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ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
今回は、「どのようにテロリストから、原子力発電所や放射性廃棄物を守るか」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
‐核を使ったテロの脅威が現実のものとなってきていると思いますか?
昨年2015年11月に起こったパリ同時多発テロ、今年3月に起こったブリュッセル連続テロ事件、フロリダ銃乱射事件、フランスのニースで起きたトラックを使ったテロなど、ここのところ、様々な凶器や形態のテロが数多く起きています。
今のところ、核を使ったテロは実行されていませんが、3月のブリュッセル連続テロの犯人グループは、放射性物資の入手を目論んでいたと言われています。
核を使ったテロの可能性を考えたことがありますか?
時間とともに、状況や条件が変わり、モノの味方が変わる事はよくあります。At the time で以前の考えを示し、it is becoming で今は状況が変わっていることを表しています。
At the time it seemed ridiculous, but now it is becoming a real threat. 当時は馬鹿らしく思えていましたが、今では現実の脅威になってきています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (it is becoming a real threat)
Criticalを使うことで、切羽詰まった脅威であることが伝わってきます。 It is of critical importance for us to be able to prevent terrorist attacks before they happen. 未然にテロ攻撃を防ぐことが非常に重要になっています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (It is of critical importance)
私たちが気づかないところでこっそりと、着実に準備が行われているかもしれないという恐怖心も含めて、テロと言えるかもしれません。
They are taking action on a daily basis behind the scenes. 彼らは日々、裏で事を起こしています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (on a daily basis) (behind the scenes)
核を武器として使うのは、拳銃などより複雑で、高度な知識と技術が必要であることを鑑みた、冷静な見解も見られます。
Even though some terrorist group may possess radioactive materials, it’s very difficult to set off an explosion with it because of the need to control the temperature, the timing, etcetera. たとえテログループが放射性物質を手に入れたとしれも、温度やタイミングなど様々な事をコントロールする必要があり、核爆発を起こさせるのは非常に難しいです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to set off an explosion with it)
核を使ったテロは、テロリスト側にも被害が良そうされますが、自爆を厭わない精神が、テロの未然の阻止をより難しくしています。これが、テロの脅威の根底にあるのでしょう。 Terrorists don’t care about their own lives anymore than they care about the lives of their victims. テロリストは、自分自身の命など顧みず、被害者の命を奪う事を考えています。
現状に不満のある層を狙って、inflammatory つまり、怒りをかき立てるような事を言っては、テロを煽っています。
They try to say something inflammatory to the general populace. 一般市民を扇動するような事を言いたいのです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to say something inflammatory to the general populace)
– 国際社会で協力して原子力発電所や放射性物質を警護・管理するのと、各国が独自に管理するのと、どちらが有効だと思いますか?
核によるテロは、国を跨いで、広範囲に被害や影響が及ぶ可能性のある問題です。もはやテロの阻止は、各施設や一国の警備の問題ではないようです。
しかし、複数の国家が足並みを揃えて、施策を講じていけるのかという疑問もあります。
知識や技術が他の国で行かされず、阻止できるはずのテロが起こってしまったら、悔やんでも悔やみきれません。ノウハウを共有できれば、警備の厚みも増します。
It’s important to reduce the differences in security know-how between countries. 国家間でセキュリティについてのノウハウの差を無くすことは大切です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (reduce the differences in security know-how between countries)
If countries are not able to cooperate with each other, they are at risk of nuclear terrorism. 国同士が協力できなければ、核を使ったテロの危険にさらされてしまいます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to cooperate with each other) (they are at risk of)
I think we were safer when each country had control over it’s own nuclear weapons and materials. 私は、各国が核兵器や核物質を管理する方が安全だと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I think we were safer when) (each country had control over)
I think an international approach is better than the individual nation’s efforts with respect to the management of the nuclear materials. 核物質の管理については、各国で努力するより、国際的に取り組んだ方が良いと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (an international approach) (with respect to)
The international community can get better protection against terrorism. 国際社会であたった方が、テロに対してより良い警護を出来ます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (get better protection against)
The advantage of participating in the international community is that countries can exchange and share classified information. 国際社会に参加する場合のメリットは、国家間で機密情報をシェアできることです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (classified information)
‐核の脅威は、テロリストによるものだけでしょうか?他に脅威になるものはあるでしょうか?
