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ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
今回は、「アベノミクス第二弾、一億総活躍社会について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話> 上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中 上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中
政府はなぜ今、「一億総活躍社会」を謳いはじめたのでしょうか? 一億総活躍社会について、どう考えますか?
政府は、スローガンを掲げ、制度や法律の改変を積極的に進め、働き手を増やす施策を打ち出しています。その理由について、考えます。
This involves two major policies that the government has introduced, a stimulus package to increase the birthrate, and a support programme so that people don’t leave the workforce to care for their elderly relatives. 政府が導入した中には、2つの大きな政策が含まれており、一つは出生率を上げるための刺激策で、もう一つは高齢者を介護するために離職をしないための支援プログラムです。
この英語例文のように、言いたい事がいくつのパートに分かれているか、最初に言っておくと聞き手が理解しやすいですね。この文章の場合は2つで、一つは出生率アップ、もう一つは介護離職を無くすことと説明しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (This involves two major policies that the government has introduced,) (a stimulus package to increase the birthrate)
Many people view the slogan as having a more sinister meaning. 多くの人が、このスローガンについて何か悪い意図があると考えています。
政策には意図があります。Sinister は、邪悪なとか、悪意のあるという意味です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Many people view the slogan as having a more sinister meaning.)
There is plenty of evidence to suggest that this policy is needed. この政策が必要である事を示す多くの証拠があります。
このsuggest の使い方は、身に付けたいですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (There is plenty of evidence to suggest that __)
The birthrate has been declining as the years wear on. 年を追うごとに、出生率は下がってきています。
as the years wear on、で年を重ねるごとに、という意味になります。事態がだんだんと進んでいく状況などを説明する際に使えますね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (as the years wear on)
The Japanese people ought to focus on the outcomes of their work and aim to produce results that are of a high quality. 日本人は働いた分についての成果に注目し、質の高い結果を生み出すようにするべきです。
労働人口が下がる中、今まで以上に生産性や効率性を上げていく必要があるかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (aim to produce results that are of a high quality)
介護のために、職を離れる人は多いですか?
介護により離職は、実際にどの程度あるのでしょうか?身近な状況や、気づきについて、話します。
I have some friends that are in the same situation. 同じような状況に居る友人が何人かいます。
統計や数字データで見るのも大切ですが、案外身近な例を出すと、その背景にあるストーリーも分かりやすく、説得力が増す場合があります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I have some friends that are in the same situation.)
This policy is attempting to put a stop to this system. この政策は、この流れを止めるためのものです。
to put a stop toで、止める、停止するという意味になります。こういったごく簡単な単語の羅列のエクスプレッションは、表現の幅を広げてくれますね。 「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to put a stop to this system)
I don’t think it’s positive that people are forced to quit their jobs. 仕事を辞めざるを得ないのは、良い事とは思えません。
生活費を捻出する仕事を、その生活のために離れなくてはならないという状況は深刻です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I don’t think it’s positive that)
Some people have to leave their jobs to look after their aging parents and some people leave their jobs to stay home with their kids. 年老いた両親を介護したり、子供と一緒に居るために退職する人もいます。
こういった人達は、逆に、これらの問題を解消されれば、働けるし、働きたいと思っているという事です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to look after their aging parents)
If everyone was in peak health, they would be able to work and they wouldn’t need to use the hospitals. 元気な時であれば、働けて、病院を利用する必要もないでしょう。
どの年代の人も、いつでも健康で居られる訳ではないので、そのための支援が必要になります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (いいね!:If everyone was in peak health)
The supportive institutions in society are few and far between. 社会の中で支援してくれる施設は、ほとんど無く、整備されていません。
few and far between は、非常によく使われる表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (few and far between)
今回は、アベノミクス第二弾、一億総活躍社会について議論して頂きました。まずはその必要性やタイミングについて考えました。
政策の内容説明、その裏にあるかもしれない意図、その必要性、必要となる背景の説明など、会議で提案などする際でも言及する必要のあるポイントについて、バランスよく議論ができました。
つぎに、その背景として、実際に介護離職をする人が居るかどうか、身の回りの現状についても話して頂きました。
【ご利用上の注意点】 1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。 2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。 3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。 4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
まずは、働き方改革についての理解から深めていきましょう。
ズバリ、首相官邸が使っている表現は、Work Style Reform です。 (以下、首相官邸の英語サイトから抜粋です) ——————————————————————– Prime Minister Shinzo Abe held the 10th meeting of the Council for the Realization of Work Style Reform, at the Prime Minister’s Office. ——————————————————————–
この改革については、労働条件(conditions)を変えるというより、発想や仕組自体を変革しようというものですね。
首相官邸サイトに掲載された説明では、こうなっています。 「働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。」(首相官邸ホームページより)
外国人に説明するときには、そもそも「一億総活躍社会」という発想が少子高齢化による、労働人口の減少から来ていることを伝える必要があるかもしれません。 (例) The ultimate goal of The Prime Minister, Abe’s “Work style reform” policy is to realize The Japan’s Plan for Dynamic Engagement of All Citizens which is against the state of decreasing labor population based on the aging society problem.
