ネイティブ講師とオンラインで学ぶ、ビジネス英会話。ネイティブ講師 x ビジネス英会話|オンライン英会話は「@English」

ネイティブ講師の英語表現まとめ

  • オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|日本のスポーツ産業の活性化-ビジネス英会話に応用する10の英語表現

    オンライン英会話で学ぶ、ネイティブの議論の作り方|日本のスポーツ産業の活性化-ビジネス英会話に応用する10の英語表現

    仕事での成果につながるビジネス英会話力(コミュニケーションスキル)を、ネイティブ講師とのオンライン英会話で、議論を通して身に着けていただくお手伝いをしております。

    議論のテーマは、ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで多岐にわたり、考えて発話する内容の種類は、賛成や反対、比較や強調、時系列での説明、状況の描写や背景の解説、グラフによるデータ推移の説明まで様々です。是非、ビジネスでの英語コミュニケーション力の上達に役立ててください。

    今回は、「日本のスポーツ産業の活性化」という話題です。オンライン英会話で海外のネイティブ講師とディスカッションする際のポイントを幾つかご紹介いたします。ここでのディスカッションの組み立てや、使われる英語表現を、実際のお仕事での会議や交渉の場でのビジネス英会話としてご活用ください。

     

    オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要

    オンライン英会話でネイティブ講師と話してみよう! 議論の概要

    2016年のプロ野球、セ・リーグ優勝の広島カープは大活躍でした。

    ところで、みなさん、広島カープの本拠地球場の名前をご存知でしょうか?

    広島出身の私も正式名称は知らなかったのですが、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」です。この広島のスタジアムの観客動員数について、面白い情報を見つけました。

    なんと、今年のセ・リーグ、パ・リーグを併せた12球団の本拠地球場での一試合平均の観客動員数を比較すると、全体で第4位なんです。

    1.巨人 4万2千人
    2.阪神 4万1千人
    3.ソフトB 3万5千人
    4.広島 3万人

    大都市名古屋を拠点とする中日も、2016年に日本一に輝いた日本ハムも上に居ません。

    ちなみに、前年、2015年の段階で、野球の成績はセ・リーグ4位でしたが、既に平均観客動員数は12球団で4位に上がっていました。

    野球では、セ・リーグ4位の成績で、観客動員数では、セ・パ・両リーグ12球団の中で4位はとても立派だと思います。

    実は、2009年にこのスタジアムを新設し、2010年は、2万2千人程度、12球団中で6位だった平均観客動員数を6年かけて3万人近くにまで伸ばしてきた経緯があります。

    この観客動員数の伸びの一因は、スタジアムの定義を「たとえカープが負けたとしても何かしら『楽しかったね』といってもらえる球場」としたことにあるとも言われています。

    実際に、子どもや老人、家族連れで行って、楽しめる仕掛けが幾つもあります(混んでいて大変ですが)。

    この観客動員数の伸びも、2016年の広島カープの大活躍に、なにか影響しているのではないかと思いませんか?

    では2017年に、3位のソフトバンクを観客動員数で抜けるでしょうか?

    まず難しいと思います。

    それは、ソフトバンクの平均観客動員数が 3万5千人なのに対し、広島のスタジアムの収容人数が3万3千人だからです。

    ちなみに、今回、英語で議論していただくのは「日本のスポーツ産業の活性化」という話題です。記事では特に「収益の上がるスタジアム、アリーナの建設、改修」が取り上げられています。

    経済産業省とスポーツ庁が、現在、5.5兆円のスポーツ産業の市場規模を、10年以内に2倍から3倍にするためにまとめた政策方針の1つです。

    これを英語で説明するのって、とても良い練習になると思いませんか。

    球場、イベント、本業の野球の成績、地域とのコミュニケーションと地域からの支持、様々な背景情報があります。

    お仕事で、英語でプレゼンをされるときと同様に、情報の取捨選択をしながら、説明の構成を考えて、是非、英語で持論を展開してみてください。

     