テロというと、最近の傾向からかイスラム過激派による攻撃が最初に頭に浮かんでくる人が多いかもしれません。しかし、遡ってみれば、他にもテロ活動をしてきた集団はいくつもあります。また、2011年に起こった原発事故は自然災害が引き金となっており、人間による脅威以外に対しても対処しなければなりません。
ビジネスの中でも、景気、為替の変動や政治動向、治安など、先行きについて懸念材料となるファクターはあるものです。そんな時、to have grave concerns が活用できます。
South Korea has grave concerns about what North Korea will do with its weapons. 韓国は、北朝鮮がその兵器で何をしようとしているのか、非常に大きな懸念を持っています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (South Korea has grave concerns about) (I have yet to see it with my own eyes)
政情、内情がつかみにくい隣国の動きは、大変気になります。実験も、かなりの影響があります。
North Korea is close to Japan; after the testing there was some radioactive fallout here. 北朝鮮は日本に近く、核実験が行われた後、ここでも放射性降下物がありました。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (there was some radioactive fallout)
To take advantage of__ で~を利用するという表現になります。
You referred to “religious cults” and “rebel groups” as possible groups who might want to take advantage of nuclear materials. 核物質を利用したいと思っている団体として、カルト宗教集団や反政府組織を挙げてくれましたね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (religious cults) (rebel groups)
日本の場合、東北地方太平洋沖地震の際に、自然災害によって引き起こされる放射性物質の拡散を経験しています。人だけでなく、地震や津波も大きな懸念材料です。
In Japan, some people are against having nuclear power plants because if another big earthquake happens it might cause a nuclear catastrophe. 日本では、次に大きな地震が起こったら、核物質により大災害が起こるかもしれないと、原発に反対している人たちが居ます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (some people are against having nuclear power plants) (it might cause a nuclear catastrophe)
自然は、テロ集団以上に手ごわい、そして予測が難しい相手です。
They put much effort to protect from earthquakes. 地震から守るため大変な努力が注がれています
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (put much effort to)
災害を起こさない、という事は出来ません。災害が起こった場合に、核施設を速やかに停止させ、安全を確保できるのか。原発事故を経験した日本で、これを心配していない人は少ないかもしれません。
I just worry about whether the nuclear plant could shut down safely in the event of a natural disaster. 自然災害が起こった時、原発を安全に停止させる事ができるのか心配です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (whether the nuclear plant could shut down safely)
(1)核を使ったテロの脅威についての現状、(2)防御のための国際間での協力、(3)核物質を危険にさらす可能性のある団体や要因についての議論が展開され、それぞれ、下記のような意見が見られた。
(1) 時代が変わり、以前は起こりえないと思っていたテロが実行され、政府や現状に不満を持つ人の気持ちの怒りを煽るような活動も多くみられるようになってきている。
(2) 国家間で協力して対処していく必要を感じるものの、双方の足並みの乱れや、情報の漏えいに危惧を覚える。
(3) 国や、反政府勢力、カルト集団など、人の集団もさることながら、特に日本では災害に対する心配も大きい。
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話> 上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中 上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中
【ご利用上の注意点】 1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。 2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。 3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。 4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
前回に引き続き、「どのようにプレッシャーを克服するか。独立行政法人国立スポーツ科学センターが研究を始める」という話題です。是非、議論の中で使われる英語表現をここで憶えて、ビジネスの場でご自身の活躍にお役立てください。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めておりますが、更に、これらの英語表現をビジネスの状況で実際にどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
– ホスト国のアスリートは、よりプレッシャーを強く感じると思いますか? – どう対処しようとしているでしょうか?
