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ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論するアットイングリッシュのオンライン英会話レッスン。ここでは議論の中での、ネイティブ講師たちからの英語表現についてのアドバイスを公開します。
今回は、「育成方法を変えて、若い先生たちの能力を伸ばすべき!」という話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
なお、ここでは、社会人、ビジネスパーソン向けの英語表現を集めております。更に、これらの英語表現をビジネスの状況でどう使うか、ご興味をお持ちの方々は「上手いビジネス英会話の作り方」をご覧になってみてください。
<オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
<この議論での英語表現を使った、ビジネス英会話> 上手いビジネス英会話の作り方(1)準備中 上手いビジネス英会話の作り方(2)準備中
ここでの論点は、先生達をトレーニングするにあたって、どんな問題があるか、というものです。
今回の記事では、団塊世代の退職が進む中、若い世代に直ぐに活躍してもらう必要があるということで、若い先生たちのトレーニングを「現場(学校)で学んでもらう」システムに変更しようという取り組みが行われているという話題を取り扱っています。
記事では学校の先生の育成について取り扱っていますが、一般の企業でも団塊の世代の退社と、人員確保、人材育成は同じように起こっています。
どうやって即戦力の若手を育てるか。まずは、そのトレーニングにあたっての課題や問題点を洗い出します。
Teachers are bound to become confused as to what they ought to do.
教師とは、どうするべきかについて、悩むものなのです。
何か役割を果たす時には、その役割に求められている事について、考え、それを提供していくように努力をします。ただ役割を果たすのと、何をすべきかを考えて役割を果たすのとでは、成果や結果、その人の成長が大きく違ってきます。
特に「教える」という事が仕事の教師は、学問を教えるだけでなく、生活態度やいわゆる道徳的なこと、生き方や考え方も、指導をしていく事が期待され、この自問はずっと続くことになるのかもしれません。
Be bond to は、そういった自問や悩みから離れられないという状況をうまく表現しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (are bound to become confused as to)
Some teachers are worried about how parents will react if they are too strict with their children so they don’t always treat the kids as strictly as they should. 先生によっては、子供達に厳しくしすぎたら、親たちがどんな反応を示すかを気にして、必要な時でも、子供達に厳しく接する事が出来ない人もいます。
新しく先生になった人も、一般企業の新入社員も、自分の意図や目的と、他の人達の受け止め方や反応の違いに戸惑い、うまく行く加減と方法を試行錯誤して学んでいきます。
心配する、という表現は、ここでは be worried about が使われていますが、concerned もよく使われます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (they don’t always treat the kids as strictly as they should.)
Parents expect less from teachers these days. 最近の親たちは、先生達にあまり多くを望んでいません。
Expectation が大きいとそれに応えたいという意識も高まります。過度な期待はストレスになるかもしれませんが、ある程度の期待をかけ、良い成果が上がれば、その都度褒め、評価をすることは大切でしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (Parents expect less from teachers)
You always have to get things right for the sake of the students. 常に生徒のためになるように、物事を正していかなければいけません
実際の仕事をしながらのトレーニングでは、トライし、何か修正すべき点があれば正していくという繰り返しが、ある程度の緊張の中で出来る点が良く、これが人材のスキル、経験として蓄積されていきます。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (to get things right for the sake of the students)
I think the problem is that the level of teaching skills differs from one teacher to another. / I think the problem is the lack of consistency in teaching skills. 先生によって指導力に差がある事が問題だと思います。
指導力の良し悪しの基準をどう定めるのか、それをどうやって持続的に確保していくのかも、大きな問題になります。たとえ指導力を測る基準が出来たとしても、指導力を測る場合、指導を受ける側の能力や気持ちでも差が生じてしまいます。そしてもっと言えば、例えば一度必要なスキルを身に付け、求められる試験をクリアしていても、求められるモノは時と共に変わり、その判断基準も変わってくるかもしれません。人が絡む問題で、基準を平等に一定に保ち、質を保つのは、かなり骨の折れる仕事です。 「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the level of teaching skills differs from one teacher to another) (the lack of consistency in teaching skills)
It’s sometimes not a pleasant experience to be criticized. 人から批判をされるというのは、気持ちの良いものではありません。
人材育成の中で難しいのは、何か間違いや改善点がある時、それを本人に気づかせ、改善を促すかという点ではないでしょうか。批判されたり、問題を指摘されるより、本人が気づくこと、そして本人がやり方考え、修正できるようにリードしてあげる必要があるのかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (It’s sometimes not a pleasant experience)