    オンライン英会話で、どう話す? 議論の内容

    オンライン英会話で、どう話す?議論の内容│日本のスポーツ産業の活性化

    今回、英語でディスカッションしていただく記事は、「日本のスポーツ産業の活性化」という話題です。

    スポーツ庁と経済産業省が共同で「スポーツ未来開拓会議」という集まりを開催し、日本のスポーツ産業活性化について、アイディアが出されました。活性化とは何かと言うと、収益を上げれるようになること。それをスポーツ人口の拡大とスポーツの周辺産業との融合から、成し遂げることのようです。

    政策の方向性として、以下の5つが掲げられています。
    1.収益の上がるスタジアム、アリーナの建設、改修
    2.競技団体などの経営力強化、新ビジネスの創出
    3.スポーツ経営人材の育成確保
    4.IT、放送など他産業との融合等によるスポーツ新市場の創出
    5.スポーツ参画人口の拡大(1億総スポーツ社会の実現)

    そして、記事は、1つめの政策、「収益の上がるスタジアム、アリーナの建設、改修」にフォーカスした内容になっています。

    スポーツ未来開拓会議の資料を調べてみてわかったのですが、野球、サッカーの海外トップリーグと日本のプロリーグの市場規模を比べると、実は20年前はほぼ変わりはなかったようです。

    ところが、時が経ち、その違いはとても大きなものになっています。
    ——————————
    プロ野球
    1995年
    MLB(米国)1,693億円
    NPB(日本)1,531億円

    2010年
    MLB(米国)7,364億円
    NPB(日本)1,973億円
    ——————————
    サッカー
    1996年
    プレミアリーグ(英) 480億円
    Jリーグ(日本)   481億円

    2012年
    プレミアリーグ(英)3,275億円
    Jリーグ(日本)   728億円
    ——————————

    スポーツ産業の活性化について英語で話し合ってみましょう。

     

    注意点、そして、オンライン英会話の上達のポイント

    まずは注意点

    オンライン英会話ならではの注意点といえば、この話題においては、やはり自国の野球チームの話しなどは、海外の人とシェアしづらいという点です。特に、そのスポーツを好きな人は熱心に説明したくなると思いますが、熱が入れば入るほど、聴き手にはわからなくなります。

    誤解を恐れずに言うならば、個別のチームについての興味など相手は持っていないと考えて話す方が良いかもしれません。

    これは、海外のクライアントとの会議におけるビジネス英会話でも同じです。相手を理解させたり、納得させる点においては、個人的な肩入れは、プロフェッショナルに見えなくなる可能性もあり、逆効果にすらなりかねません。注意した方がいいでしょう。

     

    そして、オンライン英会話の上達のポイント

    オンライン英会話を通じて、海外のネイティブ講師と考え方やものの見方をシェアしようとするならば、必ず客観的で明解なロジックが必要となります。それが相手の理解や納得を促進します。

    そして、その上で、個人的な思い入れやファンの熱狂具合などを追加することは、海外に居るネイティブ講師にとっても、具体的で、熱感があり、自国の同様のスポーツ、イベントを思い起こす、想像力を働かせる助けとなるはずです。

    これら2点は、ビジネス英会話にとっても全く同様に重要です。
    (1) 理解や納得を促すための、客観的かつ明解な説明
    (2) 具体的事象の熱感を伝え、聴き手の想像力を刺激する、思い入れのある話

     

    まとめと、論点

    1. 日本において、スポーツ産業の活性化が考えられている。従来では、スポーツとビジネスを切り離そうとする考えが主流だった。
    2. 日本でも人気のある、野球、そして、サッカーにおいても、米国メジャーリーグ、英国プレミアリーグと比較すると、産業として成長できていなかった点が明らかになっている。
    3. オンライン英会話ならでは、または海外の人とのビジネス会話での注意点として、自国のスポーツチームの話題はシェアしづらいと考えておいた方が良い。(だからこそ、相手が自国のスポーツチームに詳しかったり、こちらが相手の国のスポーツチームに詳しいと、ビジネス上の付き合いであっても打ち解け易くなることもある。)
    4. オンライン英会話、また実際のビジネスにおける会話ともに、人を納得させ、動かすという点で、以下の2つは重要。
    (1) 理解や納得を促すための、客観的かつ明解な説明
    (2) 具体的事象の熱感を伝え、聴き手の想像力を刺激する、思い入れのある話

     

