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ネイティブ講師の英語表現まとめ

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    前回(1)に引き続き、今回は、「有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点4

    ‐新しい大統領が選出される前に、アメリカの有権者に何か言えるとしたら、どんな事を言いたいですか?

    もちろん他国の選挙ですから、日本人の私たちがどうこうは言えませんが、アメリカのお友達に何か言いたいこと、言えることがあるとすれば、どんなアドバイスでしょうか?

     

    アドバイス

     

    英語表現18 きちんと考える

    ビジネスの中で使いやすいフレーズです。同僚などに、しっかり検討をしてもらいたい時にサラッと使ってみてはいかがでしょうか。

    Please give this some serious consideration.
    真剣に考えてくださいね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (give this some serious consideration)

     

    英語表現19 支持

    支持を失うと言う時はlose、得る時は、gain や get を使います。

    I think that, if Trump wins the presidency, the US will lose the support of many countries.
    トランプ氏が勝ったら、アメリカは多くの国々からの支持を失うでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (if Trump wins the presidency)

     

    英語表現20 ユーモア

    選挙戦の行方についての熱い議論の中で、こんなちょっと気を抜いたユーモアのある発言は、雰囲気を和らげてくれてますね。

    Now, in addition to watching the progress of the US presidential race, I will also be watching the progress of Apple’s next iPhone release.
    今、アメリカの大統領選の行方に加えて、アップルの次のアイフォンのリリースにも注目しています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I will also be watching the progress of …)

     

    英語表現21 雰囲気

    コミュニケーションは言葉によるものだけではありません。表情や声色、スピードにも表れます。

    You can probably tell from the tone of my voice that I’m not particularly happy about the move.
    私の声の感じから分かると思いますが、今の動向は好ましく思っていません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (You can probably tell from the tone of my voice)

     

    英語表現22 冷静に

    仕事で問題が起こった時に、パニックになった同僚が居たら、こう声をかけてあげて下さい。

    Keep calm and carry on.
    落ち着いてやっていって下さい。

     

    英語表現23 日本にとってのアメリカ

    日本にとって、アメリカは防衛も、経済でも大変大きな存在です。そのリーダーは、日本の先行きにも大きな影響を与えます。

    In Japan many people prick up their ears to pay attention to the American campaign every four years.
    日本では、多くの人が、4年ごとのアメリカの大統領選について熱心に聞き、注意を向けています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (prick up their ears)
    (every four years)

     

    オンライン英会話での、主な論点5

    – あなた自身は、選挙の時、何を基準に投票していますか?

    国政や地方自治体での選挙の時、どんな事を考慮に入れて投票しますか?その時の政権に対する要望、不満、各候補者の資質、期待、与野党のバランス、その他、どんな事を判断材料にしていますか?

     

    投票の基準

     

    英語表現24 自信のある判断

    投票にしても、ビジネスにおいての大きな決断も、自信たっぷりに判断できる事の方が少ないかもしれません。判断した後、希望通りに運ぶようにどう動くか、どうやって成功させるかが大切なのかもしれません。

    It’s very difficult to make a decision; I never feel confident when I vote.
    判断はとても難しいです。私は自信を持って投票できた事がありません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to make a decision)
    (I never feel confident when I vote)

     

    英語表現25 私見

    始めにpersonally と入れると、私見を述べる時に便利です。

    These are often the descendents of those families who have distinguished themselves in Japanese history. Personally, I don’t see that this sort of inheritance is so positive.
    日本の歴史上有名な人を輩出している家族の子孫であることがよくあります。個人的には、この手の世襲は良いものだとは思いません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the descendents of those families who have distinguished themselves in Japanese history)
    (this sort of inheritance)

     

    英語表現26 リーダーシップ

    政治もビジネスの場でも、リーダーシップをうまく取れる人との仕事はやり易いです。

    I like to choose a candidate who is a strong leader.
    強いリーダーシップのある候補を選びたいです。

     

    英語表現27 真のリベラル

    A weak point in Japanese politics, is that we don’t have a truly liberal party.
    日本の政治の弱点は、真のリベラル政党が無いということです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (we don’t have a truly liberal party)

     

    英語表現28 本当のキーパーソン

    本当に物事を決めているキーパーソンが分かるまで、その人に会えるまで、仕事でも時間や手間がかかるものです。

    Japanese politics are not controlled by the politicians, but by people behind the scenes.
    日本の政治は、政治家ではなく、その裏の人物たちが操っているのです。
    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (people behind the scenes)

