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ネイティブ講師の英語表現まとめ

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|本、雑誌の販売減少について

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|本、雑誌の販売減少について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    今回は、「本、雑誌の販売減少について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    – 最近どんな本を読みましたか?
    – 今まで、一番本を読んだ時期は、いつ頃ですか?

    今回は、本の販売が減少し続けているという話題です。なんと11年連続の減少という事です。まずは、ご自身の読書習慣について考えてみてください。以前と比べて、頻度は変わりましたか?最近、どんな本を読みましたか?

     

    最近読書していますか

     

    英語表現1 最近は

    Recently や lately とともに、of late でも「最近は」という表現になります。

    I haven’t read a book of late, but if I chose one, it would be a mystery.
    最近本を読んでいませんが、もし読むならミステリーです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I haven’t read a book of late)
    (if I chose one it would be…)

     

    英語表現2 ~に苦労する

    Be hassled で、bothered と同様に、~に煩わされる、苦労する という意味になります。

    I used to be hassled by having very thick books to carry around every day.
    毎日分厚い本を何冊も持ち歩くのに苦労したものです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I used to be hassled by)
    (to carry around)

     

    英語表現3 転換期

    Transition は、ここでは時代の転換期に使われていますが、形やスタイル、場所などの変化にも使えます。

    It was a book about the transition from the Edo period to the Meiji administration.
    江戸から明治政府に変わる転換期の本でした。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the transition)
    (the Meiji administration)

     

    英語表現4 視野を広げる

    Horizon は地平線や水平線の他、視野や領域なども意味します。

    Reading broadens our horizons.
    読書は視野を広げてくれます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (broadens our horizons)

     

    英語表現5 英語プレゼンの準備

    なかなか本を読む機会がない人も、何か差し迫った事情があると、本を手に取るキッカケとなります。

    This was really helpful from the point of view of how to prepare my presentation in English,
    英語でのプレゼンをどう準備したらよいのか、大変役立ちました。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (from the point of view of)

     

    英語表現6 仕事のために

    専門知識を必要とするプロジェクトでは、読書も仕事の一部となる時があります。

    I currently have a lot of reading to do as part of my job.
    最近は仕事のために、たくさん読書しなければなりません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (have a lot of reading to do)
    (as part of my job)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    – 定期的に本を読んでいますか?

    何か本を読み始めると、その中で分からない事を他の本の知識で満たしたり、同じ作者やジャンルの物が読みたくなったりして、習慣化していくこともあります。ご自身はどうでしょうか。定期的に本を読んでいますか?

     

    定期購読

     

    英語表現7 感じからして

    話をしていて、その内容から、話し方の印象から、相手の行動に予想が付くこともあるでしょう。From the sounds of things,は、そんな時に使える表現です。

    From the sounds of things, you’re an avid reader and you will always be one.
    聞いている感じでは、あなたは今も、そしてこれからも、本が大好きなのでしょうね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (From the sounds of things,)
    (an avid reader)
    (you will always be one)

     

    英語表現8 本の虫

    Bookwormは本の虫という意味です。日本でも英語でも同じ表現ですね。

    I became a bookworm.
    私は本の虫になりました。(本が大好きになりました。)

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (a bookworm)

     

    英語表現9 現実逃避

    読書をしていると頭の中に景色が満ちて、現実に起きている良い事も悪い事も忘れてしまいます。

    Books are a form of escapism.
    本は一種の現実逃避です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (a form of escapism)

     

    英語表現10 年間購読

    Annual は年次、年間、semiannualは年に2回の、半年ごとの、quarterly は年4回の、3ヶ月ごとの という意味になります。

    I am an annual subscriber. They send me books once a month.
    私は年間購読を申し込んでいて月に一度本が送られてきます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I am an annual subscriber.)

     

    英語表現11 manga の力

    今や日本を代表するコンテンツとなったマンガ。漫画のお陰で、難しいテクノロジーや医学の知識も、理解しやすく頭に入ってきます。

    The comic keeps you up to date on a problem that has occurred in medicine.
    その漫画のおかげで、医学界で起こっている最新の問題が分かります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (The comic keeps you up to date on a problem)

     

    英語表現12 さっと目をとおす

    browse throughで、さっと目を通すという表現になります。忙しい仕事の現場では、じっくり読み込むのではなく、さっと短時間で資料に目を通さなければならないケースも多いと思います。

    I sometimes drop by the bookstore and browse through the books.
    たまに書店に立ち寄って、本に目を通します。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (drop by)
    (browse through the books)

     

    オンライン英会話での、主な論点3

    ‐活字離れが進んでいると思いますか?