    この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

    <この議論での英語表現>
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1)
    ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)
    上手いビジネス英会話の作り方1 商品やサービスの顧客拡大!|会議で使えるネイティブ講師の6例文

     

    ビジネス英会話へ応用できる英語表現集

    ネイティブ講師たちとオンライン英会話で、この議論行った際に使用されていた英語表現の中から、仕事での英語コミュニケーションで使える表現を選出しました。是非、実際の職場でも使用して、お役立てください。

    今回は、日本のスポーツ産業の活性化についての話題で、ビジネス英会話の練習としては、豊富な材料が揃っています。ビジネスとしての成長、ファン層の拡大、テレビ放送による拡散、人々の興味・関心を惹きつけるなど、どのような業界でも必要とされる要素が英語でのディスカッションの中に入ってきます。
    1. … is a big fan of ~ :…は~の大ファンです。
    2. NHK televises all the sumo matches. :NHKで相撲の全取組みを放送しています。
    3. …doesn’t have the same level of interest in ~ :…は、~について同じくらいの関心があるわけではないようです。
    4. The truth is, :本当のところ、
    5. I’m of the view that …, although colleagues may not necessarily agree with me. :私は、…と思っていますが、同僚たちは必ずしもそうは思っていないかもしれません。
    6. We are hoping to expand our business, doubling or tripling it in ten years. :私たちは、ビジネスを10年で2倍、3倍に拡大したいと考えています。
    7. the current notion that … :従来の… という考え方
    8. When big events come, it attracts a lot of people. / When big events come, it appeals to a lot of people. / When big events come, it interests a lot of people. :大きな大会が来ると、多くの人を引き付ける事ができます。
    9. …is an absolute must. :… は絶対不可欠です。
    10. It is far from ideal. :理想とはかけ離れた状態です。

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
    2017年 4月 23日編集

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文1|アメリカの銃規制、冷静な議論を

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文1|アメリカの銃規制、冷静な議論を

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
    今回は、「アメリカの銃規制、冷静な議論を」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    オンライン英会話での、主な論点1│銃乱射事件の概要と、その背景について

     

    事件をどう説明しますか?
    今回の件のイシューは何でしょうか?

    今回の事件を、英語でどのように説明しますか?また、時間が起こった背景は何なのでしょうか?

    英語表現1 事件の概要

    There was an incident where many people were killed and wounded. Some guy went on a shooting rampage at a nightclub, and killed a lot of people.
    多くの人たちが殺傷される事件がありました。数人がナイトクラブに押し入って銃乱射を行い、たくさんの人達を殺したのです。

    今回の事件の概要の説明です。銃乱射は、a shooting rampage と表現します。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (There was an incident where __)
    (Some guy went on a shooting rampage)

     

    英語表現2 特定の人を狙った犯行

    The man shot at those in the club who had gathered, which were many gay people.
    その男は、多くのゲイの人たちが集まっていたクラブで、彼らを狙って撃ったのです。

    特定の趣味、趣向の人達を狙った、ヘイトクライム的な犯行とも言えます。

    英語表現3 警官による射殺

    Those who shot the weapons are also, in turn, shot by the police.
    武器を使って撃った者達も、警官に射殺されました。

    犯人は射殺され、それ以上の犯行は阻止されました。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (in turn,)

     

    英語表現4 性的マイノリティ

    The point of uniqueness was in that the criminal targeted a group of people who are a sexual minority.
    この事件の特異性は、セクシャルマイノリティのグループをターゲットにした犯罪であるという点です。

    性的マイノリティに対する理解が徐々に広がっている中で、こういった悲しい事件が起こってしまいました。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (The point of uniqueness)

     

    英語表現5 目的は不明

    I’m not sure whether this man had some strong political ideas; his purpose for the shooting isn’t clear.
    この男が強い政治的信念を持っていたかどうかわかりません。銃撃の目的は明確になっていません。

    政治的信念に基づいたものなのか、性的マイノリティの人達への嫌悪から来ているのか、またはそれ以外の理由なのかは、まだハッキリしていません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I’m not sure whether __)

     

    英語表現6 ヘイトクライム

    I think hate crime is probably a more fitting name for this action.
    今回の件は、(テロというより)ヘイトクライムと言う方が合っていると思います。

    テロではなく、ヘイトクライムではないかという見方が強いようです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (hate crime is probably a more fitting name for this action)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    オンライン英会話での、主な論点2│この事件はテロなのか?