     

    まとめ

    今回は、2016年11月に行われたアメリカ大統領選挙を前にした選挙戦についての2月のレポートの記事が題材となっています。

    選挙期間中のアメリカに対する要望としては、冷静に、よく考えて欲しいという事、そしてどちらかと言えば、主流派候補を応援する雰囲気が強かったようです。

    では他国の事でなく、日本の選挙について考えてみると、世襲候補が多いこと、真に影響力がある人が裏に控えている事などについての不満もあり、なかなか自信を持った投票が出来ないという声がありました。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    今回は、「有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    – 今回、主流派以外の候補が支持されているのは、なぜでしょうか?

    今回の記事は、2016年2月時点のアメリカ大統領選の、民主党と共和党、各党の指名獲得のための予備選挙の様子をリポートしています。結果についてはもちろん皆さまご存知のとおりですが、この時点で、最低賃金の上昇や公立大学の無償化を唱えた民主党のバー二―・サンダース氏、そして、過激な発言が批判されながらも共和党で指名を獲得したドナルド・トランプ氏の躍進が伝えられていました。

    今回のアメリカ大統領選。両党とも主流派と呼ばれる人達ではなく、大きく振り切った感のある発言をする候補が躍進したのはなぜなのでしょうか?

     

    格差社会

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    – 今回、主流派以外の候補が支持されているのは、なぜでしょうか?

    今回の記事は、2016年2月時点のアメリカ大統領選の、民主党と共和党、各党の指名獲得のための予備選挙の様子をリポートしています。結果についてはもちろん皆さまご存知のとおりですが、この時点で、最低賃金の上昇や公立大学の無償化を唱えた民主党のバー二―・サンダース氏、そして、過激な発言が批判されながらも共和党で指名を獲得したドナルド・トランプ氏の躍進が伝えられていました。

    今回のアメリカ大統領選。両党とも主流派と呼ばれる人達ではなく、大きく振り切った感のある発言をする候補が躍進したのはなぜなのでしょうか?

     

    英語表現1 チェンジ

    オバマ大統領が大統領選で使ったキャッチフレーズがChange! Yes, we can.でした。今回のチェンジはまた違う意味合いのようです。

    Many people are looking for a change in the present situation. They feel anger toward conventional policies and people in the wealthy class.
    多くの人が現在の状況を変えたいと思っています。彼らは、従来型の政治と富裕層の人たちに対して怒りを感じているのです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (いいね!:Many people are looking for a change in the present situation)
    (いいね!:conventional policies)

     

    英語表現2 目をそらす

    躍進的な候補者は、みんなが聞きたい事、言いたい事をうまく捉え、過激な表現で発信しています。

    Some people are keen to hear very radical attitudes or proclamations, so that they don’t need to focus on what is really going on.
    実際に起きていることに注目しなくて済むように、非常に急進的な態度や発言を見聞きしたがる人がいるものです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (Some people are keen to)
    (radical attitudes or proclamations)

     

    英語表現3 通常と違う動き

    通常と違う反応があるくらい、社会の中に不満や変化への渇望があるのかもしれません。

    Under usual circumstances, these kinds of candidates would not be attracting attention until right before election time.
    普通ならば、このような候補者は選挙直前まで注目されないものです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (Under usual circumstances)
    (until right before election time)

     

    英語表現4 貧富の差

    日本でも格差社会は問題視され、よく話題に上りますが、アメリカのそれはもっと大きく、その分不満も大きくなります。

    In US society, there is a wide financial gap. / There is a great financial disparity in US society.
    アメリカの社会は、貧富の差が非常に大きいです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (there is a wide financial gap)
    (There is a great financial disparity)

     

    英語表現5 不満のあらわれ

    極端な発言がうける、不満に満ちた土壌が背景にあるようです。

    So called outsiders are getting attention from the public.
    いわゆるアウトサイダーが、注目を浴びています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (So called outsiders are getting attention)

     

    英語表現6 ブルーカラー

    ホワイトカラーは一般に事務系の仕事をする人、ブルーカラーは主に肉体労働をする人のことを言います。カラーは色ではなく、襟という意味です。

    I’ve heard that there are many complaints, especially amongst blue collar workers, about the way the Obama administration has been running things. I think working class people are disillusioned about the future.
    特にブルーカラーの人たちの中には、オバマ大統領の政権運営に対して大きな不満があると聞いています。労働者層は、将来に対して幻滅を感じているのだと思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (there are many complaints)
    (especially amongst blue collar workers)
    (the way the Obama administration has been running things)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    – 記事の中の”establishment” とはどういう意味でしょうか?
    – また、アウトサイダー候補達は、もし大統領になった場合に、公約を実行することが出来ると思いますか?