何度も練習や競技を行ったことがあるグランドで、時差やフライトの疲れに悩まされることもなく、何より自分を激励してくれるたくさんの声援の中で競技できる、それはアスリートたちにとって、大変なメリットでしょう。しかし、そんな声援や「有利な環境だからメダルを獲れるはず」という周囲の、そして自分自身の思いが、逆にプレッシャーとして圧し掛かることも考えられます。自国開催のメリットをメリットとして十分に活かすにはどうすれば良いのでしょうか。
When を用いて、「自国の時の方が、他国の時より」という形で場合を比較。
Our expectations are higher when the Olympics are held in our own country than when they take place in other countries. 自国でオリンピックが行われる時の方が、他の国で開催される時より、みんなの期待が高まります。
ここで使われる home soil は、「自国で」、「自分の国で」、「母国で」という意味で映画などでもよく出る表現です。
They are performing on home soil. 彼らは母国で競技しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (on home soil)
ここでは、「is conducting research on -.」または「is doing research on -.」で、両方とも、~についての研究を行っている、の意味。 The JISS are conducting research on how athletes are coping with the pressure from the public to win. / The JISS are doing research on how athletes deal with the kind of pressures that they face from the public and others to win medals in the Olympics. JISSは、国民やその他からの、メダルを取って欲しいというプレッシャーにどう対応するか、研究をしています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The JISS are conducting (doing) research on) (coping with the pressure) (deal with the kind of pressures) (to win medals)
オリンピックの自国開催で受ける大きな声援を不利な条件としないための、心のコントロールの仕方を研究しています。
The JISS recently began doing psychological research on athletes, to find out how athletes control their minds in order to get better results when they’re under heavy pressure. JISSは最近、アスリートの心理を研究し始め、大きなプレッシャーがかかる中でも良い結果を出すために、アスリートがどのように自分の心をコントロールするか探っています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (how athletes control their minds) (they’re under heavy pressure)
The pressure gets to 人で、プレッシャーに押しつぶされると表現できます。
He didn’t do well because he let the pressure from the public get to him. / The pressure got to him and he didn’t do well in his event. 彼は、国民からのプレッシャーに押しつぶされて、上手くできませんでした。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (he let the pressure from the public get to him) (The pressure got to him)
人間には、危険な場面に直面した時、極度の緊張などにより強いストレスを感じる時、闘争・逃走反応が表れる場合があります。オリンピックでも、大切なプレゼンをする時でも、その場から逃げることは出来ない以上、その場にとどまって、緊張をコントロールする方法を見つけていく必要があります。
The “fight or flight response” is the phenomenon where people either want to stay and fight or run away when they are faced with a stressful situation. 闘争・逃走反応とは、ストレスのかかる状況に人が直面した時、とどまって戦いたいと思うか、逃げ出してしまいたいと思う現象のことです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (fight or flight response) (the phenomenon where people either want to stay and fight or run away)
‐年齢は、ストレスやプレッシャーの対応に関係あると思いますか?
独立行政法人国立スポーツ科学センターは、今回、2020年の東京オリンピックで活躍が期待される10代後半から20代前半のアスリートを対象に、プレッシャー対策の研究を進めています。
あなたの場合はどうでしょう?
年齢によって、緊張するシチュエーションや度合いに変化を感じますか?また、その対処法も変わってきましたか?経験が重なった方が良いものでしょうか?あるいは、何も知らない時の方が気持ちを強く持てるものでしょうか?
Each generation has their own method or manner of adjustment when it comes to handling pressure. プレッシャーへの対処については、各年代でそれぞれ適応の方法があります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (their own method or manner of adjustment)
As we age で、年をとるにつれて、という表現になります。年齢が上がれば体力は減退し、それが集中力や精神力にも影響するのかもしれません。
As we age, our physical abilities declines. 年と共に、精神力が弱ってきます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (As we age,)
会議、議論の中で、”you made an excellent point” という発言は、相手をポジティブにさせ、より良いアイディア、より深い思考を導くのに非常に効果的です。実際に良いポイントですし、こう言われて悪い気持ちになる人はいません。
確かに、世代によって、時代背景、大切だと思うモノ、大切だと教えられたモノは違います。それは、それぞれの世代の気持ちの強さにも大いに影響するでしょう。
I thought you made some excellent points about the resiliency of each new generation, which may stem from their shared cultural views. I think you are most likely very right about this. 若い世代の回復力について、あなたは素晴らしい指摘をしてくれたと思います。 それは彼らが共に培ってきたモノの見方に由来するのかもしれません。これについてあなたの見解は大方当たっているのではないかと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (you made some excellent points about) (stem from their shared cultural views) (you are most likely very right about this)
年齢を重ねていくと、成功体験も、失敗体験も増えていきます。成功体験を頭の中でより強化し、失敗体験があれば、その原因としっかり向き合って、解消していく必要がありそうです。