     

    FBIは、テロリズムを「政治的、社会的目的で、政府、市民やその一部を怖がらせたり脅すために、人やその持ち物に対して違法に武力や暴力を行使すること」と定義づけしています。

    このオーランドの事件はテロでしょうか?

     

    英語表現7 FBIの見解

    They were recognized as committing acts of terrorism./ The FBI considered the incident to be a terrorist act.
    FBIは、この事件をテロ行為と考えています。

    FBIのテロの定義では、今回の事件はテロです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (They were recognized as)
    (committing acts of terrorism)
    (a terrorist act)

     

    英語表現8 ISILとの関連

    It hasn’t yet been established exactly what the criminal’s links were to ISIL.
    犯人とISILとの繋がりはまだ明らかになっていません。

    テロというと、イスラム過激派が、まず頭に浮かんでしまうようになりましたが、今回の犯人との繋がりは見えていないようです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (It hasn’t yet been established)
    (what the criminal’s links were to ISIL)

     

    英語表現9 理由は不明

    Even though the exact reason for the shootings isn’t clear yet, it seems to have something to do with terrorism.
    銃撃の理由は不明ですが、テロと関係がありそうです。

    理由の解明は、今後こういった事件を防ぐためにも、急がれるところです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (it seems to have something to do with terrorism)

     

    英語表現10 コロンバイン

    This situation is very similar to what happened in Columbine.
    状況はコロンバインでの事件と非常によく似ています。

    アメリカでの銃乱射というと、コロンバインでの悲劇を思い浮かべた方も多いでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (similar to what happened in Columbine)

     

    まとめ

    今回は、2016年6 月の、フロリダ州のオーランドで起きた銃乱射事件を通して、アメリカで厳しい銃規制を考えられるべきではないか、という英字新聞記事について議論しました。

    銃規制の話に入る前に、まずは、事件の概要説明と、今回の事件の特徴や背景について、話しました。

    犯人が射殺されたこともあり、理由は不明ですが、性的マイノリティの人達が集まるクラブで、銃を乱射している事から、性的マイノリティに対するヘイトクライム的犯罪と見る向きが多いです。また、不特定多数の人達に危害を加えるという点で、テロ行為と言えます。

    この次の論点では、これを踏まえて、ヘイトクライムやテロにどう対応していくのか、銃規制があれば、こういった悲劇は防ぐことが出来るのか、などについて、考えていきます。

    この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文2|18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文2|18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
    前回に引き続き、「18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点4

    オンライン英会話での、主な論点4│投票でのスマートフォンやインターネットの利用について

    投票にスマホを利用することを、どう思いますか?良い点、悪い点について話して下さい。

     

    英語表現15 便利

    Some people find it inconvenient to go to the polls to vote so if voting is available on their smart phones they would probably find that helpful.
    投票所まで投票に行くのが大変だと感じている人がいるので、スマートフォンで投票できれば助かると思います。

    スマートフォンやインターネットでの投票が可能になると、天気や体の不調などに関係なく投票できて便利です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (Some people find it inconvenient to)
    (if voting is available on their smart phones)

     

    英語表現16 若年層の投票率アップ

    I think it will encourage the young generation to vote./ I think it will increase the voter turnout in the young generation.
    スマートフォンが使えるようになったら、若い世代の人達の投票率が上がるでしょう。

    スマートフォンでの投票が可能になれば、若い世代の投票率は確実に上がるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (increase the voter turnout in the young generation)

     

    英語表現17 一人一票

    I don’t think we can guarantee the security of the one person, one vote system when we cast ballots with a smartphone.
    スマートフォンで投票できるようになったら、一人一票というシステムが守られる保証が無くなると思います。

    一人一票というルールを確実に守る仕組みを考える必要があります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the one person, one vote system)
    (we cast ballots with a smartphone)

     

    英語表現18 悪意のある操作

    I think it’s possible to manipulate the system if smartphones are used for voting.
    スマートフォンが投票に使えるようになると、何か裏で操作されかねないと思います。