    主に不満の強い層から支持を集めているアウトサイダー候補ですが、その発言は実現にはてなマークを付けたくなるような内容も少なくありません。大統領になって、それを実行できるのでしょうか?

    この記事は、2016年2月現在のものですが、11月にはトランプ氏が次期大統領となる事が決まりました。どうやって、どの程度まで実行されるのか、2016年12月現在、まだ視界はクリアになっていません。

     

    実現可能なのか

     

     

    英語表現7 経済的に確立されている人

    この例文の中のclout は強い影響力という意味です。政治的な意味合いが含まれます。

    The establishment usually implies those people who enjoy economic stability, and who have some political clout due to their wealth.
    “establishment” とは経済的に安定している裕福な人たちの事を指し、その富のお陰で、政治的に影響力を持っている人のことです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (people who enjoy economic stability)
    (political clout)

     

    英語表現8 現状維持

    現在の体制で富を得ていて現状を変えたくない人達と、なんとしても変えたい人達の様子がよく見える選挙戦となっています。

    The “establishment”, which is the current system as you explained, is sometimes also referred to as the “status quo”.
    “establishment” は、あなたが説明してくれたように現状の体制を意味し、また、そのままの状態(現状維持)を意味する場合にも使われます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (status quo)

     

    英語表現9 実現するとなると

    主義や理想を語ることは出来ても、それを実現するのは時に大変な場合があります。

    That’s his true intention but when it comes to carrying it out, he’ll have bigger obstacles to face.
    それが彼の本当の想いでしょうが、実現するとなると、障害に突き当たるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (when it comes to carrying it out)
    (he’ll have bigger obstacles to face)

     

    英語表現10 大反対

    大反対を受けるでしょうし、大賛成する人も居るでしょう。ちなみに、I’m all for it. で、私は大賛成ですという意味になります。

    He will face major opposition. / He will face a lot of opposition.
    彼は、大反対されることになるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (いいね!:face major opposition)
    (いいね!:face a lot of opposition)

     

    英語表現11 聞きたい事を話す力

    相手が聞きたいと思う事を想像し、それを説得力を持って語れるのは、政治家だけでなく実業家、ビジネスマンにとっても必要な力です。

    Trump and Saunders tell the American voters what they would like to hear.
    トランプ氏とサンダース氏は、アメリカの有権者が聞きたいと思っている事を話しているのです。

     

    英語表現12 落胆

    オバマ政権に落胆を感じている人が、今回、もっと大きな、目に見える変化を望んでいるのかもしれません。

    Six years ago, the Democratic Party was voted in and we thought they would change policies but they lacked the process to bring them about.
    6年前、民主党が政権を獲得し、政策を変えるものだと思っていましたが、実際に変化をもたらす事は出来ませんでした。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the Democratic Party was voted in)
    (they lacked the process to bring them about)

     

    オンライン英会話での、主な論点3

    ‐国際社会や日本に対する、アメリカの影響力に変化はあるでしょうか?

    実際のところ、アメリカと防衛でも経済でも大きな関わり合いを持つ日本にとっては、この点が一番気になるところです。

     

    日本とアメリカの関係

     

    英語表現13 変わらない力

    アメリカが様々な面で強い力と影響力を持つことは変わらないでしょう。次期大統領に決まったトランプ氏は、それをまずはアメリカの為に使うことに注力するようです。

    The US is the country that tends to hold the most power in the world. They remain very powerful.
    アメリカは世界の中で最も大きな力を持つ国であり続けるでしょう。引き続き、とても影響力があります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to hold the most power in the world)

     

    英語表現14 自立

    特に防衛については、日々のニュースから、アメリカの影響力の大きさと、日本の現在の立場と今後の防衛の在り方について、考えさせられます。

    Our standard of living has improved greatly, though I wish we would not be so influenced by America.
    私たちの生活レベルはすごく良くなりましたが、アメリカからの影響が少なくなれば良いなと思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (Our standard of living)
    (I wish we would not be so influence by America)

     