However, a player in their thirties will not feel the pressure of a new situation, but they may be reminded of past failures. しかし、30代の競技者は新しい状況にプレッシャーを感じる事はないかもしれませんが、過去の失敗を思い出してしまうかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (a player in their thirties) (they may be reminded of past failures)
It’s about は、重要な事を強調したい時に使えます。
It’s about considering how the athletes can rise above such pressures. 大切なのは、アスリートがプレッシャーをどう克服かを考えることです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (It’s about considering) (rise above)
「競技を楽しみたい」というのはアスリートがよく口にする言葉ですが、これが出来れば、そもそも素晴らしい身体能力を持ったアスリート達の、凄いパフォーマンスを見ることが出来るでしょう。見ている私たちも、楽しんでプレーするアスリートの姿を楽しみたいと思います。
He was a three time Olympic athlete. In his third experience at the Olympics, he was able to find it enjoyable. 彼は3回オリンピックに出ました。3度目のオリンピックにして、彼は楽しいと思うことが出来たのです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (He was a three time Olympic athlete) (In his third experience at the Olympics)
プレッシャーと一言で言っても、それぞれの性格、環境、年齢、経験の有無など、条件によって違うという意見が多く見受けられました。独立行政法人国立スポーツ科学センターによる研究が、それぞれに対して適した対処法を導きだすのか、どの条件下のプレッシャーも克服できる対処法を提示してくれるか、結果が待たれます。
ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)でも出てきたルーティンや、ペップトークなどは、既にビジネスの場や自己啓発として活用されている方もいます。
どんな研究結果が出てくるか楽しみです。
英語表現としては、ビジネスでも使いやすい表現がたくさん出ています。是非ご活用下さい。
プレッシャー関連の表現 He let the pressure from the public get to him The pressure got to him fight or flight response
年齢や年代を表す表現 Each generation As we age a player in their thirties
ビジネスでも頻出の表現 You made some excellent points about __ __ is conducting (doing) research on __ It’s about considering
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今回は、「どのようにプレッシャーを克服するか。独立行政法人国立スポーツ科学センターが研究を始める」という話題です。是非、議論の中で使われる英語表現をここで憶えて、ビジネスの場でご自身の活躍にお役立てください。
– プレッシャーに打ち勝つため、アスリートには、どんな性質と対応が必要だと思いますか?
オリンピック候補に選ばれるくらいですから、フィジカル面で特別な才能や潜在力を持っているであろうアスリートたちですが、その精神面はどうなのでしょうか?
どんな性質が充分なパフォーマンスを上げるのに有利なのでしょうか?また、アスリートたちは現状、どうやってプレッシャーや、それがもたらす緊張感に対処していると思いますか?
才能に恵まれていたり、フィジカルが強い人は、小さい頃から成功体験が多く、心が強くなり易いのかもしれません。あるいは、そもそも強い性質を持っているから、誰もが持っているはずの小さな才能の芽を大きく花開かせることができるのかもしれません。
ここではそんな心の強さを、– minded やmindset という表現を使って表しています。Mindsetは、最近ではよく「マインドセットを変える」という表現で、気持ちの持ち様を変えたり、考え方の基本的な枠組みを変える場合に使われ、個人にも、企業など団体にも用いられます。
Some people are intrinsically tough-minded. / They have to have a strong mindset. そもそも心の強い人というのが居ます。/ 強い心が無ければいけません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (intrinsically) (tough-minded) (to have a strong mindset)
イチロー選手や体操の内村航平選手、ウサイン・ボルト選手など、一流のアスリートも、ルーティンで心と体の基準を正しているようです。
Some athletes follow a specific routine before each game or competition. ゲームや競技の前に、特定のルーティンを行うアスリートも居ます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (follow a specific routine)
ストレスを感じる人と感じない人に分けてるのではなく、ストレスにどう対処するのか、が人によって違うことが示唆されています。
Some athletes are able to cope with stress by calming their minds. 自分の心を静める事で、ストレスに対処できるアスリートも居ます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to cope with stress)
より多くの優れたアスリートが集まる大きな大会では、勝って得られる喜びや栄誉が大きくなります。比例する二つのモノを表現する時、the 比較級 + the 比較級が用いられます。
The greater the ambition, the greater the pressure. 野望が大きいと、プレッシャーも大きくなります。
スポーツに限らず、ビジネスでも、無心になって集中するときがあるはずです。パフォーマンスに集中すること。それがポイントでしょうか。
I think they have to focus on their own performance, without thinking what it means to be at the Games. そのゲームがどんな意味を持つのか考えずに、自分のパフォーマンスに集中すべきです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (what it means to be)
英語表現5 にあるように心を静め、無心になりながら、しかも闘志を奮い立たせるという相反する二つの事をジャグルする必要があります。
I think the challenge for the athlete is to learn how to deal with the pressure in such a way that it doesn’t negatively affect their performance, while at the same time remaining highly motivated. アスリートにとって大変なのは、パフォーマンスを損なわないようにプレッシャーに対処しつつ、同時にモチベーションを高く保つことだと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (in such a way that it doesn’t negatively affect their performance)
‐最近、プレッシャーを感じたことはありますか? – どんな風にプレッシャーに対応していますか?