    SNSなどのアカウント乗っ取りもよく聞かれる昨今、ネットでの投票は、ハッキングや悪意のある操作が為されないか、心配が残ります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to manipulate the system)

     

    英語表現19 欠点と利点

    I’m sure the benefits outweigh the disadvantages.
    利点が欠点を補って余りあると思います。

    様々な懸念や解決すべき障害があるものの、その利便性は抜群です。投票もすぐでき、結果もすぐ出るでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the benefits outweigh the disadvantages)

     

    英語表現20 技術の開発

    I don’t know that it works perfectly yet so I don’t think it should be used for voting in an election.
    まだ完璧にうまくいくと分からないので、選挙の投票には使うべきではないと思います。

    それほど、選挙は公正であるべきもので、国民にとって大切なものです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I don’t know that it works perfectly yet)

     

    オンライン英会話での、主な論点5

    オンライン英会話での、主な論点5│日本の将来のために、今議題とすべき話題とは

    将来の日本を考える時、今何が問題で、何を議論すべきだと思いますか?

    英語表現21 税金の使途

    The biggest issue for Japanese people right now is that they feel that the Government is spending too much money unnecessarily.
    日本人が最も大きな問題と考えているのは、政府が不要なお金を使い過ぎているという事です。

    税収を賢く、正しく、有効に使って欲しいというのは、長年にわたる国民の願いであり、いまだ果たされていない課題です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (The biggest issue for Japanese people right now is that __)

     

    英語表現22 責任の先送り

    The current generation will have to pay back the money the government borrowed.
    今の世代が、政府が借りたお金を返さなくてはならないでしょう。

    今の借りを、将来の世代が払わなければならないといのは、アンフェアです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (pay back the money)

     

    英語表現23 労働人口

    In Japan, usually a couple is a double income family before they have kids and then they go down to a single income when children come.
    日本では子供が生まれるまではダブルインカムですが、子供が生まれると一人分の収入しか得られなくなってしまいます。

    労働人口が減少する中、子供が生まれても、安心して働けるようにする環境作りが求められています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (they go down to a single income when children come)

     

    英語表現24 予算の使い方

    They haven’t been making any positive changes. In fact, some people think that they have been misusing funds by spending too much money on preparing for the 2020 Olympics.
    まったく良い方に変わってきていません。実際のところ、2020年の東京オリンピックに向けた準備のためお金を使い過ぎるなど、間違った予算の使い方をしていると思っている人もいます。

    予算の使い過ぎと、誤った使い道に、みんな不満を持っています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (They haven’t been making any positive changes)
    (they have been misusing funds)

     

    英語表現25 未来を創る

    It’s the younger people that will need to form a new country and give Japan a future.
    新しい国の形を作り、未来を創り出すのは、若者です。

    未来を創り、未来を生きるのは若者です。より多くの若者たちが、選挙に参加し、将来について考えるのは、有意義です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the proposed voting age change from twenty to eighteen)

     

    まとめ

    前回に引き続き、18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙についての議論です。

    まずは、インターネットやスマホの選挙での利用について、賛否とその理由について話しました。良い点としては、やはり何と言っても便利な事と、これにより、若年層の投票率がアップするだろうという点で、デメリットとしては、一人一票という大前提を確保するのが技術的に難しいのではないかと言う事や、裏で悪意ある操作が行われないかという懸念です。これらの懸念や障害を払拭できるだけの技術の開発が望まれます。

    最後に、将来の日本を考える時、今何が問題で、何を議論すべきかについて考えました。問題としては、税金を間違った目的に使ったり、使いすぎたりしている事、今の借りを将来の若者たちが返す状況に陥っている事、労働人口の減少を食い止めるシステムが出来上がっていない事などが挙げられました。

     

    この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文1|18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文1|18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
    今回は、「18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点1

    オンライン英会話での、主な論点1│選挙年齢の引き下げについて

    選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられる事について、どう考えますか?