首相官邸サイトでは「経済社会の現状」が以下のように分析されています。 「人口問題という構造的な問題に加え、イノベーションの欠如による生産性向上の低迷、各人的技術への投資不足。日本経済の再生を実現するためには、投資やイノベーションの促進を通じた付加価値生産性の向上と、労働参加率の向上を図ることが必要。」
労働参加率を向上させるには、女性や高齢者の就労が必要で、投資やイノベーションを促進するためには、企業が新規事業や新しいビジネス分野へ挑戦し易くなるように、人材の流動化を促進し、そんな環境下で個人が働き易くなるために、正規雇用に留まり、会社に出勤していることが一番割が良いというシステムを改めて、同一労働同一賃金や、時間に応じた給与体系から、パフォーマンスに応じた評価への変更が必要ということでしょうか。
Redress long working hours :長時間労働の排除 Engaging women and elderly in work(女性、高齢者の就労促進)
Create environment for easier changing jobs :転職をし易い環境作り(人材流動化) Establishing universal rules for dismissals (解雇ルールの確立) Supporting career changes(転職支援)
Redress disparities :不当な待遇格差の是正 Equal pay for equal work(同一労働同一賃金) Narrowing gaps in working conditions between regular and non-regular workers
To urge and encourage women and the elderly to head back to work, it is essential to redress the custom of working long working hours, and to cultivate a work environment which allows a diversity of working styles, based on the principle of “equal pay for equal work”. 女性や高齢者を労働力とするならば、長時間労働の習慣は排除し、同一労働同一賃金の原則の下で、多様な働き方を認める職場環境を作ることが大切です。
It is an illusion to assume that just reducing working hours will improve on productivity. When the government encourages companies to shorten the working hours, it will also cause the companies to hire more people, or to invest in its facilities. 働く時間を減らせば、生産性が上がるだろうと考えるのは幻想です。政府が企業に労働時間を短縮させれば、その分、企業はもっと人を雇用したり、設備に投資することとなります。
一億総活躍社会やそれに関連する政府の政策をみんなが支持すると思いますか? 内閣がアベノミクスの第二弾として掲げたスローガン、「一億総活躍社会」について、どういう考え方を持つかを聞いています。政府は、労働人口を増やすため、一億総活躍社会をスローガンに推し進めていますが、実際、国民はどの程度これを支持しているのでしょうか。
Most people are very supportive of his policies. 多くの人が、彼の政策をとても支持しています。 意見に対する賛成反対を表明する表現は、立ち位置を明確にするためにも重宝します。ここに使われているBe supportive も是非活用してください。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Most people are very supportive of his policies.)
That is a quite controversial topic. / There is much controversy surrounding that topic. これはかなり議論を呼ぶ話題です。
Controversial は、頻出表現です。散歩両論、非常に議論が活発に行われる問題や、イシューについて使われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (a quite controversial topic) (There is much controversy surrounding that topic.)