    英語表現15 驚く事

    今、2016年12月ですが、今年はBrexit やドナルド氏の勝利など、世界の流れを大きく変える驚くべき出来事が多い一年でした。何が起こっても、不思議ではない状況です。

    All soldiers could be withdrawn from Japan.
    すべての米軍が日本から撤退しかねません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (All soldiers could be withdrawn)

     

    英語表現16 TPPの行方

    ドナルド氏が次期大統領に決まり、実際のところ、TPPの先行きは難しいものとなっています。

    Donald intends to reverse the TPP treaty.
    ドナルド(トランプ)氏は、TPPを撤回するつもりです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (intends to reverse the TPP treaty)

     

    英語表現17 今後の関係

    トランプ氏の勝利の後、すぐに安倍首相は私的な形で会談しました。この対応の早さは、それだけアメリカの影響が日本にとって大きく、またトランプ氏になったことで先行きに不透明感を感じているからという事もあるのでしょう。

    I think everyone is focused on the potential impact the election results may have on the relationship between the US and Japan.
    みんな、選挙結果がアメリカと日本の関係に及ぼす影響を注視していると思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the potential impact the election results may have on the relationship)

     

    まとめ

    2016年の大統領選の、民主党と共和党、各党の指名獲得のための予備選挙では、主流派以外の候補が大いに支持されましたが、まずは、その背景、理由について考えました。大きな要因としては、ホワイトカラーとブルーカラー、富裕層と貧困層の二極化が進み、それに不満を抱える人達の中で、現状をなんとか変えたい、打破したいという気持ちが大きく働いているという意見が多く見られました。

    また、今回の大統領選では、これらアウトサイダー候補達の過激な発言も話題となりましたが、実際に大統領になった場合、それが実行できるのかどうかについては、大きな支持を受けているとはいえ、同時に実行段階になれば大きな反対を受け、なかなか難しいものがあるという見方が大勢をしめました。

    日本にとっては、アメリカのこの変化が、今後どう日本や国際社会に影響してくるかという点が一番気になるところですが、それについては、まだ不透明ながら、TPPが不成立となったり、もしかしたらアメリカ軍撤退という今まででは考えられなかったような事態も起こりかねないという懸念もありました。

     

    チェンジ

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
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  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|119番への通報の70%が実は不要

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|119番への通報の70%が実は不要

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    前回(1)に引き続き、今回は、「119番への通報の70%が実は不要」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点3

    ‐救急車を呼ぶのを有料にしたら、不要なコールやイタズラは減るでしょうか?

    現状、救急車は無料で利用することが出来ますが、これを有料にすれば、イタズラ電話はともかく、ごく軽症な人からの不要なコールを減らせることは出来るでしょうか?有料にした場合、何か新たに起こる問題はあるでしょうか?

     

    救急車の有料化

     

    英語表現13 インセンティブ

    ビジネスではよく使われるインセンティブという言葉。仕事をやる気にさせるインセンティブは、お金、他者からの評価、同僚や上司との人間関係、社会貢献や理念、自己実現など、様々あるでしょう。上司であれば、それをどうやって引き出し、リードしてあげられるかが大切です。

    If you want to appeal to human motives, the money incentive is good.
    人の気持ちに働きかけたいのなら、お金は良いインセンティブになります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to appeal to human motives)

     

    英語表現14 要求

    支払いをすると、「客である」という認識が生まれてくるため、無料の時には考えられないような要求が出てくる事も懸念されます。

    The article stated that if people were made to pay for ambulance services, they would only increase their unreasonable demands.
    記事には、もし救急車を呼ぶのにお金を払わなければいけなくなったら、不合理な要求をするようになるだけだ、と書かれています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (if people were made to pay for ambulance services)
    (unreasonable demands)

     

    英語表現15 有料サービス

    paid service で、有料サービスとなります。無料サービスは、free service となります。少し異なりますが、専門知識を持った人がそれを活かして無料で社会貢献することを pro bono と言います。

    I don’t think it would make any difference to make it a paid service.
    有料化しても、別段変わらないと思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I don’t think it would make any difference)
    (to make it a paid service)

     

    英語表現16 事後の判断

    救急の認識は人それぞれなので、大丈夫だと思っていても、実は大変な症状かもしれません。有料とする事が、その判断を遅らせたり、躊躇させて、悪い結果になっては意味がありません。