オリンピックや、アスリートという特別なシチュエーションや存在ではなくても、プレッシャーがかかる場面や役割があります。仕事の中では、プレゼンや会議で発表する時や、新しいプロジェクトの立ち上げ等は比較的大きなプレッシャーがかかる場面ですし、日々の仕事の進捗についても、少しずつ確実にプレッシャーが積もっていきます。
自分自身の体験や、プレッシャーの対処法について考えてみましょう。
To feel a certain amount of pressure, to feel pressured, pressure gets to me など、「プレッシャーを感じる」という一つの状態について、様々な形で表現されています。
Before the meeting started, I felt a certain amount of pressure. / I feel pressured./ Sometimes pressure gets to me. ミーティングが始まる前、かなりのプレッシャーを感じました。/ プレッシャーを感じます。/ 時々、プレッシャーに苛まれます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I felt a certain amount of pressure) (I feel pressured) (pressure gets to me)
プレッシャーに悩む時、その対処法を自分なりに模索する人も少なくありません。聴衆を見ないようにする、あえて誰かの目を見据えて話してみる、なるべく笑顔を作ってみるなど。あえて自分にプレッシャーをかけて、鍛えるというのも一つの方法ですね。
I tried to put myself under pressure on my own accord, but I lost my sense of control. 意図的に自分にプレッシャーをかけてみましたが、コントロールを失ってしまいました。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to put myself under pressure) (on (of) my own accord)
自分を鍛えるストイックなやり方とは逆に、失敗しても大丈夫だと心をリラックスさせる手法を取る場合もあります。
Even if I were to fail, life would still go on. 失敗したって、人生は続くのです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Even if I were to fail)
「もっと~すれば、もっと~になる。」という形でよく使われる表現です。例文のようにポジティブな内容で、この表現を使うと、とても心強い響きがあります。この例文は、ビジネスミーティングやプレゼンテーション、交渉を前にした状況でも使えそうです。
The more prepared I am, the more confident I feel. しっかり準備をすれば、その分自信を持てます。
ペップトークは、スポーツ選手達に投げかけられる短い激励の言葉です。監督や仲間同士でかけあうだけでなく、自分自身でペップトークをつぶやくことで、心が強くなる効果もあるようです。仕事でも自分を元気づけるペップトークは、ポジティブになれて良い成果が出せそうです。
I give myself pep talk./ I have self-talk./ My internal voice (dialogue) says “I can do this”. 自分自身に激励の言葉をかけます。/ 独り言を言います。/ 心の声が、「私ならできる」と言うのです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I give myself pep talk) (I have self-talk) (My internal voice/dialogue)
会議の前などの瞬間的な緊張ではなく、日々の業務で少しずつ積もって大きくなったプレッシャーは、温泉で洗い流すという意見もありました。
実はアットイングリッシュの中で、この温泉(hot springs)は非常によく出てくるワードです。あまりに頻出なため外国人講師たちも、日本の温泉地について調べたり、効能に興味を持ち始めています。それだけ日本人と温泉は、切っても切れない関係なのでしょう。
Nowadays I have a lot of pressure at work; I try to forget about it by visiting hot springs or traveling on weekends. 最近仕事でプレッシャーがかかっているので、週末に温泉に行ったり、旅行に出かけたりして、忘れるようにしています。
記事の内容は、オンピックに出場が期待されるアスリートのプレッシャー対処法ですが、そういった特別なシチュエーションやロールでなくても、プレッシャーはあり、それに対応するために、様々な工夫と努力を試されているようです。
テーマの特性上、以下のように「心」に関連する表現が目立ちました。 ‐–minded とmindset ‐ルーティンと無心 ‐「プレッシャーがかかる」の様々な表現の仕方 – 失敗を想定してみる仮定法 – ペップトーク
【ご利用上の注意点】 1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。 2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。 3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。 4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。 2016年11月25日編集
ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、ネイティブ講師とオンラインで議論するアットイングリッシュの英会話レッスン。
今週からスタートするのは、「どのようにプレッシャーを克服するか。独立行政法人国立スポーツ科学センターが研究を始める」という話題です。英語でディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。
<この議論での英語表現> ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1) ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)
あなたは、プレッシャーに強いですか?
それとも、弱いですか?