    漫画は活況ですが、文字だけの本はというと「活字離れが進んでいる」と言われて久しいです。本当にそうでしょうか?ご自身のこと、周りの状況を鑑みて、活字離れが進んでいると感じますか?

     

    活字離れ

     

     

    英語表現13 持続力

    本の厚みと内容にもよりますが、読み切るまでにある程度の忍耐力を必要とするのも確かです。

    People have a weaker level of tolerance. / They don’t have the level of tolerance they need to have to read those kinds of books.
    みんな忍耐力がなくなっています。 / こういう本を読むのに必要な忍耐力がありません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (have a weaker level of tolerance)

     

    英語表現14 活字離れはしていない

    世間で言われているより、肌感覚としては本に触れる機会は多いのかもしれません。

    I don’t think reading habits are being lost.
    読書の習慣が無くなっているとは思いません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (reading habits are being lost)

     

    英語表現15 紙の良さ

    今は、紙媒体以外で読み物を読む人が増えていますが、紙の質感、手触り、印刷物だから出る色の美しさ、作り手の希望通りの色が出せるなど、紙にしかない良さというものがあります。

    I’d imagine that many people could make a return to reading printed material.
    多くの人は、印刷されたモノを読むことに回帰するのではないかと思います。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (make a return to)

     

    英語表現16 媒体の問題

    何で読むか、が変わっただけで、活字離れという事ではないかもしれません。

    The changes only have to do with the medium.
    メディアが変わっただけのことです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I am an annual subscriber.)

     

    英語表現17 電車の風景

    ひと昔前は、電車の中では本か新聞を読む人が多かったですが、最近では殆どの人が携帯に目をやっています。

    I don’t see many people reading books on the train.
    電車で本を読んでいる人をあまり見かけません。

     

    英語表現18 ある時点から

    スマートフォンの登場は、私たちのビジネスや生活のありとあらゆる場面に大きな変化をもたらしました。

    After that point in time, I noticed that many people were using mobile phones.
    ある時点から、多くの人が携帯を使っていることに気づきました。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (After that point in time)

     

    まとめ

    今回は、本の販売、特に雑誌類の販売が年々減少してきているという話題です。まずは、ご自身の本との関わりについて考えて頂きました。
    – 本は視野を広げる
    – プレゼンなどのビジネスの準備に使う
    – 仕事のリサーチのために読む
    などというご意見から、本は情報源として、今もしっかりと根付いているようです。

    また、読書の状況については
    – 本が大好き
    – 現実逃避となる
    – 漫画を愛読している
    など、漫画を含めて、本を楽しんでいる方が多いようです。

    とはいえ、「活字離れが進んでいる」と言われる事が多いのも事実。これについては、
    – 読書の習慣はキチンとある
    – メディアが変わっただけのこと
    など、従来の紙で作られた本ではなく、携帯やデバイスなどを使ってしっかり活字を読んでいる状況が見えてきました。

     

    読書習慣

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】

    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|本、雑誌の販売減少について

    オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|本、雑誌の販売減少について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

    今回の記事は、「本、雑誌の販売減少について」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

     

    【議論の概要と紹介】

    なるほど、なるほど、連続11年間、販売売上減少か。。。

    今回は、本、雑誌の販売減少の話題です。

    記事によると、今でも小説はヒット作が出れば、バンバン売れるそうです。

    でも、そういったヒット作の売上をかき消してしまうほど、減少幅が大きいのが、雑誌なのだそうです。

    そういえば、私も以前、毎月楽しみに購入していた女性誌 Domani を、いつの間にやら、トンと買わなくなっておりました。

    ちなみに最新号の特集は、

    『何が違うの?彼女と私の「ベーシック」』

    働く女性が、いつの時代も必要とするベーシックアイテムとして、5人のスタイリストさんが、黒ジャケット、タイトスカート、タックパンツ、Tシャツ、白シャツを解説して下さるそうです。

    キャッチコピーには思わず魅かれますが、来月、再来月と、買い続ける自分を想像するのは、ちょっと難しいかな、、、一体なぜ、でしょう???