    いよいよ、18歳から選挙権を持てるようになりました。どれくらいの若者が選挙に参加し、どんなインパクトがあるのか、楽しみですね。

     

    英語表現1 若い世代の意見を反映

    Younger voters will impact elections results because young people have fresh new ideas and don’t think in the same ways that their parents and grandparents do.
    若い人たちは新しいアイディアを持っていますし、両親や祖父母の考え方とは違っているので、彼らが投票する事によって選挙結果は影響を受ける事になるでしょう。

    高齢化が進む中で、少しでも多くの若い世代の意見が反映される事となります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (don’t think in the same ways that their parents and grandparents do)

     

    英語表現2 民意を拾う

    Politicians pander to the voters.
    政治家は選挙民に迎合するものです。

    政治家は民意を政治に反映させているのがその役割です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (pander to)

     

    英語表現3 公約

    They are trying to make promises (or pledges) that will appeal to these new younger voters./ Each year they are making new promises that are designed to attract young people.
    政治家は、新しい若い選挙民の心に響く公約を出そうとしています。

    未来を生きる人達のためになる良い公約が出され、それが実行されていくと良いですね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to make promises / pledges that will appeal to these new younger voters)
    (they are making new promises that are designed to attract young people)

     

    英語表現4 政党の思惑

    The political parties realize that having young people now able to vote could be advantageous to them.
    各政党は、若い人達に投票させることで彼らが有利になると見ています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (having young people now able to vote could be advantageous to them)

     

    英語表現5 若い人たちの投票率

    The percentage of young people who turn out to vote is decreasing.
    投票に来る若い人たちの割合が減ってきています。

    若者たちが政治に興味をもつこと、選挙に行く事が、彼らの未来にとって大切である事を知ってもらう必要があります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (turn out to vote)

     

    オンライン英会話での、主な論点2

    オンライン英会話での、主な論点2│若い世代の選挙の争点とは

     

    もし18歳に戻ったとしたら、投票に行きますか?何を基準に投票をしますか?
    若い世代が気にしているのは、どんな争点でしょうか?

    自分自身の18歳の頃の事を思うと、政治や社会についてどんな事が気になっていたでしょう?果たして選挙に行ったでしょうか?

     

    英語表現6 身近な問題

    When I was 18 I was more interested in things that directly affected me and didn’t think in terms of what the community or society needs.
    18歳の頃は自分に直接影響がある事に興味があって、コミュニティや社会にとって何が必要かなんて考えていませんでした。

    まずは、自分に直接影響がある事を考えるのは、年をとっても同様かもしれません。ただ、確かに社会全体を考える余裕は出来ているかもしれませんね。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (in terms of what the community or society needs)

    英語表現7 目に見える事

    I really appreciated your comment that had you voted at 18, your decision would have been based on something superficial.
    もし18歳の時に投票していたら、表層的なモノを基準に決めていただろうという、あなたの発言は、本当によく分かります。

    若いと、経験が少なく純粋な分、他の人の発言や考え方、報道されている表層的なものに左右されやすいです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I really appreciated your comment)
    (based on something superficial)

     

    英語表現8 興味本位

    I would vote just out of curiosity.
    興味本位で投票すると思います。

    最初は、こういうモノかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (just out of curiosity)

     

    英語表現9 小さな一票

    My vote is too small to make a difference./ My vote won’t matter.
    私の一票なんて小さい物です。

    一票一票の積み重ねが大きな波を作りますが、個人レベルで考えると、やはり非常に小さな一票と感じます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (too small to make a difference)
    (won’t matter)

     

    英語表現10 学費

    They are interested in freezing the cost of tuition/ reducing the cost of tuition/ abolishing the cost of tuition.
    彼らは授業料を、値上がりさせないこと/ 減額すること/ 無くすことに関心を持っています。

    勉学のためにかかるお金の事が最大の関心事で、それを社会に訴える絶好のチャンスです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (freezing the cost of tuition)

     

    英語表現11 学生ローン

    One of the concerns for young people today is how to pay back their student loan.
    今の若い人たちの心配事の一つは、学生ローンをどう返済するかです。

    自分たちにとって、生活しやすい社会を作るための選挙権です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (One of the concerns)
    (to pay back their student loan)

     

    オンライン英会話での、主な論点3

    オンライン英会話での、主な論点3│現在の選挙の争点は何ですか?

    選挙の時、どんな争点を重視していますか?