今回の新聞記事は、 「どのようにプレッシャーを克服するか。独立行政法人国立スポーツ科学センターが研究を始める」という話題です。
2020年の東京オリンピックで日本選手たちにプレッシャーを克服して、好成績を出してもらうには、どうしたら良いかの研究が始まった、という記事です。
私自身は、スポーツではないのですが、スピーチをするときに、ひどくプレッシャーを感じる性質だったのですが、ビジネススクールでリスク・マネジメントを教えている、スピーチのインストラクターから、ある練習を体験させられてからプレッシャーが軽減しました。
その練習とは、クラスメイトにも協力してもらい、みんなの前で壇上に立ち、3分間、沈黙のまま過ごすというものです。
アイコンタクトは結びながら、姿勢もきちんと保ち、3分間。
3分間の沈黙に耐えられる(のがわかる)と、言葉が出て来なかったり、間違えたときに慌てなくなり、不思議なことに、慌てなくなると間違えは減り、言葉が出て来なくても自然に別の言葉で対処できるようになります。
ちょっとオリンピック選手には参考にしていただけないかもしれませんが、英語の会議などでプレッシャーを感じる方には、お役に立つかもしれません。
夏のオリンピックとしては、56年ぶりに日本での開催となる、2020年東京オリンピック。
2020年の東京オリンピックでは日本人選手の活躍も期待されています。
住み慣れた自国での開催に有利な面がある一方で、国民からの大きな期待がかかり、そのプレッシャーが最高のパフォーマンスを妨げることになるかもしれません。
独立行政法人国立スポーツ科学センターは、日本の選手たちがこのプレッシャーをどう克服するか研究を始めました。
この研究は、2つのアプローチをとっており、1つは過去の日本で行われたオリンピックで活躍した日本選手とのインタビューで、彼らがどのように対応し、克服したかを分析。もう1つは、東京オリンピックでの活躍が期待される10代後半、20代前半の選手40名の性格と心理的特性を検証しています。
果たして、プレッシャーの問題を解決する方法は見つかるでしょうか。
あなたのプレッシャー克服方法についても、考えてみてください。
まず、注意点です。 オンライン英会話でディスカッションをするときに困った状況に陥ることがあります。それは、トピックに関心を持てない、そのせいで議論に入り込めないという状況です。今回のトピックは、東京オリンピックを念頭に、選手たちのプレッシャーの克服を研究、サポートしようという内容です。スポーツに興味がない、オリンピックに興味がないということで、議論が始まる前に気持ちが萎えてしまう人もいるかもしれません。
同様の状況が、ビジネスの中でもあるかもしれません。自分が興味のあるプロジェクト、業務、取引先のときには、ヤル気がみなぎってくるものの、興味がないときには、仕事に気持ちを入れられない、アイディアも浮かんでこないということ、無いでしょうか。
でも、それでは仕事のチャンスは減ってしまいますし、議論を楽しみ、そこから英語のコミュニケーションを学び取るチャンスも減ってしまいます。
そこで、アットイングリッシュからオンライン英会話で使えるアドバイスを2つご提案させていただきます。(ビジネスの中でも試していただければ幸いです)
英会話の練習のためのトピックとして、今回、用意されているのは、「オリンピックを念頭に置いた、スポーツ選手のプレッシャー克服方法」ですが、プレッシャーを感じることは誰にでもあります。ビジネスの中でも、重要な顧客の前で重要な案件のプレゼンを行うときや、普段は話す機会の無い、社内の重役やCEOと話しをするときにもプレッシャーを感じることはあるでしょう。トピックをスポーツ選手に限定せず、「プレッシャー克服法」として枠を少し広げてあげたら、ご自分の中にも話したいご経験や考えが幾つも出てくるかもしれません。
前述したとおり、プレッシャーを感じることは誰にでもあることだと思います。では、プレッシャーにフォーカスして考えてみては、どうでしょうか。 (1)「そもそも、プレッシャーはどんなときに感じるのか?」 (2)「そもそも、プレッシャーを感じることは悪いことなのか、良い面は無いのか?」 (3)「そもそも、自分を熱く応援してくれる人たちに囲まれる環境(オリンピックの自国開催など)は、パフォーマンスにプラスに働くのかマイナスに働くのか?」 など
いかがでしょう、これだけでも多くを語れそうな気がしませんか。
オンライン英会話での議論の中で、「トピックの枠を少し広げて考えてみる」、そして、「そもそも論に立ち戻る」、この2つを是非、試してみてください。(もちろん、ビジネスの中でも試していただければ幸いです)
1. 2020年開催の東京オリンピックでの日本選手の活躍を支えるため、独立行政法人国立スポーツ科学センターが、プレッシャーの対処方法の研究を始めた。
2. 研究は、2つのアプローチから行われる。 (1) 過去の選手からの、各々のプレッシャー克服法を聴取する。 (2) これから活躍する若い選手たちの、性格と心理的特性を分析する。
3. オンライン英会話のディスカッションで陥ることがある、困った状況として、「トピックに関心を持てない」、そして、「そのせいで議論に入り込めない」という状況がある。(恐らく、ビジネスでも同じような状況がある)