    I don’t think we should stop people from calling if they think they need an ambulance, but we might decide afterward that the injury wasn’t serious and therefore the trip should be paid for.
    私は救急車が必要だと思う人に、コールするのを止めさせるべきではないと思います。けれど後で、そのケガが大したことがなかった場合、救急車を行かせたことに対して支払いを求めるかどうか判断したら良いのではないかと思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (we might decide afterward)
    (therefore the trip should be paid for)

     

    英語表現17 カナダと日本との違い

    カナダに住む講師による発言です。カナダでは、救急電話へのイタズラや不要コールについては、かなり思い罰が下されています。

    I looked up our penalties for making prank or unnecessary calls to 911 after our session, in Canada, you can be charged up to a $2000 fine and/or get six-months’ jail time.
    レッスンの後、911にイタズラ電話や不要なコールをした場合のペナルティについて調べてみましたが、カナダでは、2,000ドルの罰金および/または6か月の禁固刑が科される事があるようです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (penalties for making prank or unnecessary calls)
    (you can be charged up to a $2000 fine)
    (get six-months’ jail time)

     

    英語表現18 問題の可能性

    英語表現16の意見と同様、有料化に伴って起こり得る問題について語っています。

    There may be people who don’t get the help they need because they have to pay for the ambulance.
    救急車を呼ぶとお金がかかるからと、必要な助けを呼ばない人が出てくるかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (people who don’t get the help they need)

     

    オンライン英会話での、主な論点4

    ‐他に不要なコールを減らす方法は何かあるでしょうか?

    不要なコールを減らすため、主な論点3では、救急車の有料化について考えましたが、他には何か手立てがあるでしょうか?

     

    その他のソリューション

     

     

    英語表現19 技術による解決

    このビジネス英語のヒントのコーナーでも以前扱い、また現在各国各社が開発競争を繰り広げているAI技術が進歩すると、こういった問題も解消されていくかもしれません。

    Maybe an IT system could filter those kind of calls and automatically hang up. That means calls would be filtered by the machine first and then quickly switched to a person if it’s a real emergency.
    IT システムでこういったコールに対してフィルターをかけ、自動的に切るということが出来るかもしれません。つまり、コールが入ると、まずは機械でフィルターをかけ、本当に緊急の場合はすぐに人間に繋がるという訳です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (hang up)
    (That means)

     

    英語表現20 キャンペーン

    To run a campaign は、こういった政府広告はもちろん、企業などの販促キャンペーンでも使える表現です。

    I think the government should run a campaign to educate the public on the proper use of our emergency lines.
    政府は、正しい緊急電話の使い方について国民を教育するキャンペーンをうつべきです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (run a campaign)
    (to educate the public on the proper use of our emergency lines)

     

    英語表現21 アルゴリズム

    決まりやルールを作ると、動きやすくなりますね。

    You might be able to make an algorithm to determine the priority.
    優先順位を決めるアルゴリズムを作ったら良いかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to make an algorithm)
    (to determine the priority)

     

    英語表現22 子供への対応

    小さくて体力のない子供については、特に過敏に反応し、軽症でも大事にとらえてしまう向きがあります。子供の病気についてのヘルプラインなどの併用も有効かもしれません。

    Young mothers tend to err on the safe side and call and ambulance. If their child lose consciousness, they need to call 119, but they need to practice ahead of time.
    若いお母さんたちは、安全策を取って、救急車を呼んでしまいます。もし子供が気を失った場合は、119を呼ぶべきですが、その前に訓練をしておくべきです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to err on the safe side)
    (lose consciousness)
    (ahead of time)

     

    英語表現23 完璧な答え

    想定外の事は付き物で、何にせよ完璧な答えを求めるのは難しいです。少しずつでも減らして改善させていく策を考える必要がありそうです。

    It would be tough to try and reduce the number of prank and unnecessary calls. There really isn’t a perfect answer.
    イタズラ電話や不要なコールを減らすのは難しいでしょう。完璧な答えはありません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (There really isn’t a perfect answer)

     

    英語表現24 基準作り

    各自の感じ方や認識に任せていると、線引きは難しいです。やはり基準作りが必要ということでしょうか。

    It’s hard to know where to draw the line.
    どこで線引きをするか、難しいですね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (It’s hard to know where to draw the line)

     