今回取り扱っている記事は、「育成方法を変えて、若い先生たちの能力を伸ばすべき!」という話題です。記事では、教師の育成が取り上げられていますが、もちろん一般企業でも同じような課題があるのではないでしょうか。
__ are bound to become confused as to what they ought to do. __ are worried about how __ will react __ expect less to get things right the level of __ skills differs from one to another the lack of consistency
これらの表現は、人材育成やその基準作りの中でも使いやすいと思います。 是非、お仕事の中でご活用下さい。
【ご利用上の注意点】 1.社会人、主にビジネスパーソンを中心に、英会話力で、中級、上級者向けの練習を提供するサービスとして、このサイトを運営しております。 2.オンライン英会話の中で、実際にネイティブスピーカーの講師たちが使用した、またはアドバイスした内容をご紹介していますが、特定の個人や立場を表わす内容については編集を加えています。 3.あくまで、ビジネスパーソンを中心とした社会人の英会話力向上を目指したサービスであり、ここで紹介される主義、主張、意見や議論をサポートするものではありません。 4.また、ここでご紹介する内容の正確性や有効性について保証するものではありません。言葉は、時と場所、その状況や、声のトーンによっても意味を変えます。恐れ入りますが、ご自身でご確認の上、ご使用ください。
あなたの会社の商品の熱狂的な愛用者はいますか? 提供するサービスのファンは、どうやって集まりましたか?
今回は、そんなファンを惹きつけ、増大させるという英語例文から、様々な表現とその活用例をご紹介します。
アットイングリッシュのオンライン英会話レッスンでは、ビジネス、経済、テクノロジー、文化、生活、法律など、時事問題から最近の生活情報まで、英語で議論して頂いくディスカッションタイプのレッスンがあります。今回は、「日本のスポーツ産業の活性化」というテーマで議論をして頂いたレッスンの中から、商品やサービスなどの愛用者や、その拡大を語る際に使える表現と、例文を見ていきます。
Question: -あなたは、スポーツが好きですか? -スポーツを見たり、自分でスポーツしますか?
Answer 1 My wife is a big fan of baseball./ My wife is a baseball enthusiast. 私の妻は、野球の大ファンです。
Answer 2 The government is hoping to expand the Japanese sports industry, doubling or tripling it in ten years. 政府は、日本のスポーツ産業を10年で2倍、3倍に拡大したいと思っています。
Answer 3 When big events come, it attracts a lot of people./ When big events come, it appeals to a lot of people./ When big events come, it interests a lot of people. 大きな大会が来れば、多くの人を引き付ける事ができます。 上の3つの英語例文には、マーケティングについて語る際にも使えそうな、以下の表現が出てきています。
– a big fan of – an enthusiast – doubling or tripling – it attracts – it appeals to – it interests 今回の記事テーマはエンターテインメント産業ですが、ファンを増やし、消費者や利用者にアピールして気持ちを惹きつけ、興味を持ってもらい、事業規模を2倍、3倍と拡大するのは、サービスの提供や物販など、他の産業、業界、企業でも注力すべき事です。
これらの表現に注目しながら、ネイティブ講師の例文を見てみましょう。
では、an enthusiast、doubling, it attractsという表現を、ビジネスシーンに応用したネイティブ講師の例文を見てみましょう。
These Japanese movie promoters plan to capitalize on the fact that there are likely to be a lot of anime enthusiasts that already exist in America. 日本映画のプロモーターは、アメリカに熱狂的なアニメファンが既にたくさんいそうだという事をうまく活用しようとしています。
事業を拡大していくとき、ゼロから始めるのに比べて、既にあるファンや利用者の声や力を拾って、大きく育てていく方が、ずっと易しいでしょう。
この例文では、他に capitalize on (うまく活用する 投資する)という表現も入っており、こちらもお仕事の中で、うまく活用して頂けそうです。
By branching into the American market place, they hope to double their fan base within a few years. アメリカ市場に入っていくことで、数年以内にファンを倍増させたいと思っています。
倍増させるという場合は to double、三倍にするという場合は to triple になります。新たな市場に入り、まだサービスや商品を目にした事のない人たちに出会う事は、もちろん、市場をdoubling, tripling と拡大させるチャンスです。
また、ここに出てくる、「(新たな)市場に入る」という表現では、entering into a new market というような言い方が、まずは頭に浮かぶかと思いますが、branch into でもその意味となります、
They are very confident in their plan to promote anime to the American market, because they know that [anime] attracts a lot of people who are interested in Japanese culture. 彼らはアメリカ市場でアニメをプロモートする事に大変な自信を持っています。アニメが、日本文化に興味のあるたくさんの人々を魅了すると分かっているからです。
ここでは、attract を使っていますが、appeal to でも同じように使えます。
ここまで、an enthusiast, doubling, it attracts を使った、ファンや愛用者、顧客の増大、人々を惹きつける魅力などの表現を見てきましたが、別の表現の仕方も、ビジネスシーンに応用した例文付きでご紹介させて頂きます。
He’s a keen aficionado of Japanese anime 彼は非常に熱烈な日本のアニメファンです。