4.そんな状況を克服して、オンライン英会話で議論を楽しみ、それを英語のコミュニケーションを学び取るチャンスに変えていただくための、2つの提案がある。 (1)トピックの枠を少し広げて考えてみる (2)そもそも論に立ち戻る (是非、ビジネスの状況でもお試しください)
皆さまの、オンライン英会話の活用、お仕事でのご活躍に役立てることを願っております。
今回は、「指紋をクレジットカードやIDカードの代わりに使用する」という話題です。是非、議論の中で使われる英語表現をここで憶えて、ビジネスの場でご自身の活躍にお役立てください。
– 買い物をするとき、どうやって支払っていますか? – どうして、その方法で買い物をするのですか?
指紋認証がクレジットカードの代用となるのか、それが便利なのかを話し合う前段階として、まずは、日々の購買習慣について認識をシェアします。
私たちは、買い物をするとき、どんな支払い方法をとっているのでしょうか。その支払い方法を選ぶ基準は、便利さ、リスク回避、今までの習慣、その他、どんなモノがあるのでしょうか。
「支払いはカードになさいますか?キャッシュで?」と支払い方法を確認されることはよくあります。そのほか、交通機関のカードにチャージされたお金での支払いも一般的になってきました。買い物の場所、金額、シチュエーションによって支払い方法も変わるように、場合によってとるべき方法や戦略が変わるのは、仕事でも同じです。
I usually only carry one or two hundred dollars in my purse. For smaller amounts I use cash and for bigger amounts I use a credit card. いつもお財布に1万か2万円くらいしか持って歩きません。少額の場合は現金で、額が大きくなったらクレジットカードを使います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (For smaller/bigger amounts)
何かを選択する際には、必ず理由があるわけで、それを明示することで、説得力も増します。クレジットカードでの買い物は、多額の現金を持ち歩く必要がない、ポイントが貯まるなど、様々なメリットがあります。
One of the benefits of using my credit card is that it has travel benefits with it, so if I use it to book a trip and there are problems along the way, the card acts as a kind of insurance and will help me not to lose money. クレジットカードの良い点の一つは、旅行に便利なことで、例えば旅行の予約をする時にカードを使って、その道程で問題があった場合、カードが一種の保険の役割を果たしてくれて、お金を損せずにすみます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (One of the benefits of using my credit card is) (if I use it to book a trip and there are problems along the way)
危機管理は個人でも会社でも必要な事です。キャッシュカードやクレジットカードについては、金融機関がそれを保証してくれています。
The banks limit the amount of each transaction in order to minimize risk if the card is lost or stolen. カードを紛失したり、盗難にあった場合に被害を最小にとどめるため、銀行は取引額の上限を設けています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (in order to minimize risk)
確かにクレジットカードは普及していますが、日本での利用は、アメリカのそれほど、毎日の生活に浸透してはいません。「普及している」の裏にある、実際の消費行動について言及しています。
So many people still aren’t used to using credit cards. 多くの人が未だにカードを使うのに慣れていません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (So many people still aren’t used to)
長所をアピールする際には、実際それが機能している様子を描写するのも有効です。 カードをどんな風に使って、実際にどんな事ができるのか、どんな事が起こるのかを表現しています。
We usually touch a special device with the card and the transaction takes place very quickly. 特別なデバイスをカードでタッチすると、取引が即座に行われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (いいね!:the transaction takes place very quickly)
‐ 指紋認証の導入は、外国人観光客の増加につながるでしょうか?