    今朝(2016年8月2日)、関連して面白い記事を2つ見つけました。

    1つめは、日経新聞13ページ。

    全国600の書店で、80誌について、「売れ残り割引」が始まるそうです。

    一定期間経過した雑誌は、100円引き みたいな感じで。

    日本では、本は定価が決められている再販制度があるため、値引き自体が難しく、珍しい感があります。

    「100円の割引で雑誌が売れるとは思えない。」という冷ややかな意見がある一方で、実験的に試した際には、売れ残りの返品が大きく減少したそうです。

    2つめは、雑誌ではなく新聞の話ですが、東洋経済オンラインの記事です。

    米経済紙WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)を持つ、米メディア企業 ダウ・ジョーンズのCEOのインタビュー記事なのですが、そのCEOが、現在、WSJのデジタルのみの購読者が約45%になっており、来年はデジタル購読者数が紙の購読者数を超える「記念すべき年」になることを予測していました。

    私は、Domaniがオンライン誌になってくれたら、見るのかな…。

    そんな中、私が最近、この雑誌はずっと残るのではなかろうか、と思った雑誌があります。

    それは、結婚情報誌です。

    先日、親戚の家のテーブルに置いてあって、ふとそんな事を思ったんです。

    あれだけは、残るんじゃないかなぁと。

    あの広範で詳細な情報を、ネットで見ていくと、自分の興味のあるテーマに引っかかる度にどんどん検索が進んでいってしまって、キチンと全部カバーできないんじゃないかなと思うんです。

    あの分厚い雑誌で、とりあえず全部カバーし、そこから個別テーマを詳細に検索していった方が効率的で、しかも安心できるかな、と思っちゃいました。

    ところで、あの、テーブルの上にあった結婚情報誌は、一体誰のためのモノだったんだろう??

     

    11年連続売上げ減少

     

    【オンライン英会話で行う議論の内容】

    最近、何か本を購入した憶えはありますか?
    公益社団法人の全国出版協会の調査によると、2015 年の本(紙の出版物)の販売売上は1 兆5,220 億円で、前年比で5.3%減少していたそうです。これは、11 年連続の売上減少になります。特に売上の落ち込みが大きかったのは、月刊誌、週刊誌といった雑誌、それにコミックだったようです。

    これは、私たちが文字を読まなくなってきた(活字離れ)ということなのでしょうか、それとも、紙の出版物がebook に変わったのでしょうか、または、出版物を見ることに費やしていた時間を他に費やすようになったのでしょうか。

    ご自身が見ている文字数自体が減りましたか? または、ebook をよく読むようになりましたか? それとも、何かこの11 年間で、本を読む代わりに、時間を大きく使うようになったものがありますでしょうか?

     

    ebooks

     

    【オンライン英会話での注意点と、学びのポイント】

    まずは注意点から。先入観を無くして、記事を読むこと。それが今回の注意点です。

    書籍の販売数減少や、書店の苦境といったことは、既に語られ慣れた感がありますが、それらは、この記事が伝えようとしていることの背景でしかありません。また、言い古された、若者の活字離れといったことも、ある意味、既に的外れになっているとも言えます。何しろ、インターネット上で活字を読む量は膨大に増えているようですし。

    この先入観の排除は、英字新聞記事でのディスカッションに限らず、もちろん、ビジネス上でもとても重要だと思います。

    「あ、この話しはもうわかっている。」と思っても、状況は刻一刻と変化しています。調査結果や記事、資料を見るときには、先入観を排除して、そこに表れているものを客観的に読み取ることが必要です。ましてや、外国人との会議や、多国間でのテレカンファレンスといった状況であれば、文化的な要因も含めて、こちらが考える状況とは異なる場合というのは、頻繁に起こり得ます。

     

    先入観を捨てる

     

    【学びのポイント】

    先入観を排除し、内容(数字)を理解した上で、それを議論の土台としましょう。

    少し、この記事で紹介している数字をご紹介させていただきます。全国出版協会の調査結果をベースとしています。

    (2015年販売売上の前年対比。但し、オンライン上の出版を除く)
    本と雑誌の売上:5.3%減
    その内、雑誌の売上:8.4%減
    月刊誌の売上:7.2%減
    週刊誌の売上:13.6%減
    いわゆる本の売上:1.7%減

