弱くなる典型は、「良い話」なのに、構造がなくて散らばることです。
「理由は3つあります。一つ目は…」というように日本語のプレゼンでは出来ている人も、英語になると気が焦って、3点に区切って話せない場合が多く見られます。
「3つの理由として整理し、First / Next / Finally でつなぐ」
そして、最後にOLPへ着地させることです。
この“3点構造”は以下の理由で有効です。
以下は、長期の目標を聞かれた際の回答事例ですが、こういった発言は注意が必要です。
Eventually I would like my own eCommerce business and Amazon would be able to provide me the skills I need in the Automotive Job.
これに対し、アットイングリッシュの講師は、以下のような指摘をしています。
Note: remember that they are looking for an employee long term. By advising them you are wanting to create your own eCommerce business, they immediately will go into you learning their system and stealing information in order to get your personal business running. Leave that out about your eCommerce. They want to see you committed to their Brand that is Amazon.
(彼らは長期的な視野で従業員を求めていることを忘れないでください。あなたが自身のeコマースビジネスを立ち上げたいと伝えると、面接官は「自社のシステムを学び、情報を盗んで個人ビジネスを立ち上げるつもりだ」と解釈しまうかもしれません。eコマースに関する話は話す必要はありません。彼らが求めるのは、Amazonというブランドへの献身的な姿勢です。)
このような“採ってはいけない人”に見える危険な表現は排除しなければなりません。
アットイングリッシュで講師と模擬面接を繰り返す価値は、「英語の正しさ」以上に、面接官の受け取り方まで含めて指摘が入る点にあります。
模擬面接で様々な質問の受け答えをする中で、自分では気づかない迂闊な発言をあぶり出し、それを避ける練習をします。
受講前に多い状態(一般論で止まる)
こういった回答内容は、理解はできますが、確認もできず、評価することが出来ません。
1) まず、理由を分けて“構造化”します
面接官が理解しやすく、深掘りしやすい回答となります。
2) 次に、各理由を「OLP」に沿って語ります
単なる出来事ではなく、「評価される順番(判断と成果が見える順番)」で話すことが大切です。
3) “具体例・根拠・結果”を必ず入れて、評価可能にする
アットイングリッシュ講師からの指摘で特に多いのがここです。 Amazon面接では、具体性がそのまま説得力になります。
面接で Weakness(弱い部分)について聞かれることはよくあります。ただ、弱い部分をそのまま答えるのと、改善中の課題として、仕事上の影響と改善策まで含めて伝えるのとでは、評価に大きな差が出ます。
言い換えると、単なる「欠点告白」ではなく、伸びしろや改善力が伝わる形に整えることが大切です。
例えば、弱みは以下のように整えられます。
Before I sometimes spend too much time gathering context before moving forward because I want to avoid missing something important.
After I tend to go too deep too early, which can slow alignment on a workable first direction, so I now define the decision first, limit initial analysis time, and share an early draft sooner to balance depth with speed.
この形にすると、弱みを隠すのではなく、弱みを客観視し、チームへの影響を理解し、改善を仕組み化していることが伝わります。Amazonの文脈でも、 Learn and Be Curious / Earn Trust にもつながる話し方になります。
Amazon面接は、回答に対して更に深掘りした質問が出されます。講師は「フォロー質問に対する備え」が度々指摘されます。
これを準備すると、英語が多少詰まっても、話の骨格が崩れずに済みます。
Amazonでは、全部を準備しようとすると、話が散らかってしまいます。まずは6本用意しましょう。
まず1分間で、骨格となる短く言い切れる形を先に作り、その後に2分間の肉付けしたバージョンを用意します。
A. はい。STAR(Situation / Task / Action / Result)で答えると、面接官が評価しやすくなります。
ただし、アットイングリッシュではSTARを“型として暗記する”より、面接官が深掘りしやすい順番に整えることを重視しています。
STARは使うべきですが、目的はOLPの根拠が伝わるように話すことです。
A. 全部を同じ深さで準備する必要はありません。まずは、頻出かつ多くの職種で使いやすいOLPから優先するのがおすすめです。
Amazon面接では「OLPを全部説明できるか」より、自分の経験を評価されやすい形でどう出すかが重要と考えています。
非管理職ならまず Customer Obsession / Ownership / Dive Deep / Deliver Results / Earn Trust / Disagree and Commit
管理職なら上記に加えて Hire and Develop the Best / Insist on the Highest Standards / Think Big
を固めましょう。
A. はい、間に合う可能性は十分あります。
受講前に不安がある方でも、短期で改善しやすいのは “英語の正しさ”や“流暢さ”ではなく、“面接として通る出し方”の部分です。
アットイングリッシュでは、講師が次のような形で整えていきます。
「完璧な英語」を目指すより、面接官が理解しやすい構造で話せることを優先すると、短期間でも手応えが出やすくなります。
A. はい、あります。共通する部分(OLPの根拠を示す)は同じですが、管理職候補の方が「人・組織・判断」の説明がより重視されます。
アットイングリッシュの講師の指導でも、管理職候補と非管理職候補では、同じエピソードでも深掘りされるポイントが変わることを意識して準備を進めます。
非管理職候補で重視されやすい点
この場合、講師は「自分の行動が見えるようにする」方向で修正が入ることが多いです。 (例:チームの話ばかりで、自分が何をしたかが見えない状態を改善する)
管理職候補では、「自分が頑張った」だけでは弱く、人を通じて成果を出したか/組織として再現できる形にしたかまで見られやすくなります。
そのため、アットイングリッシュでは管理職候補の方に対しては、講師が次のような観点でも整理を促すことがあります。
つまり、非管理職は「自分の行動の質」中心、管理職は「人・組織を通じた成果」まで見せる準備が必要になります。
A. “英語の正しさ”より、面接官が評価しやすい「構造」と「根拠の出し方」が整います。また、模擬面接を何度も繰り返すことで、ネイティブの英語の速さとテンポに慣れ、深掘り質問に対して崩れにくくなります。
アットイングリッシュのAmazon英語面接対策では、応募職種や選考段階に合わせて、事前相談→模擬面接→セッション後のフィードバック→次の模擬練習で実践・確認、という流れで進めます。
受講回数は、応募者の英語力や準備状況、面接までの残り日数によって変わるため、事前相談の段階で優先順位(自己紹介/志望動機/OLPエピソード/深掘り対応)を整理して決めます。
一次面接前の方は自己紹介・志望動機・OLPエピソードの骨格づくりから、最終面接前の方は深掘り対応の再現性強化から、優先順位を整理して準備を進められます。
また、面接までの日数が限られている場合でも、まずは自己紹介・志望動機・頻出OLPの3点から整えることで、短期間でも手応えを作りやすくなります。
Amazonの英語面接は、OLPという評価軸がはっきりしている分、準備が噛み合えば短期でも整います。
キーになるのは、経験を増やすことより、すでにある経験をOLPの根拠として、英語で出せる形に整えることです。
模擬面接→改善→再現のサイクルを回すほど、回答の芯が固まり、本番の深掘りに耐えるようになります。
面接まで時間が限られている場合でも、OLPに沿ったエピソードの整理と、英語での出し方(構造・深掘り対応)を先に整えることで、準備の精度は大きく変わります。
アットイングリッシュでは、応募職種に合わせた観点整理と模擬面接を通じて、短期でも再現できる回答づくりを支援しています。
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