    まとめ

    救急車への不要なコールを減らすため、これを有料化してはどうかという提案です。これに対し
    (1)何等かのインセンティブになる
    (2)有料にすることで、想定以上の要求をされる懸念がある
    (3)全てを有料化するのではなく、事後に不要であったと判断された場合に有料とする
    (4)必要な人がコールを躊躇する原因となる
    など、良い点悪い点両方が見えてきました。

    では、それ以外の解決法は?というと、全てを無くする完璧な答えは難しいとしつつも、
    (1)技術による対処
    (2)国民の教育
    (3)線引き、ルールの明確化
    など、プラクティカルな意見がありました。

     

    解決策を探していく

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|119番への通報の70%が実は不要

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|119番への通報の70%が実は不要

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    今回は、「119番への通報の70%が実は不要」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    – どんな時に、110や119に電話しますか?
    – どちらにかけるべきか、迷いますか?

    2014年に110番や119番にされたコールのうち、実に70%が不要なコールだったということですが、実際、ご自身は今までどちらかに電話をした事はありますか?それは、どんな状況だったでしょうか?そして、電話するとき、この案件は、110番と119番、どちらにかけるべきか、すぐに判断できましたか?

    まずは、ご自身の経験について、語ってみましょう。

    救急の程度の認識

     

    英語表現1 一度もない

    日常の会話でもビジネスでも、「〇〇した事ある?」というのは、仲良くなるキッカケとしても使いやすいセンテンスです。お互いの共通項が見つかると、ぐっと話しやすくなります。

    I have never made a 119 call.
    119にかけた事はありません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (いいね!:made a 119 call)

     

    英語表現2 判断する

    110番、119番、いずれにかけるにしても差し迫った状況ですから、精神的に落ち着いていない中での判断は難しい時もあります。ビジネスで緊急に判断を下す場合も同様ですが、まずは一呼吸して、気持ちを落ち着けてから対応しましょう。

    At the same time it could be hard to distinguish between the two possibilities.
    同時に、二つの可能性の線引きをするのが難しい場合があります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (it could be hard to distinguish between the two possibilities)

     

    英語表現3 緊急についての認識

    何をもって緊急というか、どのくらいの症状が緊急なのかが、人それぞれ感覚が違う事が、こういう事態に繋がるのでしょう。

    Sometimes people call an ambulance even when there is no real emergency.
    本当に緊急でなくても、救急車を呼ぶ人がいます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (there is no real emergency)

     

    英語表現4 仲裁として

    コンフリクトが起こり、それを両者間では冷静に解決できないような緊迫した場面で、110番に電話するのでしょうが、その程度についての判断も人それぞれ異なります。

    If we can settle things between us easily, we might decide not to call the police.
    当事者間で簡単に問題解決できるときは、警察を呼ばないことにするかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (we can settle things between us easily)

     

    英語表現5 携帯電話

    携帯電話の普及で、戸外でも救急車や警察を呼びやすくなっているのも、要因の一つにあるかもしれません。

    I frequently ride my motorcycle in rural areas, so it’s very important that my cellphone not be out of range in case I have an accident.
    私はよく田舎でバイクに乗るので、事故があった時のことを考えると、携帯が圏外になっていないかというのはとても重要なことなのです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (it’s very important that my cellphone not be out of range in case I have an accident.)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    – 記事では、119番への不要なコールだけでなく、いたずら電話にも触れています。どうして、いたずら電話をかけるのでしょうか?

    不要なコールとされた70%のうち、24%がただの質問、6%がいたずらや間違い電話、7%が搬送不要で、30%が軽症ということです。

    最後の2つの、搬送不要や軽症については程度についての認識の違いがあり判断の誤りとも取れますが、いたずらは悪意に基づくため、看過できません。一体どうして、いたずら電話をするのでしょうか?そして、特に人の命にも関わる119番や110番にかけるのでしょうか。これを減らす対処法はあるでしょうか?

     

    いたずら電話

     

    英語表現7 暇つぶし

    時間を持て余している人が多いという分析ですが、その解決法がいたずら電話では困ります。

    Japan is a very peaceful country and many people are bored. Maybe they have a lot of time to kill.
    日本はとても平和な国で退屈している人が多いです。暇つぶしなのかもしれませんね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (they have a lot of time to kill)

     

    英語表現8 滅多に押せないボタン

    緊急の時以外には使ってはいけない、滅多に使えないボタンという事が、かえって子供達のいたずら心を刺激しているのかもしれません。

    It’s interesting how there are preset buttons on public phones in Japan, linking to the emergency line, as you mentioned. Maybe elementary students push it just for fun.
    あなたが話してくれた、日本の公衆電話には救急に繋がるボタンが設置されているという話は面白いですね。もしかしたら、小学生が遊びでボタンを押しているのかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (It’s interesting how there are preset buttons on public phones)
    (just for fun)