    この数字を見ると、どの部分が浸食されているかは明らかです。本に比べて、情報の早さが求められる雑誌の売上の浸食は顕かで、中でも、週刊誌は顕著です。

    ここで、ようやく議論の土台が整いました。

    情報の早さが求められる書籍媒体ほど、売上を落としている。飽きられたのか、それとも、他の媒体へ読者が移動したのか。そして、重要なことは、「なぜ」それが起こったのかを議論の中で考えることです。

     

    思い込みを捨てる

     

    【まとめと、論点】

    1. 2015年の本と雑誌の販売売上は、11年連続での減少となった。
    2. ただし、その減少の詳細情報を見ると、情報の早さが求められる雑誌が大きく売上を落としていることがわかる。
    3. 書籍の販売売上減少ということで、既に知った話題と先入観を持ってしまうと、この記事が紹介する数字の意味を考えるところまで進めないが、先入観を持たず、客観的に記事の示す数字を理解すると、見えてくるものがある。
    4. ビジネスにおいても、先入観に縛られないことは重要であるが、外国人との会議や、多国間でのテレカンファレンスなどでは特に、文化的な違いなどもあるため、先入観を捨てることは重要になる。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    ネイティブ講師を相手にすべて英語で表現する

     

    【ご利用上の注意点】

    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
    2017年1月2日編集

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(2)|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    前回(1)に引き続き、今回は、「結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    オンライン英会話での、主な論点3

    ‐最近は、どういった形で音楽に触れていますか?

    -どうして、お金を払ってダウンロードした音楽を結婚式で使わせないことが、著作権者の利益になるのでしょうか?

    ダウンロードして音楽を購入して楽しむ事が多くなっています。レコードやCDのようなモノの形で購入していた時代と、音楽の楽しみ方は変わってきているでしょうか?また、今回の話題のように、お金を出してダウンロードした音楽を結婚式などに使ってはいけない理由は何なのでしょうか?

     

    音楽のダウンロード

     

    英語表現11 データとしての購入

    モノとして購入しなくなったので、昔のようにプレゼントとしてラッピングして贈るという事も少なくなったように思います。

    For the past ten years, I’ve bought all of my music from iTunes.
    ここ10年間はすべてI-Tunesから曲を購入しています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (For the past ten years)

    英語表現12 選ばない楽しさ

    たまたま素晴らしい音楽を耳にして、そこを入口に掘り下げていく楽しさが、ラジオにはあります。

    Radio gives me opportunities where I encounter music that is unknown to me.
    ラジオは知らない音楽に出会うチャンスを与えてくれます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (music that is unknown to me)

     

    英語表現13  Established

    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)|有権者からの不信を顕わす、アメリカ大統領選での既成政治家以外の候補の躍進について の記事でもご紹介した、established という表現。確固とした地位を築いている人たちの事を表現します。

    They always bemoan the fact that many popular or established musicians are free to play on TV or in very large concert halls.
    彼らはいつも、人気があったり確固たる名声を築いたミュージシャンが、自由にテレビや大きなコンサート会場で演奏していることに不満を持っています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (They always bemoan the fact)
    (established musicians)

     

    英語表現14 良いアイディア

    Ingeniousは、非常に巧みで、優れたという意味の形容詞です。

    This is a very ingenious idea.
    これは非常に利口なアイディアです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (a very ingenious idea)

     

    英語表現15 数える

    音楽が流される回数をカウントすることによって、料金を回収しています。

    If they were able to make a count of how much music was played in the area, they would be able to determine how much money was owed to JASRAC.
    ある地域でどれだけ音楽が流されたか数えることができれば、JASRACにどれだけ支払えばよいか分かります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to make a count of how much music was played)
    (how much money was owed to JASRAC)

     

    英語表現16 非常に良い質問

    会議などで質問があった際、「とても良い疑問点ですね」と言うと、質問をした人もよい気分になれます。しかもその疑問点を要約すると、内容がクリアになって自分も聞いている周りの人も、頭が整理され、効率的な話し合いが出来ます。you raised two very good question(s). 是非、お仕事でも活用してみてください。

    I thought you raised two very good questions; first, about how we define “private”, and second, whether the purchase of music before downloading is or is not benefiting the artist.
    二つとても良い疑問点をあげましたね。一つは、どうやって「個人使用」を定義するのか。二つめは、ダウンロードする前に音楽を購入することが、アーティストのためになるのか否かという点です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (いいね!:you raised two very good questions)
    (いいね!:whether the purchase of music before downloading is or is not benefiting the artist)

     

    オンライン英会話での、主な論点4

    ‐あなたが、規制をする側だったら、この問題にどう対応しますか?