film aficionados や music aficionados というように使えます。 enthusiast に比べると、何かに対して愛情や情熱があるだけでなく、深い知識やこだわりもあるというニュアンスが入ってきます。
The fan base for Japanese anime in America can be expected to increase twofold. アメリカにおける日本アニメのファン層を2倍にも拡大できるかもしれません。
Double と同じ意味合いですが、twofold の方が少し古風な感じです。
The introduction of the latest Japanese anime productions to the American market can act as a drawing card for American anime enthusiasts. 最新の日本のアニメ作品がアメリカ市場に入ってくるのは、アメリカのアニメファンにとっては非常に魅力的です。
いかがでしょうか。 今回は、ファン、そして彼らを魅了して、市場を拡大するという表現について見てきました。
さまざまな産業、業界において、サービスや商品を愛用してくれるファン、顧客の獲得とその拡大のための販売促進は必要になってくるでしょう。
会議などで、そのプランをお話しになる際に、是非ご活用下さい。
関連記事: <オンライン英会話での、この議論の概要と学びのポイント> オンライン英会話で学ぶ、議論の作り方
<ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方> ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(1) ネイティブ講師と学ぶ、英語表現の作り方(2)
前回までに引き続き、今回は、「日本の核燃料サイクル計画について」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
プロジェクトの運営を委譲して、うまくいくようになるのでしょうか?
政府は、核燃料リサイクル計画の民間団体への委譲を検討しています。前回までに見てきたように、既に大幅なコストと時間を費やしていて、結果を出せていないこのプロジェクトですが、委譲すれば事態は好転するのでしょうか?
この論点について、ネイティブ講師と議論して頂きましたので、自然と、仕事を他の会社や人に発注、依頼する時に使える例文が出てきました。
仕事の依頼の際には、その発注相手が効率的に成果を出せるかどうか正しく評価判断し、依頼した後は、進捗なども含めしっかりと監視、管理する必要があります。評価する、監視する、成果を出す、管理する、などの表現が入った例文が挙がっていますので、是非ご参考になさって下さい。
The government will closely monitor the operations carried on by the new private entity. 政府はこの新たな民間団体が行う運営を注意深く監視するでしょう。
国民の税金の中から莫大な費用が投入された大プロジェクトを委譲するのであれば、政府はその後の業者の運営を監視するのは当然の責任といえるでしょう。
一般企業でも、下請けの会社に業務を委託する時など、その内容や進捗を監視する際に、この英語例文の表現をお使い頂けます。closely を使う事で、慎重に監視する意味合いをプラスすることが出来ますね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The government will closely monitor)
I guess this body is a bit of a mystery at the moment, apart from the fact that the government trusts it more than the corporation that was previously doing this task. 今のところ、以前この仕事をしていたところより政府が信頼を寄せているという事以外は、この団体はまだよく分からないところがあるように思います。
プロジェクトを委譲する以上、「わからない」という状況は困るのですが、this body is a bit of a mystery で、この団体の実態がよく分からない、把握できていない、という状況を説明しています。
仕事を依頼、発注する当事者であれば、もちろん詳しく調査し、mystery な状態から脱する必要がありますね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (this body is a bit of a mystery) (apart from the fact that)
I hope that you are right that the new company will get results faster. あなたが言うように、この新しい会社がより早く結果を出せるとイイですね。
今回問題になっている核燃料リサイクル計画については、プロジェクトの大幅な遅れとそれによる費用の増大が問題となっています。そのことから、今回の委譲で最も期待されるのは、「早く成果を上げる」ということでしょう。
結果を出す、成果を上げる、という表現として、ここでは、get results が使われています。他に、deliver results でも、結果を出すという表現になります。
お仕事の中で一番大切な事は、まさに、結果を出すことです。この表現、二つまとめて覚えて、是非ご活用下さい。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the new company will get results faster)
I think the government needs to evaluate the effectiveness of this corporation first. 政府は、まずこの企業の有効性を見極める必要があると思います。
仕事を委託する場合は、質やスピードを期待通りにクリアして仕上げてくれる会社なのか。人材採用であれば、求める能力を持ち、効率的に成果を上げてくれるのか。人でも会社でも、相手を見極める力は大変重要です。
Evaluate は、価値や質を評価して見極めるという時に使える表現です。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (the government needs to evaluate the effectiveness)
There ought to be a change in the structure of management, so that control is maintained, or increased. しっかりコントロールが効くように、またはそれが改善するように、運営の構造を変えるべきです。
control is maintained で、しっかりコントロールできる状態に保つ、という表現になります。その状態を言いたい場合は、__ be under control とも言えます。