    では、18歳から何年か経った今は、どんな事を考えて投票しているのでしょう。

     

    英語表現12 規制緩和

    We need to relax regulation.
    規制緩和する必要があります。

    経済の活性化のためにも、更なる規制緩和が望まれています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (to relax regulation)

     

    英語表現12 労働環境

    Sometimes a political party’s platform has something to do with working conditions, the environment or even one’s salary.
    政党の公約には、労働条件や環境、給与に関するものが含まれることがあります。

    働く者にとっては、労働に関する公約は注目度が高いです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (the list of pledges by a particular political party)

     

    英語表現13 税金の無駄遣い

    It’s interesting that the use and abuse of tax money is one of the big issues for voters these days in Japan.
    税金の使い方や無駄遣いが、最近の日本の有権者の大きな関心事になっているのは興味深いです。

    税金の無駄遣いについては、批判されて久しいです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (abuse of tax money)
    (one of the big issues)

     

    英語表現14 大切な選挙権

    It is a privilege for all of us to be able to vote but especially for women because women didn’t always have a voice in the political arena.
    投票できるということは私たち全員にとっての特権で、特に女性は政治の分野でずっと声を上げることが出来なかったので、そう感じます。

    選挙権を得るために、多くの人達が奔走した歴史を思うと、投票の大切さを改めて感じます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (women didn’t always have a voice in the political arena)

    まとめ

    今回は、18歳と19歳、約240万人が投票に加わった初の選挙についての話題です。

    まずは、選挙権年齢が18歳に引き下げられる事について、どんな感想を持つか話し合いました。若い人たちの意見が増える事で、従来の選挙とは違った結果が出てくるだろうという、変化に期待する声がある一方、政治家側の有利に事を進めたいという思惑が見えるという意見もありました。

    次に自分が18歳であったら、どんな基準で選挙に臨むかという論点では、表層的なモノや自分たちに直接関係のある問題にばかり目を向けてしまいそうだという、視野の狭さや経験の少なさを危惧する意見が多くでました。

    また、現在、自分たちはどんな事を基準に投票を行っているか、という論点に関しては、規制緩和や労働環境の改善、税金の使途などが挙げられました。

     

    この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

  • オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文2|新しい書店のスタイルについて

    オンライン英会話でネイティブ講師が使った英語例文2|新しい書店のスタイルについて

    ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
    前回に引き続き、「新しい書店のスタイルについて」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。

    なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方

     

    オンライン英会話での、主な論点4

    オンライン英会話での、主な論点4│書店数や売上げの減少について

    記事によると、ここ10年で国内の書店数は24%減少、売り上げは31%減少したそうです。この先10年の書店の動きをどう見ますか?

    なんとなくは感じていましたが、書店はここ10年でこんなに減少しているのですね。今後も減り続けるのか。それとも、実店舗ならではの良さを活かして、新たな飛躍を見せるのか、考えてみましょう。

    英語表現16 縮小

    Increasingly there will be a diminishment of book stores, as they stop operating.
    書店は営業を止めていっているので、だんだんと縮小していくでしょう。

    現在の状況からみると、悲観的観測をしてしまいます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (there will be a diminishment of book stores)

     

    英語表現17 現状維持

    The number of real bookstores may stay the same.
    実店舗の書店の数は、同じくらい残るかもしれません。

    前の論点で考えたように、実店舗の長所はたくさんあるので、ある程度残る事も予想されます。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (stay the same)

    英語表現18 残って欲しい

    I’m not a frequent customer of bookstores, but I want them to find a way to survive.
    私は頻繁に書店で本を買いませんが、でもなんとか残って欲しいと思っています。

    最近書店に行ってない人でも、書店での本選びの楽しさは知っているので、残って欲しいと思っています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I’m not a frequent customer)
    (to find a way to survive)

     

    英語表現19 今後も減少

    I think this trend of declining sales will continue as such ten years from now, because e-commerce purchases of books will have become even more common.
    オンラインでの書籍の購入はもっと普通になって、今後10年も同様に売り上げの減少は続くと思います。

    オンライン書籍販売は、それほど一般的なものになっています。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (this trend of declining sales will continue)
    (as such)
    (even more common)