     

    英語表現9 解決が難しい問題

    お仕事の中でもあるでしょうか?解決が難しい問題。Tractableは、従順なとか、素直な、扱いやすいという意味です。これにin を付けて intractable、扱いにくい、解決しがたいとなります。

    I’ve heard mention of this problem before. It’s an intractable problem, I’d say.
    そういう問題があるという話は聞いていました。思うに、なかなか解決しにくい問題ですね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I’ve heard mention of this problem)
    (I’d say)

     

    英語表現10 想像の範囲外

    ビジネスでも、利益やコストなど、だいたいの数字を想定してプロジェクトを進めていきますが、それが想像以上になったら…。That exceeds anything I could have imagined.想像を超える時に、使える表現です。

    No doubt some odd calls would be included in these statistics, but all the same the figure of 70 percent is too high. That exceeds anything I could have imagined.
    間違いなく、この統計にはよく分からないコールも入っているのでしょうが、それにしても70%というのは多すぎます。私の想像を超えています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (No doubt)
    (all the same)
    (That exceeds anything I could have imagined)

     

    英語表現11 本当に必要なコール

    いたずら電話の裏で、本当に抜き差しならない状況にあったり、一刻を争う容態の人が居るとしたら、本当に許せない行為です。

    It’s worry because it means that real emergency calls can’t get a response from an ambulance.
    本当に緊急の電話に応えてもらえないというのは心配です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (It’s worry)
    (real emergency calls can’t get a response)

     

    英語表現12 録音

    恐らく録音はされているのでしょうが、こういった内容を公開する事も、いたずら電話を減らしていくための一つの方法かもしれません。

    The best way to address the problem would be by recording those how are making prank calls.
    この問題の一番の対処法は、いたずら電話がどんな感じか録音することです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (The best way to address the problem would be)

     

    まとめ

    今回は、110番、119番への不要な電話が非常に多いという話題ですが、緊急の電話については、110番と119番のどちらにコールするか線引きが難しい、またどの程度の症状でコールをするのか認識が違う点の指摘がありました。

    また、救急への不要な電話の中に、いたずら電話も入っていますが、その原因については、
    – 暇つぶし
    – なかなか電話できない所に電話してみたい好奇心
    などが挙げられました。
    その対処は難しいという意見と共に、内容を録音・公開してみてはどうかという具体的な提案もありました。

     

    いたずら電話対処法

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|119番への通報の70%が実は不要

    オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|119番への通報の70%が実は不要

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

    今回の記事は、「119番への通報の70%が実は不要」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

    【議論の概要と紹介】

    「緊急時の救急車を呼ぶのを有料化すべき」
    英語ディベートのモーションとして、よく使われます。この記事で紹介されているように、救急の電話の70%が実は不要だとすれば、やはり有料化すべきという方向に議論も向いてしまいそうです。実際に、海外では有料となっている国も多くあることですし。

    では、有料化に反対する理由としては、どんなものが考えられるでしょうか。ここまで不利な状況で、実際にまだ無料で救急車の利用が許されているということは、よほど強い理由があるはずです。

    一般的に、そして、とても強い反証としては、有料化することによって、本当に救急車が必要な際に、本人、家族、または周囲に居る人たちが躊躇して、救急車を呼べず、それが原因で命を落とすようなことになってもよいのか、というものがあります。

    国や地方自治体の財政も厳しい中、どこまで手厚くサービスを提供しなくてはいけないのでしょうか。また、不要な出動要請がそれだけ多くては、本当に救急車が必要な人への出動が遅くなってしまいそうです。この問題、英語で、ネイティブ講師を相手に、どのように説明し、どのように論理的に自分の意見を説明できるでしょうか。是非、お試しください。

     

    本当に緊急の場合

     

    【オンライン英会話で行う議論の内容】

    緊急時に救急車や消防車を呼ぶための「119番」。

    2014年には、824万回コールがあったそうです。そして、その70%が不必要だったり、緊急ではなかったという調査結果が初めて公開されました。

    現状では、救急車や消防車を呼ぶのは無料で、現場の職員は緊急事態と言われれば、電話を切ることはできないため、この状態では本当に緊急事態になっている人へのサービスに支障が出ると心配しています。