The government has decided to raise taxes, but its decision is not yet finalized. For the final decision to take place, there has to be an election next year. 政府は増税を決めていますが、まだ最終決定ではありません。決定を下すにあたり、来年選挙を行わなければなりません。
議論が行われ、それが最終的に決定となる際、the decision is finalized という風に使われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (but its decision is not yet finalized) (For the final decision to take place) (there has to be an election)
There’s an affinity between the Japanese and work. 日本人はよく働きます。(日本人にとって「仕事」は、とても親和性のある言葉です。)
良いモノと親和性がある、と言われると嬉しいですね。ここでは、日本人と仕事に親和性があると言っており、一生懸命頑張る国民性が認められたようで、誇らしいです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (There’s an affinity between the Japanese and work)
The government’s new policy suggests that women should work harder than men. 政府の新たな政策は、女性に男性より働けと言っているようなものです。
女性が普通に働ける社会を作ることに、政府は力を入れています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The government’s new policy suggests that)
働き方を柔軟にすることは、大切だと思いますか? 働き方改革の必要性について考え、実際それをどうやって実現していくのかについても考えます。
The Government should re-examine the work culture in Japan so that people can have more of a work/life balance. 国民がより良いワークライフバランスを持てるように、政府は日本人の働き方について再考すべきです。
今までの決定事項や、考え方などについて、改めて考え直すという意味で、re-examine という表現を使っています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (re-examine the work culture in Japan)
If possible, I’d like our company to create an atmosphere where we feel free to take our paid holidays. できれば、有給休暇を気兼ねなくとれるような雰囲気を職場で作って欲しいです。
法律やルールとして物事を進めていくことも大切ですが、企業レベルで、時間的に柔軟に働ける雰囲気作りをする事の方が、かえって個人の生活や行動に大きく作用する場合があります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (an atmosphere where we feel free to take our paid holidays)
There are some people (in my company) who don’t take their paid holidays at all but my boss does; I think this is good because it means I don’t feel reluctant or ashamed to take my own holidays. 私の会社では、有給休暇を一切取らない人もいますが、私の上司は取ります。これは良いことだと思います。おかげで休暇が取りづらかったり、申し訳ない気持ちになることがありません。
上司が率先して、柔軟に働き、休むロールモデルとなれば、その部署全体の空気が変わります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I don’t feel reluctant or ashamed to take my own holidays)
We don’t have time to spare to gradually adjust our habits. 習慣を悠長に変えている場合ではありません。
少子高齢化が進み、労働人口が急激に不足する中、徐々にビジネスカルチャーを変えている暇はありません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (We don’t have time to spare to gradually adjust our habits.)
今回は、アベノミクス第二弾、一億総活躍社会について議論して頂きました。この政策に対する賛否を伺い、柔軟な働き方の必要性やその実現の仕方について話しましたので、意見に対する立場の表明に便利な表現が並びました。 __ are very supportive a quite controversial topic There is much controversy its decision is not yet finalized the final decision to take place
会議で使える表現がたくさん並びました。是非、ご活用下さい。
なお、ネイティブ講師による、オンライン英会話の@English(アットイングリッシュ)では、この記事でご紹介したような内容で、ディスカッションやプレゼンテーションの練習をしています。
無料の体験レッスンもご用意しておりますので、ぜひ一度お試しください。
お読み頂きまして、ありがとうございました。
<働き方改革> 英語で「働き方改革」を議論|ネイティブ講師が使った英語例文集-2
今回は、「身近になってきた”未来の技術”、AI(人口知能)について」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
AIの分野で、日本はアメリカに追いつけるでしょうか?
未来の生活を、世界を大きく変える可能性のあるAI。いち早くより卓越した技術を開発し、次世代産業でのアドバンテージを得たいと、AIの技術開発競争は大変熾烈なものとなっています。現状 アメリカがリードしているようですが、これに追いつき、追い越すことは出来るでしょうか。
I thought Japanese robotics were very advanced, however after reading this article I realize the situation is different from what I thought. 日本のロボット技術はとても進んでいると思っていましたが、この記事を読んで、状況は、私が思っていたのとは違うことが分かりました。
日本の技術は進んでいる、あるいは、一番でないにしても遅くはないと、漠然と信じているかもしれません。ただ、他国の注力の仕方、政府の協力体制などを見ると、その考えに疑問符がついてきます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Japanese robotics were very advanced) (the situation is different from what I thought)
Japan is concerned that they have fallen behind in the race to develop AI. 日本は、AIの開発競争で遅れをとっているのではないかと、心配しています。
Fall behind で立ち遅れるという意味になります。 心配するという時は、worry と並んで、よくこの be concerned が使われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (they have fallen behind in the race to develop AI)
We were unable to accumulate quality data. 良いデータを蓄積することが出来ませんでした。
技術を進めていくためには、膨大なテストデータが必要になってきます。中でも、ここでは、質の高いデータ quality data について語られています。
AI技術を進めていくためには、様々な場合でどのように反応、対応するのか、非常に膨大なデータが必要になるようです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to accumulate quality data)
The competition among countries and corporations for advantage in the AI field is quite intense. AIの分野で先んじようと、国家間、企業間の競争は非常にし烈です。
企業活動には常に競争が付き物です。The AI field の部分を様々に変えて、他の業界にもそのまま応用出来る例文です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The competition is quite intense.)