    英語表現20 逆効果

    Once they have read the book in the store, they are no longer keen to buy it.
    お店で本を読んでしまったら、もう買う気が無くなってしまいます。

    カフェを併設する事が、逆に本の購入意欲を減退させる事になりかねません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (they are no longer keen to buy it)

    英語表現21 購入と試読の使い分け

    People tend to limit themselves to just browsing in book stores, and then buy the product online.
    みんな書店では目を通すだけに留めて、購入はネットでやってしまいます。

    実店舗で内容を確認して、購入は別途ネットでやるという、使い分けをしている人もいるようです。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (People tend to limit themselves to just browsing in book stores)

     

    オンライン英会話での、主な論点5

    オンライン英会話での、主な論点5│書店チェーンCEOの売り場改革

     

    英語表現22 場所

    The value of the space in a prime location is more important.
    場所が大切です。

    ネット販売でも、画像の位置はとても大切ですが、実際の店舗となると、場所は商品の売れ行きを左右する重要なファクターとなります。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (The value of the space in a prime location)

     

    英語表現23 ロイヤリティ

    An advantage is that they may gain customer loyalty by dealing with them face to face.
    良い点は、直接対応することでお客様のロイヤリティを得られるかもしれないという事です。

    書店ならではの良さを活かし、伸ばしていくことが、売り場改革となるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (they may gain customer loyalty)
    (dealing with them face to face)

     

    英語表現24 長く深い繋がり

    I love your idea of getting grandparents to shepherd their grandchildren into bookstores, so that they can be introduced to picture books at a very early age. That is bound to get the newest generation acquainted with books, and very interested in reading.
    孫の面倒をみるお爺さんやお婆さんを呼び込んで、子供達に小さい頃から絵本に馴染んでもらうというのは、素晴らしいアイディアだと思います。本に親しみを持ち、読書に興味を持つ、一番新しい世代との繋がりを持つことになります。

    子供達に本に馴染んでもらう事は、今後の長い繋がりを作る上でも、教育的な意味でも、有意義です。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (I love your idea of)
    (shepherd their grandchildren)
    (at a very early age)
    (That is bound to get the newest generation acquainted with books)

     

    英語表現25 ニッチ

    I’d like to set up very small shops, but each one catering to fans.
    ファンのための、ごく小さなお店を出したいです。

    小さい分野に的を絞って、専門性の高い本を提供するのは、特定のファンにとってとても喜ばれるでしょう。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (set up very small shops)
    (catering to fans)

     

    英語表現26 滞在時間を延ばす

    If I offer some other products like appliances, they might come across them and show an interest in those products, which could lead them to spend more time in the stores.
    電化製品のような他の商品を扱ったら、たまたまそれを見て興味を持ったお客さんが、お店に長く滞在する事に繋がるかもしれません。

    本を買いに来た人が電化製品を買ったり、電化製品に興味を惹かれて入ってきた人が本を買ったりという、ついでの買い物が増えるかもしれません。

    「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう!
    (they might come across them)
    (show an interest in those products)
    (lead them to spend more time in the stores

     

    まとめ

    前回に引き続き、新しい書店のスタイルという話題についての議論です。

    ここ10年で書店数が24%減少、売上が31%減少という厳しい数字が出ている中、今後10年、書店はどうなっていくのかについて考察しました。

    インターネットでの販売が主流となる流れの中で、今後も書店数の減少、事業の縮小は続いていくだろうという厳しい見方がある一方、書店の良さというものもあるので現状を維持するのではないかという予測や、なんとか残って欲しいという希望が語られました。

    また、もし自分が書店チェーンのCEOなら、挽回のためにどんな策を講じるかという問いに対しては、ニッチな分野を攻める、子供達を惹きつけて若い世代と本の繋がりを作る、対面良さを活かしてロイヤリティを増す努力をする、お店での滞留時間を延ばして売上げに繋げるなどの案が出されました。

    この議論から学ぶ、ネイティブ講師の英語表現とビジネス英会話への応用

    <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント>
    オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
    【ご利用上の注意点】
    1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。
    2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。
    3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。
    4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。

無料体験レッスンで試す

ご入会申し込み お問い合わせ