また、管理体制を整えるため、組織の運営体制を変えるべきと言う際、they という主語を取らず、there ought to /should be a change (変化があるべき)と客観的に述べているのも良いですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (there ought to be a change in the structure of management) (control is maintained)
今回は、使用済み核燃料の再処理プラントプロジェクトの民間団体への委譲が実行された場合、うまく機能するのかどうかについての意見をピックアップしました。
英語表現としては、評価や監視、管理に関する表現がたくさん出ており、仕事の中で活躍してくれそうです。 closely monitor get results faster to evaluate the effectiveness control is maintained
その他、 まだ把握しきれていない団体 this body is a bit of a mystery 管理体制を変えるべき there ought to be a change in the structure of management なども、普段使う表現に変化を加えられて、参考になりますね。
是非ご活用下さい。
前回に引き続き、今回は、「日本の核燃料サイクル計画について」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
政府はどうして今になって、このプロジェクトの運営を委譲しようとしているのでしょうか?
費用がかさみ、工期も大幅に伸びてしまった核燃料サイクルプロジェクト。そんな中、政府は対応策として、プロジェクトの委譲を検討しています。
民間のプロジェクトでは、ここまで大規模な費用や工期の遅れは稀でしょうが、大きな方針の転換の際には、会社の内外、出資者に対して、遅れや経費拡大の原因を説明する責任があります。
今回は、困難に直面している理由を述べる例文が並びました。特に、経費に関する表現は、お仕事の中でもお使い頂ける場面が多いのではないでしょうか。
The government is running out of money. / The government doesn’t have room in its budget. 政府はお金を使いきっています。 / 政府はもう予算の余裕が無いのです。
予算を使いきったという時、run out of というイディオムはよく使われる表現で、ご存知の方も多いでしょう。そのほか、もう「予算に余地が無い」という形で、__ don’t have room in its budget という言い方も出来ます。
あまり嬉しい状況ではありませんが、表現法にバラエティを持たせるためにも、覚えて使ってみて下さい。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (is running out of money) (doesn’t have room in its budget)
If this project was undertaken by the private sector, it would now have been either completed or cancelled. もしこのプロジェクトを民間が請け負っていたら、もう完了しているか、中止しているかどちらかです。
ここでは、プロジェクトの遅れについて、ややシニカルな表現で言及しています。
it would have been either A or B という表現は、文法として分かっているものの、割に使われていないようですが、この文章の仮定法は現状と、この件に関する一般の受け止め方や心象をうまく表現しています。
undertake(請け負う), complete(完了する), cancel(キャンセルする 中止する)などの単語も、お仕事では使う頻度が多いでしょう。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (it would now have been either completed or cancelled)
They have no incentive to finish the project. プロジェクトを終了させる気が無いのです。
incentive は、動機づけとなるもの、気持ちの動因、いわゆるヤル気を起こさせるもの、またそのヤル気を奮い立たせるための奨励金や報奨金などを意味し、日本語の会話でも普通に使われるワードです。
インセンティブは、まさに、良い仕事をするための大切なキー。プロジェクトの担当者は、携わるチームの人たちにいかにインセンティブを持たせるかが、リーダーシップの見せどころで、関連のビジネス書も多く出ています。
お仕事で英語を使う場合、「コミュニケーションを取る」という段階から、「相手の気持ちを、ビジネスや双方の利益のために、ポジティブに動かす」という事が、求められます。
They encountered these difficulties after the great earthquake occurred. 大震災の後に、困難に直面しました。
encounter は、困難や問題に直面する、偶然に遭遇してしまうときに使われます。災害や災難などの時には、この単語はピッタリですね。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (They encountered these difficulties)
They are very concerned with money. 彼らは、とてもお金を気にします。
予算や経費を気にかけ、それに準じて仕事を進めていく事は大切です。今回のプロジェクトについても、もっと早い段階から常にこの意識を持っていれば、あるいはそういう団体に担当してもらっていれば、事態は違うものになっていたのかもしれません。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (__ are very concerned with __)
今回は、使用済み核燃料の再処理プラントのプロジェクトの民間団体への委譲が検討されている件についての議論でした。
そのため、一番懸案となっている予算、経費についての例文が2つ(表現としては3つ)あり、お仕事の中でも応用しやすいでしょう。
また、仮定法を用いることで、官と民の経費についての感覚の違い、仕事の進め方や気持ちの持ち様についても、上手く表現されており、参考にして頂けると思います。
是非、ご紹介した例文や表現をお仕事の中で、応用してください。
前回(1)に引き続き、今回は、「日本の核燃料サイクル計画について」の話題です。この話題を中心に、様々な角度からの議論を通して、ネイティブ講師たちが作った多彩な英語表現をご紹介します。
使用済み核燃料の再処理プラントの現状は? なぜ、そのような状態になっているのでしょうか?