The development of isolated elements, such as Internet technology or sensor technology did not suffice for developing AI expertise as a whole. ITやセンサー技術など、それぞれ別個の分野として開発されてきたものは、全体として、AIの専門技術の開発に寄与していません。
日本は、実際様々なテクノロジーの分野で世界をリードしてきましたが、それらがAI技術に寄与する訳ではないようです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The development of isolated elements) (did not suffice for developing AI expertise as a whole)
I think the gap between the US and Japan is so vast, that much more needs to be done to catch up. アメリカと日本の差は大変大きく、追いつくには、まだまだたくさんの事をやらなければなりません。
日本とアメリカの差は、考えていた以上に大きいようです。政府レベルで進めていく必要がありそうです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the gap between the US and Japan is so vast) (much more needs to be done to catch up)
AIに期待するもの、その未来はどうなっているでしょうか?
「いずれ人工知能が人間の知能を超えるようになる」など、未来のAIと私たちの生活や仕事の話は。ニュースでもよく耳にするようになりました。どんな未来になるのか、どんなメリットやリスクがあるのか、現状では、今ある情報から想像することしかできませんが、想像したり、シミュレーションしておくのは大切かもしれません。
Just because we can’t foresee how they can be used, doesn’t mean that robots won’t be useful in the future. どんな風に使われるか予想できないからといって、将来ロボットが便利なものにはならないだろうという事にはなりません。
Can’t doesn’t won’t と、3つのnot が入った文章です。ちょっと回りくどい言い方ですが、未来への不安と期待がうまく表現されています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (we can’t foresee how they can be used)
The intelligence of machines will exceed the combined intelligence of the human species. I looked up “2045 problem” and found a very disturbing article about the implications of this phenomenon and how soon it might occur – frightening! 機械の知能は人類全体の知能を統合したものを上回ることになるでしょう。 「2045年問題」を調べていると、この驚異的な現象を示唆するとても不穏な記事に出くわして、それがすぐ間近に迫っている事を知りました。恐ろしいです!
疲れや死がある人間と違って、常に改良され、蓄積され、働き続ける人工知能は、人類全体の知能を追い抜かしてしまうと言われています。未知の領域に恐怖を感じると同時に、それをコントロールできるのも人間であるのも事実です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The intelligence of machines will exceed the combined intelligence of the human species) (a very disturbing article)
I’m getting the impression that technology is just starting to take off in a way that is paradigm shifting. I think we will soon see many changes, not just in computing or robotics but in medicine as well, with the advent of nanotechnology and the like. 技術は、パラダイムシフトの様相で、急激に進歩し始めているように感じます。 コンピューターやロボットの分野だけでなく、ナノテクノロジーやその類の到来によって、すぐに医薬の分野でもたくさんの変化が起こることでしょう。
技術の進歩は加速度的に進んでいます。一つの分野での技術革新が、他分野にもすぐに、大きく影響します。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I’m getting the impression that) (technology is just starting to take off in a way that is paradigm shifting) (we will soon see many changes) (with the advent of nanotechnology and the like)
I think it is a different kettle of fish to be able to get a lot of functions to work at the same time. 一度にたくさんの仕事を出来る機能を持つというのは、また別の問題だと思います。
a different kettle of fish という表現は知っていないと出てこないですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (it is a different kettle of fish)
今回は、AI技術の日本と世界の進歩の度合い、そして、その未来についての議論でした。文化や社会問題、政治問題などに比べ、ニュアンスを出すような表現というより、事実をきっちり説明するタイプの表現が並んで、分かり易かったのではないでしょうか。
今回は、論点が開発競争についてであったため、 very advanced have fallen behind the competition is quite intense the gap between the US and Japan is so vast to catch up など、物事の進捗度合いや、競争についての表現が多く出てきました。
技術に関わらず、お仕事の様々な分野での競争や差について言及する際に、ご活用下さい。
自動運転車は近い将来に普通に見られるようになるでしょうか?