    この70%を分解すると、24%がただの質問、6%がいたずらや間違い電話、7%が搬送不要で、30%が軽症です。

    この状況を改善する方法はあるでしょうか。

     

    忙しい病院

     

    【オンライン英会話での注意点と、学びのポイント】

    まずは注意点からです。人は誰しも意見があるもので、オンライン英会話のレッスンで英語で意見を伝える練習をしている理由は、実際のビジネスの状況と違い、発言や意見の影響を考えず、思うままに発言できるからかもしれません。ですが、折角、アットイングリッシュで英語コミュニケーションを練習して下さっている方々には、是非、その上のレベルを目指していただきたいと、いつも願っております。それは、ご自分の発言、意見の影響力を意識していただきたい、ということです。言いたいことを言いたいように言い放つだけであっては、単に自己満足で終わってしまう可能性が高いです。聴き手は、特に興味も引かれることは無いでしょうし、影響を受けることも無いでしょう。しかし、ご自身の発言、意見の影響力を意識し始めると、聴き手にももちろん学ぶところ感化されるところがあり、そして、聴き手の行動が変わっていきます。そして、あなた自身にとっても、そこから学べるところは大きいはずです。

    ビジネスでの会議の場に状況を置き換えれば、申し上げていることの違いは顕著です。ブレインストーミングのようなアイディア出しであっても、また、敵対するような交渉であったとしても、単に自分の自己満足のような発言は敬遠されるのではないでしょうか。なぜなら、そこに学びがあったり、影響をお互いに受けあったりすることこそが、わざわざ人が集まって会議を行っている理由だからです。特に、英語で言われるところの「会議への参加」とは、会議の場に居ることを意味するのではなく、他の参加者に影響を与え、話し合いに貢献することを意味します。

     

    【学びのポイント】影響力のある発言をする。「比較」を有効に活用し、インパクトを与える

    聴き手への影響力を意識するという観点で、ご自身の発言にインパクト、そして、説得力を持たせる1つの方法として、今回は「比較」の活用をご紹介させていただきます。

    救急車の有料化をいくら叫んでみたところで、ある意味、ただの自己満足にしかならないかもしれません。相手が「あ、そうだな。」と思うような論理展開があってこそ、始めて影響力が発揮されたと言えるのではないでしょうか。では、どのように上手く説得できるのでしょうか。それこそが、今回の「比較」です。

    例えば今回のようなケースでは、比較する対象は、「有料」と「無料」を比べたときに、何を得られいて、何を失っているのか、そして、双方の失っているものが回復される余地はないのか、ということです。

    例えば、前述の「有料化することによって、本当に救急車が必要な際に、本人、家族、または周囲に居る人たちが躊躇して、救急車を呼べず、それが原因で命を落とすようなことになってもよいのか」という議論については反論がしづらいです。これは「無料」のケースで得られているものを大きく支えている議論です。

    しかし、例えば、救急車を呼ぶ費用を健康保険の適用対象として、必要な場合であれば保険が適用されるとしたら、どうでしょうか。

    ビジネスの場でも、この方法は重宝するはずです。単に自分の意見を言うのではなく、状況を比較し、得ているもの、失っているもの、そして、失っているものの回復を考える。もちろん、これをビジネス会議で、英語で説明するわけですが、既にこの時点で論理的に整理されていますので、きっと遣り易いはずです。

     

    影響力を意識して話す

     

    【まとめと、論点】

    1. 119番には年間800万件以上の救急車、消防者の出動要請の電話がかかる。しかし、調査の結果、その70%は不要なものだった。
    2. この状況を改善する方法が議論されており、有料化が1つのアイディアとして挙げられている。
    3. ビジネス会議での発言では、単に自己満足的な発言に終わることなく、参加者への影響を意識して、発言してみると良い。特に海外と行われる英語の会議においては、参加は「会議の場に居る」ことを指すのではなく、他の参加者に影響を与え、会議へ貢献することの意味となる。
    4. ビジネス会議への他の参加者へ影響を与える発言方法の1つとして、比較がある。単に自分の意見を言うのではなく、状況を比較し、得ているもの、失っているもの、そして、失っているものの回復を考える。
    5. 英語のビジネス会議で、その説明を行う場合には、既に論理的に整理されているので説明し易いはず。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
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    ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

     

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    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

    2016年12月19日編集

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