核燃料再処理プラントの状況をテーマに、現状とその問題を語る英語例文が挙げられています。ビジネスには欠かせない、時間とお金に関わる表現が満載です。
The project is already twenty years behind schedule and billions of yen over budget. プロジェクトは既に予定より20年遅れ、予算を数十億オーバーしています。
ビジネスでも、プロジェクトの進捗と、予算の管理は、仕事の中で大変大きなポジションを占めます。決められた予算内で納期までに仕上げるのはビジネスでの最優先課題です。
この例文の、__ is __years behind scheduleで、スケジュールより~年遅れている、__ yen over budgetで、予算を~円上回っているという表現になります。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (The project is already twenty years behind schedule) (billions of yen over budget)
There have been several problems at JAEA including several accidents, poor management and overspending. JAEA には、事故や、運営の不備、過剰な支出など、いくつかの問題がありました。
なぜ納期に間に合わないのか、なぜ予算を大きく上回っているのか。もしこういう事が起こった場合、お仕事であれば社内外に対して、必ず説明を求められます。問題の原因を分析し、今後こういった問題が起こらないようにする対応策を示さなくてはならないでしょう。
ここでは、運営の不備や過剰な支出が問題として挙げられています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (poor management and overspending)
The two problems are mismanagement and the technology hasn’t been developed yet. 運営の失敗と、技術が追いついていないという二つの問題があります。
問題点があってそれを語る場合、長々と語る前に、まずは上記の表現のように、問題がいくつあって、それは何なのかを提示してあげると、聞き手も理解しやすくなります。プレゼンテーションでも。まずはこういった結論から示して、その後具体的な事例を挙げていくと良いでしょう。
There are bound to be some technical glitches. 技術的な障害があるに違いありません。
問題点は何に関連しているものなのか。__ be bound で、~に関連するという意味になります。ここでは、technical glitch 技術的な障害、ミスではないかと考えています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (There are bound to be) (technical glitches)
A lot of people are against it because they don’t want so many tax dollars to go towards it. 多額の税金をつぎ込んで欲しくないので、反対している人がたくさん居ます。
ビジネスでは、時間と費用をいかに効率的に使い、いかに多くの利益を出すかを常に模索するものです。
技術が追い付かず期限に間に合わず、それを取り戻そうともがく間に多額の費用をかける事となってしまいました。そして、今までつぎ込んだ費用と期間を惜しんで、更に大きな費用をつぎ込むことになってしまうかもしれない状況です。
それに対してNoと言う人が増えてきている訳ですが、they don’t want so many tax dollars to go towards itは、そんな状況をうまく表現しています。
「上手いビジネス英会話の作り方」で使ってみよう! (A lot of people are against it) (they don’t want so many tax dollars to go towards it)
今回は、使用済み核燃料の再処理プラントの現状とその原因について議論しましたので、プロジェクトの現状説明や問題点などについて表現する例文が並びました。
お仕事の中でも、プロジェクトの進捗状況や、その予算の使われ方について報告する機会は大変多いと思います。納期に対して、どのくらい前倒しになっているのか、あるいは遅れているのか、その理由は何なのか、問題点があるとすれば、それは何で、どういったことに起因しているのか、説明をする機会は多いと思います。
是非、今回ご紹介した例文や表現を応用、活用してください。
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