AI技術は世界その開発競争にしのぎを削る分野で、銀行や保険会社のコールセンターなど、既に仕事の中で実用化されているところもあります。
I wonder what would happen to the self-driving car in the event of a blackout. 自動運転車は停電の時、どうなるのでしょうか。 知識としてしか知らない技術が普及した時、世界はどうなるのか。不測の事態が起きた時、どうなって、人はどう行動すればよいのか。分からない事だらけですが、I wonder what would happen はそんな分からない状況を表現してくれます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (I wonder what would happen to the self-driving) (in the event of)
It’s hard to imagine that we might one day be accustomed to self-driving vehicles but it looks like that’s definitely going to happen. The future is going to look very strange, I think! 自動運転車に慣れる事があるなんて想像しにくいですが、そういう時が本当に来るようですね。未来はとても不思議なものになりそうです。
It’s hard to imagine __. ~なんて想像しずらいという表現と、it looks like that’s definitely going to happen. 必ずそういう日が来るようだ、という未来についての相反する2つの表現が入っています。
不確かな未来のことを語る時に活用できそうです。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (It’s hard to imagine that) (it looks like that’s definitely going to happen)
The roads, traffic lights and intersections aren’t set up to handle self-driving cars yet. 道路や、信号、交差点などは、まだ自動運転車に対応できるように整備されていません。
先端技術を実用化していく際には、受け皿としての環境が必要になってきます。To set up はこういった環境整備の際に使える表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (aren’t set up to handle self-driving cars yet)
I think the driver still needs to be an active participant and ready in case of an emergency. 緊急時には、やはり運転士がいて、関与しないといけないと思います。
緊急時の対策もきちんと考えておかなければなりません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the driver still needs to be an active participant)
ビジネスで、または私的な仕様のためのロボットの需要はあると思いますか?
技術が日々進化しているのは確かとして、これを活用する場、それを必要とする場はあるのでしょうか?どんな場所で、どんな風に活躍するのでしょうか。
AI technology is currently being developed and improved upon. It is believed that in the future we will likely use AI in different areas of our daily lives. 人工知能は現在開発中で、改良が加えられているところです。将来的には、人工知能を日々の生活の様々な分野で使うことになりそうです。
コンピューターやインターネットが普及するまで、それがどんな風に私たちの生活を変えるのかは未知でしたが、今やインフラから細かなサービスに至るまで、これらに触れない日はありません。AIも近い将来そういった存在になるのかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (currently being developed and improved upon) (in different areas of our daily lives)
I’m not sure that I want to buy one but in the future, they may be indispensable. 買いたいと思うかどうか分かりませんが、将来は、AIは無くてはならないものになるのかもしれません。
技術が普及し、一般化すれば、それはもうあって当たり前。無くては生活できないものになります。Indispensable は、無くてはならないモノという表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (they may be indispensable)
The price will be prohibitive in the near future. 近い将来では、法外に高い値段を付けられることになるでしょう。
どんなテクノロジーも、導入当初は非常に高い値段が付けられます。実用化する中で、技術がより進歩し一般化する過程で、多くの人が購入しやすい価格に下がってきます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The price will be prohibitive)
The rate at which care givers leave their jobs is much higher than in other professions. 介助の仕事に携わる人の離職率は、他の職業に比べて非常に高いです。
少子高齢化の中、介護は、特にこういった技術の需要が高い分野になるかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The rate at which care givers leave their jobs)
The power suit amplifies their strength. パワースーツを付けると、力が増幅されます。
技術は文字通り、人の力になりますね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (amplifies their strength)
今回は、世界が注目する、そしてその開発競争でしのぎを削るA技術についての話題です。まずは、それが身近になった将来像について考えました。 I wonder what would happen It’s hard to imagine It looks like that’s definitely going to happen など、将来を予想する表現のほか、 in the event of a blackout in case of an emergency など、不測の事態に対する表現も多く見られました。
また、そのAI技術を求める分野についての議論では、 in different areas of our daily live they may be indispensable 生活の様々な分野で不可欠なものになるという表現が出てきています。
特に、介護の分野での活躍に期待する意見が多いようでした。
人、物、場所、情報、技術など、仕事の中では様々なモノを活用してビジネスを動かしています。今回は、「これは役に立つ」「~のお陰で成し遂げられた」など、仕事の中で活躍してくれる、助けになるモノについて、報告や情報交換をする時に使える表現やその例文をご紹介します。
アットイングリッシュのオンライン英会話レッスンでは、ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論して頂いくディスカッションタイプのレッスンがあります。今回のテーマは、「AI(人口知能)開発の国際ルール作りについて」。このテーマについて議論をして頂いたレッスンの中で出てきたご意見の中から、「役に立つ」「~のお陰で~が出来る」表現がうまく使われている例文をご紹介します。
Question: AIが最も活躍するのは、どんな分野だと思いますか?