このシステム導入の現時点での目標は、日本への外国人観光客数を増やすこと、購買活動をしていく事です。その目標の障害になる要素があれば洗い出し、それらを克服していく方法を見つけていかなければなりません。
会議などで意見を求められた際、理由や事例など細部に入る前に、まずはYes なのか No なのか、意見の方向性を明示すると、聞き手側はフォローしやすいでしょう。
This technology may not be effective to boost overall tourist numbers. この技術は、全体的な旅行者数の増加に効果的ではないかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to boost overall tourist numbers)
仕事でプロジェクトを進める際、事前に、どんな障害が起こり得るかを出来るだけ多く考えて出しておくことは、対応のスピードに影響します。指紋の提出について言えば、個人情報保護や心理的バリアなどから、難色を示すことが予想されます。
All the same, some tourists balk at providing their personal information along with their fingerprints. それでもやはり、指紋と一緒に自分の情報を出したがらない旅行者が居るでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (All the same,) (balk at providing their personal information)
もちろん、好んで使いたがる人もいるでしょう。実際、新聞記事によると、ハウステンボス内で子供連れの旅行客に好評というレポートも入っていました。
Some tourists would opt for this system. このシステムを選ぶ旅行者が居るかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (opt for)
同じモノでも、導入の時期によって、成否が分かれることがあります。官民一体になった日本への外国人観光客呼び込みが効果を出し、アップトレンドになっている状況がこのシステム導入スムーズにし、指紋認証システムが、また観光客流入を加速させるという良い循環も考えられます。
Up until the Olympics in 2020, we can expect this trend of an increasing tourist influx to continue. 2020年のオリンピックまでは、旅行者の増加傾向は続くと見込んで良いでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Up until the Olympics in 2020,) (this trend of an increasing tourist influx)
外国人観光客を誘致するのには、もちろん、その先の消費に期待するところが大きいです。指紋認証導入は、外国人観光客にとっての利便性はもちろん、消費を促進する狙いがあります。
This new system will stimulate some spending by foreign tourists. このシステムによって、外国人旅行者の消費を刺激できます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (stimulate some spending by foreign tourists)
サービスでも物販でも、利用者や消費者が本当に望んでいる事は、思いもかけない事だったりします。時には、利用者や消費者自身も何がポイントか気づかず、実際に目の前に出されて初めて分かるという事もあるでしょう。便利だから、役に立つからと、こちらの理屈はまず置いておいて、相手のニーズを深く考えてみる必要がありそうです。
We have to take their needs into consideration as well. 彼らのニーズも考えに入れなければなりません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to take their needs into consideration)
‐指紋を提供することに、躊躇はありませんか?
指紋というと、昔でいえば、犯罪者が登録させられるものというイメージがあったかもしれません。ただし、今では空港で入出国手続きの際に登録が必要であったり、発展途上国では、IDカードの中に既に登録されていることもあるそうです。あなたは躊躇しますか?
「自分なら~します」という形での意見の表明。仮定法を用いた、よく使われる表現方法です。
If I were asked to provide my fingerprints, I wouldn’t have a positive reaction. 私の指紋を提出しろと言われたら、良い反応はしないと思います。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I wouldn’t have a positive reaction)
「疑問を持っている」+「心配している」という形で、具体的な内容も並べて、持っている不安を明確に示している。
Like you, I am skeptical that people will like the new system and worry about the ulterior motives of the government. あなたと同じく、新しいシステムをみんなが気に入るかどうか疑問ですし、政府の隠れた思惑も心配です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the ulterior motives)
In order for this system to prevail, people have to be willing to use this system. このシステムが普及するためには、みんながこれを喜んで使ってくれなければなりません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (In order for this system to prevail)
The psychological barrier would be greater than for credit cards. クレジットカードより、心理的な壁が高いでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The psychological barrier would be greater than for)
Now is a good time to introduce fingerprint recorders. 指紋認証を導入するのに、今は良い時期です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Now is a good time to)
A considerable amount of people are concerned as to whether there may be any misconduct related to crime. かなりの人が犯罪につながる不正利用がないか心配しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (A considerable amount of people) (any misconduct related to crime)
指紋の個人認証システムを利用するかどうか、技術的な実現性に疑問を呈する声はほとんどありませんでした。一番発言が目立ったのは、リスクを心配する発言だった一方、利用そのものを否定する声も多くはありませんでした。議論の中では、このシステムを使って、どのように訪日外国人の増加につなげるのかに興味が向かったと思われます。
発言の中で多かった表現としては、以下のものに関連した表現が目立ちました。
‐現状の分析(普段の決済手段の選択について) ‐有効性について(このシステムが訪日外国人を増やすのに有効か有効でないか) ‐セキュリティについて
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