    ダウンロードする側、結婚式などで音楽を使う側として話を進めてきましたが、もし規制する側、著作権を管理する側だったとしたら、この問題についてどう考え、どう対応すると思いますか?立場を変えて、考えてみましょう。

     

    コピーライト

     

    英語表現17 ターゲット層を広げるチャンス

    音楽に対する権利の管理や、使用料の回収は大切ですが、もし結婚式などのイベントを、新しいファンを増やすチャンスと考えれば、もう少しルールを緩和しても良いかもしれません。

    It’s a good opportunity to promote music to a wide range of ages, which the copyright holder might not otherwise be able to target.
    著作権者がターゲットとしていなかったような、幅広い年代の人たちに音楽をアピールできる良いチャンスです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to promote music to a wide range of ages)
    (the copyright holder might not otherwise be able to target)

     

    英語表現18 利害の一致

    音楽の作り手も利用者も、文字通り、心から音を楽しめる方法があるかもしれません。

    There may be a solution which would reconcile the differences between the two parties’ interests.
    二者の利害を一致させる方法があるかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (reconcile the differences between the two parties’ interests)

     

    英語表現19 どちらの得にもならない

    Neither A nor B で、AでもBでもない という意味になります。ネイティブの中では、Nor でなく、or を使って、Neither A or B という使われ方も多くなってきているようです。

    This benefits neither the musicians nor the creators.
    これでは、ミュージシャンにも、クリエーターにも得になりません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (This benefits neither ___ or ___)

     

    英語表現20 法律のスピード

    技術が変わり、それに人とお金が関われば、当然それを規制する法律も変わる必要があります。

    The law has to grow with the technology. / The technology is continually outgrowing the laws.
    法律は技術と共に変わっていかなければいけません。 / 技術は常に法律より先を行っています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (has to grow with)
    (outgrowing)

     

    英語表現20 著作権

    技術のスピードは速く、想定外の事が起こる度に、法整備の遅れが指摘されてしまいます。

    The current copyright laws are too restrictive. / The current laws haven’t kept up with current issues. / The current law doesn’t meet current society.
    現在の著作権は厳しすぎます。/ 今の法律は、現状について行けていません。/ 現在の法律は、今の社会に対応できていません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (too restrictive)
    (haven’t kept up with current issues)
    (meet current society)

     

    まとめ

    最近は、データでの音楽の購入が増えていますが、ラジオも大切な音楽との接点として楽しまれています。
    また、音楽を管理する側だったら、結婚式での音楽使用についてどう考え、どう対応するかという問いに対しては、
    – 結婚式などは普段は音楽を聞かない層に届く絶好のチャンスである
    – 規制するばかりでは、作り手にとっても聞き手にとっても良い結果には繋がらない
    – 法律が技術や世の中の流れに付いて行けてない
    といった意見が出されました。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文(1)|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。

    今回は、「結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    – 結婚式に出席したことはありますか?
    – 結婚式の音楽は重要だと思いますか?

    今回は、結婚式で流すBGMなどの著作権の問題ですが、法律について考える前に、まずは、今までに出席した結婚式の経験や、音楽がどんな風に効果を出すものなのかについて話しましょう。

     

    音楽の著作権

     

    英語表現1 レセプション

    結婚式などのパーティは、the reception と表現されます。

    The music creates a nice atmosphere in the reception. / The music creates a pleasant mood for the reception.
    音楽は結婚式を素敵な雰囲気にしてくれます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (creates a nice atmosphere in the reception / creates a pleasant mood for the reception)

     

    英語表現2 曲が印象を決める

    いわゆる結婚式によく使われる曲でないものを使うと、結婚式の中でも印象深いものになります。それだけ、音楽の持つ力は大きいのです。

    I remember that wedding very well because of the peculiar choice of music.
    ちょっと変わった独特な曲を使っていたので、その結婚式のことをよく覚えています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the peculiar choice of music)

     