Answer 1 I think AI technologies are very beneficial for human beings in some respects; for example, in the areas of medicine and electronics. AIは、例えば医療やエレクトリニクスなどの幾つかの分野で、人間にとって大変役に立つと思います。
Answer 2 With AI we would be able to prevent traffic accidents and possibly solve some problems created by the low birth rate issue by using AI to care for the elderly. AIによって交通事故を防ぐことができたり、出生率の低下が原因で起こる問題を、高齢者介護にAIを活用する等によって解決できるかもしれません。
Answer 3 AI might be of help in catering to disasters, as we still have a nuclear power plant disaster. 私たちは今も原発事故を抱えている訳ですし、AIは、災害対応の助けになるかもしれません。
上の3つの英語例文では、「~が役に立つ」「~のお陰で~が出来る」という、以下の表現が出てきています。
– __ is very beneficial for – With __ we would be able to – __ might be of help in
簡単な単語で構成され、「役立つ」というポジティブで、お仕事でも使い勝手の良い表現ですね。
では、 – __ is very beneficial for – With __ we would be able to – __ might be of help in という3つの表現を、ビジネスシーンに応用したネイティブ講師の例文を見てみましょう。
It is beneficial for the company’s bottom line to introduce AI. 会社の利益のためにもAIを導入するのは有益です。
With an increased marketing budget, we would be able to attend more international conferences. マーケティングの予算をもっともらえれば、国際的なカンファレンスにもっと参加できるでしょう。
「予算があればこんな貢献が出来る!」と、予算交渉の時にも応用頂けそうです。
A team meeting might be of help in improving our business plan for the next quarter. チームミーティングをすることで、次の四半期のビジネスプランをもっと良いものにすることが出来るでしょう。
チームでのコミュニケーションは大切ですね。Bee helpful という言い方もよく使われますが、この be of help も併せて覚えておくと良いでしょう。
ここまで、__ is very beneficial for / With __ we would be able to / __ might be of help inという3つの表現を使って、「役に立つ」という内容を表す文章をご紹介してきましたが、あと3つ別の言い方をご紹介します。
Improving our marketing approach by outsourcing new lines of business would be constructive for our overall profitability. 新しい事業をアウトソーシングすることで、マーケティングのアプローチを改善することになり、結果的に採算性にも良い結果をもたらすことになります。
Hiring innovative staff would be constructive for improving our design quality. 革新的なスタッフを雇用することは、我々のデザインのクオリティを上げていくのに役立ちます。
It is constructive for our merger to harmonize staff cultures between our existing company and the acquired company. 現在の会社と買収する会社の、従業員の考え方をうまく調和させることは、合併にとって良い事です。
Reviewing the technical requirements of our new product line would be supportive of our sales efforts. 新商品の技術要件を見直しは、販売の助けになります。
Our company social events are supportive of our efforts to integrate employees for future cooperation with each other on company projects. 会社の交流イベントは、会社のプロジェクトに、従業員が一体となって、更に協力し合ってあたるのに役立ちます。
The retirement scheme at the company is supportive of our plan to acquire new talent, while allowing retirees the opportunity to continue to contribute to the company in a meaningful manner. 会社の退職スキームは、退職者が有意義に会社に貢献してくれる機会を残しつつ、新しい才能を取り込んでいくのに、役に立ちます。
Reducing our costs would be conducive for meeting our budget forecasts. コスト削減は、我々の予算計画に役立ちます。
Working sufficient hours to demonstrate a commitment to the company’s wellbeing is conducive for promotion within the firm. 会社に貢献していることを示すため、十分な時間仕事をするのは、その会社での昇進に役に立ちます。
まとめ いかがでしたか? 今回は、「役立つ」「助けになる」という表現をご紹介しました。
– __ is very beneficial for – With __ we would be able to – __ might be of help in – Constructive – Supportive – Conducive
英語例文の中には、ビジネスでの様々なシチュエーションが表現されていますので理解しやすく、そのままの形でも、あるいはうまく加工、応用してご活用頂けると思います。
是非、お仕事の中でお役立て下さい。 関連記事: <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
<ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方> ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1) ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)
<上手いビジネス英会話の作り方> 上手いビジネス英会話の作り方1 上手いビジネス英会話の作り方2 上手いビジネス英会話の作り方3
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