    英語表現3 音楽の構成

    音楽好きの人にとっては、大切な日のための音楽の構成を考える事は、本当に楽しいひと時でしょう。

    Some people like to organize the songs according to their own determinations.
    自分で構成を決めて音楽を流したい人もいます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (according to their own determinations)

     

    英語表現4 Without の使い方

    このwithout の使い方は、ネイティブらしい、マネしたい用法です。

    Without me having to do anything special, people can automatically feel relaxed or energized by the music.
    特に何をしなくても、音楽があればみんなリラックスしたり、元気になったりします。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (Without me having to do anything special)

     

    英語表現5 結婚式のスピーチ

    結婚式のスピーチは、しみじみとする良い話、結婚する二人へのアドバイス等に加え、みんなの注意を引き、気持ちを明るくするちょっとしたユーモアを入れる等、ビジネスのスピーチにも生かしたいチップがたくさん入っています。

    They said couples are like threads out of which a garment can be woven.
    夫婦とは、服を紡ぐ糸のようなものだと言っていました。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (threads out of which a garment can be woven)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    – 結婚式での音楽の使用が著作権違反になる場合があることを、記事を読む前から知っていましたか?知って、どう感じましたか?

    親戚やお友達の結婚式には皆さん出席された事があると思いますし、ご自身の結婚式も経験されているかもしれません。その際には、きっと結婚式らしい楽しくて素敵な音楽が流れた事でしょう。主な論点1でも、音楽が雰囲気作りに大変重要だと語られましたが、新聞記事を読む前から、この著作権の事を知っていましたか?

     

    著作権

     

    英語表現6 購入後の音楽使用

    購入した音楽が使えないとなると、確かに戸惑ってしまいます。

    Although copyright is probably an important issue, the customers felt it unfair that they were not able to play the music they had purchased.
    著作権は重要な問題でしょうが、購入した音楽をかける事が出来ないとしたら、消費者にしてみれば納得がいかないところです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the customers felt it unfair)

     

    英語表現7 責任の所在は式場に

    この著作権の問題は、一般の消費者にとっては寝耳に水といった感じで、もしそういった法律があって、結婚式での使用に問題があるなら、結婚式のプロに教えてもらいたかったという意見もありました。

    I think wedding companies ought to take on this burden, as it relates to the service they have to offer.
    結婚式場のサービスに関係するものなのですから、式場運営会社が責任を負うべきです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to take on this burden)

     

    英語表現8 責任の所在は利用者に

    英語表現7のような意見があった一方、使用している本人たちが使用者であり、そこに責任の所在があるという意見もありました。

    Those couples are the users of the music, not the facilities. / It’s the couples who are the music consumers, not the facilities.
    結婚式場ではなく、音楽を使っているのは、そのカップルです。

     

    英語表現9 今後の展開

    音楽も情報もデータでのやり取りが当たり前になった今、著作権のルールはもっとクリアにされ、利用者も慎重さを要求されるようになるのかもしれません。

    People will become more aware of this copyright law in the very near future.
    近い将来、みんなこの著作権法をもっと気にするようになるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (become more aware of)

     

    英語表現10 線引き

    購入した音楽が使えないというのは、何かアンフェアな気がするのは当然ですが、それでもどこかで線引きをしなければ、音楽を制作している側の利益が守られません。

    You have to draw the line somewhere.
    どこかで線引きをしなければならないのです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (You have to draw the line somewhere)

     

    まとめ

    今回は、インターネット上で購入し、ダウンロードした曲を結婚式で流すことが著作権法違反となる事についての議論です。

    ですが法律云々の前に、まずは結婚式での経験や、そこでの音楽の重要性について話しました。音楽とは、何が無くともそれさえあれば、集まったみんながリラックスし、楽しい気分になれるというほど大切なもので、結婚式の印象を決めてしまう程大きな存在のようです。

    そんな音楽ですが、今回の記事でご紹介したように、ダウンロードした曲を結婚式で流すことは著作権違反ということです。これについては、知らなかった方も多く、このルールをアンフェアに感じる向きも多くあった一方、どこかで線引きをしない訳にはいかないとこの法律に対する理解を示す意見もありました。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。

    今回の記事は、「結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現が、実際のビジネスでの会議でもお役に立てれば幸いです。

     

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

    【議論の概要と紹介】

    記事は、「結婚式で流れる曲など、音楽の著作権について」です。

    結婚式と言えば、そこで流れるBGMは、嬉しい気持ち、お祝いする気持ち、神聖な気持ち、感謝の気持ち、楽しい気持ち、いろいろな気持ちを演出するのに、とっても大切な存在ですよね。

    その選曲には、カップルのセンスもやっぱり顕れてきます。

    でも、センスを気にする前に、法律を少し気にしておいた方が良さそうです。

    なぜなら、キチンと「買ってきた」曲でも結婚式では使用してはいけない場合があるからです。

    記事を読んで、著作権について学びつつ、結婚式やそこでの音楽について、楽しく議論しましょう!

     

    音楽ダウンロード

     

    【オンライン英会話で行う議論の内容】

    結婚式に出席したとき、そこで流れる音楽で祝福の気持ちや感動が倍増したことはありませんか?

    この記事では、著作権の観点から結婚式の際の音楽使用を解説しています。法的には、CD で購入した曲を流すことは問題無いものの、インターネット上で購入し、ダウンロードした曲を流すことは著作権法違反になるそうです。

    そして、もっと厄介なことには、購入したCD から曲を抜き出して、別のCD-ROM やメモリーに入れたものを使ったり、結婚式の進行に合せるために編集して使うことも違法になるそうです。きちんと購入している楽曲は、どんなものでも個人的に使用することが認められているものの、この「個人的」というのは、親しい仲の人たち4~5 人を想定しているのだそうです。

    音楽の効果や著作権にどうあって欲しいかを考えてみましょう。

     

    著作権

     

    【オンライン英会話での注意点と、学びのポイント】

    まずは注意点からです。この話題、堅く申し上げれば、著作権、法律についてです。厳密に言えば、その法律が守られていないケースが多いため、または、善意(法律用語でいうところの「ある事実を知らない」ということ)で違反してしまうケースが多いため、記事になっているわけです。しかし、残念ながら法律の話題に終始しても、正直、あまり面白くないのではないでしょうか。なぜなら、その法律を知っているかどうか、そして、それを守っているかどうか、そこに会話が収束してしまうのではないかと思うからです。相手の意向にもよりますが、法律に固執する必要は無いでしょう。

    もちろん、仕事をしていれば、ある意味、すべての人が法律に縛られます。英語で法律を議論することは、ビジネスパーソンにとっては意義があると言えますし、自分の仕事に影響することなく、英語で法律を議論する練習ができるというのは、貴重な練習の機会とも言えます。

    英語での法律論議は、もちろんしていただくとして、今回は、そういう議論を楽しいとは思わない方々にも楽しんでいただける議論のコツをご紹介させていただきます。

     

    【学びのポイント】

    法律は、法律のために存在しているわけではありません。今回の話題でも、結婚式があり、音楽があり、そして、それらの権利関係を整理する法律があるわけです。法律の議論を始める前に、そこに関わる人々の想いや行動を考えて、それから法律論に入ると、実感のある論議になるのではないでしょうか。

    例えば、結婚式を取り上げれば、
    -結婚式(披露宴)へ出席した経験
    -そこでの演出、音楽の効果や役割
    -今までに、そういった場所で聴いて、とても良かった曲、または、ご自分が式を挙げるなら、どのような曲を希望するか、そして、それはどのような効果があるか
    など、様々な会話が成立します。

    また、音楽を取り上げれば、
    -曲を作った人への報酬、その人たちの生活
    -今後、曲を作ろうとしている人たちのモチベーションや生活を支える必要性
    -街でかかった曲について、その収益がキチンと曲を作っている人へ行くためのシステム作り
    といった、会話も成立します。

    自分自身が結婚式に出席したこと、感じたことなどを発言することで、法律の議論にも入り込めるのではないかと思います。

     

    作曲

     

    【まとめと、論点】

    1. 著作権の観点からは、結婚式で曲を流す際に留意すべきことがある。
    2. 同じ曲であっても、CDで購入したものと、インターネットでダウンロードしたものでは扱いが異なる。
    3. 仕事に関しては、全てが法律に関連することもあり、英語で法律について議論することは、良い練習の機会となる。
    4. 感情移入できる話題で、会話の舞台を作ってから、難しい法律の話題に入っていくことも有効と考えられる。

     

    【この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用】

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)

    <この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話>
    上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中
    上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中

     

    ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
    2016年12月31日編集

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